• 検索結果がありません。

第19条[共済金の請求]

(1)組合に対して共済金を請求する権利は、被共済者が損害賠償請 求権者に対して負担する法律上の損害賠償責任の額について、被 共済者と損害賠償請求権者との間で、判決が確定した時または裁 判上の和解、調停もしくは書面による合意が成立した時から発生 し、これを行使することができます。

(2)被共済者は、対人賠償損害または対物賠償損害の額が確定した 場合は、遅滞なく、別表[請求書類]の必要書類を組合に提出し て、共済金を請求してください。

(3)被共済者は、対人賠償損害または対物賠償損害について損害賠 償金を支払った場合には、遅滞なく、その損害賠償金を支払った ことを証明する書類を組合に提出してください。

(4)被共済者に共済金を請求できない事情がある場合で、かつ、共 済金の支払を受けるべき被共済者の代理人がいない場合には、次 のいずれかの者がその事情を示す書類をもってその旨を組合に申 し出て、組合に承認を得たうえで、被共済者の代理人として共済 金を請求することができます。

① 被共済者と同居または生計を一にする配偶者(注)

② ①の者がいない場合または①の者に共済金を請求できない事 情がある場合は、被共済者と同居または生計を一にする3親等 内の親族

③ ①および②の者がいない場合または①および②の者に共済金 を請求できない事情がある場合は、①以外の配偶者または②以 外の3親等内の親族

(注)法律上の配偶者に限ります。③において同様とします。

(5)(4)による被共済者の代理人からの共済金の請求に対して、

組合が共済金を支払った後に、重複して共済金の請求を受けた場 合には、組合は、共済金を支払いません。

(6)組合は、事故の内容または損害の額等に応じ、共済契約者また は被共済者に対して、(2)に規定するもの以外の書類もしくは 証拠の提出または組合が行う調査への協力を求めることがありま す。この場合には、共済契約者または被共済者は、組合が求めた 書類または証拠を、遅滞なく提出し、必要な協力をしなければな りません。

第20条[共済金の支払時期および支払方法]

(1)組合は、共済金の請求に必要な書類が組合に到達した日の翌日 以後30日以内に、組合が共済金を支払うために必要な次の事項の 確認を終え、共済金を支払います。

確認が必要な場合 確認事項

① 共済金の支払事由発生の有

無の確認が必要な場合 事故の原因、事故発生の状況、

損害発生の有無および被共済者 に該当する事実

第2章 基本条項普通約款

037 確認が必要な場合 確認事項

② 共済金が支払われない事由

の有無の確認が必要な場合 この共済約款に規定する共済金 が支払われない事由に該当する 事実の有無

③ 共済金を算出するための事

実の確認が必要な場合 損害の額、事故と損害との関 係、治療または施術の経過およ び内容

④ 共済契約の効力の有無の確

認が必要な場合 この共済約款に規定する無効、

取消しまたは解除の事由に該当 する事実の有無

⑤ ①から④までのほか、組合 が支払うべき共済金の額を確 定させるための事実の確認が 必要な場合

他の共済契約等の有無および内 容、損害について被共済者が有 する損害賠償請求権その他の債 権および既に取得したものの有 無および内容等

(2)(1)の事項の確認をするため、次に掲げる特別な照会または 調査が不可欠な場合には、(1)の規定にかかわらず、組合は、

共済金の請求に必要な書類が組合に到達した日の翌日以後次のい ずれかの日数(注)が経過する日までに、共済金を支払います。

この場合において、組合は、確認が必要な事項およびその確認を 終えるべき時期を被共済者に対して通知するものとします。

特別な照会または調査の内容 日  数

(1)表中①から⑤までの事項を確認するため

の、弁護士法その他の法令に基づく照会 180日

(1)表中①から④までの事項を確認するため の、警察、検察、消防その他の公の機関による調 査・捜査の結果の照会

180日

(1)表中①から④までの事項を確認するため の、医療機関、検査機関その他の専門機関による 診断、鑑定等の結果の照会

90日

(1)表中③の事項のうち、後遺障害の内容およ びその程度を確認するための、医療機関による診 断、後遺障害の認定にかかる専門機関による審査 等の結果の照会

120日

災害救助法が適用された被災地域における(1)

表中①から⑤までの事項の確認のための調査 60日

(1)表中①から⑤までの事項の確認を日本国内 で行うための代替的な手段がない場合の日本国外 における調査

180日

(注)複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。

(3)共済金は、次のいずれかのうち被共済者が選択した方法により 支払います。

① 組合または組合の指定する金融機関等にある被共済者が指定 した口座に振り込む方法

② 組合の事務所または組合の指定する場所で支払う方法

(4)(1)または(2)の必要な事項の確認に際し、共済契約者ま

たは被共済者が正当な理由なくこの確認を妨げ、またはこれに応 じなかった場合には、これにより確認が遅延した期間について は、(1)または(2)の日数に含みません。

第21条[損害賠償額の請求]

(1)損害賠償請求権者が第1章賠償責任条項第10条[損害賠償請求 権者の直接請求権]の規定により損害賠償額の支払を請求する場 合は、遅滞なく、別表[請求書類]の必要書類を組合に提出して ください。

(2)損害賠償請求権者に損害賠償額を請求できない事情がある場合 で、かつ、損害賠償額の支払を受けるべき損害賠償請求権者の代 理人がいない場合には、次のいずれかの者がその事情を示す書類 をもってその旨を組合に申し出て、組合の承認を得たうえで、損 害賠償請求権者の代理人として損害賠償額を請求することができ ます。① 損害賠償請求権者と同居または生計を一にする配偶者(注)

② ①の者がいない場合または①の者に損害賠償額を請求できな い事情がある場合は、損害賠償請求権者と同居または生計を一 にする3親等内の親族

③ ①および②の者がいない場合または①および②の者に損害賠 償額を請求できない事情がある場合は、①以外の配偶者または

②以外の3親等内の親族

(注)法律上の配偶者に限ります。③において同様とします。

(3)(2)の規定による損害賠償請求権者の代理人からの損害賠償 額の請求に対して、組合が損害賠償額を支払った場合は、その金 額の限度において組合が被共済者に、その被共済者の被る損害に 対して、共済金を支払ったものとみなします。

(4)組合は、事故の内容または損害の額等に応じ、損害賠償請求権 者に対して、(1)に規定するもの以外の書類もしくは証拠の提 出または組合が行う調査への協力を求めることがあります。この 場合には、損害賠償請求権者は、組合が求めた書類または証拠 を、遅滞なく提出し、必要な協力をしなければなりません。

第22条[損害賠償額の支払時期および支払方法]

(1)組合は、第1章賠償責任条項第10条[損害賠償請求権者の直接 請求権](2)または(5)ただし書に該当する場合は、損害賠 償額の支払の請求に必要な書類が組合に到達した日の翌日以後30 日以内に、組合が損害賠償額を支払うために必要な次の事項の確 認を終え、損害賠償額を支払います。

確認が必要な場合 確認事項

① 損害賠償額の支払事由発生

の有無の確認が必要な場合 事故の原因、事故発生の状況、

損害発生の有無および被共済者 に該当する事実

② 損害賠償額が支払われない 事由の有無の確認が必要な場 合

この共済約款に規定する損害賠 償額が支払われない事由に該当 する事実の有無

③ 損害賠償額を算出するため

の事実の確認が必要な場合 損害の額、事故と損害との関 係、治療または施術の経過およ び内容

第2章 基本条項普通約款

039 確認が必要な場合 確認事項

④ 共済契約の効力の有無の確

認が必要な場合 この共済約款に規定する無効、

取消しまたは解除の事由に該当 する事実の有無

⑤ ①から④までのほか、組合 が支払うべき損害賠償額を確 定させるための事実の確認が 必要な場合

他の共済契約等の有無および内 容、損害について被共済者が有 する損害賠償請求権その他の債 権および既に取得したものの有 無および内容等

(2)(1)の事項の確認をするため、次に掲げる特別な照会または 調査が不可欠な場合には、(1)の規定にかかわらず、組合は、

損害賠償額の支払の請求に必要な書類が組合に到達した日の翌日 以後次のいずれかの日数(注)が経過する日までに、損害賠償額 を支払います。この場合において、組合は、確認が必要な事項お よびその確認を終えるべき時期を損害賠償請求権者に対して通知 するものとします。

特別な照会または調査の内容 日  数

(1)表中①から⑤までの事項を確認するため

の、弁護士法その他の法令に基づく照会 180日

(1)表中①から④までの事項を確認するため の、警察、検察、消防その他の公の機関による調 査・捜査の結果の照会

180日

(1)表中①から④までの事項を確認するため の、医療機関、検査機関その他の専門機関による 診断、鑑定等の結果の照会

90日

(1)表中③の事項のうち、後遺障害の内容およ びその程度を確認するための、医療機関による診 断、後遺障害の認定にかかる専門機関による審査 等の結果の照会

120日

災害救助法が適用された被災地域における(1)

表中①から⑤までの事項の確認のための調査 60日

(1)表中①から⑤までの事項の確認を日本国内 で行うための代替的な手段がない場合の日本国外 における調査

180日

(注)複数に該当する場合は、そのうち最長の日数とします。

(3)損害賠償額は、次のいずれかのうち損害賠償請求権者が選択し た方法により支払います。

① 組合または組合の指定する金融機関等にある損害賠償請求権 者が指定した口座に振り込む方法

② 組合の事務所または組合の指定する場所で支払う方法

(4)(1)または(2)の必要な事項の確認に際し、損害賠償請求 権者が正当な理由なくこの確認を妨げ、またはこれに応じなかっ た場合には、これにより確認が遅延した期間については、(1)

または(2)の日数に含みません。

関連したドキュメント