第 5 章 佐久市地域公共交通の再編計画
5.5 周知、PR、利用促進等ソフト的施策
住民アンケートでも多く意見が寄せられた、周知、PR活動と利用促進の一環とし、バス運行路 線経路図を掲載した時刻表を作成し、全戸配布を行う。時刻表の作成においては、以下のような点 に配慮し作成するものとする。
・現在、地域や運行主体により別れている時刻表をひとつにまとめ、市内のバス、デマンド タクシーに関しては、これひとつで済むようにする。
・高齢者が見やすい文字サイズ、色使いとする。
・運行経路図に主な医療施設や商業施設を明記する。
・バスを利用した通院、買い物などの移動例を掲載し、どのような利用ができるのかがわか るような工夫を施す。
5. 5. 2 バス案内板の設置
見直し再編したバス路線について、駅や市役所など主要 な乗り継ぎ地点での乗り継ぎの案内を主目的としつつ、地 域住民や利用者に知ってもらい、利用促進の一環としての 案内板の設置を検討する。
現在の佐久平駅バス乗り場の案内板
8: 309: 3511: 0212: 3014: 0515: 4516: 5517: 2518: 0018: 4519: 45
8: 319: 36- - - - 16: 5617: 26-18: 46
-- -11: 0312: 3114: 0615: 46- -18: 01-19: 46 - -11: 0512: 3314: 0815: 48- -18: 03-19: 48 8: 339: 3811: 0712: 3514: 1015: 5016: 5817: 2818: 0518: 4819: 50 8: 359: 4011: 0912: 3714: 1215: 5217: 0017: 3018: 0718: 5019: 52 - 9: 4111: 1012: 3814: 1315: 5317: 0117: 3118: 0818: 5119: 53 - 9: 4211: 1112: 3914: 1415: 5417: 0217: 3218: 0918: 5219: 54 - 9: 4311: 1212: 4014: 1515: 5517: 0317: 3318: 1018: 5319: 55 - 9: 4511: 1412: 4214: 1715: 5717: 0517: 3618: 1318: 5519: 57 - 9: 4611: 1512: 4314: 1815: 5817: 0617: 3718: 1418: 5619: 58 - 9: 4711: 1612: 4414: 1915: 5917: 0717: 3818: 1518: 5719: 59 - 9: 4811: 1712: 4514: 2016: 0017: 0817: 3918: 1618: 5820: 00 - 9: 4911: 1812: 4614: 2116: 0117: 0917: 4018: 1718: 5920: 01
8: 37 - - - - - - - - -
-8: 38 - - - - - - - - -
-8: 39 - - - - - - - - -
-8: 40 - - - - - - - - -
-8: 429: 5111: 2012: 4814: 2316: 0317: 1117: 4318: 2019: 0120: 03 8: 439: 5211: 2112: 4914: 2416: 0417: 1217: 4418: 2119: 0220: 04 8: 449: 5311: 2212: 5014: 2516: 0517: 1317: 4518: 2219: 0320: 05 8: 459: 5411: 2312: 5114: 2616: 0617: 1417: 4618: 2319: 0420: 06
8: 499: 5811: 2712: 5514: 3016: 1017: 1817: 5218: 2919: 0820: 10 8: 509: 5911: 2812: 5614: 3116: 1117: 1917: 5318: 3019: 0920: 11 8: 5110: 0011: 2912: 5714: 3216: 1217: 2017: 5418: 3119: 1020: 12 8: 5310: 0211: 3112: 5914: 3416: 1417: 2217: 5618: 3319: 1220: 14 8: 5410: 0311: 3213: 0014: 3516: 1517: 2317: 5718: 3419: 1320: 15 8: 5610: 0511: 3413: 0214: 3716: 1717: 2517: 5918: 3619: 1520: 17 8: 5710: 0611: 3513: 0314: 3816: 1817: 2618: 0018: 3719: 1620: 18
9: 0210: 1111: 4013: 0814: 4316: 2317: 3118: 0618: 4219: 2120: 23 20: 22 18: 0518: 4119: 20 16: 2217: 30 10: 1011: 3913: 0714: 42
19: 0620: 08
9: 01
17: 1617: 5018: 27 12: 5314: 2816: 08 11: 25 8: 479: 56
佐久市バス時刻表
●●線 ■■病院へは
8:00発 8:30着
12:00発 12:30着
5. 5. 3 広報誌、ポスター、地元説明会等による再編路線の周知・広報活動
効果的な周知・PRを実施するためには、対象者に応じた利用媒体による展開を使い分けること が重要である。
そのため、利用者の年齢層に応じた以下のような、周知・PRの展開を検討する。
表 5- 8 周知・PR展開 PR 媒体 内 容
高齢者層
(65 歳以 上)
成人層
(20〜64 歳)
若年層
(20 歳未 満)
説明会 ● 地区、組織の集会などでの周知 ○ ○ 自 治 体 広 報 誌
路線図・時刻表
● 自治体広報誌には複数回連続で PR
● 全戸配布により、広く周知できる
○ ○
回覧板 ● 地元の回覧板利用で周知・PR する ○ ○ フライヤー ● 地元イベント等で積極的な配布 ○ ○ ポスター ● 駅、市役所、病院、公民館、学校等
大勢の人が集まる場所に掲示
● バス、電車内への掲示
○ ○ ○ HP、メールマガ
ジン、ケーブル TV
● メディアにより視覚的効果による情 報の提示
● QR コードの添付により情報の提示
○ ○ ○
5. 5. 4 割引回数券等の発行
割引回数券、1 日フリーパスなど、利用のしやすさ、運賃の割安感を創出し、公共交通利用への 転換、利用促進を検討する。
5. 5. 5 高齢者の免許自主返納に対する支援
高齢者が絡んだ交通事故が増加し、免許証を自主返納する高齢者数も増加傾向にある。
そこで、自主返納した高齢者に対して自主返納時に割引回数券等を配布し、公共交通利用への転 換を促すことを検討する。
5. 5. 6 モビリティ・マネジメントの実施
公共交通をテーマとして、小・中学校や地域におけるイベント・出前講座・講演会の開催など、
日常生活の中で住民が公共交通について考える場を数多く提供することにより、公共交通利用への 意識の醸成を図る取り組みを検討する。
公共交通の利用促進及び温室効果ガスの削減に寄与する取組みとして、地域企業・関係機関と連 携し、ノーマイカーデーの実施を検討する。
【ノーマイカーデーの実施】
実施に当たっては、当日の行動 パターンが公共交通に合わせた行 動となるため、実施方法等も含め、
参加企業・関係機関等と事前によ く調整を図る必要がある。
5. 5. 7 利用促進・体験イベント等の開催
住民を対象に、バス試乗体験や利用促進デー、商店街 等 のイ ベン トな どを 通じ てバス の利 用体 験が できる 機 会の創出、利用者に配慮した乗り継ぎを案内・介助者(ボ ランティア)の乗車や、講演会・セミナー等の実施を通 じて、公共交通に対する意識醸成に対する取り組みを検 討する。
5. 5. 8 有効なバス車両ラッピングの検討
現在、市が委託運行している市内巡回バスのうち、一部の車両は、市の花であるコスモスをあし らった比較的シンプルなデザインとなっている。
このような車両に、親しみの持てるようなラッピングを施したり、
企業広告の掲載により運行経費の補填に当てるなど有効なバス車両 ラッピングの検討を行う。
バス試乗体験デー
《県内他地域の車両に演出を施した事例》
5. 5. 9 高齢者等の利用に配慮したバリアフリー車両の導入検討
高齢社会を迎え、乗降が容易で着席しやすいなど、高齢者等に優しいバリアフリー車両の導入が 課題となっているため、バス車両の更新時期に合わせ、道路の勾配や広さ、積雪等の運行路線状況 も考慮する中で、高齢者等の乗降に配慮したノンステップバスをはじめとする低床型車両等のバリ アフリー車両の導入を検討する。
「上田市丸子循環バス」 「岡谷市シルキーバス」
5. 5. 10 商店街・商業施設等との連携による取り組み
商店街、商業施設などと連携し、買い物などでの公共交通利用者への割引による利用者の増加、
地元企業との連携による広告掲載などによる収入を公共交通維持に当てるなど、地域と連携した取 り組みを検討する。
表 5- 9 公共交通における各地での取り組み事例
【事業名】権堂駅からのお帰り切符プレゼント(鉄道関連)
【実施者】長野電鉄、イトーヨーカドー長野店専門店会
【対象者】イトーヨーカドー長野店の買物客
【概 要】イトーヨーカドー長野店の全売り場で、指定金額以上の買物をすると、その金額に合 わせ、権堂駅からの帰りの切符を進呈されるもの。
【事業名】須坂駅からの楽々切符プレゼント(鉄道関連)
【実施者】長野電鉄、イオン須坂店
【対象者】イオン須坂店の買物客
【概 要】イオン須坂店の全売り場で、指定金額以上の買物をすると、
その金額に合わせ、須坂駅からの帰りの切符を進呈されるも の。
【事 業】切符に企業広告(鉄道関連)
【実施者】秋田内陸縦貫鉄道
【対 象】企業
【概 要】全国でも珍しい、切符(ホリデーフリーきっぷ)
に企業広告を掲載する取り組みを実施。乗車後も 回収しないため、記念に持ち帰る乗客にPR効果 が続くメリットもある。切符 3 種類に 4 ヶ月単位 で設定している。
《県内他地域の事例》