古いポリシーと 7. x より前のバックアップホストについて
6.5.4 以前で作成された仮想マシンのバックアップに関 する NetBackup カタログ情報が、インポートされたイメー
ジの参照をリストアの際に妨げることがある
NetBackup 7.x システムに NetBackup 6.5.4 以前の仮想マシンのバックアップイメージ をインポートすると、インポートしたイメージファイルのカタログヘッダーファイルの VM_TYPE に間違った値が含まれることがあることに注意してください。形式 1 (VM 全体) および形 式 2 (マッピングされた VM 全体) のバックアップである場合でも、インポートされたイメー ジの値が誤って 0 として報告されることがあります。その結果、バックアップ、アーカイブ およびリストアインターフェースを使用して、仮想マシンのイメージを参照およびリストアで きません。
この問題を解決するには、インポートされたイメージのヘッダーファイルの VM_TYPE 値 を変更する必要があります。[完全 VM バックアップ (Full VM backup)]オプションで作 成されたバックアップの場合は、VM_TYPE を 1 に設定します。[マッピングされた完全 VM バックアップ (Mapped full VM backup)]オプションで作成されたバックアップの場 合は、VM_TYPE を 2 に設定します。
手順については、次の TechNote を参照してください。
http://www.symantec.com/docs/TECH63525
仮想マシンにインストールされている NetBackup BAR インターフェースを使ってファイルをリストアする場合の 無効なクライアントエラー
仮想マシンが表示名または UUID によってバックアップ済みであり、その表示名がホスト 名と同じでない場合、バックアップ、アーカイブおよびリストア (BAR) インターフェースが 仮想マシン自体にインストールされていると、個々のファイルをこのインターフェースを使 用してリストアすることはできないことに注意してください。BAR がマスターサーバーまた はメディアサーバーにインストールされている場合は、これらのファイルをリストアできま す。この場合、BAR がリストア先の仮想マシンにインストールされていない必要がありま す。
ファイルをリストアする場合は、BAR インターフェースの[リストアの宛先クライアント (Destination client for restore)]フィールドに有効なホスト名または IP アドレスが指定 されている必要があります。
第 11 章 トラブルシューティング
6.5.4 以前で作成された仮想マシンのバックアップに関する NetBackup カタログ情報が、インポートされたイメージの参照を リストアの際に妨げることがある
162
VMware 仮想マシンがリストア後に再ブートしない
バックアップ時に仮想マシンに SCSI および IDE ドライブが存在する場合があり、ゲスト OS が SCSI ドライブ上に存在していました。この場合、リストア時に仮想マシンが IDE ド ライブからブートを試みる場合があります。ブートの試行は失敗し、メッセージ[Operating system not found]が表示されます。この問題は NetBackup で VMware vStorage API を使うと発生します。
VMware はこの問題を識別しており、今後のリリースで対処します。
回避策として、仮想マシン上の BIOS を正しい SCSI デバイスからブートするように再構 成できます。
第 11 章 トラブルシューティング 163 VMware 仮想マシンがリストア後に再ブートしない
第 11 章 トラブルシューティング
VMware 仮想マシンがリストア後に再ブートしない 164
[ VM 選択問い合わせ結果 を再利用 (Reuse VM
selection query results for) ] オプション
この付録では以下の項目について説明しています。
■ [VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]オプ ションについて
[ VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for) ]オプションについて
NetBackup の[問い合わせのテスト (Test Query)]画面には、NetBackup が仮想環境 で検出した仮想マシンが表示されます。自動選択機能は動的であるため、環境が後で変 更されると、どの仮想マシンが問い合わせ規則と一致するかに影響することがあります。
たとえば、仮想マシンが追加されると、テスト結果は、バックアップ実行時にバックアップ のために選択される仮想マシンと同一ではないことがあります。
NetBackup は、バックアップのたびに仮想マシンを再検出するのではなく、指定された 期間中は現在の問い合わせのテストの結果をキャッシュします。[VM 選択問い合わせ 結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]というオプションを使用しま す。このオプションで指定する期間中、NetBackup はバックアップリストとして仮想マシン の現在のリストを再利用します。クエリービルダーの参照または仮想マシンの再検出は行 いません。
A
仮想マシン環境の変更回数が少ないほど、バックアップする仮想マシンのキャッシュされ たリストの再利用が有効である可能性があります。大規模な環境では、仮想マシンの検 出に時間がかかり、vCenter Server のリソースを消費することに注意してください。
[VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]オプショ ンについて次のことに注意してください。
■ 問い合わせ結果が再利用される期間 (キャッシュが更新される頻度) を指定します。
■ NetBackup が vCenter Server で検出を実行する頻度を制御します。
多くの仮想マシンを含んでいる環境では、検出処理は vCenter Server に大きな負 荷をかけることがあります。
■ NetBackup ポリシー実行スケジュールには影響しません。
■ 問い合わせ規則が変わるか、または検出に影響するポリシー属性が変わると無効に なります。その場合、NetBackup は次回のポリシー実行時に仮想マシンを再検出し、
キャッシュが更新されます。
次の項は検出に影響するポリシー属性について記述します。
p.99 の 「問い合わせのテスト結果に表示される[選択 (Selection)]列に対する[クラ イアント名の選択 (Client name selection)]パラメータの影響」 を参照してください。
たとえば、[VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]オプションが 8 時間に設定されることを想定します。この 8 時間の間に追加の仮想 マシンに電源が入れられても、それらの仮想マシンはポリシーのバックアップリストに追加 されません。ポリシーは、(ポリシーが作成されたときなど) 最後にリストに追加された仮想 マシンをバックアップします。8 時間後、ポリシーの次の実行時に、最近電源を入れられ た仮想マシンが検出され、バックアップリストに追加されます。
注意:バックアップのために選択した仮想マシンはポリシーの[クライアント (Clients)]タブ に表示されません。NetBackup が選択してバックアップした仮想マシンを確認するには、
次の章を参照してください。
p.111 の 「アクティビティモニターを使った仮想マシンバックアップの監視」 を参照してくだ
さい。
p.113 の 「仮想マシンバックアップをレポートするための OpsCenter の使用」 を参照して ください。
付録 A [VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]オプション
[VM 選択問い合わせ結果を再利用 (Reuse VM selection query results for)]オプションについて 166
VMware 用の Symantec VSS プロバイダ
この付録では以下の項目について説明しています。
■ VMware 用の Symantec VSS プロバイダについて
■ VMware 用の Symantec VSS プロバイダの注意事項
■ Symantec VSS プロバイダのインストール
■ Symantec VSS プロバイダを使う方法
■ Symantec VSS プロバイダのログ
VMware 用の Symantec VSS プロバイダについて
デフォルトでは、NetBackup for VMware のバックアップの間に、VMware Tools の VSS プロバイダが Windows 仮想マシンのファイルシステムを静止します。
VMware Tools の VSS プロバイダは多くの場合に適していますが、次の制限がありま す。
■ VMware 4.1 以前では、VMware VSS プロバイダは VSS_BT_COPY 形式のバック アップのみを使うバックアップを開始します。VSS_BT_COPY は Microsoft Exchange のログの切り捨てをサポートしません。
■ VMware 4.0 Update 2 以前では、VMware VSS プロバイダは Windows Vista と Windows 2008 のゲストオペレーティングシステムでのアプリケーションの一貫した バックアップをサポートしません。
■ VMware 3.5 Update 1 以前では、VMware VSS プロバイダは Windows 2003 など の複数のバージョンの Windows でのアプリケーションの一貫したバックアップをサ ポートしません。
B
次の場合は、VMware VSS プロバイダの代わりに Symantec VSS プロバイダを推奨し ます。
■ 使っている VMware Tools のバージョンが Windows 仮想マシンでのアプリケーショ ンの一貫したバックアップをサポートしない。
Symantec VSS プロバイダが、NetBackup でサポートされているすべてのバージョン
の Windows 、および VMware 3.5 から 4.x の仮想マシンに対してアプリケーション の一貫したバックアップを実行します。
■ VMware バックアップで Microsoft Exchange 仮想マシンのログを切り捨てる必要が ある。
Symantec VSS プロバイダは VSS_BT_FULL 形式のバックアップによって Microsoft Exchange のログを切り捨てます。
この付録の説明に従って、VMware VSS プロバイダをアンインストールし、Symantec VSS プロバイダをインストールできます。
Symantec VSS プロバイダがインストールされ、NetBackup が仮想マシンのスナップショッ トを開始すると、VMware Tools はファイルレベルの一貫したバックアップのためにファイ ルシステムを静止するように Symantec VSS プロバイダに要求します。Exchange を実 行する仮想マシンでは、VMware スナップショットが完了すると Exchange VSS ライター がトランザクションログを切り捨てます。
注意:次の点に注意してください。
注意: Symantec VSS プロバイダを使っている場合は、同じ仮想マシンの増分バックアッ プを実行するために NetBackup for Exchange エージェントを使わないでください。
Symantec VSS プロバイダがサポートするログの切り捨て機能は Exchange の増分バッ クアップでログがバックアップされる前にログを削除することがあります。そのため、
Exchange の増分バックアップは正常に実行できません。
VMware 用の Symantec VSS プロバイダの注意事項
Symantec VSS プロバイダに関して次の点に注意してください。
■ Symantec VSS プロバイダは、NetBackup 7.1、VMware vStorage、Microsoft Exchange 2003、Microsoft Exchange 2007 の組み合わせでの VMware バックアッ プに対してテストされ、認定されています。
Symantec VSS プロバイダの最新のサポート情報は次の TechNote で利用可能で す。
「Support for NetBackup 7.x in virtual environments」
■ シマンテック社は Exchange 2003 か Exchange 2007 をホストする仮想マシンに対 して Symantec VSS プロバイダを推奨します。Symantec VSS プロバイダを使うため には、Exchange 仮想マシンに他の VSS 対応アプリケーションが存在しない必要が 付録 B VMware 用の Symantec VSS プロバイダ
VMware 用の Symantec VSS プロバイダの注意事項 168