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レジンコンクリートパネルアンカー工法の施工前と施工後

ドキュメント内 1 (ページ 34-67)

写真− 23 施工前と施工後

既設コンクリート

既設コンクリート

コンクリートアンカー シール材

高さ調整ボルト 六角穴付き皿ボルト

レジンコンクリートパネル

無収縮モルタル

2009±3

充填口

(任意に設置) 皿穴 高さ調整用ナット

B

A

B

250 5050300 502 502

5050

250

603

603 603

100 100 10+2.0

-0.5

10+2.0 -0.5 2009±3

トンネル補修工への適用 6

34 35

① 前工程

施工箇所を高圧水洗浄し、浮 き石等の脆弱部やごみ等の異物 をとり除きます。

② パネル配置

所定の位置にパネルを配置し ます。

③ 高さ調整・アンカー設置 高さ調整ボルトで所定の高さ にパネルを設置します。

パネル上から削孔した後、パ ネル固定用のコンクリートアン カーを打ち込みます。

④ パネル固定

皿ボルトでパネルを固定しま す。

⑤ シール

パネル継目を、シール材でシ ールします。

⑥ 裏込め充てん材を注入 パネルと躯体の隙間に裏込め 充てん材を注入します。

⑦ 仕上げ

高さ調整ボルトや注入パイプ 等を取り外し、跡を成形して仕 上げます。

⑧ 完 成

① 前工程 ② パネル配置

③ 高さ調整・アンカー設置 ④ パネル固定

⑤ シール ⑥ 裏込め充てん材を注入

⑦ 仕上げ ⑧ 完 成

34 35

レジンコンクリートパネルを使った水路補修工法は、高い耐久性・耐摩耗性と極めて平滑な材料 粗度という特質を生かした形で、今後ともさまざまな工法・用途への応用・改良を進めて行きたい と考えている。

最後に、官民連携新技術開発研究事業を通じ本工法の開発にご指導・ご協力をいただいた各関係 者に深謝いたします。

【参考】レジンコンクリートパネル水路再生工法の特長

レジンコンクリートは、セメントや水を一切使わず、樹脂(レジン)を結合材として、砂利・砂 等を強固に固めた複合材でセメントコンクリートの数倍の強度を有する。

プラスチックコンクリートの一種で結合材としてセメント等の鉱物質結合材を使用せずに熱硬化 性樹脂を使用したもので、従来のセメントコンクリートのようにセメントと水の水和反応による硬 化現象でなく、樹脂と触媒による重合反応によって硬化させるため結合が緻密で高強度の形成物と る。更に、レジンコンクリートパネルは、この材料をm2当り数百トンの高圧力でプレス成形した パネルです。

「レジンコンクリートパネル水路再生工法」は下記のように画期的な特長がある。

(1)補強材としての高品質性

 レジンコンクリートパネルは、コンクリートに較べ高品質であり優れた性能がある。

・水路再生工法の耐用年数は、各種試験より50年。

・パネルの圧縮強度は、100〜135MPa(N/mm2)コンクリートと比較し5.0〜6.0倍。

・パネルの曲げ強度は、 17〜 26MPa(N/mm2)コンクリートと比較し5.0〜6.0倍。

・パネルの耐摩耗性は、一般JISモルタルに比較し6.5倍。

・水路再生工法は、低粘度接着で完全一体化するため寒冷地に強い。

・高強度パネルで軽量であるため重機作業が無く人力のみによる施工が可能。

・現場での切断加工、貼付けが容易で複雑なコンクリート構造物に対応が可能。

(2)既設コンクリートの劣化進行防止効果

老朽化したコンクリート水路の表面は、絶えず空気にさらされており空隙があるため酸化と凍結 融解等によって鉄筋及びコンクリートの劣化が進行する。本工法においては、特殊開発した低粘性 特殊樹脂の粘度が非常に低いため劣化したコンクリートに存在する細かいクラックや空隙にも浸透 し、レジンコンクリートパネルと既設コンクリートを接着剤で完全一体化をはかりコンクリートの 劣化進行を抑えることができる。

7  お わ り に

おわりに 7

36   

写真− 24 コンクリートクラックへ浸透する接着樹脂

(3)既設水路とパネルの一体化による強度増強

レジンコンクリートパネルと老朽化した既設水路は樹脂を使用し完全一体化するため、曲げ強度 比30%以上UPする。 (補強効果の算定 パネル貼り付け曲げ試験結果 p.17 参照) このため、

補修工法だけではなく補強工法としても使用できる。

(4)粗度係数の経年変化が少ない

一般に、コンクリートの粗度係数はn=0.012、劣化が進行するとn=0.015程度に低下すると 言われている。これは、コンクリートの表面が水流により摩耗し粗骨材が剥き出しとなり、その凹 凸が粗度に影響するからと考えられている。

レジンコンクリートパネルは主材として、樹脂・炭酸カルシウム・細骨材を高圧プレスで成形し ている。経年によるパネル表面粗度の低下は、表面が水流で流出しても細骨材の凹凸に影響される ためコンクリートの低下に較べれば遙かに小さい。このことから殆ど粗度係数低下が無いと考えら れ、仮にレジンコンクリートパネルを粗度係数n=0.012として設計に用いるならば50年後を想 定しても相当安全側にあると思われる。

クラック

鉄 筋

36

現場施工 写 真 集

37

38 現場施工写真集 39

施 工 時 期 平成 15 年5月 施 工 面 積 20 m2

工 事 場 所 香川県 仲多度郡満濃町

工   事   名 満濃池土地改良区水路 試験施工 

発   注   者 中国四国農政局四国土地改良調査管理事務所 香川県 満濃池土地改良区

< 標 準 断 面 >

  すりつけ天端処理

(シール材)

164 164

B=1800

B=1275 1000 底版パネル

t=10

底版パネル t=10

側壁パネル t=10 700

164

700

164 すりつけ天端処理

(シール材)

農道 畑/水田

注入樹脂 平均 t=3 3

1

38 現場施工写真集 39

施 工 時 期 平成 15 年 10 月 施 工 面 積 20 m2

工 事 場 所 北海道 士別市

工   事   名 天塩川上流地区士別側幹線用水路改修 3号落差工左右側壁改修工事 

発   注   者 北海道 旭川開発建設部名寄農業開発事務所

< 標 準 断 面 >

 

5000

5000 480

670 1670

1000 1670 670

1000 480 3100

断面補修工 レジンコンクリート工法

6460 50001600200 3100 1600 1600 250

480480

250250480480

2 段重ね 側壁パネル t=10

2 段重ね 側壁パネル t=10

2 段重ね 側壁パネル t=10

5000 4844

4844

すりつけ天端処理

(シール材)

40 現場施工写真集 41

施 工 時 期 平成 16 年 1 月 施 工 面 積 120 m2

工 事 場 所 島根県 出雲市

工   事   名 周井手下地区用水路修繕事業 発   注   者 島根県 出雲市土地改良区

< 標 準 断 面 >

  民家

760

300 300

130150

500

500

860

130 130

中央合わせ コーナーパネル

t=10 中央合わせ

コーナーパネル t=10

注入樹脂 平均 t=3 道路

40 現場施工写真集 41

施 工 時 期 平成 16 年 2 月 施 工 面 積 470 m2

工 事 場 所 岐阜県 神戸町

工   事   名 岐阜県西濃地域大垣農山村整備事業 平野用水東幹線第 25 号工事

発   注   者 岐阜県 西濃地域大垣農山村整備事務所

< 標 準 断 面 >

 

民家 道路

すりつけ天端処理

(シール材)

B=1800

1003

すりつけ天端処理

(シール材)

底版パネル t=10 ウィープホール位置

注入樹脂 平均 t=3

770 125

770

400 400

コーナーパネル t=10

側壁パネル t=10

42 現場施工写真集 43

施 工 時 期 平成 16 年 10 月 施 工 面 積 270 m2

工 事 場 所 北海道 士別市

工   事   名 天塩川上流地区士別川幹線用水路 25 線工区改修工事

発   注   者 北海道 旭川開発建設部名寄農業開発事務所

< 標 準 断 面 >

 

250490 4960 490250

断面補修工

42 現場施工写真集 43

施 工 時 期 平成 17 年 3 月 施 工 面 積 150 m2

工 事 場 所 群馬県 太田市

工   事   名 渡良瀬川中央1期地区、第3工区1・2工事 発   注   者 群馬県 東部農業総合事務所

< 標 準 断 面 >

 

      

1800

1000

ガードレール 道路

すりつけ天端処理

(シール材)

底板部コンクリート

(現場打ち)

L 型コンクリート二次製品

側壁パネル t=10

44 現場施工写真集 45

施 工 時 期 平成 17 年 4 月 施 工 面 積 900 m2

工 事 場 所 大分県 玖珠郡九重町

工   事   名 16 障害 玖珠松栄井路田尻 周辺水路工事 発   注   者 大分県 玖珠九重地方振興局

< 標 準 断 面 >

  B=1000

10520

170 H=800

10

390 390

100

100

すりつけ天端処理

(シール材)

注入樹脂 平均 t=3mm

スペーサー 標準厚 2mm 目地標準幅 10mm

側壁パネル t=10

ハンチパネル t=10

44 現場施工写真集 45

施 工 時 期 平成 17 年 10 月 施 工 面 積 30 m2

工 事 場 所 岩手県 雫石町

工   事   名 岩手県県雫石地区水路補修工事 試験施工 発   注   者 岩手県 盛岡地方振興局

< 標 準 断 面 >

 

     

46 現場施工写真集 47

施 工 時 期 平成 18 年 1 月 施 工 面 積 1,330 m2 工 事 場 所 岐阜県 新田町

工   事   名 県営かんがい排水事業 宇留生用水第10号工事 発   注   者 岐阜県 西濃農林事務所

< 標 準 断 面 >

  1780

10

1620

水深964

1000 522

761 761

嵩上げ工 すりつけ天端処理

(シール材)

底版パネル目地部 切断調整

目地部

745 745

側壁パネル上端部 切断調整

側壁パネル t=10

底版パネル t=10 150-100-745 調整モルタル

46 現場施工写真集 47

施 工 時 期 平成 18 年 11 月 施 工 面 積 1,280 m2 工 事 場 所 岐阜県 新田町

工   事   名 県営かんがい排水事業 宇留生用水第11号工事 発   注   者 岐阜県 西濃農林事務所

< 標 準 断 面 >

  10

1880

1000

900

すりつけ天端処理

(シール材)

底版パネル目地部 切断調整

目地部

690 690

側壁パネル上端部 切断調整

側壁パネル t=10

底版パネル t=10 140-690

48 現場施工写真集 49

施 工 時 期 平成 18 年 11 月 施 工 面 積 490 m2

工 事 場 所 岐阜県 養老町

工   事   名 県営かんがい排水事業 牧田川地区 牧田川用水路第2号工事

発   注   者 岐阜県 西濃農林事務所

< 標 準 断 面 >

  2462

910 900

190

69016 16 690

210 2

1000

2266 目地部

側壁パネル t=10 接着剤 平均 t=3mm

底版パネル t=10 コーナーパネル t=10 615-220

コーナーパネル t=10 615-220

すりつけ天端処理

(シール材)

48 現場施工写真集 49

施 工 時 期 平成 18 年 11 月 施 工 面 積 110 m2

工 事 場 所 岐阜県 養老町

工   事   名 県営かんがい排水事業 牧田川地区 牧田川用水路第2号工事 下流区間 発   注   者 岐阜県 西濃農林事務所

 

< 標 準 断 面 >

 

<水門>

<橋>

<トンネル>

50 現場施工写真集 51

施 工 時 期 平成 18 年 11 月 施 工 面 積 120 m2

工 事 場 所 神奈川県 伊勢原市

工   事   名 県営かんがい排水事業相模川右岸地区 窪の谷地区工事

発   注   者 神奈川県 湘南地域県政総合センター

< 標 準 断 面 >

 

側壁パネル t=10mm

樹脂注入 標準厚 3mm

1400 10 685 685

1790 1790

笠 Co〔既設構造〕

Co 張ブロック〔既設構造〕

※凹部モルタル前処理工 裏込砕石〔既設構造〕

目地標準幅 10mm

(現場調整)

栗石基礎〔既設構造〕

底版パネル 底版 t=10

ドキュメント内 1 (ページ 34-67)

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