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中心市街地整備改善及び商業等活性化の推進のための区域及び目標と基本方針

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中心市街地整備改善及び商業等活性化の推進のための区域及び目標と基本方針 中心市街地の位置および区域

第4章  中心市街地整備改善及び商業等活性化の推進

中心市街地整備改善及び商業等活性化の推進のための区域及び目標と基本方針 中心市街地の位置および区域

-52-第2項  基本計画の区域と選定根拠

図 表 4_1-ii

中心市街地であるぶらくり丁周辺域は、古くから栄えた商店街群を抱えてはい るが、交通アクセスの面で、立地的に非常に不利な場所にある。

和歌山市の場合、主要ターミナルである南海和歌山市駅とJR和歌山駅が約2km 離れて配され、その中間に中心市街地が位置しているという変則的な商業集積 形態となっており、ターミナルを背負った形で中心市街地が発達している他都 市と比べて特殊な形になっている。

今後、中心市街地に対し、和歌山市の「顔」として、まちづくりを行うにあた っては、交流人口の増加という点でも、和歌山市の玄関口としてのターミナル であるJR和歌山駅、南海和歌山市駅の両駅からの動線整備が不可欠となる。

この区域の市街地整備改善(主にハード面、特に交通アクセス整備)を、ぶら くり丁周辺域を中心に一体的に行うことにより、両駅の利便性や付加価値が向 上するとともに、回遊性の確保が可能となり、活性化の受け皿が整う。

中心市街地の「交通アクセス等の計画」、「商業等活性化」「定住人口増加対策」

「都市機能の高度化」等を考慮に入れ、本計画の総合的一体的推進を図るため、

上記(図 表 4_1-ii)の区域を「基本計画区域」とする。

基本計画区域  約150ha

ぶらくり丁周辺域

※  区域の線引きは、道路及び河川上であるため、道路の両側を計 画区域に含めるために、通りひとつ外側の線引きになっている。

中心市街地整備改善及び商業等活性化の推進のための区域及び目標と基本方針 中心市街地活性化の基本目標

向上

継承

リニューアル

参加・連携

α 新感覚

+ +

+

+

第2節  中心市街地活性化の基本目標

中心市街地活性化の意義を考える場合、「何故今、中心市街地の活性化なのか」

という問いに、実は商業の活性化ということや投資効率の論理のみでは答えられ ない。買い物客が増え、交流人口が増加し、人が住み、交通アクセスが良く、公 共機関が設置されている。やさしさがあり、ぬくもりがあり、シンボル性があり、

そして皆が楽しめる。高齢化社会に対応していて、医療・施設福祉施設、教育機 関も充実している。博物館や美術館もカルチャーセンターも充実し文化活動や生 涯学習も充実している。そういうまちが造られたとしても、実はこの問いには答 えられない。

それらは理想的な都市の要件であって、中心市街地を特別な場所として活性化 することの理由ではない。

中心市街地を活性化することの本来の意義は、上記のような事象の充足を求め つつも、実は我々が時代の流れとともに忘れていくことを無意識に容認していた

“アイデンティティ”の再獲得にある。遠く離れた人々にとって、和歌山はぶらく り丁であり、ぶらくり丁は和歌山である。我々はそのような個性をこの“まち”

に求めている。似たような顔のまちが日本中いたるところでできあがることを望 んでいるのではない。“わかやま”という個性の創出という命題が話しの根底に は流れている。

この問題は、行政のみならず、市民共有の問題として取り組まねばならない重 大なことがらである。本計画にかかわるものすべてがそのことを認識する必要が ある。様々な施策は重要かつ必要であるがそれらは表層である。

中心市街地活性化は、文化や伝統を継承し、利便性やアミューズメント性、ホ スピタリティを向上させ、旧態はリニューアルし、市民がまちづくりに参画でき るオープン性を保ち、行政・市民すべての人々が一体となってそのアイデンティ ティを創り出す大プロジェクトである。古き良き時代のまちの復活ではなく、そ れを基盤として、新しい感覚でバイタリティー溢れる“まち”を、和歌山の顔と して創造することが必要である。

このような認識に基づき、本計画の基本目標は、

中心市街地整備改善及び商業等活性化の推進のための区域及び目標と基本方針 活性化のための基本方針

-54-第1項  目標年次

1

次目標年次・第

2

次目標年次

中心市街地は、早急な手建てが必要と考えられることから、すぐに実施できる ものを体系付けて実施する第

1

次着手目標年次を設定する。

また、第一次目標年次での状況判断に基づいて速やかに実施すべきものを第二 次着手目標年次として設定する。

1

次着手目標年次は  西暦

2002

年(平成

14

年)とする。

2

次着手目標年次は  西暦

2005

年(平成

17

年)とする。

最終着手目標年次は、和歌山市長期総合計画の目標年次と合わせ西暦

2010

(平成

22

年)とする。

本計画では便宜上、第

1

次着手目標年次までを短期、第

2

次着手目標年次まで を中期、最終着手目標年次までを長期とする。

第3節  活性化のための基本方針

市民生活に根ざし、変化する社会状況に柔軟に対応する、楽しさ・賑わいづくり。

高齢化社会に対応した、環境にもやさしい快適なまちづくり。

多様で成長力のある商業集積に支えられる回遊性・界隈性のある商業拠点の形成。

地域産業、都市型産業との連携による多重中心市街地の形成。

      (市民・観光客・事業所・商店…多様な層の重なり)

公共・公益機能、教育機能をはじめとした市民共有財産としてのパブリック機能の充

実。

歴史・文化と都市集積の連携による市民・来訪者に親しまれるまちづくり。

交通体系整備、利便性向上による市民・来訪者にやさしく、開かれたまちづくり。

ゆるやかにゾーン設定されたイメージに沿った柔軟で整理されたまちづくり。

中心市街地整備改善及び商業等活性化の推進のための区域及び目標と基本方針 活性化のための基本方針

図 表 4_3-iii  ( 上 記 方 針 に 添 っ て 設 定 し た ゾ ー ン イ メ ー ジ )

図 表 4_3-iv  ( ぶ ら く り 丁 周 辺 域 の ゆ る や か な ゾ ー ン 設 定 )

新都市空間・高級買い回りゾーン

遊び空間・

アミューズメント ゾーン

生活応援空間・ライブゾーン アメニティ空間・コーディネイトゾーン

月夜の賑わい空間・

ムーンライトゾーン 名物空間・WAKAYAMAゾーン

水辺空間・ナチュラルウォーターゾーン 買い物空間・アクティブゾーン

若者空間 ヤングゾーン

交流人口誘導ゾーン ターミナルゾーン 福祉・定住・環境整備ゾーン

中心市街地まちづくりゾーン

(詳細次図)

交流人口誘導ゾーン ターミナルゾーン

公共の用に供する施設の整備その他の市街地の整備改善のための事業 周辺環境整備・周辺再開発

-56-第5章  公共の用に供する施設の整備その他の市街地

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