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今後の展望

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第 5 章 まとめ 25

5.3 今後の展望

5.3.1 プロジェクト全体の展望

本プロジェクトは,函館市民の交通が持続的で魅力的なものにすることを目的として活動した.

函館市民の中でも未来大関係者の交通行動と交通に対する意識を調査した.また,持続的で魅力的 な交通とは何か考え,未来大関係者の交通を快適にするサービスを企画及び実装,評価することを 本プロジェクトの課題とした.それを,さらに推し進めていくことが第一の目標である.

前期は,函館未来大学生の交通に関する現状・問題を理解するために多くの議論を行い,ある一定 の結論は得られたのではないかと思う.それは,「車依存思考に陥っている」,「車に乗り始めると, 他の乗り物を全く使用しなくなる」,「安易に車を選択している」といったものである.これは, 館全体に言えることである.当然の結果であるとも言えるが,アンケートや,インタビューの考察を 通し上記の事実を確認できたのは,とても重要なことであると考える.今後は,上記のこと以外の事 実を発見し考察することにあると考えている.

また後期では,前期で得たデータをもとにシステム班・コンテンツ班に分かれて活動した.それぞ れの成果物で実現可能な部分を相談し実装していった.そのため実装できていない部分や見落とし ている部分が多々存在している.そのため,さらに議論を進め,より良いものを開発して欲しい.

今後は,2月18日に行われる秋葉原の課外発表会に向けて成果物の開発を進めていく予定であ

る.最終発表の段階で時間や技術の面が原因で完成には至っていない部分が存在している.また, だ改良できる余地が多く存在している.課外発表会まで,誰がどこまで実装するのかを具体的に計 画し実装する必要がある.そして最終発表までに評価まで行うことが出来なかったために開発した アプリやウェブサイトの有効性が確かめられていない.実際に,ユーザに使ってもらい,評価を受 けることで開発したアプリやウェブサイトがが未来大関係者の交通を持続的で魅力的なものとする のかを確かめたい.そのためにもテストを行いたいと考えている.その結果から,さらに改良を進 めるのか,それともまた,新たなものを開発するのか方向性を決めるべきだと考える.

最終発表でのレビューでは使ってみたいといった意見や,面白いアイディアであるといったポジ ティブな意見が多く聞かれたことから,大いにその効果が期待される.ただ,反面多くの指摘を受 けたので,その内容に対してプロジェクトメンバーで話し合いより良いものを作り上げたい.いつ か自分たちで作り上げたものが,多くの人に使用してもらえるようになれば,函館の公共交通の一 助になるのではないかと思う.そのためにも,さらにこのプロジェクトを進めていくべきである.

プロジェクトを通して交通に対して多くの考え方ができるようになった.本当に函館の公共交通 を活性化させるにはまず,こういった意識を持つことが大切である.便利になりすぎたせいで交通 に対して無関心さが目立つ.より多くの人たちが交通に対して関心をもって,受け身にならず自ら 考えていくことができれば,自ずと函館の公共交通は活性化してくと考える.その手助けをするこ とがなによりのプロジェクトの目標である. 函館市民一人ひとりが,一歩ずつ目標の実現に向けて 努力して行ってほしいと願っている.

5.3.2 調査班の展望

調査班の今後の展望としては,調査の範囲を広げることである.今回はコストや規模の関係から, 未来大学生を中心とした狭いエリアで行ったが,次回は函館全体を調査してみたいと考えている. 館全体でなくても,エリア分けして,そのエリアの特色を調べるといった形でも面白いと考えてい る.そして,どんどん調査の範囲を広げて行くべきだと思う.また,調査の範囲を広げるだけでなく, 内容についても,もっと吟味して行けたらと思う.

5.3 函館バスカード

また,バス会社や市役所といった公的機関についてもっと知るべきだったように思う.普段私た

ちが使用している函館バスカード(5.3参照)の使用方法などは理解している.しかし,一日で もバス会社の会社見学などをすることができれば,調査で得たデータの質も上がり,また実体験を 経ているため説得力が増したのではないかと思う.一日中バスに乗り続ける,市電に乗り続けると いったアクティブな活動をしても面白かったのではないかと思う.自分の目と足で調査するという のが少なかったように感じた.アンケートばかりでは,偏った意見になってしまっていたのではな いか.その点は,今後の課題である.

他には,外国で行われている事例なども,専門家がいるのであれば,その人の講演などをみてさら に理解を深めることができたのではないかと思う.実際に,プロジェクトのメンバーで講義を受け たがとても有意義なものだったと感じている.勉強の機会というのが少し足りなかったように思う. このような機会をもっと増やしていくことも大切だ.今回は,アプリとコンテンツという形になっ たが,もうちょっと技量を上げて調査に臨めば,もっといい案が出ていたかもしれない.また,前期 と後期で多くの調査を行ったため,もう一度調査した内容をまとめなおし,新たにまとめるといっ たことをすれば,データが洗練されると共に新たな発見をすることができる.このままで終わりと いうのはあまりにももったいない.まだまだ,調査すべきことまとめるべきことがたくさんある. れを,まとめることができれば,私たちひいては,未来大学,そして函館市のためになるはずである. 今回作成したアプリ,コンテンツに関しては,将来本当にリリースされるぐらい洗練したものに なればいいと考えている.まだまだ,未完成な部分や実装されていない部分がある.それを完成させ て多くの人に利用してもらいたい.

(文責:加藤亨輔)

参考文献

[1] 函館市企業局:『平成24年度事業概要―交通事業』(2012)

[2] 国土交通省 都市・地域整備局 都市計画課 都市交通調査室:『都市における人の動き―平成17 年全国都市交通特性調査の結果から―』 (2007).

[3] 函館市観光コンベンション部観光振興課:『平成24年度観光アンケート調査の結果』 (2012) [4] 株式会社ケー・シー・エス 静岡営業所:『平成23年度 湖西市地域公共交通基本計画策定調査

業務委託―湖西市の地域公共交通に関する市民アンケート結果』(2011)

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