えさせられることが多くあったと思います。
その他監督としてのメディアとの対応の仕 方や、コミュニケーションスキル、ディベ ート、規約契約、トレーディングゲーム等 のレクチャーで、現場での対応についての 方策を学習しました。
(1)プロフェッショナルスポーツ戦略論 試合におけるさまざまな条件、状況を考 慮しながら、どのように戦うのか、また戦 ったのかを、事例をもとに討議していく講 座です。このたびはJリーグの2試合(鹿島 対広島、大宮対浦和)代表戦1試合(日本対 ガーナ)を分析しました。
分析は担当グループが編集ビデオやパワ ーポイントにまとめ、20分間の発表を行い、
ディスカッションを重ねました。ゲームプ ランにおいては、2006FIFAワールドカップ
ドイツ、日本対オーストラリア戦を事例に ディスカッションを行いました。
(2)プロフェッショナルスポーツコーチン グ論
イビチャ・オシム日本代表監督をはじめ、
各カテゴリーの代表監督(反町U-22監督、
大橋なでしこジャパン監督、城福U-17監督)、 また大熊コーチの講義を受けました。日本 代表とU-22日本代表は試合2日前のトレーニ ングも視察し、攻守におけるチームコンセ プトやそのコンセプトをどのようにチーム に移し込んでいくかを講義やトレーニング 視察によって深めることができました。実 際の現場で戦っている監督、コーチの話は 非常に臨場感あふれるものであり、質疑応 答の中で、監督として何が大切なのか、何 を大切にしているのかなど、哲学的な話ま で踏み込めて聞け、それぞれ受講者が現場 に生かせていける大変有意義な内容になり
ました。
(3)コンディショニング実習 JFAフィジカルフィットネスプロ ジェクトメンバーによる講義と実技 です。プロジェクトリーダーの里内 猛氏(日本代表フィジカルコーチ)、 早川直樹氏(日本代表アスレチック トレーナー)をはじめ、現場で活躍 している方々に講義、実技をお願い しました。プロコーチとして選手の コンディショニングをどのように上
げていくのかは大きな課題です。コンディ ショニングに関してフィジカルコーチに任 せているJクラブがほとんどですが、監督は フィジカルコーチの仕事を正しく評価し、
コントロールしてく立場にあります。だか らこそ正しい知識が必要なのです。
講義・実技内容は以下のとおりです。
(4)指導実践
①Jヴィレッジ短期講習(ミニキャンプ)
Jリーグの試合分析をもとに、課題を抽出 し、チームの改善トレーニングを考案し、
効果的なトレーニングを行うためのコーチ ング法を学びました。また、中間キャンプ では16テーマに対してのトレーニングを構 築して実践を行いました。
②三菱養和グランドでの指導実践
9週間で25回の指導実践を行いました。
監督、コーチ、GKコーチの3人組を編成し、
受講生と三菱養和コーチを加えてのメンバ ーを選手に見立ててトレーニングを行いま した。受講生はこの期間中に監督役、コー
2006公認S級コーチ養成講習会 2006公認S級コーチ養成講習会
イビチャ・オシム日本代表監督の講義より©AGC/JFA news
1.コーチングスキル向上を 目指す講習
主催・主管(財)日本サッカー協会、
(社)日本プロサッカーリーグ
受講資格
下記事項のいずれかを満たす受講希望者の中から、
JFA技術委員会において選考、同理事会において決定。
(1)公認A級コーチで、公認A級コーチ養成講習 会時に成績優秀であり、かつ指導実績をJFA 技術委員会が認めた者。
(2)日本代表国際Aマッチに20試合以上出場、
もしくはJリーグ公式戦200試合以上 (海外プロリーグ公式戦含む)出場している 公認B級コーチで、公認B級コーチ養成講習 会受講後1年以上の指導実績有する者。
(3)JFA技術委員会が特に認めた者 (海外におけるライセンス取得者等)。
定員 20名(2006年度予定)
すべてのコースを修了した者の筆記試験・指導実践・
口頭試験・レポートなどを総合的に判断し、JFA 技術委員会において審査、同理事会において認定。
認定
受講料
250,000円
(国内短期講習会宿泊費・検定費用含む/2006年度)
※会場までの交通費、集中講習会の宿泊費、
インターンシップにかかる費用は受講料に は含みません。
国内短期講習 6日間
コーチング能力
【カリキュラム】
指導実践、プロフェッショナル・スポーツ戦略論、プロフェッショナル・
コーチング論、アセスメント、Jクラブ・トレーニング視察、日本代表・
Jリーグ試合視察、トレーニング科学
コミュニケーション能力
【カリキュラム】
ディベート講習、コミュニケーションスキル講習、トレーディングゲーム、
プレゼンテーションスキル実習
マネジメント能力
【カリキュラム】
スポーツ社会学(メディア論)、モチベーションマネジメント論、
プロフェッショナルスポーツ規約・契約論
「国内短期講習会」「国内集中講習会」で 培ってきた指導実践に関する能力の評価を行なう。
原則、定められた期間内海外プロクラブ
(2週間以上)、Jクラブ(1週間以上)の実地研修 を行なう。終了後、レポートを提出。
国内集中講習会 11週間(月〜木/11週、3ヵ月)
指導実践期間 4日間
インターシップ 3週間
コンディショニング実習の内容
1)コンディショニングの考え方 2)体力測定の実際と活用 3)持久力トレーニング 4)スピードトレーニング 5)筋力強化トレーニング 6)コーディネーショントレーニング 7)環境ストレスマネジメント
8)総括・期分けとコンディショニングの実際
■基本情報 ■カルキュラム構成
チ役、GKコーチ役を経験することになり、
約60分のトレーニングを実施します。その 後のディスカッションに多くの時間を使っ て、現場に生かすためにはどのようにして いくことが効果的かを話し合いました。16 テーマを事例に活発な意見交換が行われ、
監督、コーチ、GKコーチのリレーションシ ップの大切さや、サッカーをさせていくた めのコーチングやトレーニングがいかに難 しいことかを今さらながら痛感し、研修を 深めることができました。
(5)日本代表、Jリーグトレーニング視察 実際に代表やJクラブではどのようなコン セプトに基づいてトレーニングを実施し、
コーチングを行っているかを視察しました。
今年度は大宮アルディージャの三浦俊也監 督と東京ヴェルディ1969のラモス瑠偉監督 のトレーニング視察だけでなく、両監督か
らトレーニングやコーチング、次節の戦い 方も含めた考え方を聞くことができました。
指導者が、いくら高度な戦術や見識を持 っていても、それをうまく選手に伝達し、
納得させる能力がなければ、選手の潜在能 力を引き出すことはできません。コミュニ ケーションスキルが重要なスキルであるこ とは言うまでもないことです。相手に感情 や考えを理解してもらうために、筋道立て て、必要な情報を欠くことなく伝える必要 があるのです。そのために、物事を論理的 に考え、論理的に話すために徹底的にトレ ーニングしています。
(1)ロジカルコミュニケーションスキル JFAロジカルコミュニケーション講師の
三森ゆりか先生の問答ゲームや絵の分析、
文章分析などを通してロジカルコミュニケ ーションスキルのトレーニングを行いまし た。
(2)ディベート
日本ディベート協会会長の北岡俊明先生 の講義を受けました。サッカーの現場にお いて意思決定に必要なスピード、パワー、
正確さを発揮していくために、物事を論理 的に思考し、表現する能力を開発していく ことがディベートのテーマです。
(3)トレーディングゲーム
リアルなビジネスシミュレーションゲー ムを通じ、日本サッカー界をリードするS 級コーチとして必要となるマネジメントス キル・思考・行動を体感し、再認識し、日 本サッカー界において、自分と組織の強み を何に生かせるかを考えていく講座です。
ゲーム感覚で、交渉ごとを行っていく受講 者の知恵は、なかなかのものでした。
(4)野性の森野外実習(ASE)
自然環境の中で、集団で課題を解決する 各種の活動を通して、心身をリフレッシュ し、参加者相互の理解を深め、創造性を養 い、チームワークの向上を図ることによっ て、コーチとしての資質を高める講座です。
このS級を本格的にスタートする上で、欠 かせない講座でもあります。
(5)プレゼンテーション実習
下記のテーマの中から、1人1つプレゼン 2.コミュニケーションスキルアップ
を目指す講習
指導実践より
10月23日(月) 10月24日(火) 10月25日(水) 10月26日(木)
9:30〜12:00 9:30〜12:00 9:30〜12:00
昼休み 昼休み 昼休み
19:00〜 19:00〜
講議 コンディショニング実習 /広瀬統一(早稲田大学)
実技 「コーディネーショントレーニング」
/広瀬統一(早稲田大学)
U-21日本代表トレーニング視察
実技⑱ 三菱養和グラウンド
講義 プロフェッショナル スポーツ戦略論、ゲーム分析 (日本代表対ガーナ代表)
講義 高度競技マネージメント論 /田嶋幸三専務理事
実技⑲ 三菱養和グラウンド
プレゼンテーション実習
U-21日本代表対 U-21中国代表戦視察
実技⑳ よみうりランド
東京ヴェルディ1969 トレーニング視察、レクチャー
(ラモス監督)
14:00〜16:45 14:00〜16:45
18:20〜21:00
14:00〜16:45 14:00〜
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■1週間のスケジュール実例(10月第3週)