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内外の優れた人材の育成・活用

ドキュメント内 経済産業省の情報政策について (ページ 38-42)

METI

C) 内外の優れた人材の育成・活用

①情報処理技術者試験のアジア展開

 情報処理技術者試験とアジア各国のIT試験との相互認証 の対象国・対象試験範囲を拡大することにより、客観的なス キル評価に基づくアジア域内での人材交流を促進。

②天才クリエータの発掘・育成

 IT分野において優れた実績と能力を持つプロジェクトマネ ジャーによる支援対象プロジェクトの選定、進捗管理等によ り、独創性を有する優れた個人(天才クリエータ)を発掘・育 成。

 ITが社会に大きなイノベーションをもたらすポテンシャルを有しているとことを確認し、学生やエンジニアが魅

力を感じる業界へと変革していくことが重要。そのため、能力ある人材のスキルが適切に評価される客観的な

システムを確立するとともに、産学の連携した人材育成の取組を促進し、また、内外の優れた人材の発掘・育

成を促進することにより、我が国のIT業界の競争力を強固なものとする。

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5−3 高度IT人材育成を巡る現状 5−3 高度IT人材育成を巡る現状

‹ 「情報サービス・ソフトウェア産業維新」における指摘事項

   IT関連分野における就業希望者は減少しており、新卒人材の能力も低下。これに対し、以下の取組 が必要。

9

ITスキル標準、情報処理技術者試験等を活用し、企業内人材育成の好循環を形成するとともに、客観 性・透明性の高い人材評価システムを構築(産業界)

9

産業界と連携しつつ、標準カリキュラムの策定や多様な教育コースの提供を行うことにより、産業界が 求める人材類型に応じた人材を養成(教育界)

9

情報処理技術者試験制度について、産業界のニーズ変化に応じた改革及びITスキル標準との整合化 に向けた改革を実施(政府)

‹ 高度IT人材育成を巡る現状

   (1)情報処理技術者試験制度

    −試験区分の新設、試験回数の増加等の新たなニーズ

    −構造改革特区制度による民間試験資格の活用等、官民の役割分担の見直し     −ITスキル標準との整合化の要請の高まり

   (2)ITスキル標準

    −企業ごとに活用策や準拠の程度が異なるなど不整合が顕在化

    −他の2つのスキル標準(組込みスキル標準(2005年策定)、ユーザスキル標準       (2006年策定)との整合性確保の要請

(3)高度人材の養成

 −標準カリキュラムの策定、実践的IT教育事業の実施、拠点教育機関の設置等産学官の    連携の高まり

    −次世代のIT市場創出を担う独創性と優れた能力を持つスーパークリエータの発掘強化

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5−4 産構審情報サービス・ソフトウェア小委人材育成WG 5−4 産構審情報サービス・ソフトウェア小委人材育成WG

‹ 人材育成WGにおける検討事項

(1)検討の視座

 ・我が国におけるIT人材のポートフォリオを踏まえた人材育成のあり方  ・ITスキル標準と情報処理技術者試験制度のベストミックス

 ・産学官連携による効果的な高度人材養成のあり方

(2)検討事項

 ・情報処理技術者試験の意義・役割(官民の役割分担)

 ・産業界のニーズの変化を踏まえた情報処理技術者試験制度改革のあり方  ・ITスキル標準と情報処理技術者試験の整合化確保の方策

 ・ITスキル標準の普及方策

 ・ITスキル標準、組込みスキル標準、ユーザスキル標準の整合化確保の方策  ・産学官連携施策のあり方

910月27日に第1回を開催し、その後、月1〜2回ずつ数回程度開催。

9検討課題及び検討の方向性について広く国民の意見を聴くため、現在、

パブリックコメントを実施中(12月1日(金)まで)。

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5−5 人材育成WGにおける今後の検討 5−5 人材育成WGにおける今後の検討

産業構造審議会 情報経済分科会 情報サービス・ソフトウェア小委員会の下に人材育成WG設置し、

情報サービス・ソフトウェア産業の人材育成のあり方について、政府、産業界、大学等が取り組むべき 課題を整理。

第1回 10月27日(金)15:00〜17:00

・情報IT人材育成に向けた現状と課題

・検討課題の提示

第2回 11月17日(金)10:00〜12:00   

・官民の役割分担(特区制度の評価、資格制度化の是非 を含む)

・試験制度改革の基本方針

第3回 12月8日(金)10:00〜12:00  

・試験制度改革各論

・試験制度改革案骨子 第4回 1月中旬   

・国際動向

・産学連携のあり方

・スキル標準の整合性 第5回 2月上旬

・試験制度改革案 第6回 3月中旬

・報告書案とりまとめ

スケジュール スケジュール スケジュール

委員 

有賀貞一 株式会社CSKホールディングス 代表取締役  池上徹彦 独立行政法人産業技術総合研究所 理事 岩丸良明 金融庁 情報化統括責任者(CIO)補佐官 宇野和彦 株式会社スキルメイト 代表取締役

荢津昌三 日本ユニシス株式会社 経営企画部経営企画室長 大原茂之 東海大学情報理工学部ソフトウェア開発工学科 教授 岡本比呂志 中央情報専門学校 理事長

       全国専門学校情報教育協会 副会長 加藤直樹 株式会社パソナテック 取締役

筧捷彦 早稲田大学理工学部 教授  

       情報処理学会情報処理教育委員会 委員長 神沼靖子 埼玉大学大学院文化科学研究科 非常勤講師          情報システム学会 理事

法月眞澄 伊藤忠商事株式会社 IT企画部IT戦略チーム長

橋爪宗信 株式会社NTTデータ SIコンピテンシー本部PMO・PM 戦略担当部長

松村博史 独立行政法人情報処理推進機構 理事

宮沢修二 株式会社ラーニング・アーキテクチャ研究所 代表取締役 山光由佳 ファイザー株式会社CITオペレーションマネジメント部部長       ※五十音順

人材育成WG 委員名簿 人材育成WG 委員名簿 人材育成WG 委員名簿

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5−6 高度IT人材育成プラットフォーム 5−6 高度IT人材育成プラットフォーム

①情報サービス・ソフトウェア産業の厳しい職場環境  ④情報産業の将来性についての不透明性の増大

②実学教育における産業界と教育界の連携不足    ⑤情報産業自体の収益性の低さに起因する報酬・処遇の低さ

③能力に応じた適切な評価・処遇体系の欠如や予見性の高いキャリアパスの未整備

【課題】

【解決策】 ●収益性の高い産業体質への変革を行うことが急務。

求めるべき人材像を提示し、キャリアステップを示すスキル標準と、評価尺度としての情報処理技術者 試験を対応させることで、個人の客観的なスキル評価及びキャリアパスの構築が可能になる。

     情報処理技術者試験 等

適正な処遇とキャリアパ

スが描けることにより、

業界の魅力が向上

客観性の高い人材評価メカニ ズムにより、高度IT人材のダ イナミックな具体像が可視化

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ドキュメント内 経済産業省の情報政策について (ページ 38-42)

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