• 検索結果がありません。

核兵器についての推奨映画 (制作年順)

THE STRANGEST DREAM (2009年) : エリック・ベドナルスキ監 督。 カナダ国立映画制作庁。 第二次世界大戦中に米国政府によっ

て行われた原子爆弾製造のためのマンハッタン計画から離脱した唯 一の科学者である原子力物理学者ジョセフ・ロートブラットを描いた 印象的な作品。 ロートブラットは1995年に、自ら創設した「科学と世 界の諸問題に関するパグウォッシュ会議」と共にノーベル平和賞を受 賞した。 この映画は今日の核を取り巻く現状と、核軍縮に精力的に取 り組む科学者や市民たちの姿にもスポットを当てている。 より詳しく はリンク先へ www3.nfb.ca/webextension/strangest-dream

*訳注:日本では日本平和学会等でイベント上映されている。

WHITE LIGHT / BLACK RAIN (2007年) : スティーヴン・オカザ キ監督。 HBO。 これまでほぼ口を閉ざしてきた14名の被爆者と、

広島・長崎への原爆投下に関わった4人の科学者へのインタビューを 通して、原爆投下の実態と彼らのその後に迫る。 次々と語られる個 人的な体験に引き込まれるうちに、想像をはるかに超えた人々の苦し みと、困難から立ち上がるその驚くべき強さが明らかになる。 より詳 しくはリンク先へ bit.ly/1jbRqtA

*訳注:日本では『ヒロシマ・ナガサキ』のタイトルで2007年公開。

『黒い雨』(BLACK RAIN)(1989年) : 今村昌平監督。 今村プロダ クション。 原作は井伏鱒二の同名小説。 1945年に原爆を投下され た広島で生き抜こうとする人間の姿を描いた非常に印象的な作品で ある。 数々の賞を受賞した本作品は、美学的にも目を見張るほどの 美しさで原爆投下後の生活を描き出している。 めちゃめちゃにされ た人生を修復しようとする一方で放射能による後遺症に苦しむ被爆者 たちを赤裸々に映し出す。 より詳しくはリンク先へ bit.ly/1d8hRvZ

THREADS (1984年) : ミック・ジャクソン監督。 BBC。 核戦争と、そ れに巻き込まれたイギリスの都市シェフィールドをドキュメンタリータッ チで描き出した、背筋の凍るテレビドラマ。 アメリカとソ連の間の政治 的緊張が高まるさなかの、2組のイギリスの家族の描写から映画は始ま る。 イギリスが戦争に向けて準備を進める中、2つの家族はそれぞれ 家庭内でのもめごとに追われる。 第二幕はシェフィールドの地方議会 の議長を中心に展開し、イギリス政府が戦争の準備を継続中であること がわかる。 東西の軍事同盟間で戦争が勃発し、イギリスが核攻撃を受 ける中、必死に生き抜こうとする登場人物たちの凄惨な姿が詳細に映し 出される。 物語は、核戦争とその後に続く「核の冬」が医療、経済、社会、

そして環境がもたらした結果に直面し、翻弄されるそれぞれの家族の運

85 84

10

 ACTION 5

命を描きだす。 より詳しくはリンク先へ bbc.in/1eNU5Wl

*訳注:日本では1984年にテレビ東京で放映されたことがある。『核戦争後の未来・

スレッズ』という邦題で、VHSビデオが販売されていた。

『はだしのゲン』(1983年) : 真崎守監督。 マッドハウス。 原作は 世界的に有名な中沢啓治原作の同名の漫画。 原子爆弾が落とされた あとの広島に生きる人々の生活を一人の子供の視点から描く。 原爆 による破壊を乗り越えた国の魂を映し出し、生き残った人々のたくま しさを伝えている。 より詳しくはリンク先へ bit.ly/1doRb5W

DARK CIRCLE (1983年) : ジュディ・アーヴィング、クリス・ビーバ ー、ルース・ランディ監督。 ペリカン・メディア。 サンダンス映画祭 大賞、国際エミー賞ニュース&ドキュメンタリー部門を受賞。 コロラド のロッキーフラッツ核兵器製造施設から、カリフォルニアのディアブロ・

キャニオン原子力発電所、そして広島と長崎へとプルトニウムがたどっ た軌跡を追う。 世界で最も有毒な物質であるプルトニウムがこれらの 場所と、生活を変えることを余儀なくされた人々の人生を結びつける。

より詳しくはリンク先へ bit.ly/1nOk2cO

*訳注:日本では『ダーク・サークル/忍びよるプルトニウム汚染』のタイトルでテレビ 放送されたことがある。 VHSビデオが販売されていた。

ATOMIC CAFÉ (1982年) : ジェーン・ローダー、ケヴィン・ラファ ティ、ピアース・ラファティ監督。 アーカイブスプロジェクト。 1950 年代のアメリカのプロパガンダ映像を集めてつなげた作品で、時に滑 稽でありながら、時に現実を突きつけるような作品である。 古い教 育映画から抜粋したものも含まれている。 たとえばウォルト・ディズ

ニーのDuck and Cover が紹介されているが、ここでは小学校の子 どもたちが、皆で一斉に壁に寄ってうずくまることだけで核攻撃から 身を守ることができると教えられている。また別の場面では、人間(皮 膚の構成が豚と似ていると言われている)が核攻撃による厳しい状況 に耐えられるかを試すのに、核実験の間、「爆心地」として設定された 場所に軍隊の制服を着せた豚の群れを放置し、死なせてしまう様子が 映し出される。 この映画の主題は、原子力爆弾に関して政府が流し ていたプロパガンダを明らかにすることにある。 より詳しくはリンク 先へ nyti.ms/1aZleXF

*訳注:日本では『アトミックカフェ』のタイトルで1983年公開。

THE WAR GAME (1965年) : ピーター・ワトキンス監督。 BBC。

50分の白黒映画。 ソ連のイギリスに対する核攻撃という架空の出来 事について、その前兆から、爆撃後の数週間を描く。 まず、都市の住 民が地方に強制的に疎開させられる中で、忍び寄る核攻撃の気配を感 じ始めて混乱に陥る人々が描かれる。 続いてストーリーは、RAFマン ストン空軍基地とメードストンの兵舎を狙ったミサイルが狙いを外れ て誤って攻撃したケント州のロチェスター市に移る。 ミサイルの爆発 は、それを見ていた人々を一瞬で失明させ、熱風による火災旋風を発 生させて爆風を巻き起こす。 その後、放射能による後遺症、精神的 なダメージ、そしてインフラの破壊などにより社会は崩壊していく。

食糧暴動が起きて、警官は略奪した人を撃ち、イギリス軍は死体を焼 く。 より詳しくはリンク先へ pwatkins.mnsi.net/warGame.htm

DR. STRANGELOVE OR: HOW I LEARNED TO STOP WORRYING AND LOVE THE BOMB (1964年) : スタンリー・キューブリック監督。

コロンビア映画。 核抑止の愚かさを風刺するダークコメディ。 ストー リーの中心は、精神に異常をきたし、ソ連に対する核の先制攻撃を命 じたアメリカ空軍の司令官である。 大統領や大統領顧問、統合参謀 本部、そしてイギリス空軍将校らは、核による大惨事を回避するため に爆撃機に攻撃停止命令を送ろうと右往左往して事態は混乱する。

一方カメラは、核爆弾を投下地点まで運ぼうとする一機のB-52爆撃 機の乗組員の様子も映し出す。 この映画は、1989年にアメリカ議会 図書館によって「文化的に重要」と認定され、アメリカ国立フィルム登録 簿に登録された。 より詳しくはリンク先へ bit.ly/1gcj4DC

*訳注:日本では『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆 を愛するようになったか』のタイトルで公開。

ヒント

上映会に

来てくれた人たちと 上映会後も

交流できるように SNS上で グループを作り、

上映会の際に 来場者に そのページへの 参加を

呼びかけましょう。

次の上映会の 企画につながる 情報を得るための、

とても有益な 方法です。

核に 関す る用 語集

OVERKILL(核兵器による必要以上の破壊力):核爆発の巨大な力を表現する 核に関する専門的用語。 核爆弾は破壊するだけでなく過剰殺傷する。 言い換 えれば、すべてを破壊するのに必要な力よりも、大きな力を持っているという こと。 現 在 で は「 過 剰 で ある」と同 義 で 用 いられ る。 例:「 宿 題 は overkill だ」

87 86

10

 ACTION 5

Action

voice

concern

YoUr

意見を

訴 えよう

核兵器の拡散、小型武器の違法取り引き、そして武器や戦

関連したドキュメント