今後の方向性
①機械災害は全労働災害の約1/4を占めており、更なる機械災害の減少が求められる。
②事業者による機械のリスクアセスメントを適切に実施するため、製造者等による機械危険情報の提供が不 可欠。
機械の製造者等に対して、機械の危険情報(残留リスク情報)の提供の努力義務化
労働安全衛生法第28条の2に基づく事業者による機械のリスクアセスメントの普及・定着
機械の包括的な安全基準に関する指針
(平成19年7月31日基発第0731001号)
(2012年4月1日施行)
機械の危険情報
(残留リスク情報等)
①型式、製造番号等
②労働者に危険を及ぼ し、又は機械の使用に より労働者の健康障 害を生ずるおそれのあ る部分 (機械の危険
源の情報)
③②の部分により危険 を及ぼし、又は健康障 害を生ずるおそれのあ る作業
④②の部分及び③の作 業による最も重度で ある危険又は健康障
害の程度
⑤その他参考事項 機械使用事業者
機械の使用
・使用上の情報の内容の 確認
・実際の使用状況での リスクアセスメント
可能であれば
本質的安全設計方策
安全防護、付加保護方策
追加の保護方策
・作業標準、マニュアルの 整備
・訓練、教育、監督
・個人用保護具の使用 機械の設計・製造者
リスクアセスメント
・機械の制限(仕様)の指定
・危険源の同定
・リスクの見積りと評価
安全防護、付加保護方策
使用上の情報 本質的安全設計方策
労働安全衛生法第28条の2
(努力義務)
危 険 情 報︵ 残 留 リ ス ク 情 報 の︶ 提 供
本改正により 努力義務化
2011年12月26日 第58回安全衛生分科会資料より
48 化学物質の危険有害性情報の伝達の充実・強化
化学物質の危険有害性情報の伝達の充実・強化 化学物質の危険有害性情報の伝達の充実・強化
背景・現状 背景・現状
今後の方向性 今後の方向性
①化学物質等に起因する労働災害が、600〜700(件/年)程度発生
②容器等に化学物質等の危険有害性の表示があれば防止し得たと思われる災害が30件/年程度発生
③有害な化学物質を取り扱う事業場で、化学物質のリスクアセスメント実施率は半数以下
④化学物質管理の国際動向として、すべての危険有害な化学物質の譲渡提供者に対して、川下使用者に当該 化学物質に関する情報提供を義務化(欧州REACH規則、CLP規則)
譲渡提供時の文書交付の義務
(640物質)
職場において使用されるすべての危険有害な化学物質について
①譲渡提供時の表示及びMSDS交付
②事業場内で取り扱う容器等にラベル表示 表示・文書交付等の対象物質
譲渡提供時の表示の義務
(104物質)
リスクに基づく自主的な化学物質管理の促進
職場において使用されるすべての危険有害な化学物質
※1の危険有害性情報を広く関係者に 伝達(努力義務)
①譲渡提供時のラベル表示や化学物質等安全データシート(MSDS※2)の交付
②事業場内で取り扱う容器等についてラベル表示の実施
譲渡提供先
表示 MSDS
譲渡提供者
職場において使用されるすべて の危険有害な化学物質(新設)
事業場内での容器等への 表示(指針により指導)
※1 国連の基準により、危険有害 とされる化学物質
※2 危険有害な化学物質に関す る情報(名称、人体に及ぼす作用、
取扱い上の注意等)を通知する ために販売業者等から交付され る文書
2011年12月26日 第58回安全衛生分科会資料より
49
化学物質の主な規制一覧
化学物質の主な規制一覧 化学物質の主な規制一覧
第1種有機溶剤
労 働 安 全 衛 生 法
有 機 溶 剤 中 毒 予 防 規 則︵ 有 機 則
︶
第3種有機溶剤 第2種有機溶剤
条文 規制内容
57条 57条の2
88条 5条
6条
14条〜17条
18条 19条 20条〜21条 22条〜23条
24条 25条 26条 27条
28条〜28条の3
29条〜30条の3
32条〜33条 33条の2、34条
35条、36条
表示 文書の交付 計画の届出
局所排気装置等の性能要件 局所排気装置等の稼働時の要件
作業主任者の選任 定期自主検査
点検、補修 掲示 区分の表示 タンク内作業 事故の場合の退避等
健康診断の実施
送気マスクまたは有機ガス用防毒マスクの使用 保護具の数等
貯蔵と空容器 密閉装置 局所排気装置 プッシュプル型換気装置
密閉装置 局所排気装置 プッシュプル型換気装置
全体換気
○
○
○
○
(いずれか)
─
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△
○
△
○
○
○
○
○
○
(いずれか)
─
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△
○
△
○
○
×
○
○
─
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
×
×
△
△
○
○
○
○
○ 吹付け以外○
吹付け×
実施 結果の評価 結果に基づく措置
有機溶剤中毒予防規則の適用早見表
第1種、第2種 有機溶剤に
係る設備
第3種 有機溶剤に
係る設備
(タンク等の内部)
作業環境の測定
︵い ずれ か︶
○:義務の対象となるもの
△:特定の場合において、義務の対象となるもの
厚生労働省「有機溶剤を正しく使いましょう」より
50 化学物質の主な規制一覧
第 1 類 物 質
労 働 安 全 衛 生 法
特 定 化 学 物 質 障 害 予 防 規 則︵ 特 化 則
︶
第2類物質 特
定 第 2 類 物 質
管 理 第 2 類 物 質
オ ー ラ ミ ン 等
第 3 類 物 質 法令 規制内容
区分
14 56 57 59 3
4
5
12の2 第4章 21 24 25 36 36の2
37 38 38の2 38の3 38の4
39、40
42 43 44 53
作 業 主 任 者 の 選 任 製 造 の 許 可
表 示
安全衛生教育(雇入時)
第1類物質の取扱い設備
ぼ ろ 等 の 処 理 漏 え い の 防 止
床 の 構 造
立 入 り 禁 止 の 措 置
容 器 等
作業環境の測定の実施 測 定 結 果 の 評 価
休 憩 室
洗 浄 設 備
飲 食 等 の 禁 止
掲 示
作 業 記 録
緊 急 診 断
呼吸用保護具の備付け 保 護 衣 等 の 備 付 け 記 録 の 報 告
密閉式 局排 プッシュプル 密閉式 局排 プッシュプル
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○(一部を除く)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○(一部を除く)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○(一部を除く)
○
○
○
○(一部を除く)
○(一部を除く)
○
○
○
○
○(一部を除く)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○(一部を除く)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○(一部を除く)
○
○
○
○
○
○
○
○
○ 雇入れ、定期
配転後 記録の
保存 30年保存 特定第2類物質等の
製造に係る設備 特定第2類物質または
管理第2類物質に 係る設備
健康診断
特別管理物質 特別管理物質
上記のうち、特別管理物質
上記のうち、特別管理物質
特別管理物質
特定化学物質障害予防規則の適用早見表
51
労働者の石綿ばく露防止措置の実施に当たっての留意事項
52 労働者の石綿ばく露防止措置の実施に当たっての留意事項
53
労働者の石綿ばく露防止措置の実施に当たっての留意事項
54 労働者の石綿ばく露防止措置の実施に当たっての留意事項
55
アスベスト全面禁止
56 アスベスト全面禁止
57
「製造業における元方事業者による総合的な安全衛生管理のための指針」のポイント
58
「製造業における元方事業者による総合的な安全衛生管理のための指針」のポイント
59
「製造業における元方事業者による総合的な安全衛生管理のための指針」のポイント
60
「製造業における元方事業者による総合的な安全衛生管理のための指針」のポイント
61
「製造業における元方事業者による総合的な安全衛生管理のための指針」のポイント
62
「製造業における元方事業者による総合的な安全衛生管理のための指針」のポイント
63
「製造業における元方事業者による総合的な安全衛生管理のための指針」のポイント
64
「製造業における元方事業者による総合的な安全衛生管理のための指針」のポイント
65
派遣労働者の労働条件・安全衛生の確保のために(抄)
略
66 派遣労働者の労働条件・安全衛生の確保のために(抄)
67
派遣労働者の労働条件・安全衛生の確保のために(抄)
68 派遣労働者の労働条件・安全衛生の確保のために(抄)
69
派遣労働者の労働条件・安全衛生の確保のために(抄)
70 派遣労働者の労働条件・安全衛生の確保のために(抄)
71
派遣労働者の労働条件・安全衛生の確保のために(抄)
72 派遣労働者の労働条件・安全衛生の確保のために(抄)
73
高年齢労働者の災害防止と健康確保