3.1 基本理念
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33.1.1 基基本本理理念念下水道は前章で示すような様々な課題を有しています。言い換えれば、それらの課題を克服す ることで、下水道として市民生活等への貢献が可能となります。
下水道の役割としては、これまで都市における生活環境の改善や公共用水域の水質保全、浸水 の防除等、一定の効果を発揮してきましたが、今後は、従来の浸水被害の軽減の他、地震被害の 軽減や管きょの老朽化に伴う道路陥没の未然防止等、下水道として災害や事故に強いまちづくり を目指す必要があります。また、従来の生活環境や公共用水域での水質保全の他、健全な水循環 を創出することにより、快適で潤いのあるまち、環境にやさしいまちづくりに貢献できるものと 考えます。
以上を、踏まえて、本プランの基本理念を『安全で良好な水環境を目指して』とします。
なお、今後の下水道事業は、少子高齢化や、産業構造の変化等の社会情勢の変化、市民ニーズ を踏まえた、持続可能なものとすることが重要です。事業の実施にあたっては、緊急性、重要性 等を踏まえて、重点化を図るとともに、市民、防災や河川、道路等の他の関連部局との連携を図 りながら取り組む必要があります。
図 3-1 基本理念
第 3 章 今後の下水道事業における基本方針
災害・事故に強い まち
快適で潤いのある まち
市民の協力のもと下水道が
水環境の面で市民生活に貢献していきます
安全で良好な水環境を目指して
【基本理念】
環境にやさしい まち
下水道からみた目指すべきまちの姿
第3章 今後の下水道事業における基本方針 3.2 基本方針
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3.2.2 基基本本方方針針
先に示した、基本理念『安全で良好な水環境を目指して』を実現すべく、本市の下水道が抱え る課題からみた今後の下水道事業における基本方針を以下のとおりとします。
【本市の下水道が抱える主な課題】 【基本方針】
図 3-2 本市の下水道が抱える主な課題と今後の下水道施策における基本方針
「健全な水循環」とは、流域を中心とした一連の水(雨水、地下水、河川水等)の流れの過 程において、人間社会の営みと環境の保全に果たす水の機能が、適切なバランスの下にともに 確保されている状態をいいます。
◆下水道への接続率向上
◆浸水被害の軽減
◆地震被害の軽減
◆合流式下水道の改善
◆道路陥没等の事故の未然防止
◆膨大な施設ストックに対する維持管理
◆湧水量、河川流量の確保
◆雨水の資源利用の促進
◆事業費の確保
◆下水道経営の健全化
健全で豊かな水循環を 創造します
基 本 方 針 1
予防保全による施設の 高度化・長寿命化を目 指します
基 本 方 針 2
下水道経営の健全化 を図り持続的な下水道 事業を推進します
基 本 方 針 3
財政上の見通しを踏まえた施策展開
健全で豊かな水循環を創造します
基本方針 1
第3章 今後の下水道事業における基本方針 3.2 基本方針
- 31 -本市では、下水道への未接続による「公共用水域への生活雑排水の流出」や近年の都市型集 中豪雨による「浸水被害の発生」、合流式下水道による「公共用水域への未処理汚水の流出」、
都市開発に伴う浸透域の減少による「湧水の枯渇や湧水量、河川流量の減少」といった水循環 に対する問題が存在します。また、水は限りある資源としての認識のもと、資源循環の面でも 雨水の利用を促進していく必要があります。
これらの問題等を解決し、健全で豊かな水循環を創造することを基本方針とします。
下水道は、重要な社会基盤の一つとして、今後もその機能を中断することなく、持続して いく必要があります。
地震時においては被害が生じることも想定されることから、施設が最低限有すべき機能を 確保するための「地震対策」を行うことが必要となります。また、今後も下水道を持続的に 使用していくためには、膨大な施設ストックに対して「適切な維持管理」を行うとともに、
計画的な調査に基づいた「効率的な改築・更新」が必要となります。
これらについて、予防保全の観点から施設の高度化、長寿命化を目指すことを基本方針と します。
上記の基本方針1および基本方針2の目標を施策として実現するためには、多額の投資が 必要となります。また、収入面では、少子高齢化社会の進行、生活スタイルの変化による下 水道使用量の減少が想定され、使用料金収入は将来的に減少することが考えられることから、
経営基盤の強化が不可欠となります。
したがって、下水道事業を持続的なものとするために、財政上の見通しを踏まえた事業費 の平準化や経営の効率化を行い、下水道経営の健全化を図ることを基本方針とします。
予防保全による施設の高度化・長寿命化を目指します
基本方針 2
下水道経営の健全化を図り持続的な下水道事業を推進します
基本方針 3