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削減コストの変化について

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2002年 364百万トン

砂糖価格が高騰した場合のCO 2 削減コストの変化について

砂糖価格が上昇するとエタノール価格が上昇し、混合ガソリン価格は上昇するので、

CO2削減コストは増加する

ガソリン価格は一定

E-3混合ガソリン

(6)検討結果 その2

0 50 100 150 200 250 300

砂糖5セント 砂糖10セント 砂糖15セント 砂糖20セント 砂糖5セント 砂糖10セント 砂糖15セント 砂糖20セント

原油60$、エタノール関税23.8% 原油60$、エタノール関税10%

BASE

$/CO2-トン

62

(参考1)CO 2 排出量削減効果(発電部門との比較)

E-3を導入した場合の

     削減量(=100)

E-3相当のエタノールを

 発電した場合の削減量(=55)

(注)2000年度の全電源構成に対して、エタノール発電で相当分を代替する

  但し、石炭火力との代替では、自動車(削減量100)に対して電力部門(削減量168)となる 国外

 原料生産、海外輸送など

国内

 自動車:製油所、流通、燃焼  発電 :発電所など

指数

-25 80

135

-35

-50 -30 -10 10 30 50 70 90 110 130 150

発電利用 自動車利用

100

55

自動車利用

発電利用

食料価格が上昇

エタノール価格上昇 ガソリン価格上昇

エタノール増産 エタノール価格下落

食料生産量が減少 食料生産量が増加

食料価格が上昇 食料価格が下落

(参考2)食料との競合がある場合(米国の例)

エタノールの需給逼迫 (思惑を含む )       ↓

エタノール価格上昇       ↓

エタノール増産と価格上昇が平行      ↓

エタノール価格と食料価格の         スパイラル的な上昇

米国の現況は他山の石  

実需を反映している分  思惑を反映している分

 米国との相違点 

米国:ガソリン不足(輸入)

日本:需給はバランス 原油価格上昇

ガソリン  需給  逼迫

1.CO 削減効果

●ブラジルからの輸入により、エタノールを混合した場合、E-3で年間420万   トンの削減効果がある。

2.削減費用

●E-3(約180万KL)の場合で約900億円のコストが必要。

 ●CO

1トンあたりの費用は約190ドル

   (前提 : 原油価格60$/bbl、砂糖価格15セント/ポンド)

3.原油や砂糖価格の与える影響

●原油価格が上昇すればCO

削減費用は低減する

  

(注)エタノールの価格上昇率がガソリン価格を上回る場合は削減費用は逆に増加する

 ●砂糖価格が上昇すればCO

削減費用は増加する

4.その他

 ●森林伐採による固定炭素喪失に関する調査が必要  ●非食糧系バイオエネルギーの開発の重要性

3-4.まとめ

4.エタノール導入への課題

4-1. 論点の整理

4-2. エタノール導入への提言 

●安定供給

(1)現在の国内(潜在)供給力

z 遊休農地利用によるエタノール生産は約100万KLが限界 z 生産コストはブラジルなどからの輸入品と比較して数倍以上

(2)ブラジルからの供給力

z輸出ポテンシャルは計算上は2010年で約600万KLと見込まれるが、日本への輸送 のためには、ブラジルの供給インフラ(パイプライン、港湾など)の整備が必要

z現時点ではエタノールを運搬する専用船の確保は困難。新造船の建設が必要となるが、

現在は建造ラッシュであり、建造に着手できるのは2010年以降

zブラジルのエネルギー政策の変化や不作などにより、世界的にエタノール需給が逼迫 する懸念がある

z当面はエタノール混合率3%程度(約180万KL)の量を目途に導入の検討を行うのが現 実的

(3)食料との競合とバイオテクノロジーへの取り組み

z世界の人口の増加、食料需要の増大に伴い、エタノール供給のタイト化が懸念される z食料と競合しないセルロース系エタノール、ブタノールの開発を積極的に進めるべき

4−1 論点の整理 その1

●環境に与える影響

(1)水資源と土壌問題

(2)森林の減少

(3)遺伝子操作

●費用対効果

(1)エタノールの供給コスト

  △E-3で約900億円(ガソリン価格で+1.4円程度)

  △CO2削減は年間420万トン(LCA評価)

(2)費用負担に関する国民的コンセンサスの形成

4−1 論点の整理 その2

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