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主な取組

○日本語指導が必要な児童生徒への教育支援

○家庭教育に課題を抱える保護者への支援

○中学校夜間学級の支援

○学力に課題のある児童生徒への教育支援

○児童生徒の抱える様々な課題への支援

担当課 県立学校人事課・高校教育指導課・生徒指導課・保健体育課・義務教育指導課・人権教育課 主な事業

事業名 (千円) 予算額 事業の概要 事業の自己評価 担当課

「未来を生き 抜 く 人 財 育 成」学力保障 スクラム事業

4,000

家庭の経済状況などから学力に課題を抱える児童の学 力の向上を図るため、学校における教育的支援の方法を 研究・実践し、その成果を普及する。

○埼玉県学力・学習状況調査の結果から指標設定及び成 果の検証

○授業内外の学習支援などの取組を実施

○連絡協議会の実施(事業趣旨の説明や取組計画作成の ための指導助言など)

・年2回実施 5月、2月

○県教育委員会によるモデル校への訪問支援 ・年12回実施

モデル校10校が埼玉県学力・学習 状況調査の結果を活用し、対象児童 の実態を把握して仮説を立てるとと もに、目標となる指標を定め、学力 向上策の実践研究に取り組んだ。年 度末の協議会では、各モデル校がこ れまでの成果を基に協議を行い、成 果を共有するとともに、今後の取組 について改善・見直しを図った。

義指

放課後子供教 室推進事業の うち 中 学 生 学 力 アップ教室

18,515

学習が遅れがちな中学生を対象に、地域の人材を活用 した学力アップ教室を開催する市町村の取組を支援す る。

○市町村が実施する「中学生学力アップ教室」への支援

(11市町)

対象の市町からは、参加生徒の学 習意欲や基礎学力の向上のほか、地 域と学校の連携が深まるなどの成果 が報告されており、子供たちが安心 して学習できる環境づくりなどに効 果があるものと考える。

義指

課題を抱える 生徒の自立を 支援する共助 プラン

50,020

基礎学力に課題を抱えた高校生を対象として、大学生 等を学習サポーターとして活用し、義務教育段階の学習 内容の学び直しを進める。

○配置校:全日制18校、定時制22校

また、日本語指導が必要な生徒が多く在籍する高校に 多文化共生推進員を配置し、言語に起因する学校生活の 問題解決を図り、学習環境を整備する。

○配置校:全日制10校、定時制13校

令和元年度においては、全日制18 校、定時制22校に学習サポーターを 配置して学習支援を実施した。ま た、確認テストを行うことで効果検 証をしている。例えば、数学では、

数式、図形、関数など各分野におい て難易度に応じたテストを実施する ことにより、習熟の程度を確かめる とともに生徒の学習意欲の向上につ なげることができた。

また、全日制10校、定時制13校に 多文化共生推進員を配置し、日本語 支援を行った。生徒の日本語能力を 向上させるとともに、校内の異文化 理解の向上につなげることができ た。

高指

いじめ・不登 校対策相談事 業

932,949

生徒指導上の課題に対応するため、教育相談体制を整 備・充実する。

○スクールカウンセラーの配置

児童生徒の心理に関する支援を実施するため、全小・

中学校(指定都市を除く。)、県立高校、教育事務 所、総合教育センターに配置

○スクールソーシャルワーカーの配置

児童生徒の福祉に関する支援を実施するため、県立高 校、教育事務所、全市町村(指定都市・中核市を除 く。)に配置

○中学校配置相談員助成事業

中学校相談員を配置する市町村(指定都市を除く。)

に対する助成金の交付

○スクールカウンセラー

令和元年度から、全小学校に配置 した。配置した各市町村教育委員 会には活用方法について周知し、

活用促進を支援することができ た。

○スクールソーシャルワーカー 虐待、貧困等の対応について、

ニーズが高まってきている。研修 において、事例研究や協議を充実 させ、より効果的な活用につなが るよう支援することができた。

○中学校配置相談員

生指

中学校の相談室に相談員を配置す る市町村への助成を通じ、学校の 教育相談体制を支援することがで きた。

教育相談事業 のうち、電話 教育相談

28,862 いじめ・不登校等の悩みを抱えた児童生徒や保護者の ため、電話相談を毎日24時間実施し、その解消を図る。

相談者の不安や悩みに寄り添いな がら、いじめや不登校等の様々な相 談に対応することができた。

自殺や虐待が懸念されるケースに おいては、関係機関との密接な連携 を図りながら適切な対応をすること ができた。

面接相談員や臨床心理士、嘱託医 と日常的に連携を図り、相談者の悩 みの早期解決や、停滞していたケー スの新たな方向性の決定につなげる ことができた。

生指

性同一性障害 をはじめとし た性的マイノ リティに係る 児童生徒など への対応

0

性同一性障害の生徒が不登校となっており、当該生徒 が転入学を希望した場合、受入れ先の県立高校長が「特 別な事情」を有すると判断した場合には、転入学試験を 実施する。

県民や学校からの問い合わせは、

現時点ではないが、あった場合には 適切に対応していく。今後は、校長 会議等でも周知を図っていく。

県人

初任者研修で性的マイノリティに関する内容に触れ、

正しい理解を図る。

○講義「人権教育の意義と進め方」:1月7日

初任者研修における人権教育の中 で性的マイノリティに関する講義を 実施し、適切な対応ができるよう理 解を深めさせることができた。

高指

教職員が児童生徒の状況を理解し、個々の状況に応じ て適切に対応する。

個別の案件に対して、適切に対応

した。 保体

児童生徒等一人一人の多様なニーズに対応できるよ う、年次研修等において、生徒指導や特別支援教育に関 する研修を位置付け、経験年数等に応じた継続的な研修 を実施する。

初任者、5年経験者、中堅教諭そ れぞれを対象とした研修で取り扱っ ており、経験年数等に応じた内容と なるようにしていく。

研修教を受けた教員からは、児童 生徒との関わりの中で、気を付ける ポイントなどを学べることができて 勉強になったという評価が多い。

義指

性同一性障害をはじめとした性的マイノリティについ て、公立学校の校長及び人権教育担当者を対象とした研 修で取り上げ、現状について情報提供を行うとともに、

各学校の教職員が児童生徒へのきめ細かな対応を行うよ う周知している。

○「性の多様性の尊重に係るポスター」の作成・配布 ・部数:1,500部

・配布先:県内公立小・中・義務教育・高等・特別支 援学校

性同一性障害をはじめとした性的 マイノリティについて、各研修会で 情報提供を行った。特に公立高校・

特別支援学校等校長人権教育研修会 では専門家による講義や小グループ による演習を実施して、意識啓発を 図った。

全児童生徒を対象としたポスター の配布により、意識啓発と環境づく りの整備を推進した。

人権

帰国児童生徒 等への教育充 実・サポート 事業

3,048

海外に所在する企業等で働く保護者やその子供たち及 び県内に在住する帰国・外国人児童生徒やその保護者を 対象に、学習面や学校生活面での支援体制の充実を図 る。

○帰国児童生徒等支援アドバイザーや国際交流員の学校 等への派遣

○日本語指導研究協議会の実施:2回 ・実施日:5月23日、7月30日 ・参加者数:小・中学校教員 101人

・内容:初歩的な日本語指導や外国人児童生徒との接 し方について

初歩的な日本語指導の研修を担当 教員だけでなく、学級担任等の教員 を対象に実施することで、外国人児 童生徒の指導を受け持つ際の留意点 や、初歩的な日本語指導について理 解を深めることができた。

また、帰国児童生徒等支援アドバ イザーや国際交流員が学校を訪問 し、支援をすることができた。

義指

施策指標の達 成状況・原因 分析

●日本語指導に関する研修を受講した教員数(人)(義務教育指導課)

[出典:埼玉県による実績調査]

【原因分析】

日本語指導研究協議会の実施に当たり、各市町村に日本語指導が必要な児童生徒数に応じて割り振った人数を超 える参加者があった。

学識経験者の 意見・提言

当該施策の主な取組として挙げられる事項に中学校夜間学級の支援があるが、中学校の夜間学級は、外国籍の児 童生徒やその保護者、更には過去に不登校であった者や高齢者など、様々な方々からのニーズは高い。是非、今後 も積極的な取組を期待したい。

性同一性障害に係る児童生徒などへの対応の予算計上は0とある。是非今後は予算化し、更なる取組の進展を期 待したい。

様々な要因で課題を抱える児童生徒一人一人の状況に応じた支援を行うことは非常に手間の掛かることだと思う が、今後も継続いただきたい。

地域の人材や大学生等の力を借りて学習が遅れがちになってしまった中学生・高校生を支援するなどの取組は大 変良い取組である。

今後の取組

性同一性障害の生徒が不登校となっており、当該生徒が転入学を希望するなど、生徒や保護者等から問合 せや相談があった場合、学校や関係各課と連携を図り、適切に対応していく。 県人 引き続き、基礎学力に課題を抱える生徒の多い高等学校への学習サポーターの配置及び難易度に応じた確 認テストを行い、基礎学力の定着や学び直しの支援を推進する。

また、日本語指導が必要な生徒が多く在籍する高等学校についても引き続き、多文化共生推進員の配置を 行い、校内の異文化理解の向上につなげていく。

高指

児童生徒の抱える様々な課題にきめ細かな対応をするため、引き続き、スクールカウンセラーやスクール ソーシャルワーカー等を活用し、教職員と連携した教育相談体制を推進していく。また、効果的な活用とな るよう、活用方法の周知や具体事例の発信に努める。

生指 性同一性障害に対し、教職員に適切に理解してもらうとともに、個々の状況に応じて適切に対応してい

く。 保体

引き続き、日本語指導研究協議会の実施、帰国児童生徒等支援アドバイザーや国際交流員の学校への派遣 など、帰国・外国人児童生徒やその保護者等を対象に、学習面や学校生活面での支援体制の充実を図る。

中学生学力アップ教室が円滑に実施されるよう、実施主体である市町村の意向を踏まえて支援していく。

義指 性の多様性の尊重に係る教職員向けリーフレットを作成するほか、埼玉大学の専門家との共同研究で性的 指向・性自認に係る児童生徒への個別的対応に関する事例集を作成して、県内の全公立学校へ配布すること により、各学校での更に適切な対応を推進できるようにする。

人権

R1 R2 R3 R4 R5

教員数 101

年度目標値 100 200 300 400 500

0 100 200 300 400 500