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屋外階段の踊場部分と開放廊下部分とは、兼用することができないものとする。

法令による廊下幅と踊り場の幅を確保すること。ただし、端部の屋外階段で階段 室部分に出入り口がない場合においては、この限りでない。

住戸 住戸 住戸 住戸

屋外階段 不可

屋外階段 不可 屋外階段

不可

住戸 住戸 住戸 住戸

屋外階段

屋外階段

開放廊下

開放廊下

法第35

令第120条第12項、第121

 

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              79

74.直通階段、2以上の直通階段の設置

(1)直通階段の設置義務がある「避難階以外の階」とは、令第117条第1項で定め られている建築物のうち「居室のある階」と解されており、避難階以外の階に居 室がない場合、直通階段の設置義務は生じないものとする。

(2)2以上の直通階段を設ける場合、二方向避難を確保する意味で、できるだけ離 れた位置に設置すること。

法第35 令第120

 

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        80

       

75.2 以上の直通階段の避難経路 

       

(1)

(2)

(1)居室  →  居室  →  廊下  →  階段(上図の左の経路)

(2)居室  →  廊下  →  居室  →  階段

避難経路として(1)のような経路はやむを得ないものとするが、(2)のように、いっ たん避難経路である廊下へ出てから居室へ入るのは逆行であり不可とする。

廊下 廊下

居室 居室

×

廊下

居室 居室 居室

× 階段

×

法第35

令第122条第1

 

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              81

76.避難階段の設置 

(1)共同住宅等で令第122条第1項ただし書きを適用して、避難階段を免除す  るものは、100㎡(住戸は200㎡)以内ごとに耐火構造の床若しくは壁又 は特定防火設備で区画するものであり、従って各住戸を200㎡以内ごとに区 画するだけでなく、集会室・店舗・車庫等は100㎡以内の区画が必要である。

(2)共同住宅について100㎡以内ごとに区画(住戸にあっては200㎡以内で  区画)すれば避難階段が免除されるが、住戸と住戸以外の階段室等及び廊下等 の部分とを一体で100㎡区画をしても認められない。

(3)令第122条第1項ただし書きにより区画をすれば、避難階段又は特別避難  階段の設置が免除されるが、特別避難階段を免除する場合においては、最低一 の階段は避難階段とすること。

     

注)防火区画をして令第122条第1項のただし書きにより避難階段又は特  別避難階段を免除する場合であっても、令第121条第1項第六号により、

2以上の直通階段の緩和とする場合は令第123条第2項又は第3項の規 定に適合する階段が必要となる為注意が必要である。

(4)令第122条第1項ただし書き中、かっこ内の100㎡区画から除かれる部  分(階段室の部分、昇降機の昇降路部分等)については、100㎡ごとの区画 は不要である。又、廊下その他避難の用に供する部分とは、居室的に使用する ロビー、エントランスは含まない為、その部分の100㎡区画が必要である。

法第35 令第123

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77.屋外(避難)階段付近へのガス機器の設置

(1)PS 設置式又は壁組込設置式のガス機器は、以下の①②の条件を共に満足す る場合は、屋外階段を出た正面や、屋外避難階段等の避難口の周囲2mの範 囲を避けた位置に設置することができる。

ただし、1住戸の用に供するもの<注>であること。

① 設置するガス機器の条件

ガス用品、液化石油ガス器具等の基準により安全性が確認されたもので あること。ただし、壁組込設置式ガス機器は防火性能評定品として検査 合格したものに限る。

② 設置場所に対する条件

(イ)

設置場所周囲に、延焼のおそれのある「不燃材料以外の材料による仕上 げをした建築物等の部分」がないこと。ただし、壁組込設置式ガス機器 に用いる専用ボックスは、防火性能評定の試験により確認された離隔距 離で設置すること。

(ロ)

避難通路としての有効幅員が確保されていること。

(ハ)

壁組込設置式ガス機器を設置する外壁は、防火上及び構造耐力上問題が ないこと。

(2)前記①②の条件に加えて、さらにガス機器の前面(給排気口の部分を除く。) を鋼製(メーター検針窓の部分は網入りガラス)の扉で覆ったものは、屋外 階段を出た正面や、屋外避難階段等の避難口の周囲2m以内にも設置するこ とができる。ただし、壁組込設置式ガス機器を設置する外壁は、耐火構造、

準耐火構造又は、防火構造でなければならない。

<注>1住戸の用に供するものとは、1台のガス機器から複数の住戸の用に 供することを制限したものである。

①標準設置例

ガス機器 P S P S標準設置

屋外階段の正面又は屋外避難階段の周囲2m 範囲を避けた位置に設置する場合に適用する。

(PS設置式、壁組込設置式は同一基準)

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(屋外階段の例) (屋外避難階段の例)

(屋外階段の例) (屋外避難階段の例)

2m

P S 階段室

踊場付

階段を出た正面 2mの範囲     

階段室

踊場付

2mの範囲     

PS

2m 2m

屋外避難階段の周囲

P S

階段を出た正面 2m 階段室

踊場兼用

P S

2mの範囲      2m

屋外避難階段の周囲

階段室

2m

踊場兼用

壁なし ( 腰壁・ 手すり )

P S 2m

屋外階段の正面2mの範囲

壁なし( 腰壁・ 手すり)

屋外避難階段の周囲2mの範囲 PS 2m 2m

P S 2m 壁有

屋外階段の正面2mの範囲 P S

壁有 2m 2m

屋外避難階段の周囲2mの範囲

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84

ガス機器 P S P S 扉内設置

鋼製扉 金枠

図-1階段を出た正面又は屋外避難階段の周囲2mを避けた設置例

② 扉内設置例

屋外階段の正面又は屋外避難階段の周囲2mの範囲内でも設置することがで きる。(PS設置式、壁組込設置式は同一基準)

図-2屋外階段の正面又は屋外避難階段の周囲2mの範囲内の設置例

③ パイプシャフト内設置例(FF式)

屋外階段の正面又は屋外避難階段の周囲2mの範囲内でも設置することができ る。

図-3屋外階段の正面又は屋外避難階段の周囲2mの範囲内の設置例

P S 2m

屋外階段を出た正面2mの範囲

P S 2m 2m

屋外避難階段の周囲2mの範囲

P S

2m

壁なし( 腰壁・ 手すり ) 階段室

屋外階段を出た正面2mの範囲

鋼製扉 金枠

2m

壁なし( 腰壁・ 手すり ) 階段室

P S

2m 2m

屋外避難階段の周囲2mの範囲

W: 階段幅

法第35

令第123条第3

 

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              85

78.特別避難階段の開口部 

   

    令第

123

条第

3

項第

5

号において、バルコニー又は附室の屋外に面する壁に設け る開口部は、他の開口部等から「90㎝以上の距離にある部分で、延焼のおそれの ある部分以外の部分に設けること。ただし、令第

112

条第

10

項ただし書きに規定 する場合はこの限りでない。」と規定されている。しかし、本規定にいう令第

112

条第

10

項ただし書きの規定による袖壁等の設置による緩和は、他の開口部から9 0㎝以上の距離に対する緩和措置であって「延焼の恐れのある部分」そのものを緩 和するものではない。

    従って、附室を自然排煙する場合の外気に向かって開放できる窓等の開口部は、

「延焼の恐れのある部分」に設けることはできない。バルコニーについても同様であ る。

法第35 令第1262

 

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              86

79.排煙設備の適用除外部分 

(1) 令第126条の2第1項ただし書き第一号について共同住宅は住戸200㎡、

その他を100㎡区画すれば、排煙設備の免除となるが、あくまでも、住戸と 共用廊下、エントランス等のその他を一つの区画として、200㎡以内で区画 することは認められない。

(2)令第126条の2第2項についての主旨は、同一棟の増築の際に既存部分の排 煙設備規定の遡及適用を緩和する為に設けられたものであり、新築の場合は適 用しない。

法第35

令第116条の2、第126条の2

関 連 告 示

参 考

87

80.排煙上の天井高さの取り方

(1)天井高が排煙上の同一区画で異なる場合の排煙上有効な窓の取り方は、平均天 井高を算定し、そこから80cm 下方までとする。(平成

12

年建告第

1436

号 の第三号については80cmとは限らない。)

ただし、1階、2階が吹抜けになっている場合等の複層階にまたがって、排 煙区画とする場合は2階に床があるため、1階、2階の床面積の合計の50分 の1以上を2階の天井から80cm下方までを有効とし、検討すること。

80cm

2FL

1FL G. L

A

B 1F平面図

2F平面図 吹抜け

(A+B)/50≦ 部分の有効開口面積

(2)2階が吹抜けで床がない場合の2階の平均天井高の算定については吹抜け部を 仮想床とし、室容積と室面積から、平均天井高を算定する。

( V )

2F L

1F L G. L

仮想 床

1F平 面図

2F平 面図 ( S )

( V)=室容積

( S)=室面積

平均天井高=( V) ( S) 吹抜け

法第条35

令第126条、第126条の4、第128

 

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        88

81.住宅展示場の取扱いについて 

       

  仮設許可を受けた住宅展示場については法第

35

条のうち下記に掲げるものは適用を 除外する。

(1)  令第

126

(2)  令第

126

条の4(住宅部分に限る。)

(3)  令第

128

法第35

令第126条の2、3

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82.防煙区画間の仕様

(1)避難経路である廊下と居室とを同一防煙区画とすることは、避難上支障をきた すので望ましくない。

(2)防煙区画を構成している間仕切壁等に常時閉鎖式の不燃材料の戸が設けられ た場合は、戸の上部の不燃材料のたれ壁は、天井面から下方に30cm 以上と することができる。

※ ただし、当該階の床面積が500㎡以下の階は、戸の仕様について規定しな いが不燃材料が望ましい。

80cm 30cm以上

80cm

床面 床面

天井面 天井面

常時閉鎖式の 不燃材料の戸

排煙口 排煙口

[

 

] [

  ] たれ壁

断 面

防煙区画A

( 自然排煙)

防煙区画B

( 自然排煙)

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