• 検索結果がありません。

リフレッシュ気流による知的生産性の低下

ドキュメント内 ‾Gɂ鎺C‹mIWɋyڂe̎ (ページ 95-101)

第 5 章 リフレッシュ気流の評価

5.3 考察

5.3.4 リフレッシュ気流による知的生産性の低下

たが、集中を阻害されてしまった可能性が考えられる。

[1]標準環境 [2]気流環境

図 5.37: 実験参加者13のSET2の1問当たり解答時間遷移

[1]標準環境 [2]気流環境

図 5.38: 実験参加者24のSET2の1問当たり解答時間遷移

2)リフレッシュ気流によって集中が阻害された実験参加者のCTRとフリッカー値、

主観評価の関係

リフレッシュ気流が集中を阻害した可能性がある実験参加者とそのSETに関して、

集中時間比率CTRと フリッカー値および主観評価の関係について分析をする。式5.2 で算出したフリッカー値、自覚症しらべ、MMS、環境評価アンケートの条件間差を選 択した実験参加者とそのSETについて図 5.39〜図 5.42に示す。環境評価アンケート の内「風圧を感じる」、「空気が循環している」、「気流が快適」、「風圧による作業効率 の向上」の気流に関する項目に対する条件間差を図 5.39に、「集中しやすい」、「部屋 全体が快適」、「目が覚める」、「部屋環境が好き」の部屋環境に関する項目に対する条 件間差を図 5.40に示す。また、自覚症しらべの「ねむけ感」、「不快感」、「だるさ感」、

「ぼやけ感」に対する条件間差を図 5.41に示す。そしてフリッカー値やMMSの「集 中」、「倦怠」に対する条件間差を図 5.42に示す。なお、図 5.39〜図 5.42の凡例に 関して「実験参加者No.-SET名」で表記した。

図 5.39: リフレッシュ気流によって集中が阻害された実験参加者の気流に関する主観 評価結果

図 5.40: リフレッシュ気流によって集中が阻害された実験参加者の部屋環境に関する

主観評価結果

図5.41: リフレッシュ気流によって集中が阻害された実験参加者の自覚症しらべの結果

図5.42: リフレッシュ気流によって集中が阻害された実験参加者のフリッカー値やMMS

の結果

図 5.39〜図 5.42の結果より、リフレッシュ気流が集中を阻害した可能性がある実

験参加者5名(計9SET)を以下の2通りに分類できる。

(c)実験参加者13のSET1、SET2、SET3、実験参加者19のSET2、実験参加者 24のSET2

(d)実験参加者14のSET1、SET2、SET3、実験参加者20のSET2

(c)に関しては気流に対する印象があり、部屋環境の不の印象に影響を与えていて、集 中の低下または倦怠、ぼやけ感が増加している傾向が見らえる。実験参加者13のSET 1を例にすると、実験参加者13は風圧を感じ、気流に関して快適だと感じている。ま た、部屋環境に関しては気流環境下では「集中しにくい」かつ「部屋環境が不快」だと 感じている。その結果、「集中」の低下、「だるさ感」等疲労の増加につながったと考 えられる。また、インタビューのリフレッシュ気流の印象については「気持ちよかった が、風が当たっているのを意識すると意図的に作業を止めてしまった。」と答えている ことからも、リフレッシュ気流は快適だったが、リフレッシュ気流を意識してしまって 集中しにくい部屋環境であったと考えられる。以上より、リフレッシュ気流が部屋環境 の印象を低下させ、集中の低下、疲労の向上等心理的要因に影響し、その結果、CTR の低下につながった可能性がある。

(4)に関しては実験参加者14、実験参加者20は「風圧を感じる」、「空気の動きが 快適」の条件間差がないため、気流に対する印象はほとんどないと考えられる。実験 参加者14はSET3にて「集中しやすい」、「部屋全体が快適」、「目が覚める」等部屋環 境に関する項目に条件間差がないため、実験参加者14は部屋環境の印象はほとんどな いと考えられる。また、実験参加者20も同様に条件間差がないため部屋環境の印象も ほとんどないと考えられる。そして、実験参加者14は「集中」の低下、実験参加者20 は「倦怠」、「ねむけ感」、「だるさ感」が増加しているが気流に対する印象がなく、部 屋全体の印象もないため、集中、疲労はリフレッシュ気流および部屋環境の影響を受 けず、集中の低下や疲労の蓄積等によってCTRが低下した可能性が考えられる。

ドキュメント内 ‾Gɂ鎺C‹mIWɋyڂe̎ (ページ 95-101)