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労働安全衛生活動のレベルアップを図り、全社安全目標へ の着実な改善を図ります。

ドキュメント内 p...{..P01-48(TF) (ページ 36-39)

OHSMS導入数の推移 

旭化成グループでは、 1982年より開始した「環境安全3ヶ年計画」 (2000年度に第6次計画を完了)に引き続き、 2001年度から 2003年度を最終年度とするRC3ヶ年計画を新たに開始し、 全社目標(休業度数率0.1以下、 強度率0.005以下) を達成するた めに持株会社、 事業会社、 支社毎にRC3ヶ年計画を策定し、 労働安全活動を進めてきました。 

しかし、 下記のグラフに示すように、 ここ数年の間休業度数率が下げ止まり傾向にあり、 従来実施してきた労働安全衛生活動の みでは継続的な目標達成は極めて難しい状況になってきました。 このため、 労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS) を導 入し、 グループ全体で労働安全衛生活動のレベルアップを図り、 世界トップレベルの目標の継続的な達成を図っていきます。 

労働安全衛生マネジメントシステム(Occupational  Health &  Safety  Management System)の略。OHSMSに関する規格としては、最初 に英国の指針であるBS8800規格をベースに、一部の審査登録機関 が独自の審査基準を設定して審査登録を開始しています。日本でも労 働省が安全衛生の水準を向上させることを目的に、国家規格として OHSMSを作成しています。 

OHSMS

75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 01 03 0

0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0

休業度数率の推移 

※休業度数率:100万延労働時間当たりの労働災害による休業者数 

→詳細データは資料編(P50)に掲載しています。 

旭化成  化学工業  製造業 

75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 01 03 0

0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6

強度率の推移 

※強度率:1000延労働時間当たりの労働損失日数 

旭化成  化学工業  製造業 

(年度) 

(年度) 

(年度) 

0 20 40 60 80 100

01 2

02 12

03 65

04 

(計画) 

74

05 

(計画) 

77 単位:拠点数 

35

健康管理活動 

全社健康推進委員会 

●健康支援体制の基盤整備 

●要管理者割合の削減 

●メンタルヘルスケアの推進  健康に関する指針  健康保険 

組合 

各地区  健康管理室 

人事・労務  センター 

環境安全・ 

品質保証総括室  労働組合 

産 業 医  

環境保全活動  労働安全衛生活動 

旭化成グループでは、2002年度から従業員の健康維持・増進 活動をさらに強化するために、グループRC活動に健康管理への 取り組みを新たに明記し、グループ全体の目標として「健康に関 する指針」を策定しました。 

これらの目標を具体的に達成するため、2002年度から各地区 健康管理室、労働組合、産業医、健康保険組合、人事・労務、環 境安全・品質保証総括室で構成する「全社健康推進委員会」を 新たに設置し、活動しています。 

2003年度は「健康管理ガイドライン」「リハビリ勤務制度」等 の内規を新たに制定し、健康管理の基盤を整えました。また、引き 続き「パーソナル食事栄養管理システム」を実行し、糖尿病・高 血圧・高脂血・肥満者等の削減に効果を上げています。 

健康支援体制の基盤整備 

メンタルヘルスケアの推進 

糖尿病の指標値の推移 

パーソナル食事栄養管理システム 

パーソナル  食事栄養管理システム 

Internet

デジタルカメラで  食事内容を撮影 

食事分析  利用者 

栄養士・ 

アドバイザー  分析結果・ 

個人向けアドバイス 

食事画像 

旭化成グループでは、従業員のメンタルヘルスケアを推進する ために、2001年度に財団法人社会経済生産性本部メンタルヘ ルス研究所が開発した「心の健康診断(JMI)」を全従業員が定 期的に受診することを決定し、2003年度に約5,000名が受診しま した。これにより、延岡地区の一部を除き、全グループの全地区の

従業員がJMIでのメンタルヘルスチェックを完了しました。 

健康管理への取り組み事例 

■大仁地区の禁煙キャンペーン「禁煙しま戦火」 

大仁地区では、それまで空間分煙を主としていましたが、喫煙による喫煙者の健康への影響を考え、2002年より禁煙サポートを推進す ることとしました。 

全従業員を対象に「喫煙に関するアンケート」を実施したところ、喫煙者の多くが『機会があれば止 めたい』と思っていることや、吸わない人は『職場の会食時などに吸って欲しくない』と思っているこ となどが分かり、この結果を踏まえて三度にわたり説明会を実施しました。 

第一回から順に「禁煙ダービー」「禁煙しま専科」「禁煙しま戦火」と名付けられた説明会では、産 業医によるニコチン貼付薬を使った指導が行われた後、その後も産業医、看護師による面談などの フォローが行われました。この結果、各回とも2ヶ月後には参加者のほぼ100%が禁煙に成功してい ます。 

start 1ヶ月  2ヶ月  3ヶ月 

4 5 6 7 8 9 10

DM01 

DM02 

DM03 

DM04

DM05 

DM06 

DM07 

DM08

DM09 

DM010

DM011

DM031

DM032 

DM033 

目標値 

正常値上限 

36

製品安全活動 

製品安全管理に関する旭化成グループ全体のシステムの構築および運用については、 RC担当役員のもと、 環境安全・品質 保証総括室が行っています。 また、 個別製品の製品安全については、 各事業会社がグループガイドラインである「製品安全対 策ガイドライン」に従って、 事業毎の製品安全リスクを考慮した管理を行っています。 

2003年度には、全事業において、事業会社または事業部単位でのISO9001の登録移行を完了しました。 これを機会に、

ISO9001の仕組みに「製品安全対策ガイドライン」の内容を加え、 ISO9001を運用することで確実に製品安全が管理できるよ うに進めています。 

製品安全対策のフロー 

化学製品の安全性確保の流れ  機器製品の安全性確保の流れ 

計画立案 

製品の企画  用途、仕向地の明確化 

法規・規格・基準の調査 

製品の設計(試作機器の製作) 

対象範囲の特定 

危険事象の洗い出し 

リスクの推定 

リスクの評価 

リスクの除去・低減  リスクの評価 

用途、仕向地の明確化  法規・規格・基準の調査  危険有害性の調査 

暴露状況の把握  不足データの取得 

対外文書作成  製造・物流等の要件 

法規・規格・基準への対応  製品の安全性

確保のため実 施する内容お よびスケジュ ールの作成 

市場評価前検討 

製品開発段階 

製品上市前検討 

安全性/リスク評価  リスクの除去・低減 

使用法、廃棄法の把握   

製品取扱者が負担する  リスク内容、対策の明確化 

対外文書の作成 

製造・物流等の要件の確認・修正   

   

使用法、廃棄法の把握   

   

対外文書の見直し  製造・物流等の要件の実施   

安全性/リスク評価  リスクの除去・低減 

   

製品取扱者が負担する  リスク内容、対策の明確化 

対外文書の作成 

製造・物流等の要件の明確化   

製品上市後検討  製品供給段階 

市 場 評 価 審 査

 

製 品 上 市 審 査

 

製品開発を  するか 

リスクが  管理可能か 

安全か  終了 

Yes No

No

No Yes

Yes

リスクアセスメント 

・製造、物流等の要件 

・取扱者への伝達事 項の明確化 

製品安全対策 

旭化成グループは、製品安全を確保するため、 「製造物責任」 「化学製品安全」 「機器製品安全」について、事例研究を 含めて定期的に教育を実施しています。また、各事業会社では、製品安全に関する2003年度の目標および計画を策定し、

その計画に従って製品安全活動を実施しました。事業会社内の各組織の活動状況については、事業会社が内部監査で

確認し、事業会社社長のレビューを受けました。また、RC担当役員の監査結果、委託先管理、仕入れ品の管理、関係会社

の管理等について、特に管理の強化を要請しました。 

ICCAは、1998年、OECD(経済協力開発機構)が進めてきた 高生産量化学物質安全性点検プログラムに産業界の立場で協力、

推進することを決議しました。そして、2004年までに約1,000物質(日、

米、欧2地域で1,000t以上の生産物質)の評価を終えることを目 標に取り組んでいます。 

旭化成グループは、このICCA  HPV イニシャティブに1999年よ り参加しています。対象となる約1,000物質のうち、旭化成グルー プが製造しているのは30物質で、そのうち10物質についてコスポ ンサーとしてイニシャティブへの参加表明を行い、既に4物質につ いてはOECDでの評価が完了しています。残り6物質についても 関係先と連絡をとりながら鋭意進めています。 

(1) ICCA HPV イニシャティブ 

  (高生産量化学物質安全性点検プログラム) 

ICCAでは、化学物質のヒトの健康や環境への影響に関する未 解明な問題への対応や安全性評価技術の開発などに関し、長 期自主研究を進めています。日本化学工業協会では、このうち、「内 分泌かく乱」「神経毒性」「化学発がん」「化学物質過敏症」の 4分野での研究を推進していています。 

旭化成グループは、この活動に「内分泌かく乱」の企画管理パ ネル委員として参画し、研究白書作成、応募テーマ審査、採択テ ーマに関するフォロー等の活動を行っています。 

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