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化学製品等の表示

ドキュメント内 平成21年度活動報告書 (ページ 106-109)

化学製品は、含まれる化学物質・用途・容器の種類などによって、「薬事法」(医薬品)、「消防法」(危 険物)、「高圧ガス保安法」(エアゾール製品)、「農薬取締法」、「毒物及び劇物取締法」、「容器包装リ サイクル法」など、それぞれ該当する法律に定められた事項を表示することが義務づけられていま す。また日常生活で使用される繊維製品、合成樹脂加工品、電気機械器具および雑貨工業品のう ち、消費者にとって品質を見分けることが困難で、しかも見分ける必要性の高いものについて、

表示事項・方法を定めている「家庭用品品質表示法」のなかで、プラスチック製品、石けん・洗剤・

洗浄剤、ワックス、塗料、接着剤、漂白剤などの化学製品について、品目ごとに、成分、性能、

用途、取扱い上の注意などの表示が義務づけられています。

PL対策を目的とした警告表示を具体的に義務づけている法律はありませんが、製品を安全かつ 効果的に使用するために必要な情報は表示しておくことが望ましく、特に危険が予想される点に関 しては警告表示が必要と考えられます。事故が起きた際、消費者に十分な情報が提供されていなか った場合は、指示・警告上の欠陥があるとして製造業者等が製造物責任を問われる可能性もあります。

殺菌効果のあるハンドソープを開発・販売するにあたり、名称として「殺菌洗浄剤」と表示すること に、何か法的な制約はあるか。〈事業者〉

⇒殺菌効果をうたうハンドソープは、薬事法上の「医薬部外品」に分類され、製造・販売にあたっては、

同法に基づく許可、および品目ごとの承認等が必要です。申請手続きは、製造販売業者等が所在す る都道府県で取り扱われますので、詳しくは都道府県の薬務担当の課にお問い合わせください。

食品製造設備用の殺菌剤の製造を検討している。殺菌剤の表示に関わる法規制について教えてほし い。〈事業者〉

⇒食品衛生に関する情報提供などを行っている(社)日本食品衛生協会(http://www.n-shokuei.jp/) に問い合わせてみてください。

台所用殺菌スプレーを販売することを計画しているので、用途、成分等から、適用される法律、必 要な表示等について教えてほしい。〈事業者〉

⇒当センターでは特定の企業・商品に関するコンサルタント業務は行っておりませんので、コンサ ルタント会社、損害保険会社等にご相談ください。

おもにバイク用品を製造している事業者である。新たに自転車用ケミカル品を取扱うにあたり、取 扱説明書や製品表示について検討している。オートケミカル製品については日本オートケミカル工 業会(http://www.jade.dti.ne.jp/j-chemi/)の自主基準を参考にしているが、自転車用のケミカル 品について同様の自主基準はあるか。自転車関係団体などにも問い合わせているが、何か情報を知 っていたら教えてほしい。〈事業者〉

⇒当センターでは関連する情報を把握しておりません。

当社の製品(消耗品)の使用期限の表示について検討するにあたり、法律以外に、各業界の自主基準 等で使用期限の表示について定めているものがあれば参考にしたいので教えてほしい。〈事業者〉

⇒例えば、一次電池に関してはJIS C 8500(一次電池)によって、また携帯用簡易ガスライタに関 しては(財)製品安全協会(http://www.sg-mark.org/)のSGマーク認定基準によって、使用期限 等の表示について定められています。これらの他にも、さまざまな任意の規格基準や、各企業の 判断で表示している場合があると思われます。

「建築工事の元請業者から施工を依頼されたウインドウ・フィルムに、取扱い方法や品質に関する情 報が添付されておらず、時間と労力を費やして取り寄せなければならなかった。取扱説明書等の添 付を義務づけている法規制はないのか」という相談を受けている。〈行政〉

⇒ウインドウ・フィルムを対象に表示や情報提供を義務づける法律はないものと思われますが、関 係省庁にご確認ください。なお、今のお話だけでは、当該ウインドウ・フィルムの流通経路のど の段階から情報が提供されなかったのか不明ですが、ウインドウ・フィルムの施工等に関する一 般的な情報について、日本ウインドウ・フィルム工業会(http://windowfilm.jp/)にも問い合わせ てみるとよいでしょう。

業務用製品は消費生活用製品安全法や家庭用品品質表示法の対象となるか。〈事業者団体〉

⇒経済産業省のホームページ「製品安全ガイド」によると、「製造事業者等が業務用として製造又 は輸入している製品であっても、 その製品の仕様や販路等から判断して、例えば、一般消費 者がホームセンター等の店舗や、カタログやインターネットによる通信販売等で容易に購入可 能で、一般家庭でも広く使用できるような製品は消費生活用製品と解される」とのことです (http://www.meti.go.jp/product_safety/producer/point/02.html)。また、同省の家庭用 品品質表示法に関するホームページによると、「業務用であっても、ホームセンター等で一 般消費者に対して販売をする可能性がある商品については表示が必要となる」とのことです (http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/hinpyo/faq/faq_05.html)。詳しくは、これら の法律を所管する消費者庁(注:平成21年9月1日から消費者庁が所管)にお問い合わせください。

調理用手袋(材質:ポリエチレン)を輸入し、食品加工会社向けに販売することを計画している。包 装等に当社の名前を表示することが法律で義務づけられているのかを中央官庁○○に問い合わせ たところ、化学製品PL相談センターを紹介された。〈事業者〉

⇒家庭用品品質表示法では、対象となる家庭用品について、製造業者、販売業者、表示業者(製造 業者または販売業者の委託を受けて表示を行う者)、輸入品の場合は輸入業者など、その製品に ついて自己の責任において品質を表示する者の氏名または名称、連絡先(住所または電話番号) 等を表示することを義務づけています。業務用製品は対象外ですが、ホームセンターなどで一般 消費者に対して販売される可能性がある場合は表示が必要となります(詳しくは同法を所管する 消費者庁にお問い合わせください)。調理用手袋は家庭用品品質表示法の対象品目ではありませ んが、同法の趣旨にかんがみて、適切にご判断ください。

エンジンオイルを輸入し、一般消費者向けに販売している。製品には、現地のメーカーおよび当社そ れぞれの名前および所在地を表示しているが、そのいずれかを省いて、空いたスペースで警告表示を 充実させたい。製造物責任(PL)法では表示についてどのように定められているのか。〈事業者〉

⇒PL法は、製造物の欠陥(製造上、設計上、指示・警告上)によって生命、身体または財産に係る 被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償責任について定めた民事上の法律であって、具 体的な表示義務等について規定した法律ではありません。ただし、同法では、輸入品の場合、消 費者が直接海外の製造業者を訴えること等が困難であることを考慮して、輸入業者を責任主体と しています。一方、表示については、家庭用品品質表示法で、対象となる家庭用品について、製 造業者、販売業者、表示業者(製造業者または販売業者の委託を受けて表示を行う者)、輸入品の 場合は輸入業者など、その製品について自己の責任において品質を表示する者の氏名または名称、

連絡先(住所または電話番号)等を表示することを義務づけています。エンジンオイルは家庭用品 品質表示法の対象品目ではありませんが、同法の趣旨にかんがみて、やはり貴社の名前等を表示 するのが望ましいでしょう。

医薬品と医薬品以外の化学品とでは、PL対策として表示すべきことに違いがあるか。〈事業者〉

⇒PL(製造物責任)法は、製造物の欠陥(製造上、設計上、指示・警告上)によって生命、身体または 財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償責任について定めた民事上の法律で あって、具体的な表示等については規定していません。ただし、製品の形態や想定される使用状況 等に応じて必要な注意・警告を表示しておくことが望ましく、製品表示が適切でない場合や正確な 情報が伝わりにくい場合には、事故が起きた際、指示・警告上の欠陥があるとして製造物責任を問 われる可能性があります。(なお、製品の用途、成分等によっては、それぞれ該当する法律(例えば、

医薬品の場合は薬事法)で表示・情報提供等について定められている場合があります。)

製造物責任(PL)法で警告図記号について規定しているか。〈事業者〉

⇒PL法は、製造物の欠陥(製造上、設計上、指示・警告上)によって生命、身体または財産に係る 被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償責任について定めた民事上の法律であって、具 体的な表示等について規定した法律ではありません。なお、消費者用製品等に危険防止の目的で 付けられる警告用図記号については、JIS S 0101(消費者用警告図記号)で、基本形状、色などが 規定されています。

当社の液体洗浄剤(業務用)の表示に、警告図記号を追加したい。表示方法などについては製造物責 任(PL)法で定められているのか。〈事業者〉

⇒PL法は、製造物の欠陥(製造上、設計上、指示・警告上)によって生命、身体または財産に係る 被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償責任について定めた民事上の法律であって、具 体的な表示義務等について規定した法律ではありません。なお、消費者用製品等に危険防止の目 的で付けられる警告用図記号については、JIS S 0101(消費者用警告図記号)で、基本形状、色な どが規定されています。また、家庭用の洗浄剤については、洗浄剤・漂白剤等安全対策協議会(日 本家庭用洗浄剤工業会内)が絵表示等に関する自主基準を定めていますので、参考にされるとよ いでしょう(http://jsda.org/w/01_katud/antaikyo/antaikyo_090305.pdf)。

ドキュメント内 平成21年度活動報告書 (ページ 106-109)

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