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複数のモニターがある環境でも 1 台のモニターにのみリモートデスクトップウィンドウを表示する場合、1 台のモニター で開くようにリモートデスクトップウィンドウを構成できます。

この設定は、リモートアプリケーションではサポートされません。

手順

1 Horizon Client を起動し、サーバにログインします。

2 デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで、リモートデスクトップを右クリックし、[設定] を選択し ます。

3 [接続方法] ドロップダウンメニューで [PCoIP] または [VMware Blast] を選択します。

4 [表示] メニューで、[ウィンドウ - ][ウィンドウ - ]、または [カスタム] を選択します。

[カスタム] を選択する場合、特定のウィンドウサイズを選択できます。

5 [適用] をクリックし、変更を保存します。

[適用] をクリックすると、すぐに変更が反映されます。

6 [OK] をクリックし、ダイアログボックスを閉じます。

デフォルトでは、プライマリモニターリモートデスクトップウィンドウが開きます。リモートデスクトップウィンドウ をプライマリではないモニターにドラッグできます。リモートデスクトップを次回開くときに、リモートデスクトップ ウィンドウは同じモニターに表示されます。ウィンドウが開き、モニターの中央に表示されます。サイズ変更するために ウィンドウをドラッグして作成したサイズではなく、表示モードでユーザーが選択したウィンドウサイズが使用されます。

ディスプレイのスケーリング機能の使用

4K モニターのような高解像度画面を使用しているユーザーや弱視のユーザーは、通常、クライアントマシンで DPI (Dots

Per Inch) 100 パーセント以上に設定して、スケーリングを有効にしています。ディスプレイのスケーリング機能に

よって、リモートデスクトップまたはアプリケーションはクライアントマシンのスケーリング設定をサポートし、リモー トデスクトップまたはアプリケーションが非常に小さいサイズではなく通常のサイズで表示されます。

Horizon Client は、各リモートデスクトップのディスプレイのスケーリング設定を個別に保存します。リモートデスク

トップでは、現在ログインしているユーザーが使用できるすべてのリモートアプリケーションにディスプレイのスケーリ ング設定が適用されます。DPI の設定がクライアントマシンで 100であっても、ディスプレイのスケーリング設定が表 示されます。

管理者は、Horizon Client [Locked Guest Size] グループポリシー設定を有効にして、ディスプレイのスケーリング 設定を非表示にできます。[Locked Guest Size] グループポリシー設定を有効にしても、DPI 同期機能は無効になりませ ん。DPI 同期機能を無効にするには、管理者は [DPI Synchronization] グループポリシー設定を無効にする必要があり ます。詳細については、「DPI 同期の使用 (P. 81)」を参照してください。

複数のモニターがある環境で、画面スケーリング機能を使用しても、Horizon Client がサポートするモニター数や最大解 像度は影響を受けません。画面スケーリングが許可され使用されている場合、プライマリモニターの DPI 設定を基準に スケーリングされます。

この手順では、リモートデスクトップまたはアプリケーションに接続する前にディスプレイのスケーリング機能を有効に する方法について説明します。リモートデスクトップに接続した後に、[オプション] - [ディスプレイのスケーリングを許 可する] の順に選択して、ディスプレイのスケーリング機能を有効にできます。

手順

1 Horizon Client を起動し、サーバに接続します。

2 デスクトップおよびアプリケーションの選択ウィンドウで、リモートデスクトップまたはアプリケーションを右ク リックし、[設定] を選択します。

3 [ディスプレイのスケーリングを許可する] チェックボックスを選択します。

4 [適用] をクリックし、変更を保存します。

5 [OK] をクリックし、ダイアログボックスを閉じます。

DPI 同期の使用

DPI 同期機能によって、新しいリモートセッションでリモートデスクトップの DPI 設定がクライアントマシンの DPI 定と必ず一致するようになります。新しいセッションを開始するときに、Horizon Agent によって、クライアントマシ

ンの DPI 値と一致するようにリモートデスクトップの DPI 値が設定されます。

DPI 同期機能によって、アクティブなリモートセッションの DPI 設定を変更することはできません。既存のリモートセッ ションに再接続する場合、表示スケーリング機能(有効になっている場合)によって、リモートデスクトップやアプリ ケーションが適切にスケーリングされます。

DPI 同期機能は、デフォルトで有効になっています。管理者は、Horizon Agent [DPI Synchronization] グループ リシー設定を無効にして DPI 同期機能を無効にできます。構成の変更を有効にするには、ログアウトしてからもう一度ロ グインする必要があります。詳細については、『View でのデスクトッププールとアプリケーションプールの設定』の

「Horizon Agent 構成 ADM テンプレート設定」を参照してください。

DPI 同期機能とディスプレイのスケーリング機能の両方が有効になっている場合、一度に有効になるのはいずれかの機能 だけです。DPI 同期がまだ有効になっていない場合にのみ(つまり、リモートデスクトップの DPI 設定とクライアント

マシンの DPI 設定が一致する前)、ディスプレイのスケーリングは実行され、DPI 設定が一致するとディスプレイのスケー

リングは実行されなくなります。

DPI 同期機能を使用する場合、シングルセッションのデスクトップでは Windows 7 以降、セッションベースのデスク トップやアプリケーションでは Windows Server 2008 R2 以降、Horizon Agent 7.0.2 以降、および Horizon Client 4.2 以降が必要となります。

注意 Horizon Client 4.2 Horizon Agent 7.0 7.0.1 と一緒に、また、Horizon Client 4.0 4.1 Horizon Agent

7.0.2 以降と一緒に使用している場合には、DPI 同期機能は使用できません。ディスプレイのスケーリング機能は、これ

らのシナリオでのみ使用できます。

DPI 同期機能を使用するときのヒントを、次に説明します。

n クライアントマシンで DPI 設定を変更する場合、Horizon Client にクライアントマシンの新しい DPI 設定を認識 させるため、ログアウトしてからもう一度ログインする必要があります。クライアントマシンで Windows 10 が実 行されている場合でも、この要件は適用されます。

n DPI 設定が 100 パーセント以上になっているクライアントマシンでリモートセッションを開始してから、100 パー

セント以上の異なる DPI 設定になっている別のクライアントマシンで同じセッションを使用する場合、2 番目のク ライアントマシンで DPI を同期するには、2 番目のクライアントマシンでログアウトしてから再度ログインしてセッ ションに戻る必要があります。

n Windows 10 Windows 8.x マシンでは異なるモニタで異なる DPI 設定がサポートされますが、DPI 同期機能で は、クライアントマシンのプライマリモニターで設定されている DPI 値のみが使用されます。また、リモートデス クトップのすべてのモニターで、クライアントマシンのプライマリモニターと同じ DPI 設定が使用されます。

Horizon Client は、異なるモニターで異なる DPI 設定をサポートしません。

n 管理者が、Horizon Agent [DPI Synchronization] グループポリシー設定の値を変更する場合、新しい設定を有 効にするためにログアウトしてからもう一度ログインする必要があります。

n 異なるモニターで異なる DPI 設定をサポートするラップトップを外部モニターに接続し、外部モニターをプライマリ モニターに設定する場合、Windows は、外部モニターを接続または再接続するときに毎回プライマリモニターとプ ライマリモニターの DPI 設定を自動的に変更します。この場合、Horizon Client にプライマリモニターの変更を認 識させるため、クライアントシステムからログアウトしてからもう一度ログインする必要があり、クライアントシ ステムとリモートデスクトップやアプリケーション間で DPI 設定を一致させるために、リモートデスクトップやア プリケーションからログアウトしてから一度ログインする必要があります。

デスクトップ ウィンドウが開いているときに表示モードを変更する

リモートデスクトップから切断しなくても、[すべてのモニター] モードから [全画面表示] モードへなど、表示モードを切 り替えることができます。

この機能は、リモートアプリケーションではサポートされません。

開始する前に

VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用していることを確認します。

手順

1 クライアントシステムの通知領域(システムトレイ)で、[Horizon Client] アイコンを右クリックして、[設定] ウィ ンドウを開くオプションを選択します。

注意 アプリケーションおよびデスクトップ選択ウィンドウから [設定] ウィンドウを開くこともできます。

2 リモートデスクトップを選択して、表示オプションを選択します。

USB デバイスの接続

リモートデスクトップから、小型のフラッシュドライブ、カメラ、プリンタなどのローカルで接続された USB デバイス を使用できます。この機能は USB リダイレクトと呼ばれます。

この機能を使用すると、ローカルクライアントシステムに接続されているほとんどの USB デバイスを Horizon Client のメニューから使用できるようになります。デバイスの接続や接続解除にもこのメニューを使用します。

注意 View Agent 6.1 以降、または Horizon Agent 7.0 以降では、ローカルで接続された小型の USB フラッシュドラ イブやハードディスクをリダイレクトして、RDS デスクトップおよびアプリケーションで使用することもできます。他 のタイプの USB デバイス(セキュリティストレージドライブ、USB CD-ROM などの他のタイプのストレージデバイス を含む)は、RDS デスクトップとアプリケーションでサポートされません。

リモートデスクトップで USB デバイスを使用するには、次のような制限があります。

n Horizon Client のメニューから USB デバイスにアクセスして、リモートデスクトップでそのデバイスを使用してい

るとき、ローカルコンピュータ上ではそのデバイスにアクセスできません。

n キーボードやポインティングデバイスなどのヒューマンインターフェイスデバイスを含め、メニューには表示され ないが、リモートデスクトップには表示される USB デバイス。リモートデスクトップとローカルコンピュータは、

これらのデバイスを同時に使用します。これらのデバイスとのやりとりは、ネットワーク遅延のため低速になる場合 があります。

n 大容量 USB ディスクドライブは、デスクトップに表示されるまでに数分かかる場合があります。

n USB デバイスによっては特定のドライバが必要になります。必要なドライバがまだリモートデスクトップにインス トールされていない場合、USB デバイスをリモートデスクトップに接続するとドライバのインストールを求められ ます。

n Android ベースの Samsung 製スマートフォンやタブレットなどの MTP ドライバを使用する USB デバイスを接続 する場合には、USB デバイスをリモートデスクトップに自動接続するように Horizon Client を設定する必要があり ます。そうしないと、メニュー項目を使用して USB デバイスを手動でリダイレクトしようとしても、デバイスを取 り外して接続し直さない限りリダイレクトできません。

n [USB デバイスを接続] メニューを使用してスキャナを接続しないでください。スキャナデバイスを使用するには、

スキャナリダイレクト機能を使用します。View Agent 6.0.2 以降または Horizon Agent 7.0 以降と併用すれば、

Horizon Client でこの機能を使用できます。「スキャナの使用 (P. 92)」を参照してください。

n Webcam は、[USB デバイスを接続] メニューを使用する USB リダイレクトでサポートされません。webcam また はオーディオ入力デバイスを使用するには、リアルタイムオーディオビデオ機能を使用する必要があります。View

5.2 Feature Pack 2 以降のリリースと併用すれば、この機能を使用できます。「Webcam とマイクロフォンでリア

ルタイムオーディオビデオ機能を使用 (P. 86)」を参照してください。

n USB オーディオデバイスのリダイレクトは、ネットワークの状態に依存し、信頼できません。一部のデバイスでは、

アイドル状態のときでさえ、高いデータスループットが必要です。View 5.2 Feature Pack 2 以降のリリースに含ま れるリアルタイムオーディオビデオ機能があれば、オーディオ入力および出力デバイスはこの機能を使用して問題 なく動作し、それらのデバイス用に USB リダイレクトを使用する必要はありません。

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