第5章 結果 I 対象者の特徴
唾液コルチゾールにおける 2 回図測定待 Pre と Post の比較
3) リラックス呼吸法の即時的効果(まとめ)
各指標からみたリラックス l呼吸法の即時的効果をと表 5-11 に示した。リラックス呼吸法 実施後に副交感神経活動の指標である HF は有意に場加したが,何もしなかった対照群は HF に有意な差は認められなかった。ストレスの指標となる唾液コノレチゾーノレは呼吸群,
対照群ともに有意に低下した。 MOOD は,呼吸群,対照鮮ともに有意に変化し,気分状 況の改善がみられた。
以上のことから,リラックス呼吸法による即時的効果は,生理学的指様である HF,唾 液コルチゾール,心滋学的指擦である MOOD 得点が有意な変化を示し,仮説の一部が支 持された。
群
呼吸群
対照群
表5-11 リラyクス呼吸法の即時的効果 (2回目測定時PreとPost隠の変化のまとめ)
生礎学的指標
'L'理学的指標
心拍変動 唾液 MOOD
LF HF LF/HF コルチクロモグ 緊張と 爽快感 疲労慾抑うつ感不安感 ゾールラニンA 輿醤
変化なし
i * *
変化なし1 *
変化なし1 *本* i*** !*** !*** 1** 本
変化なし 変化なし変化なし
! *
*変化なし •***i**
•** •** ! * *
. 56 ‑
*
:p(O.05* *
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p(O.OOl2. リラックス呼吸法の 1 月経周期経過後のヲラクセーシヨン効果 1)生理学的指標による評価
(1)心拍変動からみたりラックス呼吸法の 1 月経周期経過後の効果
呼吸lff .対照群別に LF, HF, LFIHF における 1 回目測定と 2 問問測定の比較を行っ た。その結果, LF は,呼吸群の I 回目測定と 2 回目測定の澗に有意な差は認められなか った (Z =-1.419, p = 0.156)。問機に対照群の 1 回目狽定と 2 関白羽IJ定時の間に有意な差 は認められなかった (Z=-0.037, p = 0.970)。
HF は,呼吸群の 1 回目視IJ定と 2 問釘測定の{討に有意な差は認、められなかった (Z=-0.896,
p = 0.370)。同様に対照群の 11回目測定と 2 回目測定の間に有;蛍な差は認、められなかった
(Z =-0.821, p = 0.4 1 1)。
LFIHF は,呼吸lrtoの 1 問自在{Ij定と 2 回目測定の間に有意な差は認められなかった (Z=
0.523, p
=
0.601)。同様に対照!!平の I 回目測定と 2 lí'il 悶ìJtlJ定の閥に有意な主主は認められな かった (Z =-0.037, p =0.970)。次に,呼吸群と対照群の群間比較は 1 回目祝日定と 21忌i 目測定の差を比較した。その結
果, LF , HF, LF庄町の全ての項目において呼吸群と対照群の阿君r.間に有意な差は認めら
れなかった。
以上の結果から,呼吸群は 1 回目測定に比べ 2 回目測定の HF は有意に増加し, LF圧政 は有意に減少するという仮説は支持されなかった。
(2) 唾液からみたリラックス呼吸法の 1 月経周期経過後の効果
呼吸群・対照群別に唾液コルチゾールと唾液クロモグラニン A における 1 回目測定と 2 回目測定の比較を行った(表 5-12)。その結果 11張液コルチゾーノレは,呼吸群および対照 群ともに朝における I 回毘測定と 2 回毘測定の間,および夕方における 1 回目測定と 2 関
目測定の問に有窓な差は認められなかった。
略産液クロモグラニン A についても上記と同様に有意な差は認められなかった。
次に,呼吸群と対照群の群問比較は,朝および夕における 1 岡目測定と 2 回目ìl\1J定の差 を比較した。その結果, I睦液コルチゾーノレ,唾液クロモグラニン A ともに呼吸群と対照群 の両群伺に有意な主主は認められなかった。
i/ií5-12 唾液における 1 回呂測定と2回目減定の比較
1 回自測定 2白目測定
群 項目 時間帯 n パーセンヲイル パーセン空イル
z
p健中央値 中央値
25 75 25 75
コルチゾール 朝 20 0.27 0.15 0.64 0.34 0.17 0.66 問。 784 0.433
(μ g/dJ)
夕方 20 0.10 0.07 0.31 0.10 0.07 0.21 明日 579 0.563
呼吸群
ヲロモグラニンA 朝 18 43.25 33.30 153.75 78.92 33.30 210.38 司自 118 0.906 (p mol!mg)
夕方 18 75.14 26.56 299.29 68.92 32.65 157.17 ‑0.806 0.420 コルチゾール 朝 19 0.45 0.20 0.92 0.27 0.14 0.56 同1.389 0.165
(μ g/dJ)
夕方 19 0.08 0.06 0.20 0.20 0.07 0.31 山1.046 0.295
対照群
クロモグラニンA 朝 18 80.97 32.21 135.26 33.30 30.89 131.39 目。.166 0.868 (p mol!mg)
夕方 18 98.96 33.02 182.52 49.16 16.40 146.46 司0.849 0.396 Wilcoxon の符号付吉岡霊位検定
以上の結果から,呼吸群は 1 回目測定に比べ 2 回目祝日定の唾液コノレチゾーノレおよびl唾液 クロモグラニン A は有意に減少するとし、う仮説は支持されなかった。
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