合計
表8.2.14(3) 予測地点の交通量(臨港道路)
備考)騒音の予測は、昼間の時間帯の観測交通量及び搬入出車両の交通量を用いて、実施した。
大型車 小型車 大型車 小型車 大型車 小型車 計
0~1時 23 31 23 31 54
1~2時 32 62 32 62 94
2~3時 32 92 32 92 124
3~4時 56 121 56 121 177
4~5時 80 224 80 224 304
5~6時 106 343 106 343 449
6~7時 162 549 162 549 711
7~8時 197 698 197 698 895
8~9時 253 558 28 300 281 858 1,139
9~10時 240 474 27 267 474 741
10~11時 263 422 28 291 422 713
11~12時 271 417 27 298 417 715
12~13時 209 395 209 395 604
13~14時 267 393 27 294 393 687
14~15時 263 401 28 291 401 692
15~16時 226 402 27 253 402 655
16~17時 191 509 28 219 509 728
17~18時 150 595 300 150 895 1,045
18~19時 87 414 87 414 501
19~20時 47 256 47 256 303
20~21時 39 162 39 162 201
21~22時 35 92 35 92 127
22~23時 24 69 24 69 93
23~0時 33 48 33 48 81
3,286 7,727 220 600
時刻 現況交通量(台/時) 将来交通量
総計(台/時)
3,506 8,327
合計 11,013 820 11,833
搬出入する工事車両
(台/時)
ii. 走行速度
走行速度は、対象道路の法定速度とした。
iii. 道路条件
予測箇所の道路条件を表8.2.15に、標準横断面を図8.2.12にそれぞれ示す。
表 8.2.15 予測箇所の道路条件
路線名称 構 造 アスファルト
種類 車線数 道路幅員 車道部幅員 法定速度
西港1号線 平 面 密 粒 4 25.0m 16.15m 50km/h
西港2号線 平 面 密 粒 4 20.0m 12.90m 50km/h
臨海道路 平 面 密 粒 4 19.7m 16.60m 60km/h
図8.2.12 標準横断面
●市道 西港町1号線 【m】
25.00
1 4.35 16.15 4.50
0.55 1.00 3.25 3.25 3.30 3.30 1.00 0.50
・構 造:平面
・車 線 数:4車線
・舗 装:密粒As
・規制速度:50km/h
0.15
上り車線 上り車線 路 肩
側 溝 歩道 歩道 側
溝 路
肩 下り車線 下り車線
●市道 西港町2号線 【m】
20.00
1 3.60 12.90 3.50
0.45 0.30 2.70 3.00 3.00 2.70 0.30 0.45
・構 造:平面
・車 線 数:4車線
・舗 装:密粒As
・規制速度:50km/h
0.15
上り車線 上り車線 路
肩 側 溝 歩道
歩道 側
溝 路
肩 下り車線 下り車線
●臨港道路 【m】
19.70
1 3.10 16.60
0.50 0.35 3.20 3.20 0.50 3.25 3.25 1.75 0.60
・構 造:平面
・車 線 数:4車線
・舗 装:密粒As
・規制速度:表示無し(60km/h)
路 肩
側 歩道 側 溝
溝 路 肩
車道 (港方面)
車道 (港方面)
中 央 帯
車道 (国道方
面)
車道 (国道方
面)
イ. 計算車線位置・離散点音源の設定 i. 計算車線の設定
予測計算における車線は、上下車線それぞれの中心に仮想的な車線をおのおの1 車線ずつ配置する方法を用いた。
ii. 音源の高さ
騒音源は、無指 向性点 音源が路面(反 射面) 上の高さ「 0m」 にあり 、「2π」空 間に音を放射しているものとした。
iii. 音源点の設置範囲と間隔
音源点は 、図8.2.13に 示すよう に、 道路に 対 する予測 地点 からの 垂 線と車線 の 交点を中心として、「±20r」(r:計算車線から予測地点までの最短距離)の範囲 に離散的に点音源(i=1~k、k≧41)をr以下の等間隔で配置した。
図8.2.13 音源点の設定範囲と間隔
ウ. 自動車騒音のパワーレベル i. 車種分類
パワーレベルの算出に用いる車種分類は、 2車種分類とした(表8.2.16参照)。
表8.2.16 車種分類
2車種分類 4車種分類 ナンバープレートの頭一文字及び分類条件
小型車類
乗用車 3、5、7、4(バン)
● 乗車定員10人以下の車両 小型貨物 4(バンを除く)、8
● 排気量が50ccを超え、長さ4.7m以下の車両
大型車類
中型車
1、2
● 長さが4.7mを超える貨物自動車で大型車を除 く
(大部分は2軸車)
● 乗車定員11~29人の中型バス
大型車
1*、2*、9、0
● 車両総重量8トン以上、又は最大積載量が5ト ン以上の貨物自動車(大部分は3軸以上)
● 乗車定員30人以上の大型バス
● 大型特殊自動車
注1) 分類番号の頭一文字8の特種用途自動車は、実態によって区分する。
2) *は、大型プレート(長さ440mm、幅165mm)である。
3) 軽自動車は、分類番号の頭一文字4及び5の中に含まれる。
4) 二輪自動車及び原動機付自転車は小型貨物車に含めるものとする。
ii. パワーレベルの算出
自動車走行騒音のA特性音響パワーレベル(LW A)は、次式から求めた。
L𝑊𝐴= a + 𝑏 × log10𝑉 +C
ここで、LW A:A特性音響パワーレベル(デシベル)
V :走行速度(km/h)
a :車種別に与えられる定数 b :速度依存性を表す係数 C :基準値に対する補正項
※ 補 正項にお ける基準 値とは敷設後 数年以内 の密粒舗装道 路 を走行した際のパワーレベルをいう。
iii. パワーレベルの基本式における定数a及び係数b
パワーレベ ル基本式 に おける定数 a及び係 数 bは、 予測 対象道路 が 信号交差点 を含む一般道路であることから、表8.2.17の2車種分類の非定常走行区間における 値を設定した。
表8.2.17 車種別・走行区間別の定数a及び係数b
車種分類
2車種分類 4車種分類
定常走行区間 (40~140km/h)
非定常走行区間 (10~60km/h)
定常走行区間 (40~140km/h)
非定常走行区間 (10~60km/h)
a b a b a b a b
小型車類
乗 用 車
46.7 30
82.3 10
46.4
30
82.0
小型貨物車 47.6 83.2 10
大型車類 中 型 車
53.2 88.8 51.5 87.1
大 型 車 54.4 90.0
注1) 定 常 走 行 区 間:自動 車 専用 道路 、又 は信 号交 差 点か ら 十分 離れ た一 般道 路で、自動車がトップギアに近い状態で走行する区間。
2) 非定常 走行区 間: 信号交差点 を含む 一般 道路で、自 動車が 頻繁 に加速・ 減 速を繰り返しながら走行する区間。
3) 水色部は、本予測に用いた定数及び係数を示す。
iv. 基準値に対する補正項C
パワーレベ ル基本式 の 補正項Cは 、 路面性 状 や道路勾配 等の道路 条 件によ るA 特性音響パワー レベル の 変化を示す補 正値で ある。本予測で は、対 象路線の縦 断 勾配が小さいことから、道路条件によるパワーレベルの変化はないものとした 。
参考:基準値に対する補正項Cの算出式
C = ∆L𝑠𝑢𝑟𝑓+ ∆L𝑔𝑟𝑛𝑑 + ∆L𝑑𝑖𝑟 + ∆L𝑒𝑡𝑐
ここで、ΔLsurf:排水性舗装等による騒音低減に関する補正量(デシベル)
ΔLgrad:縦断勾配による走行騒音の変化に関する補正量(デシベル)
ΔLdir :自動車走行騒音の指向性に関する補正量(デシベル)
ΔLetc :その他の要因に関する補正量(デシベル)
エ. 予測点までの騒音伝搬基本式
1台の自動車が道路上を走行するときに予測地点で観測されるA特性音圧レベル
(LA ,i)を、以下の伝搬基本式により車種別・車線別に計算した。ただし、予測 地点を通過する 道路は 平面構造で遮音 壁 等の 設置もないこと から 、 音の減衰要 素 に関する補正は行わなかった。
L𝐴,𝑖 =L𝑊𝐴,𝑖− 8 − 20 × log10ri+ ∆Lcor.i
ここで、LA,i :i番目の 音源位置から予測点に伝搬するA特性音圧レベル(デシベル)
LW A,i :i番目の音源位置 における自動車騒音のA特性音響パワーレベル(デシベル)
ri :i番目の音源位置 から予測点までの直達距離 (m)
Δ Lcor,i:i番 目 の 音 源位 置か ら 予測 点 に至 る音 の 伝搬に 影 響を 与 える 各種 の 減 衰
要素に関する補正量(デシベル:ΔLcor,i= 0)
騒音の伝搬 基本式の 計 算結果より 、道路上 を 移動する自 動車によ る 騒音の時間 的変化(ユニットパターン:図8.2.14参照)を求めた。
Lp A , i
オ. 等価騒音レベルの計算
i. 等価騒音レベル(LAeq,T)の基本式
等価騒 音レ ベル (LAeq,T) は、ユ ニッ トパ タ ーン の 時間 積分 値で あ る 単発 騒音 暴露レベルと1時間あたりの交通量NTをもとに求めた。
等価騒音レベルの基本式
L𝐴𝑒𝑞,𝑇 = 10 × log10(10𝐿𝐴,𝑖/10𝑁𝑇
𝑇) =L𝐴𝐸+ 10 × log10𝑁𝑇 𝑇 L𝐴𝐸 = 10 × log10𝑇1
0∑ 10𝑖 𝐿𝐴,𝑖/10∙ ∆𝑡𝑖 :単発騒音暴露レベル
ここで、LA ,i:i番目の音源位置から予測点に伝搬するA特性音圧レベル (デシベル)
LA E :単発騒音暴露レベル(デシベル)
T0 :基準とする時間(s) (=1s) 𝑁𝑇 :時間交通量(台/h)
T :単位時間(s) (=3600s)
Δti:音源がi番目の区間に存在する時間(s)
∆ti=∆r
⁄v (音源配置間隔(m))/(走行速度(m/s))
Δr :離散的に設定した音原点の間隔 N :走行速度(m/s)
ii. 車線別・車種別の等価騒音レベル(LAeq)の合成
車線別・車種別の等価騒音レベル(LAeq)を次式により合成した。
L𝐴𝑒𝑞,1ℎ= 10 × log10(∑ 10𝐿𝐴𝑒𝑞,𝑖/10
𝑛
𝑖=1
)
ここで、LAeq,i:車線別・車種別ごとの等価騒音レベル n :合成する等価騒音レベル数
i :1~n
iii. 基準時間帯平均騒音レベルの算出
基 準 時 間 帯 等 価 騒 音 レ ベ ル ( LAeq) は 、 環 境 基 準 で 定 め て い る 昼 間 ( 6:00 ~ 22:00) を基準時 間帯と して、1時間 ごとに求 め た等価騒音 レベル の エ ネルギー平 均値として求めた。
L𝐴𝑒𝑞 = 10 × log10(∑ 10𝐿𝐴𝑒𝑞,ℎ/10
𝑛
ℎ=1
)
b. 予測結果
予測結果を表8.2.18、等音分布を図8.2.15にそれぞれ示す。
工事資材等の搬入出に係る騒音の予測結果は、地上高さ1.2m(民家1階部を想定)
において近接空間の昼間で69~70デシベル、非近接空間の昼間で64~65デシベルを示し た。
いずれの予測地点もC類型(近接空間・非近接空間)の環境基準値を満足した。
表8.2.18 工事資材等の搬入出に係る騒音 予測結果
単位:デシベル
項 目 予測 地点
地上
高さ
評価空間予測結果(L
Aeq) 環境 基準
(C類型)