FJCS
プライベート接続
キャリア
ネットワークサービス
FENICS
ネットワークサービス
2-7-3.リージョン間接続:西日本リージョン2/3への接続①
西日本リージョン2/3で③オンプレミス(FENICS)接続の100Mベストエフォート、100M帯域確保をご利用に なる場合、西日本リージョン2/3のFJCS向け通信は東日本リージョン経由になります。DR構成は取れません。
※1G帯域確保(西日本リージョン2)の利用の場合は、西日本リージョン2のFJCS向け通信に直接接続いただけます。
東日本リージョンを利用せず、西日本リージョン2/3の「③オンプレミス(FENICS)接続」 100Mベストエフォート
、 100M帯域確保を利用する場合、リージョン間接続(東日本リージョン⇔西日本リージョン2/3)の料金は発
生しません。※
西日本リージョン2/3の①構内接続+③オンプレミス(FENICS)接続 100Mベストエフォート/100M帯域確保の組み合わせ時のみです。それ以外においてはリージョン間接続費用が発生します。
リージョン間接続は③オンプレミス(FENICS)接続で選択頂いた帯域(100Mベストエフォート or 100M帯域確保)に合わせて手配お願いします。
お客様 拠点
(オンプレ)
プライベート接続 西日本リージョン2/3
モバイル アクセス
FJCS
FENICS西日本リージョン
(100Mメニュー)
お客様 拠点
(オンプレ)
モバイル アクセス
FENICS東日本リージョン(100Mメニュー)
プライベート接続 東日本リージョン1/2/3
FJCS
リージョン間 接続
お客様 拠点
(オンプレ)
モバイル アクセス
FENICS東日本リージョン(1G帯域確保)
お客様 拠点
(オンプレ)
モバイル アクセス
FENICS西日本リージョン(1G帯域確保)
リージョン間は無償 (手配は必要)
2-7-4.リージョン間接続:西日本リージョン2/3への接続②
通常、西日本リージョン2/3より「③オンプレミス(FENICS)接続」をご利用になる場合、東日本リージョンを 経由し接続となりますが、1G帯域確保を利用する場合、西日本リージョン2/3のFJCS向け通信に直接接 続いただけます。
西日本リージョン2/3から東日本リージョン向け通信が必要な場合は、リージョン間接続の契約が 必要となります。
(例)西日本リージョン2/3のFJCSと東日本リージョンのFJCS間通信が必要な場合
西日本リージョン2/3のオンプレミス(FENICS)接続 1G帯域確保から東日本リージョンのFJCSへ通信が必要な場合
お客様
プライベート接続 西日本リージョン2/3
FJCS
FENICS西日本リージョン
(100Mメニュー)
お客様
FENICS東日本リージョン
(100Mメニュー)
プライベート接続 東日本リージョン1/2/3
FJCS
リージョン間 接続
お客様
FENICS東日本リージョン
(1G帯域確保)
お客様
FENICS西日本リージョン
(1G帯域確保)
リージョン間は有償
2-7-5.リージョン間接続:西日本リージョン2/3への接続③
【個別引込パターン】
西日本リージョン2/3「④オンプレミス(個別引込)接続」を利用いただくことで東日本リージョンを迂回する 構成を回避することができます。
【データセンターアウトソーシング環境接続パターン】
データセンター環境へキャリア線(個別回線およびFENICS回線)を引き込んだ上で
「②データセンターアウトソーシング環境接続」を利用いただくことで東日本リージョンを迂回する構成を 回避することができます。
お客様 拠点
(オンプレ)
モバイル
アクセス
お客様契約キャリア ネットワークFENICS サービスプライベート接続(L3) 西日本リージョン2/3
FJCS
④オンプレミス
(個別引込)接続
お客様契約キャリアプライベート接続(L3) 西日本リージョン2/3
FJCS
データセンター アウトソーシング
お客様設備
②データセンターアウトソー シング環境接続
プライベート接続(L2) データセンター収容ポート
●
【個別引込パターン】 【データセンターアウトソーシング環境接続パターン】
下記のパターンで接続することで、東日本リージョンを迂回する構成を回避することができます。
2-7-6.リージョン間接続:接続仕様
FJCSが提供する複数のリージョン間を接続するリージョン間接続の仕様は以下の通りです。
項目 仕様
提供リージョン
・東日本リージョン1/2/3共通
・西日本リージョン2/3共通
前提条件
接続する2つのリージョンにおいてそれぞれ同じ帯域の「リージョン間接続」を利用すること
提供帯域
・10Mベストエフォート
・100Mベストエフォート
・100M帯域確保
・1Gベストエフォート
・1G帯域確保
接続レイヤ
L3
利用可能プロトコル
IPv4
MTU
1,500Byte
2-8.Equinixデータセンター/オンプレミス接続
お客様 拠点
(オンプレ)
プライベート接続 (L3)
データセンター アウトソーシング
お客様設備
モバイル アクセス プライベート接続
(L2) FENICS ネットワークサービス
●
お客様 拠点
(オンプレ)
お客様契約 キャリア
Equinix東京 データセンター お客様設備
●
収容ポート
東日本リージョン1/2/3
FJ Azure/MS Azure
Equinix Cloud Exchange™
② ③ ④ ⑦
① ⑤ (リージョン1/2/3)
FJCS
データセンター お客様収容ポート プライベート接続
(L3)
お客様 拠点
(オンプレ)
データセンター アウトソーシング
お客様設備 モバイル
アクセス
プライベート接続 (L2) FENICS
ネットワークサービス
●
お客様 拠点
(オンプレ)
お客様契約 キャリア
FJCS (リージョン2/3)
●
収容ポート
西日本リージョン2/3
①
②
④ ③
⑥ ⑥
2-8-1.本項での記載範囲
本項では「Equinixデータセンター/オンプレミス接続」について説明をします。
本項での説明対象範囲
2-8-2. Equinixデータセンター/オンプレミス接続:概要と提供範囲
Equinix東京データセンターのお客様環境とFJCS間を閉域でつなぎ、セキュアなマル チクラウド環境を実現します。
プライベート 接続(L3)
お客様環境 プライベート接続(L3)
側エッジルータ Equinix Cloud Exchange™ お客様環境ルータ
お客様手配範囲
プライベート接続(L3)提供範囲
FJCS
Equinix東京データセンターにてEquinix Cloud Exchange™を利用しているお客様環境とプライベート 接続を以下の通り接続します。
東日本リージョン「①構内接続」と「⑦Equinix接続」の組み合わせのみご利用になれます。「①構内接続」以外のメニューと組みわせて利用することはできません。
Equinix Cloud Exchange™の契約はお客様で実施いただきます。2-8-3. Equinixデータセンター/オンプレミス接続:接続仕様
項目 仕様 備考
提供リージョン 東日本リージョン1/2/3共通
提供帯域 ・10M帯域確保
・100M帯域確保
・提供帯域を変更する際は、通信断を伴うメンテナンス作業が 発生します。
接続レイヤ L3
利用可能プロトコル IPv4
MTU 1,500Byte ・ジャンボフレームは対応しておりません。
ルーティングプロトコル
BGP
・eBGPマルチホップは対応しません。BGPタイマー キープアライブ:30秒、ホールドタイム:90秒 ・左記以下のタイマーは指定しないようお願いいたします。
BGPパスワード 弊社指定のBGPパスワードを使用
BGP ASパス FJCS(リージョン1) AS65417 AS65416 -AS65400 - AS65418- お客様ルータ
FJCS(リージョン2) AS65434 AS65433 -AS65400 - AS65418- お客様ルータ
FJCS(リージョン3) AS65438 AS65433 -AS65400 - AS65418- お客様ルータ
富士通AS番号 65418
お客様AS番号 ・2バイトのプライベートAS番号(推奨) 以下はご利用いただけません。
2-8-3. Equinixデータセンター/オンプレミス接続:接続仕様
項目 仕様 備考
IPアドレス ・100.64.0.0/10、133.160.0.0/16、
133.162.0.0/16、169.254.169.254/32を除く 任意のアドレスが利用可能
・ロンゲストマッチ構成は不可
※ロンゲストマッチ
プレフィックス長(サブネットマスクの長さ)が大きい経 路を判別し優先的にルーティングする
・お客様が別途契約しているホスティング環境、オンプレミス 環境、アウトソーシング環境およびFENICSネットワークサー ビス(オンプレミス)含めて契約者ネットワーク内で重複する IPアドレスを利用することはできません。
・ロンゲストマッチ構成が利用不可であるため、以下のような IPアドレス設計を行うと、FJCSとお客様環境間は通信が できません。
・FJCS:192.168.0.0/16
・お客様環境:192.168.1.0/24 お客様環境との接続アドレス ・サブネットマスクが30のネットワークアドレスを2つ、お客
様で指定する必要あり
・IPv6アドレスは使用不可
・プライベートIPアドレスを推奨します。
・グローバルIPアドレスを使用する場合は、お客様が正規に 取得したグローバルIPv4アドレスを指定してください。
接続可能なネットワーク経路数 199 ・お客様環境からFJCSへのBGP広報経路数が199を超え る場合は、お客様側ルータで経路集約を実施してください。
・プライベート接続環境では経路集約を実施しません。
経路フィルタ プライベート接続環境では経路フィルタを実施しない ・経路フィルタが必要な場合は、お客様ルータで経路集約を 実施してください。
お客様環境との接続方法 ・アクティブ・スタンバイで接続する必要あり
・BGPのASパス/MEDで制御する必要あり
・プライベート接続環境ではスタンバイ側にASパスプリ ペンドを実施
VLANタグ ・VLANダブルタグ(QinQ, IEEE802.1qトンネリン グ)は使用不可
帯域の制御 ・お客様ルータで、指定の帯域になるようシェーピングま たはポリシングを設定する必要あり
・指定された帯域を超過した場合、パケットドロップする 場合あり
3.ダイレクトポート接続機能
3-1.ダイレクトポート接続機能:概要
FJCSとインターネットおよびプライベート接続機能を利用せずにダイレクトに接続が
可能です。本サービスでは、物理ポート(冗長構成/2ポート)を提供し、DCアウト
ソーシング環境と高帯域での接続を実現します。
3-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2)
構成概要
ダイレクトポート機能を利用する場合のFJCS内の最小構成です。
留意事項
上記構成では、最低限プロジェクト、SUB#1、NC,NCEPを作成・接続しないと、ダイレクトポート接続 機能を申請することができません。
仮想サーバがインターネット通信を必要としない場合は、外部ネットワークと仮想ルータを接続する必要は ありません。ただしその場合は、下記の注意点があります。
•
FJCSの共通ネットワークサービスは利用できません。インター ネット
RT (FW)
SUB#1
SERV① PORT#1
GWPORT
EXTNW
NC NCEP
PJ#1 jp-east-1
AZ#1 PORT#2
ダイレクトポート接続機能 とネットワークコネクターの関係 は1:Nです。
ダイ レク トポ ート 接続 機能
Housing
GW 1G/10Gポートどちらかを選択 してください(併用は不可)。