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真の「平和利用」には賛成という意見が、どのグノレープについても圧倒的 に多いが、 「原子力」と「核兵器」とのイメージが非常にかけはなれ、危険 性認識をうすくしていると同時に、 「真の平和利用」の保証は現実にはない にもかかわらず、その言葉に反対する理由がみつからないというわけであろ う。被爆者においても、 「絶対反対」が4例しかなかったのは、考えさせら れる。
(34) i長崎市教組の調査によっても、現在の子供たちは原爆のことをほ とんど知らないことが明らかですが、これについてどうおもいますか。イ.
もう25年もたったのだから、忘れてしまった方がいいo したがって、子供に 原爆を教えない方がよいD ロ.学校でも家庭でも、もっと積極的に原爆 の恐ろしさを教えるべきであるD ハ.いまのままでよいoほおっておい ても、自然にわかってくるo ニ.その他」
経 営 と 経 済 140
( 4 5 )
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被 主 被 ; 非1
(3) (2)
(1)
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23 1 3 イ.教えない方が
よい ロ.もっと教える
べし ハ.いまのままで
よい ニ.その他 わからない 矛盾回答 無 回 答
1 2
6 1
17 2 18
31
計
矛盾回答は、同ーのひとが、ロとハを回答していることをさしているG
圧倒的多数のひとが、原爆について、もっと積極的に考えるべきだとの志 見をいだいている乙とは、現在の文部省や各自治体の教育委員会の教育方針 にたいして、圧倒的多数のひとがつよい批判をいだいている乙とをしめすも
「文部省は、教科書検定をおこなって、教科書のなかの原爆や戦争 にかんする記述を短縮(またはカット)
のであろうo
(35)
したり、平和・反戦の気持をおさえ つけ、戦争を肯定するような記述にかえさせています。こういう文部省の方 針についてどうおもいますか。イ.文部省の検定自体が違憲であり、教科書 ロ . 杉 本 判 決 に 賛 ハ.文部省の しかし原爆や戦争にかんしては、もう少し豊富に記述させるベ ニ.文部省の主張に賛成、現在の方針にも賛成。
成、文部省はこの判決に服し、教育内容の検定をやめよO
主張l乙賛成、
には原爆や戦争の真実を自由にのせるべきである口
その他」
(4) (5) (1)
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被Jt ~f: ~f:イ 検定は違憲 19 I 9 ! 9 I 2 i 2 ロ.杉本判決に賛成 7 I 3 i 4 I 1: 3.
ハ.文部省に賛成
1 4! 2! 1 : 2
1ニ.現方針に賛成
ホ.その他 2 I 2 I 3 1 : 無 回 答 4
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1 i 1 I計 │※ 33
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※ 19I
※ 18I 三 ;51‑ 叫ん
ホ.
し。
※は、複数回答があったためであるo これらは、択一的な回答であって、
複数回答はありえないのであるが、概略的な把握しかしていないひとにとっ ては、これらが択一的な問いとはうけとられなかったのであろうo
注目すべきは、ニ.すなわち文部省の主張にも現在の検定方針にも賛成と いう文部省全面支持者が皆無であったことであるo
しかし、前問の原爆教育については、積極的な回答をしたひとでも、かな らずしも、みな文部省の主張や方針に反対というわけでない乙とも、ここに あらわれている。原爆教育を阻害しているものが、教育課程・学習指導要領 およびそれにもとづく教科書検定にあるという乙とは、かならずしもじゅう ぷんには認識されていない。
「学校の授業で、先生が原爆に反対する平和教育をおこなうこと (36)
を、いいことだとおもいますか。わるいことだとおもいますか。」
(3)
11 1 13
(2)
Gd 可i n ノ 司B4
(1)
よ い わ る い 条件次第ではよい わからない 落 丁 何 回 答
1 3 4
9
17 17
31
‑1
32 1
11
(34)でのロ.回答者と、本間での「よい」回答者とは、かならずしも一致 しない。非被爆者と大学教員とをのぞいて、後者は前者よりすくなくなって いるD それは、家庭で教えるべき、あるいは、学校でも授業以外の方法で教 えるべきだ、という志見なのかもしれないO しかし、学校の授業での平和教 育を積極的にわるいと答えたひとは1名のみであるから、無回答のなかに は、いずれにすべきか判断に苦しんだひとがふくまれているであろうo
ところで、本間のねらいは、授業において平和教育をおこなうことへのー という乙とであったが、予想外に「わるい」がす 般の反応はどうであるか、
くなかったo教員は「政治的に中立でなければならない」という宣伝と原爆 どれほど一般に浸透 反対教育は政治的に偏向した教育であるという宣伝が、
経 営 と 経 済 142
しているか、を知るための本間においては、世間一般および被爆者は、為政 し 者の意図に反して、むしろ健全な反応をしめしたといえるであろうo2)
「条件次第ではよい」が若干ながら存在したO その内訳は、
かし、回答中、
(2名)、
「教師の人格による」
( 1名)、
「思想的に偏見のない教育を」
( 1名)であった。これらのう
「政治に利用しないかぎりにおいてよい」
ち、半分は、やはり「政治的中立」の幻想にとらわれていることをしめして いるO また、他の半分は、平和教育そのものを教育体系のなかでとらえるの でなく、教師個人の人格の問題にわい小化しているD
「学校のPTA役員や町内の役員は、原爆について、一般にどうい (37)
う意識をもっているとおもいますか。」
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(3)
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意識が高いと思う 意識が低いと思う わからない 該当回答なし 落 丁
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17 17
31
軍備不要 軍備必要 そ の 他 わからない 落 丁 無 回 答 計
6 ¥
1 :
計
乙れは、非常に大きく、また、重い設問であり、その回答も、各人の重点 のおきかたの差によって、さまざまの表現でしめされているが、それらを要
「不要」論およびその他に分類すること が、さしあたって妥当であると判断せざるをえなかったO
約すると、大きく軍備の「必要」
1 4 3
軍備不要は、予想されたように、被爆者にもっとも多く、平和主義の現憲 法を守り、非武装をもって、世界平和に貢献してゆくしかない、との決意が
しめされているo
非被爆者と学生については、軍備必要論が不要論に匹敵ないしは凌駕さえ する状態で、きびしい戦争体験の有無がかなりの影響力をもっているといえ るであろうO しかし、注目すべきことは、 「軍備必要論」といえども、現政 府や自民党、独占資本などの保守的立場から、軍備を増強拡大すべきだ、と する意見は、ひとつもなかったということであるoこ乙でのべられている軍 備必要論は、もっとも現状肯定的なものでさえ、 「現自衛隊でよい」であ り、そしてそれは「乙れ以上の軍備はいけない」、防衛費増大反対の「自主 防衛」であるが、 この現状さえ否定すべきだとする軍備必要論も存在した。
すなわち、 「現状は侵略的すぎる」、 「永世中立の自主防衛であるべきだ」
との意見であるo
軍備必要・不要のいずれにも属さない「その他」も、やはり、現政府の軍 備政策には批判的であって、その内訳は、 「極左・極右にたいする思想的防 衛が必要
J
(被)、 「日米安保を解消して、アジア集団安保にせよJ
(非)、「アメリカ軍基地を廃止せよ」 (非)、および「裏で兵器をつくってはなら ない」 (学)であったo
なお、 この間いと(30)問との関連については、すでに簡単に指摘しておい Tこo
(39) f(A) 憲法9条を改正して戦力を増強すべしとの意見が、一部にあ りますが、あなたは乙れについてどうおもいますか口 (R) 憲法を改正し なくても、自衛隊や安保は憲法違反ではない、との政府見解について、 どう おもいますか。」
( A )
反 対 賛 成 わからない
l ( 1 )
ロ 侶) l J )
非l J )
非 │[2:ll:11j11(;11)
4144 経 営 と 経 済 落 丁
無 回 答
( B )
~
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231 17 I 17 I 2
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違患である 15 6 1 6 I 1 1 51
達志でない 2 I 1 ~
そ の 他 1 I
わからない 3 I 2 I 2 I 2 I
落 丁 1 I
無 回 答 13 1 6 I 8 I 1 ~ 2 I
EL‑‑! 3 = ‑ J 立し
17 I2 l 5 1 L 到
国家の基本法たる憲法にかかわる重要問題であるが、まず、憲法改正論lこ ついては、圧倒的多数が反対である。平和志法のもっとも本質的な部分であ
る戦力不保持の9条を改正し、すでに所有する戦力(自衛隊)をさらに増強 しようとする怠見は、圧倒的に否定されているわけであるが、 しかし、な お、学生の2名が、これに「賛成」との意見を表明していることは、注目に あたいするO
つぎに、自衛隊や安保は宮、法違反かいなか、については、 (却のばあいよ りも回答者が減少しているO それは、回答者の一部にとっては、 (B) が仏) よりも令むずかしい、問いであるということであろうO
そして、自衛隊・安保違憲論は、多数意見であることにちがいはないが、
それは憲法9条改正反対論よりは減少しているのであって、 このことから判 断すると、憲法9条改正反対論者のなかでも、 9条そのものの理解にかなり あいまいな点がのこされていて、 「自衛のための軍隊は保持してもいい」と いう理解が相当いきわたっているということができるであろうo そういう理 解にとっては、現状程度の自衛隊は「合志」ということになるのであろうG
しかし、積極的な「合志」論は、非被爆者・大学職員・大学教員の合計5 名という比較的少数であって、志法9条改正反対論者のうち、 「違定、」論を 主張しないひとの行方は、大部分、不明であるが、被爆者と学生について は、 「無回答」へながれているという乙とができるo
「わからない」あるいは「無回答」が増加しているのは、安保のとりあっ