1.未受診者対策
本町の平成 23 年度の特定健康診査受診率は 37.8%となっており、第1期計画における平成 23 年度の目標値である 55.0%より 17.2 ポイント低くなっています。今後、対象者の増加と 継続受診のために、以下の取り組みを推進して受診勧奨の徹底を図ります。
■ 周知・啓発
○「広報ひろがわ」や各種広報を用いた広範な周知啓発
○地域行事やイベントなどを利用したPR活動
■ 地域との連携
○自治会や商工会、漁業協同組合やJAなどとの連携による受診勧奨の実施
○公民館活動との連携
○回覧の活用による隣近所同士の啓発
■ 受診機会の充実
○健診実施機関との連携による休日健診や夜間健診の実施
○受診率の低い地区における夜間健診の実施
○公民館や保健センターなど、住民の身近な地域における健診の実施
■ 未受診者への個別対応
○複数年にわたって未受診となっている対象者への電話による受診勧奨
○未受診者への個別アンケート調査を実施
2.ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチ
ポピュレーションアプローチとは、対象を一部に限定せず、対象者全体へ広く働きかけ、全 体のリスクを下げる方法です。特定健康診査の周知を行う目的を、対象者全員への働きかけに よって特定健康診査の位置づけの周知、健康に対する意識の高揚を図り、受診者の健康状態や 健診受診率を維持することとします。
さらに、メタボリックシンドローム該当者数及び予備群数の増加を防ぐため、より高いリス クを持った集団に対して、集中的に働きかけるハイリスクアプローチが必要となります。その ため、複数年にわたってメタボリックシンドロームに該当する受診者には、特に啓発を強める などの取り組みを進めます。
3.非肥満者への対応
腹囲測定の結果が基準以下である非肥満の受診者であっても、血糖、脂質、血圧、喫煙のい ずれか、または複数のリスクを保有している割合は平成2 3年度で 52.3%と高く、対策が必要 となっています。
特に、4つのリスクのうち複数のリスクを保有している場合、生活習慣病関連疾患の発症リ スクは高くなります。また、本町では近年減少傾向であるものの、喫煙リスクを保有している 場合にも循環器系疾患などの発症リスクが高くなります。
非肥満のリスク保有者は、自覚症状がないことが多く、本人の自覚を促すことが難しくなっ ており、一人ひとりに対してのフォローを行う体制が大切になります。
今後、健診受診者を対象に、性別、肥満の有無、リスクの種類、喫煙習慣、飲酒習慣、服薬 内容、運動習慣などの質問項目からより細やかな傾向を掴み、リスクの保有数によって情報提 供の内容を追加していくなど、個人に適した情報提供を行います。
4.特定保健指導への参加促進と指導後の支援
平成23年度における特定保健指導利用率は、積極的支援と動機付け支援を合わせて12.6%
となっており、第1期計画での目標値である 40.0%より 27.4 ポイント低くなっています。
そのため、平成29年度の実施率目標である 60.0%の達成のためには、効果的な参加促進へ の取り組みが不可欠です。加えて、特定保健指導の定期的な啓発の一環として、指導後の支援 が効果的であると考えられます。
特定保健指導を通じて、対象者が自らの生活習慣における課題を認識して、健康な生活習慣 を継続していくことができるよう、以下の取り組みを推進して特定保健指導への参加促進に努 めます。
■ 保健指導への参加促進
○訪問による指導や、夜間における運動教室の開催など、受講機会の確保
○電話による参加への意識づけ
○集団健診会場でのプレ保健指導
→受診者全員に直接情報提供を行い、受診者の生活習慣の改善へのモチベーション を高めることで保健指導利用率の向上につなげていきます。
■ 指導後の支援
○運動施設や健康づくりに関わる活動グループなどの情報提供
○保健指導実施後の当事者におけるOB会の結成支援
○保健指導後のアンケートの実施
○積極的支援・動機付け支援ともに、手紙などを用いたフォローアップを実施
指標
施設 事業実施に当たって適切な施設数であるか 設備 事業実施に当たって設備は整っているか 職員数 事業実施に当たって適切な職員数か 職員の資質 事業実施に当たって職員の質は十分か 組
織 的 資 源
相互検討の仕組み 連絡会議の開催状況 項目
物 的 資 源 人 的 資 源
指標
情報収集 医療費分析や地域の資源(人材や施設など)の把握をして いるか
問題分析 医療費分析等により地域の健康課題を把握しているか
目標設定 対象者の状況に応じた事業目的及び目標が設定されてい るか
満足度 対象者の事業実施に対する満足度 項目
保 健 医 療 従 事 者 の 活 動
対 象 者