第 4 章 証明支援システム xpe 85
A.1.3 インストール
インストールの流れ 1. ソースを展開 2. コンパイル 3. インストール 4. .eamcs等の設定
rootになれる場合のインストール
管理者であるか、自分の計算機の場合にはrootになれるので定理自動証明のインストールが簡単になる。ただし、
/usr/X11R6というディレクトリが存在しなければならない。make installでは/usr/X11R6/binと/usr/X11R6/lib/X11 にxpeをインストールしようとするからである。
1. xpeのソースを展開する。
(例)
% zcat xpe-version.tar.gz | tar xvf
-2. コンパイルしてみる。
(例)
% cd xpe-version;make
コンパイルが通らないときには、次節[rootになれない場合のインストール]の[コンパイルしてみる]を参照。
3. rootになる。
(例)
% su
Password: (rootのパスワード)
4. インストールしてみる。
(例)
% make install
5. xpe.elをemacs–lispのpathの通ったところにおく。
(例)
% cp ./xpe.el ~/lib/emacs または
% cp ./xpe /usr/share/emacs/site-lisp
6. /usr/X11R6/lib/X11/fonts/xpe.fontsをfontpathに通す。
(例)
% xset fp+ /usr/X11R6/lib/X11/fonts/xpe.fonts (.xinitrc等に書き込んでおくとよい)
7. ~/.emacsに次の二行を追加 ( autoload ’xpe "xpe" nil t )
( autoload ’xpe-current-proof "xpe" nil t ) 次の方法でも可能である。
% cat dot-emacs-xpe >> ~/.emacs
8. テスト。以上でインストールが完了したので、うまくxpeが 立ち上がるかテストしてみる。csh系なら、
% rehash;xpe -f test bsh系なら、
% hash -r;xpe -f test
としてxpeの画面が表れればインストールは成功である。エラーが出るときには、次節[テスト]を参照。
rootになれない場合のインストール
root権限を持たないときは、make installが使えないので定理自動証明のインストールが複雑になる。Makefileの
PREFIXさえ設定すれば[rootになれる場合]と同様にインストールできると思うが、未確認である。そのため、この節
では定理自動証明のインストールには行わない。また、configurescriptがあれば定理自動証明のインストールの問 題は解決する。
1. xpeのソースを展開する。
(例)
% zcat xpe-version.tar.gz | tar xvf
-2. コンパイルしてみる。
(例)
% cd xpe-version;make
もしコンパイルが通らないときには、Makefileなりソースなりを弄る。そんなに凝ったことはしていないので、
大抵のUNIXでコンパイルが通るはず。だめなときは、周りの分かる人にでも聞いてみて。作者に連絡しても らってもよいが、環境が違うのでなにもできないことが多い。逆にconfigureスクリプトなりを作って一連の作 業を自動化したときは、作者まで連絡されたし。xpeに取り込ませてもらうので。
3. xpeをpathの通ったところにおく。
(例)
% cp ./xpe ~/bin または
% cp ./xpe /usr/local/bin
4. xpe.elをemacs–lispのpathの通ったところにおく。
(例)
% cp ./xpe.el ~/lib/emacs または
% cp ./xpe /usr/share/emacs/site-lisp
5. xpeのリソースファイルXpeをXの resource pathの通ったところにおく。
(例)
% cp ./Xpe /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults
~/.Xdefaultsでリソース設定をしているなら、
% cat ./Xpe >> ~/.Xdefaults Xpeをホームに置いてもよい。
% cp ./Xpe ~/.
6. xpe.fontsをfontpathに通す。
(例)
~/xpe-versionにソースを展開しているなら、
% xset fp+ ~/xpe-version/xpe.fonts (.xinitrc等に書き込んでおくとよい)
7. ~/.emacsに次の二行を追加 ( autoload ’xpe "xpe" nil t )
( autoload ’xpe-current-proof "xpe" nil t ) 次の方法でも可能である。
% cat dot-emacs-xpe >> ~/.emacs
8. テスト。以上でインストールが完了したので、うまくxpeが 立ち上がるかテストしてみる。csh系なら、
% rehash;xpe -f test bsh系なら、
% hash -r;xpe -f test
として次の画面が現れればインストールは成功である。
Cannot load font file ’hogehoge’
といわれるときは、font pathの設定がうまくいってない。
% xset -q
としてxpe.fontsにfont pathが通っているか確かめる。
Error: Widget canvas has zero width and/or height
といわれるときは、リソースファイルの設定がうまくいっていない。
% cp ./Xpe /.
としてリソースファイルをホームに置いて起動するか確かめる。