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プラスチック製食品用器具・容器包装

ドキュメント内 平成21年度活動報告書 (ページ 88-94)

プラスチック製の食品用器具・容器包装については、食品衛生法に基づく規格基準によって、材質 試験と溶出試験の両面から規制されています。しかし、耐熱温度を超えて使用した場合には、プラ スチックが融けて中の成分が溶け出す可能性があります。電子レンジで使用する際には、耐熱温度 が 140℃以上のもの、または「電子レンジ使用可能」などと表示されているものを使用してください。

ただし、電子レンジで使用可能なものであっても、電子レンジの機種等によって庫内の温度が 耐熱温度を超えてしまう可能性もあるため、加熱の時間・温度の設定にも注意してください。また、

油を多く含む食品の場合は加熱されるとさらに高温になるため、電子レンジで油性の食品を温め たり、温めた油性の食品、揚げ物や焼きたての油物を載せたりするのに、プラスチック製食品用 器具・容器包装を使用することは控えましょう。

なお、プラスチックを誤って食べてしまった場合、プラスチックそのものは腸内で吸収される ことなく、そのまま排泄されます。しかし、大きさや形状によっては、消化器官の一部を傷つけ たり喉に詰まって窒息したりする恐れもありますので、特に小さなお子様にはご注意ください。

※ 詳しくは P.122 ちょっと注目「プラスチック製食品用器具・容器包装の安全性」をご覧ください。

スーパーマーケット△△で販売または無償提供されている水の専用ボトルの安全性に問題はない か。〈消費者〉

⇒一般に、プラスチック製の食品用器具・容器包装は、食品衛生法に基づく規格基準によって、材

質試験と溶出試験の両面から規制されています。しかし、特定の製品の安全性等については、や はりそのメーカー等でなければ責任を持って答えることができず、当センターはお答えできる立 場にありませんので、確かなことは△△を通じてボトルのメーカー等にお問い合わせください。

市内の小学校で児童の味噌づくり体験に使用しているプラスチック製食品保存容器について、保護 者から「有害な物質が溶け出して味噌に混入し人体に影響を及ぼすことがないか」という問い合わ せを受けている。〈その他(教育委員会)〉

⇒一般に、プラスチック製の食品用器具・容器包装は、食品衛生法に基づく規格基準によって、材 質試験と溶出試験の両面から規制されています。しかし、特定の製品の安全性等については、や はりそのメーカー等でなければ責任を持って答えることができず、当センターはお答えできる立 場にありませんので、確かなことは当該容器のメーカー等にお問い合わせください。

「プラスチック製の漬物樽で漬物を漬けた場合に、漬物樽から有害な物質が溶け出すことはないか」

という問い合わせを受けている。〈消費生活C〉

⇒一般に、プラスチック製の食品用器具・容器包装は、食品衛生法に基づく規格基準によって、材 質試験と溶出試験の両面から規制されています。しかし、特定の製品の安全性等については、や はりそのメーカー等でなければ責任を持って答えることができず、当センターはお答えできる立 場にありませんので、確かなことはメーカー等に問い合わせるよう、相談者にお伝えください。

「自宅で梅干をつくっている。先日、漬け込んだ梅を取り出した際に、漬物石の中から灰色の軟ら かいものが飛び出していることに気付いた。今年は梅雨明けが遅かったため、なかなか天日干しで きず、いつもより1ヵ月くらい長く漬けたままにしていたために、漬物石が溶けたのかもしれない。

この漬物石は4年前に祖母から譲られたもので、祖母がいつ購入したかは分からない。メーカー等 は表示されていないが、本体および取っ手の材質はプラスチックと表示されている。つくった梅干 を食べても大丈夫か」という問い合わせを受けている。〈消費生活C〉

⇒本体および取っ手はプラスチックであっても、内部には重さを出すためにプラスチック以外の材 質が使われていることも考えられます。また、一般に食品用器具・容器包装は食品衛生法に基づ く規格基準によって規制されていますが、内部の材質については、食品と直に接触することを想 定してつくられていない可能性もあり得ます。確かなことはメーカー等に問い合わせなければ分 からないでしょうが、そのメーカー等が分からないとなると、梅干を食べて安全であるとの保証 はないでしょう。

「内釜にフッ素樹脂加工が施された炊飯器を購入しようと思うが、安全性に問題はないか」という問 い合わせが、保健所からまわってきた。どのように回答すればよいか。〈消費生活C〉

⇒フッ素樹脂製品一般の情報については日本弗素樹脂工業会(http://www.jfia.gr.jp/)に、また個 別の製品に関する情報については各メーカーに問い合わせるよう、相談者にお伝えください。

ガスコンロにかけた鍋で煮物を調理していた際、間近に別の鍋(ほうろう引き)を置いていたため、

そのふた(プラスチック製)の一部が融けて変形した。換気扇を作動させていたためか、風邪を引い ていたためか、特に異臭は感じなかった。しかし、近くに子ども(幼児)がいたので、何か有害物質 が発生した可能性がないか心配になり、消費生活センターに問い合わせたところ、化学製品PL相 談センターを紹介された。なお、調理していた煮物は食べずに捨てた。〈消費者〉

⇒一般にプラスチックが融けたり燃えたりした場合、炭酸ガス、一酸化炭素、また、それぞれの材 質特有のガス等が発生しますが、材質(プラスチックの種類)が不明のため確かなことは分かりか ねます。メーカー等が分かればそちらにお問い合わせください(ほうろう鍋は、家庭用品品質表 示法に基づき、製造業者等の名称および連絡先等の表示が義務づけられています)。また、お子 様の健康状態について、ご心配な点があれば医師に相談してみてください。

長年使用している計量カップ(材質:AS樹脂)にヒビが入り、あらためてよく見たら、耐熱温度が 80℃と表示されていることに気付いた。これまでずっと、料理に使う熱湯を量るのに使用してきた が、有害な物質が溶け出して食品に混入し健康に影響を及ぼしていたということはないか。メーカ ーに問い合わせようにも、アルファベットと数字が書いてあるだけで、メーカー名が表示されてい ない。消費生活センターに相談したところ、化学製品PL相談センターを紹介された。〈消費者〉

⇒特定の製品の安全性については、やはりそのメーカー等でなければ責任を持って答えることがで きず、当センターはお答えできる立場にありません。表示されているアルファベットと数字は、

家庭用品品質表示法に関する告示である「合成樹脂加工品および雑貨工業品に関する品質表示者 番号承認規程」(平成9年12月1日から廃止)に基づく番号と思われますので、同法を所管する消費 者庁に、番号の承認を受けた表示者(メーカー等)の連絡先を問い合わせるとよいでしょう。

スーパーマーケットで購入したフライパンの表示によると、付属のフタ(強化ガラス製)のつまみの 材質がメラミン・フェノール樹脂とのことだ。食品への混入で問題とされているメラミンのことか。

手などに付着して食品と一緒に食べてしまった場合、安全性に問題はないのか。消費生活センター に問い合わせたところ、化学製品PL相談センターを紹介された。〈消費者〉

⇒メラミン・フェノール樹脂は、メラミンとフェノールとホルムアルデヒドとを反応させてつくら れるプラスチックで、メラミンとは別の物質です(メラミン・フェノール樹脂に関する一般的な情 報については、合成樹脂工業協会(http://www.jtpia.jp/)にお問い合わせください)。一般に、

プラスチック製の食品用器具・容器包装は、食品衛生法に基づく規格基準によって、材質試験と 溶出試験の両面から規制されています。しかし、特定の製品の安全性等については、やはりその メーカー等でなければ責任を持って答えることができず、当センターはお答えできる立場にあり ませんので、確かなことはご使用のフライパンのメーカー等にお問い合わせください。

「整理をしていたら、30年くらい前に結婚式の引き出物としてもらった椀セットが出てきた。表示 によると、内側にはウレタン樹脂塗装、外側にはメラミン樹脂塗装が施されているらしい。メラミ

ン樹脂塗装は安全性に問題があるとどこかで聞いたことがあるが、この椀を使用しても大丈夫か」

という問い合わせを受けている。〈消費生活C〉

⇒今のお話だけでは、どのような場合を想定してどう問題があるということか、お聞きになったと いう情報の全容が不明です。一般に、合成樹脂製(樹脂塗装を含む)の食品用器具・容器包装は、

食品衛生法に基づく規格基準によって、材質試験と溶出試験の両面から規制されています。しか し、当センターは特定の製品の安全性等についてお答えできる立場にはありませんので、確かな ことは、メーカー等が分かればそちらに問い合わせるよう、相談者にお伝えください(合成樹脂 製の椀等は、家庭用品品質表示法に基づき、原料樹脂、耐熱温度、取扱い上の注意、さらに平成 9年から製造業者等の名称および住所または電話番号を表示することが義務づけられています)。

給食用の食器(材質:メラミン樹脂)を購入しようと思う。カタログによると、耐熱温度は100℃で、

煮沸消毒はできないとのことだ。当保育所では熱風消毒保管庫を使用しており、自治体の指導によ って設定温度を85℃にしているが、実際の庫内温度は85℃以上と思われる。そのような条件下で当 該食器から何か有害物質が溶け出すことはないかについて、消費生活センターに問い合わせたとこ ろ、化学製品PL相談センターを紹介された。〈その他(保育所)〉

⇒特定の製品の安全性等については、やはりそのメーカー等でなければ責任を持って答えることが できず、当センターはお答えできる立場にありません。実際の庫内温度を踏まえた熱風消毒の適 否について、当該食器のメーカーにお問い合わせください。

当社の従業員食堂で何年も前から使用している食器が、メラミン樹脂製ではないかと思う。食品へ の混入で問題とされているメラミンのことであれば、安全性に問題はないのか。また、この食器を 電子レンジで使用しても大丈夫か。〈その他(宿泊施設)〉

⇒メラミン樹脂は、メラミンとホルムアルデヒドとを反応させてつくられるプラスチックで、メラ ミンとは別の物質です(メラミン樹脂に関する一般的な情報については、合成樹脂工業協会 (http://www.jtpia.jp/)にお問い合わせください)。一般に、プラスチック製の食品用器具・容器 包装は、食品衛生法に基づく規格基準によって、材質試験と溶出試験の両面から規制されていま す。しかし、特定の製品の安全性等については、やはりそのメーカー等でなければ責任を持って 答えることができず、当センターはお答えできる立場にありませんので、確かなことは、メーカ ー等が分かればそちらにお問い合わせください。なお、プラスチック製の食器を電子レンジで使 用する際には、耐熱温度が140℃以上のものを使用してください(ただし、油を多く含む食品の場 合は、加熱されるとさらに高温になるため、プラスチック製以外のものを使用するのがよいでし ょう)。プラスチックの耐熱温度を超えると、プラスチックが融けて、中の成分が溶け出す可能 性があります。一般にメラミン樹脂の耐熱温度は110~130℃ですが、プラスチック製の皿等は、

家庭用品品質表示法に基づき、原料樹脂、耐熱温度、取扱い上の注意、さらに平成9年から製造 業者等の名称および住所または電話番号を表示することが義務づけられています(本体とは別に 表示してある場合もあります)ので、確かなことは表示をご確認ください。

ドキュメント内 平成21年度活動報告書 (ページ 88-94)

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