0.0!
SR
n.S.
VFA補 正 前VFA補 正 後
(b) ρ<0.05
ρ<0.05 35α07…}一
n.S.
300.0[
・Z5'i250 .。!
一∈1 運200.0
ド
150.0
100.0
50.0
} 一 灘 雛
↑
0.O
SRVFA補 正 前VFA補 正 後
図3‑11SR法 とVFA法 の 補 正 前 後 のTI値 の 比 較 。(a)はTR‑37.9msの 時 のVFA法 、(b)は
3.2.4考 察
実 際 に 印 加 され たFAは フ ァ ン トム の位 置 に よ り異 な り、同 じGd‑DTPA濃 度 で あ っ て も異 な るT1値 が 導 出 され た 。こ のT1値 の ば らつ き はB1不 均 一 性 の 補 正 に よ り減 らせ 得 る こ とが 知 られ て い る[25]。実 際 に 、 今 回 補 正 を行 う こ とでT1値 の 変 動 係 数 を 減 少 させ る こ とが 可 能 で あ っ た 。 しか し 、SR法 の 変 動 係 数 程 の 減 少 に は 至 らな か っ た 。 ま たT1値 の 誤 差 が 小 さ く な る と は 限 らな い こ とが 判 明 した 。 こ の こ とか ら も 、B1不 均 一 性 を 補 正 す る こ と が必 ず し も 有 用 で あ る と は 考 え に く い 。
今 回 の 実 験 に お い て 補 正 を す る 為 の 撮 像 に約2時 間 を 必 要 と した 。この 補 正 は 撮 像 対 象 が 変 わ る 毎 に撮 像 し な け れ ば な らず 、 仮 に マ ウ ス を 対 象 とす る と、1匹 の マ ウス に つ き最 低2
時 間 以 上 の撮 像 を 要 す る 。 そ の た め 、VFA法 の 長 所 で あ る 高 速Tl値 計 測 を 活 か せ ず 、SR法 に てTl値 計 測 を 行 っ た 方 が 短 時 間 、且 つ 、小 さい 変 動 係 数 で 計 測 可 能 と な る こ とを 意 味 す る。
こ の こ とか ら もBl不 均 一 性 の 補 正 は 本 研 究 の 目的 で あ る 時 間 分 解 能 の 観 点 か ら もふ さ わ し い 手 法 とは 言 え な い 。
3.2.5結 論
B1不 均 一 性 の 補 正 を行 う こ とでTl値 の ば ら っ き 、 即 ち 変 動 係 数 を 減 少 させ る こ と に 成 功 した。 しか し、SR法 の 変 動 係 数 ほ どの 改 善 は見 られ な か っ た。 ま た 、VFA法 のTl値 の 導 出 精 度 の 改 善 に は 寄 与 せ ず 、 更 に 長 い 撮 像 時 間 を 要 した 。 こ れ らの 事 か ら、B1不 均 一 性 の 補 正 は 、3.1に お け る 問 題 点 で あ っ たTl値 の 誤 差 の 改 善 の 解 決 策 と し て ふ さ わ しい とは 言 え な い と思 わ れ た。
3.3収 集 条 件 の 変 更 に よ る条 件 検 討
3.3.1は じ め に
3.1に てVFA法 に よ っ て 導 出 さ れ たTl値 の 誤 差 の 原 因 と し て2D収 集 に よ る ス ラ イ ス プ mフ ァ イ ル の 影 響 が 考 え ら れ た 。 そ こ でFLASHシ ・一…ケ ン ス の 収 集 条 件 を2D収 集 か ら3D 収 集 に 変 更 し た 。 図3‑12に てFLASHの パ ル ス シ ー ケ ン ス を 示 し た 。2DFLASHはRFパ ル ス に よ る 励 起 と 同 時 に ス ラ イ ス グ ラ ジ エ ン トを 印 加 す る が 、3DFLASHで は こ れ を 印 加 せ ず に2方 向 のphaseエ ン コ ー ドグ ラ ジ エ ン トを 利 用 し て 画 像 収 集 を 行 う。3DFLASHで は 励 起 ご と に 被 写 体 全 体 か ら の 信 号 を 取 得 し て い る た めsignal‑to‑noise‑ratio(SNR)が 高 く 、更 に ス ラ イ ス プ ロ フ ァ イ ル 効 果 の 影 響 を 回 避 す る こ と が 可 能 と な る 。 一 方 、2DFLASHに お い て 矩 形 の ス ラ イ ス の 取 得 に は 無 限 の 印 加 時 間 を 必 要 と す る た め 、 理 論 的 に 矩 形 の ス ラ イ ス を 得 る こ と は 不 可 能 で あ る[28'29]。 こ の 影 響 は 信 号 強 度 の 誤 差 を 生 じ さ せ 、Tl値 の 導 出 誤 差 の 要 因 に な る と 考 え ら れ る 。
本 研 究 で は ま ず 、 同 一 濃 度 の フ ァ ン トム のT1値 を2D及 び3DFLASH撮 像 し たVFA法 よ り 導 出 し た 。SR法 に て 導 出 さ れ たTl値 をgoldstandardと し 、VFA法 のTl値 と の 有 意 差
を 検 討 し た 。 次 に 、 濃 度 勾 配 の あ る フ ァ ン トム のTl値 を2D及 び3DFLASH撮 像 し たVFA 法 よ り導 出 し た 。SR法 に て 導 出 さ れ たTl値 をgoldstandardと し 、SR法 と2D及 び3DFLASH に よ るVFA法 で 求 め られ たTl値 を 評 価 し 、SR法 とVFA法 の 相 関 性 を 検 討 し た 。
(a) RF八
Gs'hce」=∀ 一 一 一 一 一
(b)
RF
Gpfa、:
αA
Gpb̀a,e
GphEse
Gread‑
G,,ad‑一一 一̲ロ ⊆=s
図3‑12(a)2DFLASHの パ ル ス シ ー ケ ン ス 、(b)3DFLASHの パ ル ス シ ー ケ ン ス
3.3.2方 法
[実 験1]2D及 び3DFLASH撮 像 し たVFA法 に よ るTl値 の 比 較 (1)MR装 置
本 研 究 に は 、9.4T動 物 用MRI装 置(BioSpec94/20USR;BrukerBioSpinGmbH,Ettlingen,
Germany)を 用 い た 。信 号 の 送 信 に72㎜ 径linearコ イ ノレ(MRIcoilTIO325V3;BrukerBioSpin, Ettlingen,Germany)を 用 い 、 受 信 に は マ ウ ス 心 臓 用4チ ャ ン ネ ルarrayコ イ ル(MRIcoil T11426V3;BrukerBioSpin,Ettlingen,Germany)を 用 い た 。
(2)フ ァ ン トム の 作 製
脱 イ オ ン 水100mLの 入 っ た ビ ー カ ー に ア ガ ロ ー ス3.09を 入 れ 懸 濁 し 、加 温 装 置 付 き マ グ ネ テ ィ ッ ク ス タ ー ラ ー を 用 い て70〜80℃ で 加 温 及 び 溶 解 し 、3%ア ガ ロ ー ス 溶 液 を 調 製 し た 。 次 に100mLの 生 理 食 塩 水 を 加 え 、 最 終 濃 度15%の ア ガ ロ ー ス ゲ ル を 作 製 し た 。 ゲ ル は2㎜
径 キ ャ ピ ラ リー チ ュ ー ブ に 注 入 し 冷 や し 固 め た 。 同 一 の フ ァ ン トム を 計6本 作 製 し た 。
(3)フ ァ ン トム 撮 像
0.9%NaClの 生 理 食 塩 水 を 脱 イ オ ン 水 で 半 分 の 濃 度 に 調 製 し0.45%NaCl溶 液 と し た 。 溶 液 を15mLの フ ァ ル コ ン チ ュ ー ブ に 注 入 し 中 央 に 配 置 し た 。周 り に 前 項(2)に お い て 作 製 し た 6本 の キ ャ ピ ラ リ ー チ ュ ー ブ フ ァ ン トム を コ イ ル 感 度 域 内 に 配 置 し た(図3‑13)。
NMR管 フ ァ ン トム を2D及 び3DFLASH撮 像 し 、VFA法 を 施 行 し た 。FLASHの 撮 像 条 件 は 表3‑7に 示 し た 。
Tl値 のgoldstandardと な るSR法 の 撮 像 条 件 は 、20×20mm2FOV、256・256マ ト リ ク ス 、 0.078・O.078mm2空 間 分 解 能 、ス ラ イ ス 厚2.5㎜ 、ス ラ イ ス 数1、TR/TE=105,305,705,1405,
2905,5405/10msで 撮 像 し た 。
5111TIl'、 ぎ
1、
!、
ノ 、
,、
,'15inLチ ュ ー ブ't lO.4S…NaCll
、'
、 ノ
、!
、!
、!
もた げ ど
9㍉ ・s
キ ャ ビラ リー チ ュ ー ブ ファン トム(OmMGd‑DTPA)
図3‑13フ ァ ン トム のMRI、 点 線 は0.45%NaCl含 有 フ ァ ン トム 、 こ の ト 部 に キ ャ ピ ラ リー チ ・・ 一 ブ フ ァ ン トム6本 を 配 置 し た 、
表3‑7VFA法 の 撮 像 条 件
2DFLASH 3DFLASH
FOV[mm3]
Matrix
空 問 分 解 能[mm"]
ス ラ イ ス 数 ス ラ イ ス 厚 「mm]
NEX TRITE[ms]
Flipangle「]
20・20 256・256 0.078\0.078
1 2.50
1
20\20ト40 256\256\32 0.078\0.078\1,250
8 1.25
400/2.3 5,10,15,20,30,40,50,60,70,80,90
(4)画 イ象 解 析
2D及 び3DFLASHで 撮 像 し た 画 像Eに て 各 フ ァ ン トム に な る べ く 大 き/"ROIを 設 定 し た 信 号 強 度 は フ ァ ン トム 毎 及 びFA毎 に 読 み と っ た 一,式[10]に 基 づ き 市 販 の ソ フ ト ウ … ア の カ レ イ ダ グ ラ フ を 用 い て カ ー ブ フ ィ ッ テ ィ ン グ を 行 い 、Tl値 及 びSoを 導 出 し た,,次 に 、 相 関 係 数Rを 式[12]に 基 づ き カ ー一ブ フ ィ ッ テ ィ ン グ 時 のRを 導 出 し た,
SR法 のTl値 と 比 較 す る た め 、SR法 、2D及 び3DFLASHに よ るVFA法 で 導 出 さ れ た6つ の ROIのTI/直 の'll均 値 の 有 意 差 をTukey検 定 に よ っ て 市 販 の ソ フ ト ウ ェ ア(IBMSPSSStatistics, Version.22,lnternationalBusinessMachinesCorp.,USA)を 用 い て 調 べ た 有 意 水 準 は5%と 定
め た.
[実 験2]2D及 び3DFLASH撮 像 し たVFA法 に よ るrl直 線 の 比 較 (1)MR装 置
本 研 究 に は 、9.4T動 物 用MRJ装 置(BioSpec94/20USR;BrukerBioSpinGmbH,Ettlingen, Gerlnany)を 用 い た.,信}}の 送 信 に72mln径linearコ イ ル(MRJcoilTIO325V3;BrukerBioSpin,
Ettlingen,Germany)を 用 い 、 受 信 に は マ ウ ス 心 臓 用4チ ャ ン ネ7Varrayコ イ ル(MRIcoil
Tl1426V3;BrukerBioSpin,Ettlingen,Germany)を 用 い た 、
(2)フ ァ ン トム の 作 製
脱 イ オ ン 水100mLの 入/)た ビ ー カ ー に ア ガ ロ ー ス3.Ogを 入 れ 懸 濁 し 、 加 温 装 置 付 き マ グ ネ テ ィ ッ ク ス タ ー ラ ー一を 用 い て70〜80℃ で 加 温 及 び 溶 解 し 、3%ア ガ ロ ー ス 溶 液 を 調 製 し た 、 造 影 剤 はGd‑DTPAを 用 い た.生 理 食 塩 水 で 希 釈 し0.2,0.4,0.8mMのGd‑DTPA溶 液 を 調 製 しア
ル ミブ ロ ッ ク 恒 温 槽 を 用 い て70GCに 加 温 し た.ア ガ ロ ー ス 溶 液 とGd‑DTPA溶 液 を1:1の 割 合 で 調 製 し 、 最 終 濃 度L5%の ア ガ ロ ー ス の0.1,0.2,0.4mMGd‑DTPA含 有 ア ガ ロ ー ス ゲ ル を 作 製 し た ゲ ル はGd.DTPA濃 度 毎 に0.5mLマ イ ク ロ チ ュ ー ブ に 注 入 し冷 や し 固 め た 一
(3)フ ァ ン トム 撮 像
前 項(2)に て 作 製 し た マ イ ク ロ チ ュ ー ブ フ ァ ン ト ム3本 を コ イ ル ⊥二に 図3‑14の よ う に 配 置 しFLASH撮 像 し た 一VFA法 に お け る2D及 び3DFLASHの 撮 像 条 件 は 表3‑8の 通 り 、
T,/直 のgoldstandardと な るSR法 の 撮 像 条 件 は 、TR/TE=105,305,705,1405,2905,5405/10
ms、128・64マ ト リ ク ス 、0.156・0.156mrn2、40×20mm2FOV、 ス ラ イ ス 厚2.5mm、NEX lで 撮 像 し たtt
犠 、 の
拶
図3‑14フ ァ ン トム のMRI,,Gd‑DTPA濃 度 は 左 か ら0.lmM、0.21nM、0.4mMに マ イ ク ロ チ ュ ー ブ フ ァ ン トム を 配 置 し た ,
表3‑8VFA法 の 撮 像 条 件
2DFLASH 3DFLASH
FOV[mm3]
Matrix
空 間 分 解 能[mm3]
ス ラ イ ス 数 ス ラ イ ス 厚[1㎜]
NEX TR/TE[ms]
Flipangle[)]
40×20 256×64 0.156×0312
1 3.75
1
40×20×30 256×64×8 0.156×0312×3.750
8 3。75
100/23
5,10,15,20,30,40,50,60,70,80,90
(4)画 像 解 析
実 験1と 同 様 にGd‑DTPA濃 度 が0.1か ら0.4mMま で の3陵 階 の 濃 度 の フ ァ ン トム のTl値 を 、 SR法 と2D及 び3DFLASHに よ るVFA法 に て 導 出 した 。SR法 及 びVFA法 に お け るGd‑DTPA濃 度 が0.1か ら0.4mMま で の3段 階 の フ ァ ン トム に っ い て 、横 軸 が 造 影 剤 濃 度 、縦 軸 がT1値 の 逆 数 で プ ロ ッ ト し 、 直 線 近 似 を 行 いr1直 線 の 式 を 求 め グ ラ フ を 作 成 し た 。 ま た 、 導 出 さ れ たr1 直 線 の 重 回 帰 係 数 を 式[13]よ りExcelを 用 い て 求 め た 。
最 後 に 、SR法 のT1値 と 比 較 す る 為 、Gd‑DTPA濃 度 が0.1か ら0.4mMま で の3毅 階 の フ ァ ン トム のTl値 に っ い て 、SR法 及 びVFA法 で 導 出 さ れ た 値 を 比 較 し 、 両 者 の 相 関 を 式[13]よ り Excelを 用 い て 求 め た 。
3.3.3結 果
[実 験1]2D及 び3DFLASHに よ るVFA法 のT1値 の 比 較
図3‑15に2D及 び3DFLASHのGd‑DTPA濃 度0.lmMフ ァ ン トム をFAを 変 化 さ せ な が ら 撮 像 し た 際 の 信 号 強 度 変 化 を 示 し た 。 曲 線 は 式[10]に 基 づ い た 信 号 変 化 の 近 似 曲 線 で 、 そ れ ら の 相 関 係 数 は そ れ ぞ れ0.983、1.000で あ っ た 。 ま た 、そ れ ぞ れ か ら 求 め られ たTl値 は750ms、
1496msで あ っ た 。
SR法 に て 導 出 さ れ たTl値 及 び 、2D及 び3DFLASHに よ るVFA法 に て 導 出 さ れ たTl値 と 相 関 係 数Rを 表3‑9に 示 し た 。2D及 び3DFLASHで 比 較 し た 時 、相 関 係 数 の 平 均 値 は2D の 方 が 低 く 、信 号 変 化 は 式[10]に 完 全 に は 従 わ な か っ た 。ま た 、SR法 で 求 め たTl値 を100%
と す る と 、3DFLASHに よ るVFA法 で 導 出 さ れ たT1値 はllO%、2DFLASHに よ るVFA法 で 導 出 さ れ たTI値 は55%で あ り 、2DFLASHの 方 が 誤 差 が 大 き く 、 過 小 評 価 と な っ た 。
図3‑16はSR法 と2D及 び3DFLASHに よ るVFA法 で 導 出 さ れ た 全 て の フ ァ ン トム の T1値 の 平 均 値 を 比 較 し た も の で あ る 。SR法 と3DFLASHに よ るVFA法 で 導 出 さ れ たTl値
は 有 意 差 が 無 い こ と が 分 か っ た 。 一 方 、2DFLASHに よ っ て 導 出 さ れ たTl値 はSR法 に て 導 出 さ れ た 値 と 有 意 差 が あ り 、2DFLASHで 導 出 さ れ たTl値 は 誤 差 が 大 き い と 言 え る 。
0
) 5
a(
葡釦加相 冒当む碧噛o﹂£も}書22藍=窪oあ ざむσn20406080
同ipangleldegreesl
100
む
) 男 b (
如30⑳鴇讐コ蓄﹂り旧奮︼ゆ9惹・︒⊆碧=盤oあ '∩UOO
20406080
Flipang5e【deg「ees】
100
図3‑15カ レ イ ダ グ ラ フ を 用 い た カ ー ブ フ ィ ッテ ィ ン グ(a)2DFLASH、(b)3DFLASH
表3‑915%ア ガ ロ ー ス ゲ ル フ ァ ン トム(Gd‑DTPA非 含 有)のTl値 と相 関 係 数
サ ンプル番号
SR T1[ms]
2DFLASH
T1[ms]相 関 係 数R
3DFLASH
T1[ms]相 関 係 数R
1(∠角﹂4︑510
2870 2830 2860 2850 2790 2850
1790 1670 1529 1495 1410 1476
0.9837 0.9807 0.9834 0.9836 0.9787 0.9894
3642 3503 3066 3054 2720 2781
0.9995 0.9991 0.9998 0.9998 0.9993 0.9997 均平sD
2842(100%)
28.58
1562(55%) 141.23
0.9832
3128(110%) 374.44
0.9995
n.S.
ρ<0.05 ρ<O.05 3500
3000 72500 呂 坦2000 ド1500
1000 500 0
SR 2DFLASH 3DFLASH
図3‑16全 フ ァ ン トム のTl値 の 平 均 値 。 エ ラ ー バ ー はISD(n=3).
[実 験2]2D及 び3DFLASHに よ るVFA法 のr1直 線 の 比 較 Gd‑DTPA濃 度 毎 のTl値 の 結 果 を 表3‑10に 示 し た 。
縦 軸 がTl値 の 逆 数 、 横 軸 がGd‑DTPA濃 度 のrl直 線 を 図3‑17に 示 し た 。SR法 のrl直 線 に 比 べ2DFALSHのrl直 線 の 傾 き が 大 き い 。SR法 及 びVFA法 に て 求 め たTl値 を 比 較 し た 図3‑18よ り3DFLASHのT1値 の 傾 き が1に 近 く 、3DFLASHの 方 がSR法 のTl値 と 比 べ 誤 差 が 小 さ い と 言 え る 。
表3‑10Gd‑DTPA濃 度 毎 のT1値 Gd‑DTPA濃 度[mM]
Tl[ms]
SR 2DFLASH 3DFLASH
1(∠4.000
ll80 768 455
750 450 307
1496 795 468
3.50
3.00
2.50
写2・00憧 ヒ
}
1.50
1.00
O.50
O.OO O
.〆 ◆
。' ' ' ' .' ' ' ノ,' '
o.1 0.20.3
Gd・DTPA濃 度 【mMl
O.4
2DFLASH
yニ6。24x+0.82 R2=O.98
3DFLASH
y=4.82x+O.23・
R2ニO.99
SR
y=4.50x+0.40i R2ニ1.00
1
◆2DFLASH i3DFLASHl
▲SR;
… 線 形(2DFLASH)}
一一一一・線 形(3DFLASH)1 一 線 形(SR)1 0.5;
図3‑17SR法 、2D及 び3DFLASHに よ るVFA法 に よ っ て 導 出 さ れ たrl直 線 。
1400
1200
1000
7
三800 壌
ド
《1600
歩
400
︑.鱒
' ' ,'' ' '' '' '
〆ρ"
'
/髄
/6
,' 匹'
齢〆
'
''''!
'''
'
''''
''''
''''
'''
,■
,"
'
。'
、'
,.
ゑ
,'
3DFLASH
2DFLASH
y=1.11x R2=0.98
y=0.63x R2=0.98
◆/
200
0
0 200 400 600 800
SR ̲丁1値 【m81
1000 1200
◆2DFLASH 穏3DFLASH
‑・一線 形(2DFLASH) 一一 線 形(3DFLASH) 1400
図3‑18SR法 とVFA法 と のT1値 の 相 関.
3.3.4考 察
図3‑15よ り 、FLASHの 信 号 強 度 を 表 す 式[10]に 基 づ い て カ ー ブ フ ィ ッ テ ィ ン グ し た と こ ろ 、3DFLASHの 方 が 相 関 係 数 が 高 く な っ た 。3DFLASHで は 式[10]の 理 論 式 と 実 測 値 が 合 致 し や す い 一 方 で 、2DFLASHで は 合 致 し て い な い 。 理 論 式 が 成 立 す る た め の 条 件 が 実 際 の2DFLASHで 満 た さ れ て い な い 可 能 性 が あ る と 考 え る 。 一 般 的 にFLASHの 式[10]が 満 た さ れ る 条 件 は
(i)Tl《TR (ii)TE《T2*
な ど が 挙 げ ら れ る 。 条 件(i)は 今 回SR法 のTl値 の 平 均 が2842msで あ っ た 一 方 、TRが 1001nsで あ っ た こ と か ら 、2D及 び3DFLASHの 条 件 で も 満 た さ れ て お らず 、2DFLASHに だ け 見 ら れ る 結 果 と は 考 え に く い 。 ま た 、 条 件(li)は2D及 び3DFLASH共 に 同 一 濃 度 の フ ァ ン トム 且 っ 同 一 のTEを 用 い て 撮 像 を 行 っ た た め 、(i)と 同 様 に2DFLASHに だ け 見 ら れ る 結 果 と は 考 え に く い 。 他 に 理 論 式 が 成 立 し な い 原 因 と し て 、2DFLASHは ス ラ イ ス プ ロ フ ァ イ ル 効 果 が あ る こ と が 知 ら れ て お り 、 信 号 強 度 の 実 測 値 に 誤 差 が 生 じ る と 考 え ら れ る 。 今 回 、2DFLASHの ス ラ イ ス プ ロ フ ァ イ ル を 調 べ る 実 験 は 行 っ て い な い た め 、 ど の 程 度 実 際 に ス ラ イ ス プ ロ フ ァ イ ル の 影 響 を 受 け た の か は 定 か で は な い 。Brookesら の 報 告 に よ る と[30]、2DFLASHシ ー ケ ン ス に 印 加 す るFAが 大 き い ほ ど 、凹 型 にRFパ ル ス が 印 加 さ れ る 。 こ れ に よ り 印 加 さ れ るFAと そ れ に 対 応 す るRFパ ル ス の 大 き さ に 比 例 関 係 が 成 立 し な く な り 、 こ の 凹 型 が ス ラ イ ス プ ロ フ ァ イ ル の 不 均 一 性 に 影 響 を 与 え て い る の だ と し て い る(図 3‑19)。
仁oコ邸聲Φ⊆bρ而Σ
30 60。 90。 FA
図3‑19FA毎 に 印加 され るRFパ ル ス の強 さの模 式 図 。 点 線 の よ うな 矩 形 でRFパ ル ス が 印加 され る のが 理 想 で あ り、印 加 され るFAと 矩 形 の 面 積 が 比 例 関係 に あ る こ とで 正 確 な大 き さでRFパ ル ス が 印 加 され て い る と言 え る。 しか し、FAが 大 き くな る ほ ど凹 型 に印 加 され る こ と で比 例 関係 が成 立 せ ず 、 印 加 され るRFパ ル ス の大 き さに誤 差 が 生 じ る。
実 験1及 び2か ら 、3DFLASHに よ っ て 導 出 さ れ たTI値 はSR法 のT1値 と 比 較 し た 時 、 妥 当 な 値 が 得 ら れ た 。
今 回 、SR法 に よ る 撮 像 時 間 は5分15秒 で あ り 、VFA法 で は9っ のFAの 撮 像 に か か っ た 時 間 は2DFLASHの 時 は36秒 、3DFLASHの 時 は5分 で あ っ た 。SR法 及 び2DFLASHは 一 度 に1ス