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⾒下げ図ビューでモデル作成

「⾒下げ図」では、「1/1(最下階⾒下げ図)」「基礎伏図」「杭伏図」を作成します。

「⾒下げ図ビュー」作成の基本的な考え⽅は、「⾒上げ図ビュー」の作成⽅法と同じです。

違う点として、部材としては⾒えているが、符号は配置しないものがあります。

「Revitだから特別」ではなく、各社の製図ルールなどによって、若⼲異なります。

このテキストでは、⾒下げ図ビューは⾒上げ図ビューとは次のような点を変えることにします。

 「最下階⾒下げ図」:最下階の「柱」「壁」の符号を表⽰しない

 「基礎伏図」:最下階の「床」「壁」「基礎梁」の符号を表⽰しない

 「杭伏図」:「杭」以外を表⽰しない

3-1 伏図ビュー「1FL」の作成

作業の流れ

他のレベルからオブジェクトをコピー

「S14_⾒下げ図ビュー1FLの作成.rvt」を開きます。

ポイントは、コピーする時に「⾒下げ図ビュー」の「1FL」ではなく、「2FL」を使うことです。

2階の「梁」「床」を、1階にコピー

(⾒下げ図ビュー) タイプ変更 レイアウトを調整

1. 伏図ビュー⾒下げの「2FL」を開き、全体を選択する

 ⾒下げ図ビュー作成時、他レ ベルよりオブジェクトをコピーす る場合は、「⾒下げ図ビュー」

内のビューをコピー元とする

38 3-1 伏図ビュー「1FL」の作成

2. 「修正|複数選択」タブの「フィルタ」を使い、「梁(構造フレーム)」「床」を選択

3. 「クリップボードにコピー」と「選択したレベルに位置合わせ」を使い、「1FL」に貼り付ける

4. 伏図ビュー「1FL」を開きコピーされたかを確認

3-1 伏図ビュー「1FL」の作成 39

オブジェクトが問題なく貼り付けられたかを確認するために、フィルタを使い「床」にパターンを付ける

 確認に「3Dビュー」も使⽤す ると良いでしょう。2Dビューだ けでなく、3Dビューを多⽤す ることで、よりしっかりとしたイメ ージを持つことができます。

 「フィルタ」とは、オブジェクトを 絞り込むのに使⽤する物とは 別の機能

5. ツール「表⽰グラフィックス」を選択

6. ダイアログのタブを「フィルタ」に変更し、「編集/新規作成」を選び「新規作成」を選択

7. 名前に「床_1FL」と⼊⼒し、[OK]をクリック

8. 作成したフィルタ名を選択し、カテゴリ「床」にチェックを付け[OK]をクリック

40 3-1 伏図ビュー「1FL」の作成

9. 「追加」を選び、「床_1FL」を選択し、[OK]をクリック

10. 「投影/サーフェス」の「パターン」を選択

11. ⾊の「優先設定なし」部分を選び、「床」として表⽰する⾊を選択し[OK]をクリック ココを選択する

3-1 伏図ビュー「1FL」の作成 41 12. パターンの▼付近を選び、パターンの中から「塗り潰し」を選択し[OK]をクリック

 パターンを付けると、床が無い 部分があることがわかる。

追加で床を作成する必要が ある。

13. OKを押して「表⽰/グラフィックスの上書き」を終了

14. パターン⾊が付いていることを確認

42 3-1 伏図ビュー「1FL」の作成

梁・床のタイプ修正

※タグを⾒やすくする為、床パターンを透過しています 1. ツール「すべてにタグを付ける」を選択

 タブ「注釈」→パネル「タグ」→

ツール「すべてにタグを付ける」

2. Ctrlキーを押して複数のタグを選択し、[OK]をクリック

「床タグ:M_ tag _スラブ」「構造フレームタグ:M_ tag _構造フレーム」の2つを選択する

3. 各梁、床のタイプを基礎梁(1階梁)、床(1階床)に修正

ツール「すべてにタグを付ける」

で気をつけること

複数のタグを同時に付けることが できますが、同じカテゴリのタグを 同時につけることはできません。

選択すると下図のようにメッセー ジが表⽰されます。

メッセージが表⽰されます。

タグについて

タグはファミリに対していくつでもつ けることができる

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