別添1 副作用及び臨床検査値異常発現頻度一覧
<外国臨床試験:GS-US-216-0130試験>
安全性解析対象症例数 313例
副作用発現症例数 208例
副作用発現症例率(%) 66.5%
副作用の種類 発現症例数(%)
免疫系障害
(薬物)過敏症※ 7( 2.2)
免疫再構築症候群※ 1( 0.3)
代謝および栄養障害
高トリグリセリド血症※ 7( 2.2)
食欲減退※ 6( 1.9)
高コレステロール血症※ 4( 1.3)
糖尿病※ 3( 1.0)
高脂血症 1( 0.3)
精神障害
異常な夢 11( 3.5)
神経系障害
頭痛 38( 12.1)
胃腸障害
下痢 87( 27.8)
悪心 72( 23.0)
嘔吐 28( 8.9)
腹痛※ 25( 8.0)
鼓腸 20( 6.4)
腹部膨満 6( 1.9)
消化不良 6( 1.9)
膵酵素増加 1( 0.3)
急性膵炎 1( 0.3)
肝胆道系障害
肝酵素上昇※ 6( 1.9)
皮膚および皮下組織障害
発疹 49( 15.7)
発疹 25( 8.0)
斑状丘疹状皮疹 6( 1.9)
丘疹性皮疹 5( 1.6)
そう痒性皮疹 5( 1.6)
斑状皮疹 4( 1.3)
紅斑性皮疹 2( 0.6)
全身性皮疹 2( 0.6)
そう痒症 7( 2.2)
血管浮腫※ 3( 1.0)
蕁麻疹 3( 1.0)
筋骨格系および結合組織障害
筋肉痛 6( 1.9)
一般・全身障害および投与部位の状態
疲労 22( 7.0)
無力症 2( 0.6)
臨床検査
血中クレアチニン増加※ 3( 1.0)
※:過敏症:過敏症、薬物過敏症を含む
免疫再構築症候群:免疫再構築症候群、免疫再構築炎症反応症候群を含む 食欲不振:食欲不振、食欲減退を含む
日本標準商品分類番号 承認年月
87625 2016年11月 2017年1月 販売開始年月
貯 法 室温保存
承認番号 薬価収載年月 国際誕生年月 使用期限
22800AMX00714000 2016年12月 2014年6月 包装に表示 劇薬 処方箋医薬品*
薬価基準収載
*注意-医師等の処方箋により使用すること
効能・効果
用法・用量
使用上の注意 HIV感染症
【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
1)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2)リファンピシン、フェノバルビタール、フェニトイン、ホスフェニトイン、カルバマ ゼピン、セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort:セント・ジョーンズ・ワー ト)含有食品、トリアゾラム、ミダゾラム、ピモジド、シンバスタチン、エルゴタミ ン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、バルデナフィ ル、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、ブロナンセリン、
アゼルニジピン、アスナプレビル、バニプレビル、グラゾプレビル、リバーロキ サバンを投与中の患者[「相互作用」の項参照]
3)腎機能あるいは肝機能障害患者で、コルヒチンを投与中の患者[「相互作 用」の項参照]
4)低出生体重児、新生児、乳児、3歳未満の幼児[「小児等への投与」、「そ の他の注意」の項参照]
《効能・効果に関連する使用上の注意》
1.以下のいずれかのHIV感染患者に使用すること。
①抗HIV薬の治療経験がない患者
②ダルナビル耐性関連変異を持たない抗HIV薬既治療患者
2.本剤による治療にあたっては、患者の治療歴及び可能な場合には薬剤耐性検査(遺 伝子型解析あるいは表現型解析)を参考にすること。
3.小児HIV感染症に対しては、本剤投与による有効性及び安全性が確立していない。
通常、成人には1回1錠(ダルナビルとして800mg、コビシスタットとして150mgを含有)を1日 1回食事中又は食直後に経口投与する。投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。
1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
明し同意を得た後、使用すること。
(1)本剤はHIV感染症の根治療法薬ではないことから、日和見感染を含むHIV感染症 の進展に伴う疾病を発症し続ける可能性があるので、本剤投与開始後の身体状 況の変化については、すべて担当医に報告すること。
(2)本剤の長期投与による影響については、現在のところ不明であること。
(3)本剤による治療が、性的接触又は血液汚染等による他者へのHIV感染の危険を 減少させることは明らかではないこと。
(4)本剤投与開始後、担当医の指示なしに用量を変更したり、服用を中止したりしない こと。
(5)本剤は併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、服用中のすべての薬剤を担 当医に報告すること(「相互作用」の項参照)。また、本剤で治療中に新たに他の 薬剤を服用する場合、事前に担当医に相談すること。
2)本剤に含まれるコビシスタットは、尿細管からのクレアチニン分泌を阻害することにより クレアチニンクリアランスを低下させる場合がある。本剤の投与開始時及び投与中は クレアチニンクリアランスを測定するなど、腎機能のモニタリングを行うこと。
3)HIVプロテアーゼ阻害剤による治療中の患者で、糖尿病の発症又は増悪、高血糖が 発現し、その中には糖尿病性ケトアシドーシスを合併した例が報告されている。
4)ダルナビルの投与により、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:
TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑及び急性汎発性 発疹性膿疱症が報告されている。ダルナビルの外国臨床試験において、発疹は因果 関係の不明なものも含め10.3%の患者に認められ、投与中止を要する発疹は0.5%、
発熱及び肝酵素値の上昇を伴う重度の発疹は0.4%、皮膚粘膜眼症候群は0.1%未 満に認められた。また、発疹の多くは軽度から中等度であり、投与開始4週以内に発現 したが投与継続中に寛解した。重度の発疹があらわれた場合は、本剤の投与を直ちに 中止し適切な処置を行うこと。なお、治療経験のある患者を対象としたダルナビルの外 国臨床試験において、ダルナビル及びラルテグラビルを含むレジメンを使用した場合、
ダルナビル又はラルテグラビルの一方を含むレジメンと比較して、薬剤との因果関係が 明らかでない皮疹も含めた発疹の発現率が高かった。しかし、薬剤に関連した発疹の 発現率には差がなく、発疹は軽度から中等度で治療制限及び投与中止はなかった。
5)抗HIV薬の使用により、体脂肪の再分布/蓄積があらわれることがあるので、異常が認 められた場合には適切な処置を行うこと。
6)本剤を含む抗HIV薬の多剤併用療法を行った患者で、免疫再構築症候群が報告され ている。投与開始後、免疫機能が回復し、症候性のみならず無症候性日和見感染(マ イコバクテリウムアビウムコンプレックス、サイトメガロウイルス、ニューモシスチス等によるも の)等に対する炎症反応が発現することがある。また、免疫機能の回復に伴い自己免疫 疾患(甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群、ブドウ膜炎等)が発現す るとの報告があるので、これらの症状を評価し、必要時には適切な治療を考慮すること。
7)ダルナビルによる治療中に浮動性めまいが報告されているので、自動車の運転等危険 を伴う機械の操作には注意すること。
8)本剤は、CYP3Aの選択的阻害薬であるコビシスタットを含有するため、CYP3Aにより 主として代謝される薬剤と併用する場合には、併用薬の血中濃度モニタリングや診察 回数を増やす、また必要に応じて併用薬の減量を考慮するなど慎重に投与すること
(「相互作用」、「薬物動態」の項参照)。
3.相互作用
ダルナビル:CYP3Aで代謝され、CYP3A及びCYP2D6を阻害し、またP糖蛋白を阻害する。
コビシスタット:CYP3A及びCYP2D6で代謝され、CYP3A及びCYP2D6を阻害し、また P糖蛋白、BCRP、OATP1B1及びOATP1B3を阻害する。
1)併用禁忌(併用しないこと)
《用法・用量に関連する使用上の注意》
1.抗HIV薬による治療経験があり、ウイルス学的抑制が得られていない患者には薬剤耐 性遺伝子型検査の実施が推奨されるが、遺伝子型検査が行えない場合には、以下の とおりとする。
• HIVプロテアーゼ阻害剤による治療経験のある患者には、本剤を使用すべきでない。
• HIVプロテアーゼ阻害剤による治療経験のない患者には本剤の使用が可能である。
2.本剤は、ダルナビル エタノール付加物及びコビシスタットを含有する配合剤であるので、
ダルナビル エタノール付加物及びコビシスタットを含有する製剤と併用しないこと。
また、コビシスタットと同じ薬物動態学的増強因子であるリトナビルを含有する製剤とも 併用しないこと。
3.本剤による治療は、抗HIV療法に十分な経験を持つ医師のもとで開始すること。
4.本剤と他の抗HIV薬との併用療法において、因果関係が特定できない重篤な副作用 が発現し、治療の継続が困難であると判断された場合には、本剤若しくは併用している 他の抗HIV薬の一部を減量又は休薬するのではなく、原則として本剤及び併用してい る他の抗HIV薬の投与をすべて一旦中止すること。
販売名
(1錠中)有効成分 添加物
性状・剤形 外形
表面 裏面 側面
大きさ 長径(mm)
23.0
短径(mm)
11.5
厚さ(mm)
8.7
重量(mg)
1,650 識別コード
プレジコビックス配合錠
ピンク色のフィルムコーティング錠
TG
ダルナビル エタノール付加物867.28mg(ダルナビルとして800mg)、コビ シスタット150mg
二酸化ケイ素、クロスポビドン、ヒプロメロース、ステアリン酸マグネシウム、
軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、三二酸化鉄、黒酸化鉄、マクロゴール 4000、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、タルク、酸化チタン
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
リファンピシン
アプテシン、リファジン等 フェノバルビタール フェノバール等 フェニトイン アレビアチン等 ホスフェニトイン ホストイン カルバマゼピン テグレトール
セイヨウオトギリソウ(St.
John's Wort、セント・ジョー ンズ・ワート)含有食品
ダルナビル及びコビシスタットの血中 濃度が低下し、本剤の効果が減弱す るおそれがある。
これらの薬 剤の CYP3A誘 導 作 用により、ダルナ ビル及びコビシス タットの代謝が促 進される。
トリアゾラム ハルシオン ミダゾラム ドルミカム
これらの薬剤の血中濃度上昇により、
過度の鎮静や呼吸抑制等の重篤な 又は生命に危険を及ぼすような事象 が起こる可能性がある。
ダルナビル及び コビシスタットの CYP3A阻 害 作 用により、これら 組成・性状
ダルナビル エタノール付加物/コビシスタット配合錠