16.4 重要
水の使用量 の把握と 節水努力
① 水の使用量に関する行政や地域での取り決め、指導・許可 制度がある場合は、それに従って節水に協力している。
② 上記①に該当する場合、灌漑水量及び農産物取扱い施設 の使用水量を把握している。
①例えば、指導・許可制度には、渇水時の使用制限、地下水 の使用量の報告義務等がある。
②例えば、農薬や液肥の散布記録や灌水設備の流量で把握 する。水道水は水道メーターから把握する。
17.3 努力
更衣場所、
所持品の 保管場所
農産物取扱い施設では、作業者が更衣する場所や所持品を預け
られる場所を確保している。 例えば、専用ロッカーを設置する。
18.7 重
5.4.1 必 須
CCP(必須 管理点)の 特定
管理点5.3でリスクが高いと評価した食品安全危害要因を抑制する 管理手段(対策・ルール・手順)について、以下の条件が成立する 場合には、CCP(必須管理点)として特定している。
① 消費者の食品安全にとって必要不可欠な工程である。(この 後の工程で食品安全危害要因を安全なレベルまで低減また は除去できる工程がない)
② 工程中でモニタリングが可能である(モニタリングの指標を 設定できる)。
①食品安全危害要因の安全なレベルを「許容水準」という。
「許容水準」は8.1商品仕様書から導かれる。例えば、食品安 全危害要因が「金属異物の残存」であった場合、その許容水 準は「●mm以上の金属異物がないこと」と設定する。
5.4.2 必須
CCP(必須 管理点)の 管理手段の 妥当性確認
管理点5.4.1で特定したCCP(必須管理点)の管理手段(対策・ルー ル・手順)が効果的に機能するか事前に妥当性確認を実施してお り、その結果を記録している。
食品安全危害要因を「許容水準」以下にできれば効果的な管 理手段といえる。
例えば、金属探知器が一定の条件設定の時に金属のテスト ピースを排斥できることを事前に確認する行為が相当する。
5.4.3 必 須
CCP(必須 管理点)の モニタリング 方法の決定
管理点5.4.1で特定したCCP(必須管理点)について下記のモニタリ ング手順を確立して文書化している。
1) 何を(モニタリングする対象と許容限界)
2) どのように(モニタリングする方法(使用機器がある場合には その特定含む))
3) いつ(モニタリングする頻度)
4) 誰が(モニタリングの実施者)
5) モニタリングの記録
許容限界とは許容可能と不可能を分ける判断基準のことであ り、モニタリングする対象が許容限界を逸脱した場合には、そ の商品は安全でない可能性がある。例えば、金属異物であれ ば管理点5.4.1で設定した「許容水準」以上の金属異物を金属 探知工程で排斥できることが「許容限界」となる。排斥できな かった場合には許容限界を逸脱したということになる。
5.5.2 必須
CCP(必須 管理点)の モニタリング の実施と是 正処置の 実施
① 管理点5.4.3で定めたCCP(必須管理点)のモニタリングを実施 し、記録している。
② 許容限界を超えた場合の是正処置手順を文書化している。
③ 許容限界を超えた場合には、②に従った是正処置を実施し、
その結果を記録している。
許容限界を逸脱した場合には、安全でない商品としてその商 品自体を取扱い(例えば廃棄する、食品安全危害要因を低 減・除去してから再度同じ工程を通す等)、発生原因を追究し て是正処置を実施する必要がある。この対応は管理点8.3、管 理点9.1への対応を利用してもよい。
G.(参考)Advance精米専用項目
8.1 必須 商品仕様の 明確化
① 商品管理の責任者は、商品ごとに下記の内容について商品 に関する仕様を文書化している。
1) 商品名 2) 原料・原産地
3) 農産物の食品安全に関する規格・基準(残留農薬、放射性 物 質、重金属類、微生物、異物等)
4) 農産物の品質(規格・等級等)について 5) 食品安全上の意図した用途
6) 容器・包装資材に関すること(規格、素材等)
7) 数量(重量・入れ目・本数等)
8) 保管条件・日持ち、配送条件 9) 表示内容
10 JGAP認証に関する表示について 11) その他顧客の要求事項
② 上記①の商品の仕様が変更になった場合には、上記①が 修正されており、修正された年月日は記録されている。
ここで要求している「商品仕様書」は顧客提出用ではなく内部 的なものである。
①3)食品安全に関する規格・基準は管理点5.4.1で食品 安全危害要因の「許容水準」を決定する基礎となる。
①5)食品安全上の意図した用途とは、例えば、粉末にして 菓子等にする等のことを指す。どのような喫食方法を 意図した商品であるかを明確にすることで食品安全危害 要因やその許容水準が異なる可能性がある。
11.2.1 必 須
HACCPチー ムの編成
商品管理の責任者は、CODEX食品衛生の一般原則に基づく一般 衛生管理とHACCPに関する最低2日間の研修の履行者を含む HACCPチームを編成している。
*団体の場合には、団体内にHACCPチームがあればよい。
精米はCODEX-HACCPの7原則12手順が必要となる。手順1 が食品安全に関する専門家チームを編成することである。小 規模組織の場合には商品管理責任者のみでもよいが、生産 工程と当該農産物における危害要因とリスクに関する知見は 必要である。なお、外部の専門家をチームに参加させることも 可能である。
法令等 農林水産省指針等
食料・農業・農村基本法 農業技術の基本指針
食品安全基本法 農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン
環境基本法 農薬適正使用の指導に当たっての留意事項について
悪臭防止法 農薬の飛散による周辺作物への影響防止対策について
家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律 環境と調和のとれた農業生産活動規範について 鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法
律
鳥獣による農林水産業等に係る被害防止のための施策を実施するため の基本的な指針
計量法 地力増進基本指針
原子力災害特別措置法 家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本指針
危険物の規制に関する政令 住宅地における農薬使用について
消防法 環境と調和のとれた農業生産活動規範点検活動の手引き
出入国管理及び難民認定法 農作業安全のための指針
種苗法 農作業安全対策の推進
食品表示法 農業の現場における知的財産取扱指針
食品表示基準 総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指針
生物多様性基本法 無登録農薬と疑われる肥料に係る指導の徹底について
食品衛生法 農薬危害防止運動実施要綱
地力増進法 個別農業機械別留意事項
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 コメ中のカドミウム濃度低減のための実施指針の策定について
毒物及び劇物取締法 水稲のカドミウム吸収抑制のための対策技術マニュアル
農薬取締法
農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令
農林物資の規格化等に関する法律(JAS法) 大規模乾燥調製施設の設置・運営に当たっての留意事項について 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 米のカビ汚染防止のための管理ガイドライン
肥料取締法
不当景品類及び不当表示防止法
米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律 労働安全衛生法
労働基準法
労働者災害補償保険法
地球温暖化対策の推進に関する法律 生鮮食品品質表示基準
植物防疫法
農林水産省及び厚生労働省における食品の安全性に関するリスク管理の 標準手順書
麦類のデオキシニバレノール・ニバレノール汚染低減のための指針の 策定・普及について
を定める件
厚生労働省指針等
食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針(ガイドライン)
食品衛生法第1条の3第2項の規定に基づく食品事業者の記録の作成及び 保存について
労働者災害補償保険法施行規則第46条の18第1号の規定に基づき、厚生 労働大臣が定める機械の種類を定める告示
食品、添加物等の規格基準 チェーンソー取扱作業指針
文献等
Codex 生鮮果実・野菜衛生実施規範
Codex CAC/RCP-1(1969)食品衛生の一般原則
Codex CAC/RCP-1(1969)食品衛生の一般原則 付属書 HACCPシステムお よびその適用のためのガイドライン
GFSIガイダンスドキュメント Ver.6.3 日本施設園芸協会 生鮮野菜衛生管理ガイド 日本生活協同組合連合会 適正農業規範
全国食用きのこ種菌協会 安心きのこ生産マニュアル
社団法人日本植物防疫協会編 地上防除ドリフト対策マニュアル ISO/IECガイド51
ISO22000:2005 ILO条約
廃水、排泄物、及び家庭雑排水の安全使用に関するWHOガイドライン:
2006
WHO 飲用水の水質基準のガイドライン(第4版)