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不安などの心の問題(続き)

ドキュメント内 1 (ページ 38-61)

12-3 意識化(死・がん)

12-3-1

死を意識

1 2 - 3 - 1 - 1 いつまで生きられるか 1 2 - 3 - 1 - 2 がんイコール死

1 2 - 3 - 1 - 3 いつどこでどんな形で死を迎えるか

1 2 - 3 - 1 - 5 (身近な)同病者の死に自分を重ね合わせての不安

1 2 - 3 - 1 - 6 死の恐怖 1 2 - 3 - 1 - 7 死を覚悟

12-3-2

がんを意識

1 2 - 3 - 2 - 1 検査結果を待つ間、不安が増す

1 2 - 3 - 2 - 2 体調の悪さをがんと結び付ける

1 2 - 3 - 2 - 3 がんのことが頭から離れない

1 2 - 3 - 2 - 4 (身近な)同病者に自分を重ね合わせての不安

12-4 精神的衝撃や精神不安定感

12-4-1

がん告知(再発・転移・進行の告知を含む)による精神的衝撃

1 2 - 4 - 1 - 1 ショック(強い衝撃、頭が真っ白)

1 2 - 4 - 1 - 2 否認(がんになるはずがない、信じられない)

1 2 - 4 - 1 - 3 絶望・挫折(もうだめだ、目の前が真っ暗)

1 2 - 4 - 1 - 4 なぜ自分(だけ)が、どうして自分なのか

1 2 - 4 - 1 - 5 混乱(何がなんだかわからない)

1 2 - 4 - 1 - 6 悲哀・悲嘆

1 2 - 4 - 1 - 7 がん告知後の不眠・食欲不振

1 2 - 4 - 1 - 8 あきらめ

1 2 - 4 - 1 - 9 がん告知直後の孤独感

12-4-1-10 がん告知直後のマイナス思考

12-4-1-11 がんからイメージされる不安感や恐怖感

12-4-1-12 後悔

12-4-1-13 くやしさ、無念

12-4-1-14 落ち込み

12-4-1-99 その他

12 不安などの心の問題(続き)

12-4-2

がん罹患後の精神的不安定感

1 2 - 4 - 2 - 1 マイナスな出来事が続くことへの悲嘆と苦しさ

1 2 - 4 - 2 - 2 同病者の経過や状況の変化による動揺

1 2 - 4 - 2 - 3 マイナス思考

1 2 - 4 - 2 - 4 不安感による不眠や食欲不振

1 2 - 4 - 2 - 5 孤独感

1 2 - 4 - 2 - 6 がんであることでの漠然とした不安感

1 2 - 4 - 2 - 7 治療や症状、生活していく中での出来事による気持ちの浮き沈み

12-4-2-99 その他

12-4-3

持続する精神的な不安定感

1 2 - 4 - 3 - 1 気持ちが常に不安定 1 2 - 4 - 3 - 2 気力の低下・喪失 1 2 - 4 - 3 - 3 気持ちの落ち込み

1 2 - 4 - 3 - 4 感情のコントロールができない

1 2 - 4 - 3 - 5 アルコールに依存してしまう

12-5 抑うつ

12-5-1

社会的な要因による抑うつ

1 2 - 5 - 1 - 1 経済的な問題が要因となった抑うつ

1 2 - 5 - 1 - 2 家族の問題が要因となった抑うつ

12-5-2

身体的な要因による抑うつ

1 2 - 5 - 2 - 2 病気や死への不安等による抑うつ

1 2 - 5 - 2 - 4 その他のうつ状態

12-5-3

希死念慮

1 2 - 5 - 3 - 1 死にたい・自殺したい

大分類

9「医療者との関係(現在の病院)」、大分類10「医

療者との関係(以前の病院)」に関する悩みをとりあげ、悩 みの詳しい内容と、それに対する助言を掲載しています。

本書の助言の多くは、悩みを持つ患者さんやご家族がど う振る舞ったら良いかを念頭に置いて書かれています。

医療に直接関わることは、個別の患者さんの状態で大き

く左右されるため、ごく一般的な内容の記載に止めてあり

ます。診療に関わる悩みや負担については、担当医や医

療者にご相談ください。

● 細胞診のための切除の時、先生の「これは大きい」という言葉を耳にし、既にいろいろな ところに転移しているのではないかという疑いが頭を離れず、とても苦しんだ。

● 再検査で医師にいとも簡単に「がんです」と言われ、とてもショックだった。

● 先生の一言一言で落ち込んだり、安心したりとても敏感になる。

● 病気のことで話しても、手術後首など痛かったりしても触ったりしてみてくれなかった。

● 告知のとき思いやりや希望をもてないようなひどい言い方をされ、うつになり、

なかなか立ち直れなかった。

● 医師によって丁寧に診てくれる人とそうでない人がいる。再発の可能性が多く出るところ など、よく教えて欲しいし診て欲しい。医師の診断によって生死が関わってくるので、

他人事ではなく家族だと思って診断して欲しい。

● 全摘手術をどうしてもしたくなく、温泉に行きたいことを男の先生に言ったら、

胸がなくても温泉に行ける、と言われた。

● 転移の説明を一人で聞いたが、医師の説明が厳しく、聞いているのがやっとだった。

一筋の光でいい、一緒に頑張りましょう、その一言が欲しかった。

闘う気持ちもなくなるほどの絶望感しかなかった。

● 初診の時、医者がちゃんと顔を見ない、患者の言うことは聞かない、自分の言うことだけ 言ったら診察が終わりだった。

● 担当医は何か聞こうとすると恐い顔をするので、何も聞けなかった。

● 主治医の説明は完全だったが、自分が神経質になっているためか、主治医の考えも 定まらないように感じ不安だった。

● 定期的に検査はしており、結果は「大丈夫ですよ」の一言だけで終わる。

時には患者の話を聞く対応をして欲しいと思うことがある。

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医師の言葉や態度

看護師や他スタッフの言葉や態度

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● MRIを撮り終えた時、検査技師の先生が「他の病院で診てもらったことはある ? 」とか

「反対側は何ともない ? 」などと聞かれて、自分はそんなに悪いのかと思った。

看護師さんの表情、一言に敏感に反応し、一喜一憂していた。

● これからの抗がん剤治療について看護師さんに色々お尋ねしたが「希望が見え ないね」と言うと黙ったのがつらかった。嘘でもいいから「治療を受けながらも何年も 元気でがんばっていらっしゃる方もたくさんいますよ」と言って欲しかった。

● 6か月の抗がん剤治療と先生から言われて、看護師さんから、がんばらなくてはと 言われた時、そんなに治療が苦しいのかと思った。

● 診察は予約制なので、急な症状がでた時に電話をするが、看護師の対応がよくない。

忙しいのは理解できるが、指定された時間に再度電話しても、「電話では答えられない ので次の診察日まで様子を見ましょう」と言われる。

医師に患者の気持ちはわからない

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● 医師は多くの患者と向き合い、大変だとは認識しているが、患者にとってはただ 1 人の 先生だということを理解して欲しい。

● 医師が患者の立場に立って医療を行っていない。

● 定期検査に行くと、詳しい結果は教えてくれず、曇った顔つきで「体調どう」と聞かれたり、

「まずいな」などという独り言を言われたりして再発か転移かとびくびくしていた。

聞いても「大丈夫」の一言で不安だった。

● 担当医から具体的な話がなく、後遺症について等のことも具体的に知らされなかった。

担当医の不適切な態度に対し悩んだ。

● 医者や看護師の話し方が威圧的でたくさん傷つくことを言われた。

患者さんは、医師に自分の病気を診てもらっている ので、特に担当医とコミュニケーションがとれるか、信 頼関係が築けるかが気になると思います。

人と人が関係を築いていく時には、どちらかが親しく 話しかけてくれたり、協力して何かを行ったりしたこと がきっかけになり、徐々に関係が深まっていくことが多 いと思います。相手やその時の状況により、信頼関係 が築きやすい場合もあれば、難しい場合もあります。

医師とうまくコミュニケーションをとっていくために、

不安や不信につながっている原因を整理し、解決でき るよう試みてみましょう。

不安に感じていること、疑問に思っていることを整理し、ノートに書き出し てみましょう。

最初は長い文章で自由に書いてもかまいませんが、最終的には箇条書き にしてみましょう。

「先生ともっと話したいのに、忙しそうで話しかけられない」とかではなく、

具体的に整理することが大切です。

→①○月○日の CT 検査の結果と、その前の CT

良好な信頼関係を 築くために

①先生は「心配ない」と言うだけで検査の結果を詳しく 教えてくれない。

たいのに聞けない。

②診察が短く、触ってみたり、病状や体調を聞いたりして くれない。

第 1 段階 自分の思いや不安を自由に書いてみる

医師とのコミュニケーション

第 2 段階 具体的に何が気になるのか、簡潔に書く

あなたのサポーターは担当医一人ではありません。他 の医療スタッフの中にも、あなたのこと、病気や治療 のことをよく知っている人がいると思います。外来の看 護師、薬剤師などに相談することで疑問が解決する 場合もあります。

誰に、どのように尋ねれば良いのかわからない、ある いは気持ちが落ち着かない時には、相談窓口を利用 することもできます。各都道府県のがん診療連携拠 点病院(厚生労働省が指定)には、相談支援センター があります。相談支援センターでは、悩んだり困ったり していることの相談に対応しています。

悩みの種類によっては、やはり直接かかわっている担 当医から、説明を聞くことが必要な場合もありますが、

周囲にいるサポーターが何か手助けしてくれると思い ます。

医師や看護師などの病院スタッフから言われたこと に対し、傷ついたり、つらい経験をされたりしたら、その 場で思いをはっきり伝えることが一番良いと思いま す。

医療者が無意識に言っている言葉や態度が、患者さ んにとってはつらいことがあります。

また、医師が患者さんに病状や治療に関して説明す る場合、厳しいお話をしなければならない場合があり ます。患者さんにとってはつらいことですが、最善の治 療を選ぶためにも、患者さんと医師の間で情報を共 有していくことが大切になるからです。ただ、厳しい事 実を聞くことは誰にとってもつらいことです。そのつら さを怒りとして伝えた相手にぶつけたくなることもあ るかもしれません。

残念ながら、当事者は患者さんがそういう思いをした ということを、言わなければ気づかないことがあります。

もちろん、お互いの誤解という場合もあります。ただ、

そのままにしていると、誤解かどうかもわからないまま になってしまう場合もあるのです。

その場で話しにくいようであれば、看護師長に話し たり、病院に意見として伝えても良いでしょう。他の病 院スタッフも同じです。

また、最近では、ご意見箱などを設置している病院も 増えています。ただ、ご意見箱の場合、匿名も可能で すが、漠然とした対象になり、本人にうまく伝わらない 時もあります。

サポーターは担当医だけではない 思いを意見として伝えることで、

誤解を解いたり改善につなげたりする

国立がん研究センター がん対策情報センター がん情報サービス

『がん相談支援センター』に関する情報

がん診療連携拠点病院の相談支援センターを病 院名や地図などから探すことができます。相談支 援センターの名前や問い合わせ先、対応時間など を確認でき、各施設の相談支援センター名を押す と、さらに詳しい情報を確認することができます。

相談支援センターに関する情報

http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/

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