助けを呼13¥.
(呼阪の観察) 呼阪が弱ければ 人工呼吸を行う (4‑5秒に1回)
│ い 二
一'人工呼吸 (2回)
│人工呼吸が入るト→簿望のサインを調三多(10秒以内)
心マッサージ:人工呼吸(15回:2回)
*初回は (15回 :2回)を4サイクル
後に循環のサインを調べる
*以後は数分ごとに調べる
‑呼阪をするか?
.咳をするか?
・体動があるか?
救 急 救 命 第8号 40
白 人 工 呼 吸 口対口人
工
呼吸の
一回
換 気
量は一OM/同
( 五
OOl
八O
OM)で︑約二
秒かけて送
気する
ことになったが︑このことは
多
すぎる送
気量
︑
短
い送
気時間は胃
膨満︑恒吐の原
因につながる
か ら と し て い る
︒
ま た 今 回 の ガ イ ド ラ イ ン
二000では不特定者に対する口対口人工
呼吸 に際し︑感染対
策
としてビニールシ
lトタイプ
の一
方向弁付き
携帯 型バリア・デ
バイ
スの
使用 を推奨している︒これらを使用した時の送気量︑ 送気時間も口対口人工
呼吸と同
様としている︒
四脈拍触知の削除 今まで心
停止の確認は頚
動脈触知にて
行っ
て
きたが︑これら
方法 による判断では
誤りの多
い
ことが指摘されており
今
後 ︑
一般市
民には脈拍 触知を教えないこととな
った︒そのかわりに循
環のサイン(統一訳語)(正常な自発呼吸︑咳取︑
体
動)を確認し︑これらが認められない場合︑
心停
止と判断し心マ
ッサージを開始する
︒ただ
し︑確
認には一O秒以上かけない︒また
循環
の
サインがは
っきりしない
場合 でも︑す
ぐに心肺
蘇生を開始することが推奨されている︒ 回胸骨圧迫心マッサ
ージ
大人(八歳以上)及び小児(一歳│八歳未満)
の胸部圧迫回数は約一
O O回/分となり乳
児(
一 歳未
満)では少なくとも一
O O回/分というこ
とになった︒
また圧迫回数一人工呼吸の比は一五一二である
が︑従来大人二人法の心肺蘇生
では
五 二 であっ
たが
気管内挿管
されていない場合では一
人法
と 圧迫の深さは︑大
人 で は 従 来 の
三
・五
l五
仰のままであるが︑小児/
乳児では胸の
厚さが おおよそ三分の一程度くほむまでという表現とな
り︑特に小児
/
乳児の場合︑細かな何仰という記
載方法はなくなった︒ 同様
一五
一二となった
‑図表4
(図表4)︒
一次心日市蘇生法
手 順 大 人 子 供 乳 児
無反応の確認 やさしく肩をたたく
「わかりますかJと声をかける 観 察
Aヌ~
i
、古旦t助けを呼ぶ 「誰か来てくださいJ(人が来たう救急車を呼ぶ)
気道確保 頭部後屈/あご先挙上
無呼阪の確認 気道確保をしつつ呼阪音を見る、聴くo (10秒以内)
呼 阪 人工呼吸 気道確保を保持したまま
(2回) (500・800ml/回) 口対口 口対口/鼻
ClOml/kg) 2秒/回 1‑1.5秒/回
循環のサイン 呼阪、咳敵、体動の有無(10秒以内)
循 環 Il} 目印 剣状突起下端を目安(乳頭を結ぶ線) 乳頭を結ぶ線の 2 押し方 両手 片手 1横指下、指2本 マ 3 回数 約100回/分 100回/分以上
CPRサイクル 心マ:人工呼吸 15: 2を1サイクル 心マ5回:呼限1回を 1サイクル 脈の再確認 4サイクル後 約1分 後 以 後2・3分ごと 脈拍触知(+) 自発呼阪(‑) 人工呼吸5秒ごと 人工呼吸3秒ごと
∞ 心 マ ッ サ ー ジ の み の 心肺蘇生人工呼吸を行わない
心マ
ッサ
ー
ジだけの心肺蘇生法
も後記の場合に認められた︒
ω
指 令 セ ン タ ー な ど か
らの電話による心肺蘇
生 の 指 導
SZ 3R Ft
m w ω
巳ω
円︒ 巳( リ司
HN)
ω
救助者が口対日人工呼
吸をできない場合
ω
救助者が口対日人工呼
吸を望まない場合
間 気 道 異 物
異物による
完全気道閉塞
(窒息)は数分後の意識消失
のあとに引き続いて心停止 をきたす
︒
したがって︑す ぐに対処が必要であるが︑
まず自分の目前で起こった 窒息の場合では傷病者は声 を出せずにいきなりもがき
苦
しみ出す
︒
この時︑完全
気
道閉
塞(窒息)の確認方
法は﹁ものが喉につまった
のか?﹂﹁声はでないのか?﹂
の二
点を聞き︑すぐに①ハ
(国府田原図一部改訂)
‑図表5
異物排出(終了)
│意識あり │
「物がつまったのか?J
「声は出せないか?J
下記択一
*ハイムリック法
*背部叩打法
*側胸下部圧迫法 イ
ム リ ッ ク 法
② 背 部 叩 打 法
③ 側 胸 下 部 圧 迫 法のどれか
一つを施行する︒
そして異物が飛び 出すか︑意識がなくなるまで行うが︑もし意識 がなくなったなら
CPR
異物が取れす に意識がなくなってきたう るためである
︒
そのため (
異物
が +人工呼吸
+口の中を見る
あれば取る)
二
回)を行う
︒
これは異 物がとれて人工呼吸の送 気が入るまで行い︑その
後は循環のサインをみて︑
それに対応する処置を続
(図
表
5)
︒
け
改訂心肺蘇生法の る
特徴と指導上の注意
今回の改訂に伴い消防 組織においても平成
一四
年二
月に東京︑福岡︑札 幌︑神戸︑仙台にて指導 者研修会が救急振興財団 によって開催され筆者も その指導に参加した︒ 今回の改訂の特徴は︑
前述のごとく﹁
一般人が
行うBLSの簡便化﹂で
ある︒
そのことの理由は 心肺蘇生が必要かどうか の判断に迷うことで蘇生 開始が遅れることを避け
4
指導に際しいろいろ
一般市民には細かい判断を させることなくシンプルに指導し︑そしてもし 蘇生施行の判断に迷ったのなら︑まず行うこと を原則とするのが改訂心肺蘇生法の新たなる指
(心マッサージ一五回 導要領といえる︒
また今回の改訂の位置付けは﹁統
一された世 界標準﹂を踏襲することであり︑これらの踏襲 が現場で行う救助者の法的擁護にもつながるも のとも考えられる︒
救 急 救 命 第8号 42
おわりに
AHA の指導者養成コlスは厳しくその質が 管理されており︑講義︑実技訓練ののちに最終 日には筆記試験︑実技試験が課せられ︑これら に合格した者にのみ指導者の資格が与えられて
いる
︒
日本の消防組織でも︑この心肺蘇生法改 訂を機に﹁世界標準﹂を考慮した新たなる教育 プログラムの検討が必要であり︑同時にこのプ ログラムを用いて定期的な指導者研修が行える ようなトレーニングセンターを設立することが
必要不可欠である︒ 5
︻参 考文 献︼
ω [
改訂版]応急手当講習テキスト救急車が
くるまでに(救急振興財団平成
二二
年
一 一 一
月)
ω
応急手当指導者標準テキスト(総務省消防庁 救 急 救 助 課 監 修 平 成 二二
年
二 一
月)
ω [
改訂版]指導者のための救急蘇生法の指針(二
O O
一一0
・= 二 改訂第
二
版第
三
刷)
f ¥
るす出版
ωQ R己 主︒ ロ
NCCC
一
HO
N(
∞) 一∞ 己百 七二
﹀己 問 5 G N
ω
吉田竜介一いわゆる﹁ガイドライン二000﹂の位置付けについて
(日
救急
医会
誌
二三一)
六六 五
二000)
ゴールデンウィークの最終日︑
テ レ ビ の ニ ュ ー ス で は
︑ 海 外 旅 行 や 行 楽 帰 り の 家 族 連 れ の 嬉 し そうな笑顔が映し出されていた
︒
きっと︑それぞれの家族が︑
一 生 の 思 い 出 に な る 楽 し い 日 々 を 過 ご し た こ と と 思 わ れ る
︒
こ れ と は 対 照 的 に
︑ 我 が 家 で は
︑ 家 を 新 築 し た た め
︑ 引 越 し に 追 わ れ
︑ 家 族 旅 行 は 勿 論 の こ インフォメーション
コーナー原稿を 募集します
回 自[3~ρ託jS~[þ
部おち@忠告。邑藍詔
一 家 揃 っ て 出 か け る な ど と い っ た 賛 沢 は 無 縁 の も の で あ っ た︒ し か し
︑ 朝 早 く か ら 夜 遅 く ま で 荷 物 を 片 付 け た り
︑ ダ ン ボ ー ル で 作 っ た 即 席 の テ ー ブ ル で 食 事 を し た り と て ん や わ ん や で ヘ ト ヘ ト に 疲 れ た が
︑ 家 族 全 員 が ひ と つ の こ と に 向 か っ て 協 力 し た こ と は
︑ テ レ ビ の ニ ュ ー ス に 出 て き た 人 々 に 決 し て 負 け な い く ら い の 一 生 の 思 い 出 に な っ た の で は な い か と 考 え て い る
︒( O
)
いちご狩りに行きました
︒
入場
時に三0分間と言われましたが︑
終了の合図がないのをいいことに︑
約一
時間︑もう一生食べなくても いい位︑食べ尽くしました
︒
当 初 の狙いはアイベリ
l
でしたが︑章 姫(あきひめ)も特大で︑甘くて おいしかったです
︒
おみやげにも たくさん買ったので︑帰りの車内
はいちごの香りが充満していて︑
とっても幸せでした
︒
次回の﹁狩り﹂は︑さくらんぼ です︒ この号が出るころには︑も も狩りの計画も立てなくてはなり ません︒あとは︑ぶどうに梨に・:︒
( M )
と
*
消防署で、行っている応急手当講習の様子を レポー卜してください。
400字原稿用紙10枚程度 (写真等を含む)
※採用分につきましては、薄謝を進呈いたします。
※このほか、読者の皆様から記事に関するご意見・ご 要望などがございましたら、『救急救命』編集室まで お寄せください。
‑原稿送付先・
干192‑0364東京都八王子市南大沢4‑6
財 団 法 人 救 急 振 興 財 団
『救急救命』編集室
TEL 0426‑75‑9931 FAX 0426‑75‑9050
救急に関する工ピソ ドなど 内容は聞いません。
400字原稿用紙5枚程度 (写真等を含む)
救 急 救 命 士 に よ る 気 管 内 挿 管 が 問 題 と な っ て お り ま す が 、 前 号 ( 通 巻 第7号 ) に 掲 載 さ れ ま し た iUtstein様 式 に よ る 院 外 心 停 止 事 例 の 地 域 デ ー タ ベ ー ス 作 成 と 社 会 復 帰 率 向 上 の た め の 因 子 分 析 」 の 論 文 内 容 に 、 気 管 内 挿 管 の 事 実 と 矛 盾 す る 部 分 が あ り ま し た。
関係者にお詫びいたしますとともに、 読者の方々に深謝し、たします。
金沢大学大学院医学系研究科循環医科学専攻・
血液情報学・血液情報発信学(救急医学)教授 稲 葉 英 夫
第8号‑編集スタッフ 編集委員
山 元 幸 一 ( 編集委員長) 細 川 猛 新 木 秀 敏 木 村 功 今 関 篤 向 井 和 則 古 井 秀 之 事務局
田 畑 喜 彦 沖 山 卓 生 発
2 0 0 2
年5
月3 1
日『救急 救 命』編 集 委 員 会
f
r :
集 編
子 り 陽 さ ゆ 藤 内 斎 竹 矢野浩一郎
財 団 法 人 救 急 振 興 財 団
干192‑0364東京都 八王子市南大沢4‑6 TEL 0426‑75‑9931 FAX 0426‑75‑9050
東京法令出版株式会社 発 行 人
発 行 所
救急救命
第
8
号 Vol.5 No.1話 作 リ