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■第21回会議
日時:2014年5月9日(金)19:00~21:00
場所:東京都千代田区丸の内1丁目7-12 東京ステーションコンファレンス6階 「605B」
出席者:岩崎裕治、伊藤友弥、岩本彰太郎、内海亮、遠藤文夫、及川郁子、小沢浩、
佐々木昌弘、鈴木真知子、高橋昭彦、田村正徳、徳増裕宣、冨田直、中村知夫、
奈倉道明、船戸正久、紅谷浩之、前田浩利、山崎和子、渡邊とよ子(20名)
<敬称略、50音順>
議事:挨拶 前回の振り返り
講演「小児等在宅医療連携拠点事業から見た小児医療の全体将来像」
中村知夫氏(国立成育医療研究センター総合診療部 在宅診療科 医長)
意見交換
内容: 中村氏は小児在宅医療連携拠点事業を評価し、事業が促進されるよう適切に助言を される働きをしておられる。最初に、本小児在宅医療推進会議で学んだことが、拠点 事業を評価し、促進を促す上で大きな助けになったと謝辞を述べられた。そして、事 業の評価の結論として、社会のセーフティネットとして、全ての子供たちが必要な医 療や介護を受けることができるシステム作りのために小児等在宅医療連携拠点事業は 必要であると感じるとのことであった。医療ケアの必要な在宅医療の対象となる子ど もが大変増えている。特に国立成育医療研究センター病院は、我が国の小児医療のト ップの病院として、他に先駆けて小児医療の問題に直面するために、医療依存度の高 い子どもたちの入院が増え、長期化するために必要な子どもの新規の入院が受けられ ない状況が起こりつつある。小児在宅医療に関する問題解決のため、平成23年の厚労 省の在宅医療連携拠点事業で小児在宅医療の事業が3ヶ所あり、そこから平成24年度 の事業が始まった。
この事業の目的は、「小児等が安心して在宅に移行できる医療福祉連携を構築する」「療
育の助言とかかりつけ医と関係機関との調整を行う相談支援機能を整備する」「医療と 福祉が連動する」「相談支援機能をもっと充実する」ということである。しかし、小児 在宅医療の必要性に関して、まだまだ社会的に認識されていないこと、在宅医療を必 要とする医療依存度の高い子どもたちが地域にいる、あるいは病院から地域に移行し ているということがなかなか理解されていない現状もある。
その普及のためには、そのような子どもたちがどれくらいいるのかの実数を明らかに する必要があるが、いまだ小児在宅医療の対象となる子どもたちの状態、病態が明確 になっていないこともあって、その調査は困難である。また、人材育成も重要なテー マになるが、各事業者がそれぞれ工夫して努力していた。小児在宅医療の整備は、単 に対象となる子どもと家族のみでなく、社会のセーフティネット、子供の貧困対策、
虐待防止、格差社会是正、最終的には子供の権利を保証するということになる。
この講演を受け、活発に議論がされた。
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