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国と県の予算概要

ドキュメント内 平成29年度 財政白書 (ページ 43-47)

平成 29 年度予算は、経済 再生と財政健全化の両立を 実現する予算となっていま す。また、施策の優先順位 を洗い直し、一億総活躍社 会の実現や働き方改革の推 進、経済再生を始め、成長 と分配の好循環の確立に向 けた重要政策課題に予算を 重点的に配分しました。以 上の方針に基づき編成され た平成 29 年度の国の一般会

計本予算は 97 兆 4,547 億円となり、前年度比 7,329 億円、0.8%の増額となっています。

歳出の内訳は第 22 図のとおりです。

2)県の予算概要

歳入については、原油安 の影響などによる地方消費 税の減収や、実効税率の引 き下げなどに伴う法人二税 の減収が見込まれており、

歳出においては、社会保障 費や公債費等の義務的経費 が引き続き増加するため、

依然として厳しい財政状況 になることが見込まれてい ます。

平成 29 年度当初予算は、

3 月に知事選挙を控えてい

たことから、「骨格予算」として人件費や社会保障費等の義務的な経費を中心に編成し、

6 月補正予算において、今後の千葉県の発展に不可欠な事業をはじめ、「医療・福祉の 充実」「くらしの安全・安心の確立」「農林水産業の振興と社会基盤づくり」など「く らし満足度日本一」の実現に向けた事業を計上しました。この結果、当初予算と合わせ た 6 月補正後の平成 29 年度の県の一般会計予算の規模は、1 兆 7,262 億円となり、前年 度比 123 億円、0.7%の増額となっています。歳出の内訳は第 23 図のとおりです。

社会保障関係費 32兆4,735億円

33.3%

国債費 23兆5,285億円

24.1%

地方交付税交付金 15兆5,671億円

16.0%

公共事業関係費 5兆9,763億円

6.1%

文教及び 科学振興費 5兆3,567億円

5.5%

防衛関係費 5兆1,251億円

5.3% その他

9兆4,275億円 9.7%

第22図 国の一般会計本予算

歳出総額 97兆4,547億円

教育費 3,777億円

21.9%

民生費 2,859億円

16.6%

公債費 2,096億円

12.1%

商工費 2,044億円

11.8%

警察費 1,456億円

8.4%

総務費 1,137億円

6.6%

土木費 1,108億円

6.4%

衛生費 740億円

4.3%

農林水産業費 469億円

2.7% その他

1,576億円 9.2%

第23図 県の一般会計予算

歳出総額

1兆7,262億円

3)国と地方間の財源配分

我が国の財政は、国民が負担する租税収入においては国と地方の比率は概ね 60:40 と

なっているのに対し、最終支出ベースでは国と地方の比率が概ね 42:58 となっており、

最終支出と税源配分の間に大きな開きが存在しています。

これを平成 28 年度決算でみると、租税収入は全体で 97.5 兆円、うち国税が 59.0 兆円、

地方税が 38.6 兆円です。

一方、歳出ベースでは、地方交付税や国庫支出金等が地方へ配分されることによって、

国の 71.1 兆円に対し、地方は 97.3 兆円となります。第 24 図はこの財源移転のしくみを 図解して説明したものです。

第 24 図 国から地方への財源移転のしくみ(平成 28 年度決算)

国の歳出(純計ベース) 71.1 兆円

42.2%

地方の歳出(純計ベース)

97.3 兆円 57.8%

国民の租税

(租税総額=97.5 兆円)

国税(59.0 兆円)

60.5%

地方税(38.6 兆円) 39.5%

60:40

国庫支出金等

42:58

国民へのサービス還元

国と地方の歳出総額(純計)=168.4 兆円

国:地方

第3章 平成 28 年度決算 第 1 節 決算概要

1)会計別決算額

本市の平成 28 年度の一般会計及び特別会計(簡易水道事業及び水道事業を除く)6 会計の歳入決算額は 901 億 8,132 万円で前年度比 1.3%減、歳出決算額は 858 億 6,278 万円で前年度比 0.7%の減、歳入総額から歳出総額を差引いた形式収支は 43 億 1,855 万円、さらに形式収支から翌年度へ繰越すべき財源を差引いた実質収支は 31 億 2,261 万円となりました。

また、簡易水道事業及び水道事業の企業会計の収入額を加えた歳入総額は 931 億 2,733 万円で前年度比 1.1%の減、支出額を加えた歳出総額は 891 億 9,311 万円で前 年度比 0.6%の減となりました。

第 11 表 会計別決算総括表

(単位:千円)

歳入総額

(収入総額)

歳出総額

(支出総額) 形式収支 繰越すべき

財 源 実質収支 一 般 会 計

64,448,310 60,985,830 3,462,480 1,125,585 2,336,895

特 別 会 計

国民健康保険 (事業勘定) 15,689,348 15,195,802 493,546 0 493,546 国民健康保険 (施設勘定) 157,136 151,822 5,314 0 5,314 下水道事業 2,143,464 2,036,258 107,206 16,988 90,218

公設地方卸売市場 288,711 230,451 58,260 53,367 4,893

介護保険 6,334,815 6,161,472 173,343 0 173,343

農業集落排水事業 170,479 169,161 1,318 0 1,318

後期高齢者医療 949,060 931,979 17,081 0 17,081

小計 25,733,013 24,876,945 856,068 70,355 785,713

合 計

90,181,323 85,862,775 4,318,548 1,195,940 3,122,608 簡易水道

事業

収益的収支 351,450 350,114

資本的収支 17,900 122,136

水道事業

収益的収支 2,213,980 1,924,349

資本的収支 362,678 933,734

総 計

93,127,331 89,193,108

【用語解説】

① 企業会計

上下水道事業や公設地方卸売市場事業などは、その事業の収入で支出を賄う独 立採算を原則とする公営事業です。特に簡易水道事業と水道事業については、

地方公営企業法の適用(簡易水道事業は一部適用)を受けているため他の特別 会計とは異なり、民間企業と同じように複式簿記で会計処理を行っています。

区分 簡易水道事業及び水道事業会計の内容 収益的収支 水道料金を主な収入とした、営業活動の収支状況です。

資本的収支 市からの出資金や企業債を主な収入として、配水管の敷設や改良事 業を実施した収支状況です。

② 繰越すべき財源

一会計年度から次の会計年度に持ち越した金額を繰越金といいます。繰越金は 決算上の純粋な剰余金と、前年度から繰越された歳出予算に充当しなければなら ない繰越金の 2 種類があり、後者を「繰越すべき財源」といいます。

③ 形式収支・実質収支

形式収支とは、単純にその年度の歳入決算額から歳出決算額を差引いたもの です。概念的にはすでに債務が確定し、翌年度に支払うべき経費などを考慮し ない収支差額になります。

これに対し、実質収支とは、発生主義の要素を加味して実質的な財政収支の結

果を明らかにするもので、形式収支から翌年度に繰越すべき財源を控除した決

算額のことをいいます。

ドキュメント内 平成29年度 財政白書 (ページ 43-47)