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『司司

6. 2 使用材料, 試験片お よび実験方法

使用材料は, 真空溶製した極低炭素Alキルド鋼 の鍛造丸棒(直径1 2 mm, 長さ 1. 5m) , 時刻j硬化A 1合金丸棒(直径22mm, 長さ4m)およびS20 C圧延丸棒(直径

22mm, 長さ5m)である. 表6.1に化学成分を示す. この素材に所定の熱処理を行 って から試験片を製作した. 極低炭素A 1キルド鋼の場合結品粒を2通りに調整 している. 完全焼なましした粗粒のものを0材, オーステナイト域の温度から 急冷し, 急激なフェ ライト変態を行わせることで比較的小さ な結品粒iこしたも のをQ材と する. 表6. 2に熱処理条件と 熱処理後の機械的性質を示す. 図6.4に 0材およびQ材の組織写真を示す. 0材およびQ材の平均結品粒径は, 約400μ mおよび80μm, A 1合金およびS20C焼なまし材の平均結晶粒径は, 約100μ mおよ

び25μ mである.

図6. 5に試験片の形状を示す. 平滑試験片の試験部分は100Rの鼓形である. LC 力集中係数は小さく無視できる. 小穴試験片は, 平行部中央に直径O.4 mm, 泌さ O. 2mmの小穴があけてある. 穴の形状は図6.1, 6.2の解析結果を基に決定したも のである. A 1合金試験片の場合, 機械加工後 エメリー紙で# 1500まで仕上げ,

その後更に電解研摩によって試験片表面を10μ m程度除去して実験に供した. 極 低炭素Alキルド鋼, およびS2 0 Cの試験片の場合はエメリー仕上げ を行った後60

Oocで 1時間真空中で応力除去焼なまし を行い, その後同様に電解研摩を行っ た. 電解研摩を行ったのは加工層を取り除き, かっ表面の観察を容易にするた めである. 電解研摩液はA 1合金に対して, りん酸2000ccに硫酸20ccを加えたも の, および極低炭素Alキルド鋼, S 20 Cに対しては, りん酸2000ccにしゅう酸40 g, ゼラチン40g, 蒸留水1000ccを加えたものを用いた.

使用した試験機は小野式小型回転曲げ疲労試験機(容量15N. m, 3000rpm)で ある. 疲労限度は4. 9MPa (0. 5kgf/mm2)の応力レベルで決定した(極低炭素A 1 牛ルド鋼については 5MPaとした). 2皮労過程の連続観察およびき裂長さの測定 は, 所定の繰返し数ごとに試験機を止めてレプリカを採取し, これに金を蒸着 させたものについて光学顕微鏡に より行った. このとき レプリカを小穴の中ま

で進入させる事に よって穴の側面の観察も可能になる.

すべり帯とき裂の判別については以下のような実験を行った. 電解研摩後更 に軽くパフ研摩を施した試験片を供試材とし所定の繰返し 応プJをJJ日えた後, 試 験機から試験片を取り外し, 光学顕微鏡にて表面観察を行う. その後す べり,帯 の凹凸をパフ研摩で平lこし光学顕微鏡ではすべり帯がほとんど観察され ない よ

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『司司,

うにしてから試験片を再び試験機に取り付け, 疲労試験と同じ引張り応力を静 的に加えた状態でレプリカを採取しき裂の有無を確認する. この操作をき裂が 発生するまで繰返した. パフ研摩にはアルミナ微粉を使用し, 一回の研摩量は 平坦な部分では1μm程度のごくわずかなものである.

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『司.r

Extra low-carbon steel

S20C Al alloy

Material

表6. 1 化学成分 何時)

C Si Mn P S Ni

. 0014 O. 01 0.11 .003 .0002

C Si Mn P S Ni

O. 19 O. 24 O. 45 .012 O. 016 0.07

Cu Si Mn Fe Mg Zn

O. 27 O. 7 O. 02 O. 44 O. 9 0.05

表6.

2

熱処理および機械的性質

Cr

Cr O. 15

Cr 0.08

Cu Fc Bal.

Cu Fe 0.10 Bal.

Ti Al 0.02 Bal.

I1eat treatment Mechanical properties

15β

S t e e 1

920 t,lhr,Quenched σs I σR ゆ(先) ゆ(児)

920 t,1hr,Annealed 86 234 43. 5 94.3

S t e e 1

920 t,lhr,Quenched σ日l σn

(先) ゆ(先)

600 t,1hr,Annealed 167 308 40. 1 89. 4

S 20C

880 t,1hr,Annealed σs I (J n Uï・ ゆ(先) 272 456 890 62. 4

Al alloy

535 t, lhr, W. Q. びO. 2 σn (J・1・ ゆ(先) 180 t, 7.5hr, Temperd 250

I

309 478 53.8

σsl : Lower yield stress (MPa)

σ日 : Tensile strength (MPa)

σO. 2 : 0.2先 proof stress (MPa)

ゆ :

Elongation (先)

Steel 0

σT : True fracture stress (MPa) ゆ : Reduct ion of area (児)

,J,,,---,,: ・/

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