• 検索結果がありません。

リンクアグリゲーション

ドキュメント内 SWX2210 コマンドリファレンス (ページ 67-70)

第 5 章 : インターフェース制御

5.2 リンクアグリゲーション

5.2.1 スタティック論理インターフェースの設定 [書式]

static-channel-group link-id no static-channel-group [パラメーター]

link-id : <1-8>

スタティック論理インターフェース番号

[入力モード]

インターフェースモード [説明]

対象インターフェースをlink-idで指定したスタティック論理インターフェースに所属させる。

no形式で実行した場合は、対象インターフェースをスタティック論理インターフェースから脱退させる。

[ノート]

本コマンドはLANポートにのみ設定可能。

スタティック論理インターフェースが存在しないlink-idに対して、LANポートを所属させる場合は、新たにスタテ ィック論理インターフェースが生成される。

スタティック論理インターフェースから脱退させた結果、所属するLANポートが無くなった場合は、スタティック 論理インターフェースが削除される。

1つのスタティック論理インターフェースに最大8つのLANポートを所属させることができる。

既に存在しているスタティック論理インターフェースに対して所属させる場合は、LANポートとスタティック論理 インターフェースで、以下の設定を全て一致させること。設定が異なる場合はエラーとなる。

shutdownコマンドの設定

• VLANの設定

新たにスタティック論理インターフェースが生成される場合は、LANポートの上記設定がスタティック論理インタ ーフェースの初期設定となる。

ポートミラーリングのミラーポートとして使用しているLANポートは、スタティック論理インターフェースに所属 させることができない。

1つのLANポートを複数の論理インターフェースに所属させることは出来ない。no形式で脱退させてから異なる 論理インターフェースに所属させること。

[設定例]

LANポート #9をスタティック論理インターフェース #5に所属させる。

SWX2210(config)#interface port1.9

SWX2210(config-if)#static-channel-group 5

5.2.2 スタティック論理インターフェースの状態表示 [書式]

show static-channel-group [入力モード]

非特権EXECモード, 特権EXECモード [説明]

スタティック論理インターフェースの状態を表示する。

存在するスタティック論理インターフェースごとに以下の項目が表示される。

• スタティック論理インターフェース名

• ロードバランス機能のルール

• 所属しているLANポートのインターフェース名

ロードバランス機能のルールについては、port-channel load-balanceコマンドのtypeパラメーター参照のこと。

[設定例]

スタティック論理インターフェースの状態を表示する。

SWX2210#show static-channel-group

% Load balancing: src-dst-mac

% Static Aggregator: sa1

% Member:

port1.2 port1.3

% Static Aggregator: sa5

% Member:

port1.9 port1.11 port1.13 port1.15

5.2.3 ロードバランス機能のルールの設定 [書式]

port-channel load-balance type no port-channel load-balance [パラメーター]

type : 転送先インターフェースを決めるためのルール

type 説明

dst-ip 宛先IPv4/IPv6アドレス

dst-mac 宛先MACアドレス

dst-port 宛先TCP/UDPポート番号

src-dst-ip 送信元および宛先IPv4/IPv6アドレス

src-dst-mac 送信元および宛先MACアドレス

src-dst-port 送信元および宛先TCP/UDPポート番号

src-ip 送信元IPv4/IPv6アドレス

src-mac 送信元MACアドレス

src-port 送信元TCP/UDPポート番号

[初期設定]

port-channel load-balance dst-ip [入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード [説明]

ロードバランス機能の転送先インターフェースを決めるためのルールを設定する。

no形式で実行した場合は初期設定に戻る。

[ノート]

本コマンドはシステム全体の設定となる。

IPv4/IPv6パケットではないフレームの場合は、設定されているルールに関わらず、送信元および宛先MACアドレ

スを元に転送先インターフェースが決定する。

[設定例]

ロードバランス機能で、送信元および宛先IPv4/IPv6アドレスを元に転送先インターフェースを決定するように設定 する。

SWX2210(config)#port-channel load-balance src-dst-ip

6

Layer 2 機能

ドキュメント内 SWX2210 コマンドリファレンス (ページ 67-70)