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第92区!冬季の駿低温度  

差は夏季に大きく冬季に小さい。南斜面では初年目の地下40cm附近に1〜3月頃開聞地が低温を示しているが,  

その他の季節には何れも開露地が高温であり,また夏季には地表面の温度差が最も大きいが,これは初年目,2年   目と年数経過に伴って次第に差は減少している。これは開園地の緒被が繁茂してゆく状態を示すものと思われるが,  

その程度等は例えば温度差20Cの線を・みるとよくわかるであろう。   

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第93図 南北両斜面における開園地と未開園地の地中温度差  

北斜面においては,夏季にほ開園地が地中の各深さを通じて高湿であるが,冬季には反対に低湿である。例えば   初年目の地表附近でほ11〜3月頃,地下10cm以下においては10〜2月頃まで開園地が低湿で地中へ深くなる程   その期間は長くなっている。2年目においては地表面は12月頃,地下10cm附近では10月中旬頃から2月中旬頃   まで未開園地が高温で,地中へ深くなる程その期間は長くなる傾向にある。   

第3年日には地表面は11月〜2月頃まで,地下10cmでは10月中旬〜1月中旬頃まで開園地が低湿であり,深   さと共にその期間は長くなっている。また南北両斜面とも地下部に.おける温度差は7〜9月頃に最大を示してい   る。  

(2)月平均温度日較差   

南北両斜面に.おける開園地と未開園地の月平均温   度日較差を示すと第94図のようである。地溝の日較   差は,地温日変化のはげしさを示すものであって図   から明かなように.,地温の日変化は何れの斜面にお   いても開園地に顕著である。そして日較差は地表面   に最も大きく,地中に入ると急に減少し地下10cm   になると,日較差の大きい南斜面の開園地において   も70C内外である。   

また何れの斜面におても開園・未開園地ともに日   較差は地表面に季節変化が激しく,特にそれは北斜   面に.おいでである。地下10cmにおいても北斜面   では南斜面より日較差の季節変化は大きく,また日   較差は地表面とともに寒候期に/トで,暖候期に大き  

く現われており,特に8月頃の盛夏の候に顕著であ  

る。   

次に開園地と未開園地に.おける月平均温定日較差   の差をとって,その季節変化の模様を示したのが第   95図である。これによると,地混日較差は南北両斜   面とも開園地は例外なく何れの月も未開園地より大   きく,またその差は地表面に大きい。そしで南斜面   では何れの年も差は地表面・地下10cmとも8月   に大で,1月頃に小さいが北斜面においては判然と  

していない。  

第3節 地中温度の解析(年変化)   

(1)地中温度の調和分析   

南北両斜面における開園地と未開園地の地中海皮  

5 6 7 8JJ  

節94図 月平均温度日較差  

l巾ニI tや防   l㈱  

1957隼  

第95図 月平均温定日較差の差   

年変化の特性を理論的に表現するため,地表及び地下10・50cmの月平均湿度を調和分析にかけ,その1年頃を   求めたのが滞65表である。(欝2年目の値を示す。)  

第65表 調和分析の1年項  

α0 】 α11  ど1   αo lα1】  ど1   αo lα11  ど1   飢 lα1 −   ざ1   

Cm  

O   

lO    50  

1350 07′  

132 22   89【12418  

第65衷によって概要を考察すると,振巾α1は開園・未開園地ともに地表面に最大で,地中へ深さと共に.減少し   ており,また藻巾は地中各深さを通じて開園地は未開園地より大きく,北斜面は南斜面よりも大きい。   

位相ど1は−・般に北斜面では,開園・未開園地ともに南斜面より進んでおり,また各場所とも地表面に駿も進み,  

地中へ深くなるに、つれて次第に遅れを示している。開園地と未開園地における位相を比べると,地下部においては   南北両斜面とも開園地が進んでおり,最高,畷低湿度発現時期の遅進を示している。  

(2)地温の深さと振巾との関係   

地温年変化の振巾は地中へ深くなるに従って次卿こ減少することは上述から明かであり,南北両斜面の開園地と   未開園地における地温の深さと振巾との関係式を求めると次の様になる。  

No.1:Az=21..7β−0‖0031之   No..2:Az=24‖4β−0・・0069z   No.5:』g=28…0β−0・0085z   No6:Ag=2e;い8β−0・0119g  

すなわち,振巾の減少係数は何れも北斜面に大きく,特に未開地松林に最大値を示している。  

(3)地温年変化の及ぷ深さ   

地温年変化の鞍巾は地中へ深くなるに従って減少し,或る深さに至ると殆んど零となり1年中変化しないことに  なる。この層を地温年変化の不易層というがいまの場合地溝年変化の振巾が0.1◇Cに減少する深さを地温年変化   の不易層と考えてその深さを求めると,No…1:17.2m,No.2:8いOm,No.5:6.7m,No,.6:4.7mであって   最も深いのは南斜面の未開地松林で,北斜面の未開地松林が最も浅くなっている。  

(4)地中熱拡散率   

地中熱拡散率はNoい1,No.2,No.5及びNo.6において夫々10.14,2.08,1り39,0.70×10一之CりGいS∴で北斜   面の未開地松林が巌も小さく,南斜面においては−L般に大きい値を示している。  

第4節 地中に.おける熱量の年変化   

南北両斜面における開園地と未開園地の地下50cm までにおける地軸熟交熟鼠を・α2一郎1=√g(⑳2・−⑳1)を用い   て計算すると第66表のようになる。   

これによると熟鼠の駿大は何れの斜面に.おいても8月で,駿小は1〜2月に現われている。そして熟鼠変化の疎   開66表 地申の熱交換盈(Cal/cm2)   

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巾はNoしNo・・2,No5及びNo.6において夫々505い0,547・・5,577,.5,545.Ocal/cm2であって,地中熱交換   鼠の最も大きいのは北斜面の開園地で,馴\は腐斜面の未開園地にして,南斜面の熱交換量は北斜面より何れも小  

さい。