歴博講演会講師,「城跡から考える歴史」,2005年2月12日 歴博振興会講師,「東北考古学の旅」,10月29〜31日
四 社会連携
1) 館外における各種委員
鹿児島県知覧町史跡知覧城整備委員会委員,鹿児島県志布志町志布志城調査委員会委員,宮崎県高岡町 史跡穆佐城整備委員会委員,宮崎県西都市史跡都於郡城整備委員会委員,熊本県宇土市史跡宇土城整備 委員会委員,長崎県大村市三城城跡調査委員会委員,長崎県中世城館総合調査準備委員会専門委員,佐賀 県中世城館総合調査専門委員,滋賀県多賀町石仏谷調査委員会委員,愛知県小牧市史跡小牧山整備委員 会委員,愛知県鳳来町史跡長篠城整備委員会特別委員,静岡県大東町史跡高天神城整備委員会委員,静岡 県沼津市史跡長浜城・史跡興国寺城整備委員会委員,長野県長野市史跡松代城跡付新御殿跡整備委員会 委員,長野県上田市史跡上田城跡整備委員会委員,石川県金沢城調査専門委員会委員,石川県七尾市史跡 七尾城調査委員会委員,富山県埋蔵文化財センター中世城館総合調査委員,青森県市浦村十三湊遺跡調査 委員
2) 館外講演・カルチャーセンター・出前授業
「歴史散策 三城城跡・大村氏館」『出前講座』(長崎県大村市教育委員会),10月9日
「信長・家康と小牧山城」『歴史講座』(愛知県小牧市教育委員会),10月23日
「秋元城から考える戦国の城」『秋元城講演会』(千葉県君津市教育委員会),11月20日
Ⅱ 業績目録
1) 著書
2004.10:編集協力『中世十三湊の世界』,345頁,新人物往来社
2005.3:編著『中世の城・都市・建築−特定領域研究(2)中世考古学の総合的研究 計画研究A01-1 中世拠点 城郭および都市の分析方法に関する学融合的研究 中間報告書』(38頁)
2a) 論文
「城郭研究における学融合の可能性」( 『中世総合資料学の可能性』(pp.36-55),新人物往来社,2004年)
Die Archaologie des Mittelalters,STEINHAUS. W. et. ed. "Zeit der Morgenrote,Japans Archaologie und Geschichte bis zu den ersten Kaisern,Handbuch" Publikationen der Reiss-Engelhorn-Museen Band 11,
pp.500-505,2004
「城郭都市としての多賀大社」(『多賀大社・石仏谷総合調査報告書』滋賀県多賀町教育委員会,pp.127-128,
2005年)
「荒滝山城の構成」(『荒滝山城発掘調査報告書』宇部市教育委員会,pp.35-36,2005年)
5) 学会・外部研究会発表要旨
「近世城郭のなかの松代城」『史跡松代城跡整備完成記念シンポジウム』長野県長野市教育委員会,6月12日 記念講演「戦国時代の山城と平地居館」『戦国時代 横山城跡・下坂氏館跡シンポジウム』滋賀県長浜市教育 委員会,8月8日
記念講演「戦国の城・近江の城・清水山城」および討論司会『清水山城館跡国史跡指定記念シンポジウム・高 島七頭と清水山城・城下』滋賀県新旭町教育委員会,9月20日
「城郭史から見た大友氏城館」『大友氏の城館』北部九州城郭研究会,10月3日
「日本の中世城館」『史跡湯築城跡シンポジウム』湯築城跡資料館,11月28日
「織豊期城郭としての肥前名護屋城」『自然科学からみた名護屋城の環境と生活』文部科学省特定領域研究(2) 中世考古学の総合的研究,計画研究B02-2 自然化学分析による中世の環境変動の解明と農耕変遷の究明,
2005年1月29〜30日
「中世拠点城郭および都市の分析方法に関する学融合的研究」文部科学省 特定領域研究(2)中世考古学の 総合的研究 国際評価委員会,2005年2月5日
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「城跡から歴史を研究する」鎌ヶ谷市郷土資料館歴史講演会,2005年2月6日
「研究の成果」文部科学省特定領域研究(2)中世考古学の総合的研究第2回総合会議,2005年2月18日
「発掘調査でわかる中世城館」秋田県埋蔵文化財センター埋蔵文化財研修,2005年2月20日 7) その他
「カルチャーランキング・中世の城」『読売新聞』4月11日朝刊・日曜版
「横山城跡発掘コメント」『朝日新聞』8月19日滋賀版朝刊
「ようこそ・城郭の構造から歴史をたどる−千田嘉博さん」『朝日新聞』8月18日夕刊(中村俊介氏執筆)
「大和郡山城の保存コメント」『産経新聞』11月6日朝刊,社会面
Ⅲ 研究状況・研究広報
1990年4月1日に名古屋市教育委員会見晴台考古資料館の学芸員から,国立歴史民俗博物館考古研究部に 助手として着任して以来,2005年3月31日で15年間という月日が流れた。そしてこの3月末日をもって国立歴史 民俗博物館を辞して,奈良大学文学部文化財学科に異動することになった。この間,ご教導を賜った多くの 方々に心から御礼申し上げたい。
ここに着任した26才の頃はよく学生さんと間違われた。やはり外観も中身も学生とたいして変わらなかったの である。今では41才になりすっかり中年になってしまった。もし現在のわたくしが内面的に15年前より少しは研 究者らしくなっているとしたら,それは歴博というすばらしい研究機関に所属できたおかげだと思う。
研究会で遠くから眺めていた卓越した研究者群に共同研究などを通じて日常的に接し,先端の研究の成立過 程に直接触れることができたのはすばらしい経験だった。時代やテーマは異なっても,すぐれた先人の研究の スタイルや意識から学んだことは実に大きかった。
そして1991年から調査をはじめた青森県十三湊遺跡は,中世の北の港湾都市の全貌を解明する端緒となっ ただけでなく,その後市浦村・青森県教育委員会によって調査が継承され,ついに国指定史跡になるところまで 到達した。研究者として幸せなことである。永原慶二先生が歴博20周年の記念講演で十三湊の調査を歴博の 特筆すべき研究成果のひとつ,と評価して下さったこともうれしかった。
永原先生といえば,小島道裕さん,高橋一樹さんとともに準備を進めた展覧会「天下統一と城」でも展示プロ ジェクト委員として懇切なご指導を賜った。この展示も『日本歴史』の2005年1月の特集号で,すぐれた歴史展示 のひとつに選ばれた。いずれの仕事も館内・館外の多くの方々のご指導・ご助力があればこそできたことで,改 めて感謝申し上げたい。
佐原真先生にはドイツ考古学研究所へ文部省在外研究員として送り出していただいた。この留学によって世 界の人類史上の城や防御都市に興味を広げることができた。フンボルト財団の招聘研究者としてドイツに来ら れた佐原先生と一時ご一緒させていただいて,すばらしい解説のもとで多くの遺跡を歩いて学んだことは幸せ な想い出である。
歴博に在職する間に『城館調査ハンドブック』(共著)新人物往来社,『織豊系城郭の形成』東京大学出版会,
『戦国の城を歩く』筑摩書房,などを出版することができた。そして2000年には大阪大学から博士(文学)の学位 を受けることができた。日本や世界の城を歩いた成果をまとめることができたことは,やはり幸せなことだと思 う。
中学生の時に博物館に勤めたいと願ったことも,毎日城跡に行きたいという希望も,歴博ではすべて叶ってし まった。その歴博を去ることは悲しくさびしいけれど,さすがは歴博で学んだひと,といってもらえるように明るく 努力していきたい。
高橋 一樹 TAKAHASHI Kazuki 助教授
1967年生【学歴】新潟大学教育学部中学校教員養成課程1990年卒業,大阪市立大学大学院文学研究科後期 博士課程1997年単位取得退学【職歴】大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館研究部 助教授(2004)【学位】博士(文学),大阪市立大学,2001年【所属学会】日本史研究会,歴史学研究会,日本古 文書学会,大阪歴史学会,大阪歴史科学協議会【専門】日本中世史【主な研究テーマ】荘園制の形成と展開,
中世文書論
Ⅰ 研究・教育活動
一 研究・調査,成果公開方法としての報告・展示・国際シンポ・広報
1) 基盤研究「明治地籍図の集成的研究」(代表 青山宏夫)により,明治初期の地籍図と関連史料の調査を滋 賀県安曇川町・今津町,広島大学附属図書館,香川県歴史博物館,税務大学校租税史料館などで行った。
2) 個別共同研究「水木コレクションの形成過程とその史的意義」(代表 高木博志)および文部科学省科学研 究費補助金・基盤研究(B)(2)「近代大和地方のコレクション収集活動から見た「日本文化」形成過程の研究−水 木コレクションの復元をふまえた総合的研究−」(代表 久留島浩)により,奈良市立史料保存館,市立長浜城 歴史博物館,章斎文庫(滋賀県米原市)などで資料調査を行った。
3) 館蔵資料調査プロジェクト「田中穣氏旧蔵典籍古文書目録」(代表 井原今朝男)にもとづき,『田中穣氏旧 蔵典籍古文書目録[国文学資料・聖教類編]』を編集・刊行した。
4) 福武学術文化振興財団助成研究「巨大絵図・地図の現地調査法とディジタル化に関する研究」(代表 久留 島浩)および東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター「近世の大規模新田開発絵図に関する基礎研究 プロジェクト」(代表 保谷徹)にもとづき,越後国紫雲寺潟および福島潟の干拓関係文書・絵図の調査・ディジタ
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