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ドキュメント内 医療計画(案)第4章 (ページ 127-144)

アルツハイマー型認知症 血管性認知症

その他の器質性精神障害

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000

23年 24年 25年 26年 27年

その他の器質性 精神障害 血管性認知症

アルツハイマー型 認知症 症状性を含む脳 器質性精神障害

1 認知症治療病棟の認知症入院患者について、平成26年6月の入院患者は

2 1,825人となっており、全国値を沖縄県との人口比を乗じて換算した人数は1,456人

3 となっており、全国比較すると、高い入院率となっております。

4

5 沖縄県の認知症について、NDBデータによると、入院受療している精神病床を

6 持 つ病 院 数 は2 4機 関 ( 全 国 換 算 値 18機 関 )、 外 来診 療 し ている 医療 機 関は 90

7 機関(全国換算73機関)となっており、どちらも全国換算値よりも高い数値となって

8 います。 また、入院患者数は1,825人(全国換算値1,456人)と全国値よりも高く、

9 外来患者数は5,117人 (全 国換算値5,318人)となっており、こちらは全国値よりも

10 低い数値となっています。

11

12 エ 依存症

13 ア) アルコール依存症

14 沖縄県のア ルコ ール依存症 について、 NDBデータによると、入院受療している

15 精 神 病 床 を 持 つ病 院 数 は2 4 機 関 ( 全 国 換 算 値 16 機 関 )、 外 来 診 療 し てい る

16 医 療機関 は81機関( 全国 換算 59機関 )、重 度ア ルコー ル依 存症入院医 療管

17 理加 算 を算 定 され た精 神病 床 を 持つ病 院数 は3 機 関(全 国換 算2 機関 )とな

18 っており、全国よりも高い数値となっています。また、入院患者数は571人(全国

19 換算値286人)、外来患者数は2,091人(全国換算値1,029人)、重度アルコー

20 ル 依存 症 入 院 医 療 管理 加 算を 算 定 され た患者 数 は247 人( 全 国換 算 値1 03

21 人)となっており、こちらも全国値よりも高い数値となっています。

22

23 イ) 薬物依存症

24 沖縄県の薬物 依存症について、NDBデータによると、入院受療している精神病

25 床を持つ病院数は14機関(全国換算値6機関)、外来診療している医療機関は

26 3 2 機 関 ( 全 国 換 算 1 9 機 関 ) と な っ て お り 、 全 国 よ り も 高 い 数 値 と な っ て い ま す 。 ま

27 た、入院患者数は43人(全国換算値19人)、外来患者数は187人(全国換算値

28 74人)となっており、こちらも全国値よりも高い数値となっています。

29

30 ウ) ギャンブル等依存症

31 沖縄 県のギ ャンブ ル依存症 について、NDBデータによ ると、入 院受療し ている

32 精 神 病床 を 持 つ病院 数 は0-2 機関 (全 国 換算 値 1 機関 )、 外来 診療し ている

33

医療機関は11機関(全国換算5機関)となっています。また、入院患者数は0-34 9人(全国換算値2人)、外来患者数は49人(全国換算値23人)となっており、

35 こちらも全国値よりも高い数値となっています。

1 オ) てんかん

2 沖縄県のてんかんについて、NDBデータによると、入院受療している精神病床を持

3 つ病 院 数 は 24機 関 ( 全 国 換 算 値 18 機関 ) 、外 来 診療 し ている 医 療機 関 は99機 関

4 ( 全 国 換 算 79 機 関) と なっ てお り 、 全 国 よ りも 高 い 数 値と なっ て いま す 。 ま た、 入院 患

5 者数は1,996人(全国換算値1,294人)、外来患者数は7,612人(全国換算値5,722

6 人)となっており、こちらも全国値よりも高い数値となっています。

7

8 カ) 精神疾患と自殺対策

9 沖縄県の自殺者数は、平成23年までは300人を超えて推移していましたが、平成

10 24年 から は30 0人 未満 で推 移す るよ う になってい ます 。 男女 と もに同 様 の傾 向を 示 し

11 ており、男性 では220人 前後で、女性では70人 前後で推移しています。 平成27年の

12 自殺者数は294人、自殺死亡率の推移(人口10万人あたり)をみると男性の死亡率

13 が31.9(全国26.6)で全国より高いのに対して、女性は9.6(全国10.8)と比較して低い

14 水準となっています。

15 自 殺 の 背 景 に は 、 経 済 ・ 生 活 問 題 、 健 康 問 題 、 家 庭 問 題 な ど の 様 々 な 要 因 が

16 複雑に関係しており、社会的要因も踏まえた総合的な取組が必要です。

17 様々な要因のなかで、多く の自殺者は、うつ病やアルコール依存症等の精神疾患

18 を発症しているなど、精神医療上の問題を抱えているとされており、うつ病など自殺の

19 危険性の高い人を早期発見し、適切な治療を受けられるような精神保健医療体制

20 の充実は、自殺総合対策の上で、重要な取組の一つとなっています。

21 また、 自 殺 再企 図 の可 能性 の可 能性 が 高 い自殺未 遂者 の再企 図防止 のため、

22 救急医療機関で治療を受けた後に必要に応じて精神科医療ケア等を受けられる医

23 療体制などの取組も重要です。

24

25 図2-8 沖縄県における自殺者数の推移

26 27 28 29 30 31 32 33 34 35

1

2 図2-9 自殺死亡率(人口10万対)の推移

3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

16 図挿入(自殺死亡率(人口10万人対)の推移)

17

18 キ) その他の疾患

19

沖縄県 全国換算値

20

児童・思春 入院受療している精神病床を持つ病院数 16 11

21

期精神疾患 外来受診している医療機関 93 77

22

入院患者数 80 76

23

外来患者数 5,074 4,147

24

発達障害 入院受療している精神病床を持つ病院数 22 13

25

外来受診している医療機関 76 64

26

入院患者数 90 86

27

外来患者数 3,622 3,109

28

摂食障害 入院受療している精神病床を持つ病院数 12 13

29

外来受診している医療機関 68 56

30

入院患者数 38 113

31

外来患者数 349 477

32

身体合併 入院受療している精神病床を持つ病院数 15 11

33

外来受診している医療機関 6 8

34

入院患者数 458 424

35

外来患者数 34 37

1 2 保健医療体制の状況

2 (1)予防・治療へのアクセス

3

4 精神疾患は、様々 な症状を呈し、その症状に本人や周囲が気づきにくく、自覚しにく

5 いという特徴があるため、症状が軽 いうちに受診せず、重症化して初めて受診 することも

6 少なくありません。重症化するほど、支援を拒否しがちで、治療につながりにくくなるという

7 特性があります。

8

9 また、社会全般の精神疾患や精神障害に対する理解は十分でなく、誤解や偏見の

10 ため、精神科 への受診 が遅れたり 、退院が困 難になったり、地域 生活が送りにく くなるこ

11 とがあります。

12

13 精神疾患は、発症してからできるだけ早く必要な治療が提供されることにより、回復ま

14 たは寛解し、再び地域生活や社会生活を営むことができるようになってきています。

15 本人や周りの人ができるだけ早くその症状に気がつき、早期に相談支援や治療がうけ

16 ら れ る よ う、 精 神 疾 患 につ いて の正 し い理 解の 推進 のため の普 及啓 発 や、 相談 窓 口の

17 周知を図ることが必要です。

18

19 総合精神保健福祉センターや保健所では、精神保健福祉に関する相談を実施して

20 いま す。 平 成28年 度の保健 所における アルコ ール相談 (来所 ・電話 ・訪 問)件 数は

21 1,130件 となっており、その相 談内容は「病気かどうかについて」や「アルコール依存につい

22 て」等となっています。アルコールについての正しい知識の普及啓発や、アルコール依存症

23 予備群の多量飲酒者への介入など、保健所・市町村などの地域保健と産業保健、専

24 門医療機関が連携した、予防や早期介入の取り組みが必要です。

25

26 精神疾患の初発の患者は、相談機関を利用したり、一般診療科を受診する傾向が

27 あります。ま た、保健所の未治療者の相談では、複数の相談窓口を経由していることも

28 多く、早期の相談支援に時間を要しています。発症してから精神科医を受診するまでの

29 期 間 の 短 縮 化 を 図 る た め 、 身 近 な 相 談 支 援 体 制 の 充 実 や 、 一 般 診 療 科 を 受 診 し た

30 場 合 に 応 じ て精 神 科 医 療 につ なが る よ う、 一 般 診 療 科 医 と精 神 科 医 と の連 携 強 化 が

31 課題です。

32

33 (2) 治療・回復・社会復帰

34

35 ア 治療(精神医療体制)

1 本 県 の平 成 26 年 6 月 末現 在 の精 神科 病 院は2 5施 設、 病 床数 5, 412 床、 病 床

2 利用率91.7%となっており、精神科病床数は漸減傾向にあります。また、精神科診

3 療所数も52施設で漸減傾向にあります。

4

5

病院数 精神病床数 人 口 万 対 病 床 利 用 率 診療所数

6

病床数 (%)

7

平成23年 25 5,423 38.8 93.0% 54

8

平成24年 25 5,417 38.5 92.9% 58

9

平成25年 25 5,412 38.3 93.0% 57

10

平成26年 25 5,412 38.1 91.7% 52

11 資料:沖縄県における精神保健福祉の現状

12

13 県全体の精神科 医師数は平成24年度から平成26年度にかけて減 少しており、

14 人 口10万 人あたりでは全国と比較し て高 くなっていますが 、離島などでは精神科医

15 の 確 保 が 難 し い 地 域 も あ り ま す 。 精 神 科 医 が 十 分 に 確 保 で き な いこ と によ り 、 新 規

16 患者の受診を制限せざるを得なくなることもあり、特に、宮古・八重山医療圏での精

17 神科医師の安定的な確保が課題となっています。

18

19 精神科医師数

20

実数(人) 人口10万対

21

沖縄 全国 沖縄 全国

22

平成22年 255 14,201 18.3 11.1

23

平成24年 263 14,733 18.7 11.6

24

平成26年 256 15,187 18.0 12.0

25 資料:医師数・歯科医師・薬剤師調査

26

27 イ 精神科救急

28 精神科救急医療には、外来対応可能な症状、入院治療が必要な症状、自傷

29 他害の恐れがあるなど緊急に入院治療が必要な症状に対する対応があります。

30 自傷他害の恐れがあり緊急性の高い措置入院については、平成27年度の新規

31 措 置入 院患 者が8 6人で、 人口10 万あたりにする と6.0人 (全国 5.6人)で、全国 より

32 高くなっています。

33 夜 間 ・ 休 日 の措 置 診 療 を 行 う 精 神 保 健 指 定 医 の 確 保 が 困 難 な状 況 にあ り ま

34 す。特に、中部圏域では、他圏域より通報件数が多いものの、平成26年度の精神

35 保 健指定医は人口10万人あたり12.9で、県の合計の16.5より少なく、精神保健指

ドキュメント内 医療計画(案)第4章 (ページ 127-144)

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