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呼び径 2600 の場合の分割注入例

PFL工法

1.工法概要

PFL工法は,既設管きょ内面に高張力炭素繊維補強材を取付け,その後,表面部材である高 密度ポリエチレン製のPFLパネルを設置し,既設管とPFLパネルとの隙間に専用モルタルを 注入する工法である。

2.適用範囲

項目 適用範囲 備考

管種 鉄筋コンクリート管

管径

円 形 管:呼び径800 mm以上 非円形管:管きょ内で作業員が作業

できること。

段差 200mm程度

曲がり 対応可能 継手隙間 200mm程度

浸入水 事前処理必要

建設技術審査証明 取得年度・・・・・2007年3月 変更年度・・・・・2014年3月

建設技術審査証明以外の適用範囲および最新データ等については工法協会,メーカーの仕 様を確認する。

3.使用材料の物性

名称

表面部材:PFLパネル 補強部材:KBM

充 填 材:PLモルタル 材料構成

表面部材:高密度ポリエチレン樹脂 補強部材:炭素繊維

充 填 材:プレミックスモルタル 基本物性

項目 性能 備考 表

面 部 材

引張強さ 16N/mm2以上 JIS K6760 耐磨耗性 新管と同等以上 JIS K7204

耐薬品性 合格 JSWAS K-14

補 強 材

連続繊維補強材(JSCE-E-531-1999)と同等 充

填 材

比重 2.1以上 圧縮強度

(材齢28日) 45N/mm2以上 JSCE-G521

4.施工前現場実測

共通項目参照

5.施工前管きょ内調査

共通項目参照

6.事前処理工

施工前管きょ内調査工の結果に基づき,必要に応じて処理方法を決定し,製管前に事前処理 を行なう。

《事前処理工 実施内容および留意点》

①多量の浸入水の仮止水

充填材に悪影響をもたらすような多量の浸入水がある場合は,仮止水を行なう。方法につ いては,Vカット,部分補修等による止水の方法を検討し,当該現場に最も適した方法で行 う。

②管きょ内に人が入っての事前処理作業

管きょ内に人が入ってモルタル除去等の作業が可能な場合は,流下する下水の水量,流速 既設管

充填材 表面部材 補強材

等に充分注意して作業を行う。また,使用する機器は感電の恐れのないものを使用する。

7.施工前管きょ内洗浄工

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8.製管工

製管工においては,設置位置を注意しながら行う。

《製管工 実施内容および留意点》

①補強材設置工

設置後,外れないように確実に固定する。また,接合箇所についてはラップ長を 2 節以上 とする。

②表面部材設置

スペーサーを使用して,注入厚さが均一になるようにする。

表面部材同士の接合は,専用のピン及びボルトにて緩みのないように確実に固定する。

③更生材料の傷付け防止

更生材料の取り扱いには傷付けないよう充分に注意し,必要に応じ当て板等で保護する。

④製管速度

製管速度は,下記速度を標準(8時間施工)とする。ただし、既設管の状態により変わる 場合がある。

管径別標準製管速度 (m/日)

既設管径 800 900 1000 1100 1200 1350 1500 1650 1800 2000 製管速度 12.7 11.3 9.9 8.9 8.1 7.4 6.6 5.9 5.4 5.0

9.充填材注入工

充填材注入工については,充填材の性状確認,注入量等について管理を行う。

《充填材注入工 実施内容および留意点》

①充填材注入施工条件

外気温が5℃~30℃での施工を原則とし,やむを得ない場合は混練水等の温度調整を行う。

②充填材性状の管理方法 管理項目

・配合比

水 337.5㎏/m セメント 900.0㎏/m 骨材 935.6㎏/m 混和剤 39.4㎏/m 合計 2212.5㎏/m

・フロー試験 J14ロート8±2秒

・圧縮強度試験 材令3日 35N/mm2以上 材令28日 45N/mm2以上 管理頻度 配合・流動性・圧縮強度 1スパン毎

注入圧力の管理方法

本工法は圧力注入ではなく、自然流下による注入方法のため、ポンプおよびホース内で 充填材が詰まらないように管理する。

注入量の管理方法

注入量が計画注入量を対比し大きな差異がないことを確認する。

充填材が排出口から溢流することを確認する。

注入終了後、打音により完全充填を確認する。

① 流量計を用いて充填材注入量を連続的に計測し,チャート紙に記録する。

② 圧縮強度試験用の供試体はアジデータより採取し,保管する。

③ 表面部材設置完了後,更生端部に速硬性モルタルで端部処理を行う。

④ 取付け管内に充填材が流入しないように事前に塩ビ管等を設置しておく。

⑤ 下水供用中の注入について

既設管と更生管の隙間は上流・下流管口ともに充填材注入に備えて端部処理を行うが,隙間 に流入する下水をできるだけ少なくするため,まず上流部から閉塞を行う。また,上流部には 隙間に溜まった下水を最終的に充填材で押し出すために水抜き孔を設ける。

10.性能確認試験用テストピース採取

更生管(充填材)の性能確認試験を行うためのテストピースの採取を行う。

《性能試験用テストピース採取 実施内容および留意点》

①採取場所

施工時のアジデータから採取する。

②採取方法

上記の場所からJSCE-G521に準拠した圧縮強度試験サンプルを採取する。

圧縮強度試験用のテストピースはφ50㎜×100㎜の円筒形供試体型枠を使用する。

採取したテストピースは振動等与えない場所で、気中養生を行なう。

11.出来形管理

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1.工法概要

ストリング工法は、老朽化した既設管の内側に異形鉄筋を加工した補強リングにポリプロピレ ン製の接合部材(以下、ロックパーツという)をかん合し、既設管きょ内に補強リングを設置す る。次に、主部材である高密度ポリエチレン製の表面部材(以下、LFパネルという)と表面か ん合部材(以下、ファスナーという)を組み立てた後、既設管と表面部材との空隙に充てん材を 充てんすることにより、新しい管きょを構築する更生工法である。

2.適用範囲

項 目 適 用 範 囲 備 考 管 種 鉄筋コンクリート管きょ

管 径 既設管の呼び径 800 ~ 2000 施工延長 200m

段 差 20mm以下

屈 曲 角 6 °以下(呼び径 800~1350)

3 °以下(呼び径1500~2000)

継手隙間 150 ㎜以下 下水供用下

での施工

水深:管径の17 %以下かつ最大250 ㎜、

流速:0.6 m/秒以下

建設技術審査証明 初取得年度・・・・・・・・・・・・・・・2015年9月 最終変更年度・・・・・・・・・・・・・2017年3月

基 準 達 成 型 A タ イ プ

(組立管、複合管構造)

建設技術審査証明以外の適用範囲及び最新データ等については、工法協会、メーカーの仕様 を確認する。

3.使用材料の物性

名 称 表面部材:LFパネル ファスナー 樹脂部材:ロックパーツ

金属部材:補強リング 充 填 材:STモルタル

材 料 構 成

表面部材:高密度ポリエチレン樹脂 エラストマー 樹脂部材:ポリプロピレン樹脂

金属部材:SD345(JIS A 7511)

充 填 材:高流動モルタル

項目 性能 備 考 表面部材

引張強さ 15.0Mpa JIS A7511 耐摩耗性 塩ビ管と同等以上 JIS K7204

耐薬品性 合格 JSWAS K-14

金属部材 引張降伏強さ 345N/mm2 JIS A7511 充てん剤 圧縮強度(材齢28日) 30.0N/mm2 JSCE-G505 ヤング係数 20000N/mm2 JIS A1149

4.施工前現場実測

共通項目参照

5.施工前管きょ内調査

共通項目参照

6.事前処理工

施工前管きょ内調査の結果に基づき、必要に応じて製管前に事前処理工を行う。

《事前処理工・ 実施内容及び留意点》

①製管工程に支障となるような障害物や取付管の突出、堆積したモルタル等を除去する。既 設管きょの屈曲や段差、隙間から充填材が流出する恐れがある時は急結モルタル等で事前 処理を行う。

②浸入水は原則止水する。

7.施工前管きょ内洗浄工

共通項目参照

8.製管工

製管工においては、既設管きょの寸法に応じて、適切な部材を配置するとともにかん合状態に 注意しながら施工を行う。

《製管工 実施内容および留意点》

①補強リング組立工程

ロックパーツをあらかじめ取り付け、分割した補強リングをマンホールから搬入し、マン ホール内もしくは管きょ内で補強リングを結合して組立てる。

一定の位置で補強リングに連結スペーサーを使い連結し、設置する。

・搬入時・組立時に補強リングに強い衝撃が加わると、鉄筋とロックパーツが外れることが あるので、留意する。

・継手の段差部、屈曲部等は、連結スペーサーを連結せず、補強リングをずらす。

LFパネルをマンホールから管きょ内に牽引により、搬入する。LFパネルとロックパー ツのかん合に使用するLFパネルかん合する。

・かん合治具は事前に地上にてエアを配管して、駆動の確認を行い、作業直前に管きょ内に 搬入する。

・下水供用下等管底に水がある状態では、水中部分は目視での作業が難しいため、基準とな る1枚目のLFパネルは目視できる箇所からかん合する。

③ファスナーかん合工程

ワイヤーをファスナーかん合治具に取付け、ワイヤーを電動ウインチで牽引しながら、L Fパネルとファスナーをかん合する。

・LFパネルのファスナーかん合治具が通る溝部に、小石等があれば、事前に除去する。

・ファスナーによじれが発生していないか確認する。

④製管速度

製管速度は、下記を標準(8時間施工)とする 。ただし、既設管の状態により変わる場合 がある。

管径別製管速度 (m/日)

管径 800 900 1000 1100 1200 1350 1500 1650 1800 2000 速度 16 15 14 13 13 12 17 16 15 14

9.裏込め注入工

裏込め注入工については、充填材の性状確認、注入圧力、注入量等について管理を行う。

《裏込め注入工 実施内容 および 留意点》

裏込め注入工 施工条件

作業する前に、作業環境温度 5 ℃以上、水温 0 ℃以上であることを確認する。それ以外場合 は適切な処置(水温度調節等) を行う。

充填材性状の管理方法

JSCE-F 541のJ14による流下時間測定試験にて下記規格値の範囲内であることを確認する。

規格値 6±3 秒 管理項目

・標準 配合比

<モルタル配合表>

水/材料 配合量(kg)

重量比(%) 粉体 水

1袋 20.4~22.0 25(1 袋) 5.1~5.5 1 1、800(72 袋) 367~396

・注入速度は、15~25ℓ/分

・圧縮強度試験 30 N/㎜2以上(材齢 28 日)

管理頻度

・流動性試験 注入日毎に1回

・圧縮強度試験 注入日毎に1回

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