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6.1. 初めに

U値計算シートexUqeM_v130(以下本計算シート)は、マクロを有効にしないと利用できません。

セキュリティの警告が表示された場合マクロを有効にしてください。

セキュリティに関する警告の表示の例1

セキュリティに関する警告の表示の例2

このマニュアルは、外皮性能計算の基礎知識があることを前提に記述していますので、このマニ ュアルで計算方法が不明な場合には、講習の受講をお勧めします。

また、このシートだけでも計算は可能ですが、3rdeyeCADのご利用をお勧めします。

3rdeyeCADや講習については、弊社Webサイト http://www.3rdeye.co.jp/ をご覧ください。

クリックする

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6.2. 動作環境等

開発は、Windows7+Excel2010で行っていますが、Excel2000以降であれば、おそらく動作しま

す。(Mac版Excelでも動作していますが、Webへの自動入力機能は、Macでは動作しません)

木造戸建て住宅を想定していますが、工夫すれば、他の工法でも利用することが出来るでしょう。

ファイル名は自由に設定できます。

6.3. 構成

このファイルには次のシートがあります。

[tools]、[断熱材]、[ 建材]、[断熱材建材]、[ 建物概要と計算結果]、[ 屋根U(木造略算)]、[ 屋根 U]、[ 天井 U(木造略算)]、[ 天井 U]、[ 外壁 U(木造略算)]、[ 外壁 U]、[床 U(木造略算)]、[床 U]、[基礎U]、[ドアU]、[製作ドアU]、[窓Uη]、[ U一覧]、[屋根面積]、[天井面積]、[外壁面 積]、[開口部(窓)面積]、[開口部(ドア)面積]、[床面積]、[基礎等]、[計算詳細]、[inpWeb]

各シートの水色のセルは、数式等により自動的に入力されるセルです。

以下各シートの使い方を解説します。

6.4. 各シートの作業 6.4.1. [tools]

このシートには、他のexUqeMファイルからデータのインポート機能とマクロ実行時の画面表示 非表示設定等を行うことが出来ます。

[ファイルを指定する]

クリックすると、ファイル選択ダイアログが開きますので、インポート元ファイルを指定します。

指定するとファイル名、パス名の欄にファイル名やパス名が表示されます。

[データインポート]コマンドボタン

クリックするとインポート元ファイルから、データをインポートします。

[インポート要素]

それぞれ、1を設定すると対象のデータがコピーされます。

たとえば、同じ建物で、異なる断熱仕様を適用して計算する場合には、面積と仕様番号をコピー するとよいでしょう(その後計算を実行して下ださい)

68 6.4.2. [断熱材]

このシートでは、断熱材を登録します。

ここで登録された、断熱材は、[屋根U(木造略算)]等の[~(木造略算)]シートで参照されます。

システムは、5行目から空白行までをデータと認識します。

必要に応じて、追加削除を行います。追加あるいは、削除した場合には、必ず、[材料の再登録] コマンドボタンをクリックしてください。

[材料の再登録]コマンドボタンをクリックすると[断熱材建材]シートも更新されます。

番号は、システムが割り当てますので、入力しても無意味です。

変更したら、

必ずクリック 必ずクリック 必ずクリック 必ずクリック

6.4.3. [ 建材]

このシートでは、断熱材以外の材料を登録します。

ここで登録された、材料は、[屋根U]等の[~U]シートで参照されます。

使い方は、シート[断熱材]と同じです。

システムは、5行目から空白行までをデータと認識します。

必要に応じて、追加削除を行います。追加あるいは、削除した場合には、必ず、[材料の登録]コマ ンドボタンをクリックしてください。

[材料の再登録]コマンドボタンをクリックすると[断熱材建材]シートも更新されます。

番号は、システムが割り当てますので、入力しても無意味です。

6.4.4. [断熱材建材]

シート[断熱材]と[ 建材]を合わせた表です。

[屋根 U]等の[~U]シートで参照されるために作成されますので、ユーザーは変更等を加えてはい けません。U値計算シートから参照されます。

変更したら、

必ずクリック 必ずクリック 必ずクリック 必ずクリック

70 6.4.5. [ 建物概要と計算結果]

住宅の基本情報と計算結果が表示されます。

地域は必ず1~8のいずれかを入力してください。

入力しない場合には、エラーが発生します。

他のシートの入力がすべて完了したら、このシートに戻って[計算実行]コマンドボタンをクリック します。

1~8のいずれかを必ず入力

最後の最後にクリックする

面積を記入

3rdeyeCADで入力している場合は、

自動的に記入されています。

6.4.6. [ 屋根U(木造略算)]

木造住宅の屋根の熱貫流率(U値)を略算法で算定するシートです。

5仕様計算できます。

材料番号欄に断熱材番号を入力し、材料の厚さ欄に断熱材の厚さを入力します。

また、材料名称の最下段で、断熱工法を選択します。

備考欄は、分かりやすい仕様名を記入するとよいでしょう。

また、シート[ 天井U(木造略算)]、 [ 外壁U(木造略算)]、 [床U(木造略算)]も利用方法は同じで す。

材料番号を入力 材料番号を入力

断熱工法を選択

72 6.4.7. [ 屋根U]

層構成を入力して熱貫流率を算定する場合に使用するシートです。

材料番号に断熱材建材の番号を入力して、厚さ欄に厚さを入力します。

比率欄にそれぞれの層構成の比率を入力します。

また、シート[ 天井U]、 [ 外壁U]、[床U]、[製作ドアU]も利用方法は同じです。

表面抵抗は、部位によって選択できる値が異なりますので以下の表に習ってください。

材料番号を入力

材料の厚さを入力 表面抵抗を選択

詳細図を貼っておくとわかりやすい

表面伝達抵抗の一覧

部位 記号 解説

屋根 a 表面熱伝達抵抗:屋根(外気側) 0.04 b 表面熱伝達抵抗:屋根(通気層) 0.09

天井 なし

外壁 a 表面熱伝達抵抗:外壁(外気側) 0.04 b 表面熱伝達抵抗:外壁(通気層) 0.11 床 a 表面熱伝達抵抗:床 (外気側) 0.04 b 表面熱伝達抵抗:床 ( 床下 ) 0.15

74 6.4.8. [基礎U]

礎の熱貫流率を算定するシートです。

断熱材の番号を入力して、パラメータをそれぞれ入力します。

式は、16~19を選択します。シートの下部に式を掲載しています。

6.4.9. [ドアU]

一覧表にあるドアの場合に利用します。建具と付属品の番号を下表から選択して入力します。

番号を入力

76 6.4.10. [窓Uη]

使用する窓について、熱貫流率、日射、日除けによる日射補正で利用する式を選択します。

日除け補正で式 4を選択した場合には、再度補正用のガラス仕様を表から選択して入力しなけれ ばなりません。

番号を入力

プルダウンリストで選択する。

日除けの補正式は、以下の通りです。

式 地域 方位 冷房期 暖房期

補正無 @ @ fc=0.93 fc=0.51

式4無 @ @ l1,l2=20として算定

式4 @ @

式5 1~7

南 ・ 南 東・南西

@

上記以外 @

式6

1~7

南 @

上記以外 @

8

南 ・ 南 東・南西

@

上記以外 @

式の記号は、EnvelopeThermalPerfomance_121204.pdfに準拠しています。

地域や、方位は、外皮性能計算時に割り当てられます。

78 6.4.11. [ U一覧]

各部位のU値の計算が完了したら、このシートで、[U値リスト作成]コマンドボタンをクリック します。

これにより、窓以外のU値が一覧表になります。

この表に記述された仕様のみが、計算に反映されます。

6.4.12. [屋根面積]

計算に必要な寸法、方位、断熱仕様を記述します。

窓面積は、計算実行時に減算されますので減じる必要はありません。

各入力項目の解説 入力項目 解説

屋根番号 入力必須;重複しない番号を入力してください 階

任意入力;階数等部位をわかりやすくするために入力します。入力がなくても計 算可能です。

部屋

任意入力;階数等部位をわかりやすくするために入力します。入力がなくても計 算可能です。

仕様番号 入力必須;U値一覧の屋根として存在する番号のいずれかを入力します。

係数 入力必須;面積の計算上の係数です。詳細は計算方法に記述します。

勾配[x/10] 入力必須;屋根の勾配をタンジェントで入力します。

縦[mm] 入力必須;屋根の水平投影の縦寸法です。詳細は計算方法に記述します。

横[mm] 入力必須;屋根の水平投影の横寸法です。詳細は計算方法に記述します。

隣接空間 入力必須;通常は外部とします。隣接空間キーワード参照 備考 任意入力;任意で記述します。

計算方法について

屋根の形状は主に、矩形、三角形、台形となることが多いため、面積は、係数×縦×横で算定し ます。矩形の場合には係数に1を、三角形の場合には、係数に 0.5 を、台形の場合には、係数に 0.5を、横に台形の上底+下底を、入力してください。

80 隣接空間キーワード(他の部位も同じ)

キーワード 解説 温度差係数

外部 外気 1

小屋裏等

外気、外気に通ずる小屋裏又は天井裏若しくは 熱的境界の外部に存する屋内駐車場、メーター ボックス、エレベーターシャフト等

1

床下等

外気に通ずる床裏若しくは外気に開放されてい ない昇降機室、共用機械室、倉庫等

0.7

住戸等

住戸と同様の熱的環境の空間に隣接する界壁若 しくは界床

0.05(1,2) 0.15(3~7)

シート[天井面積]も使い方は同じです。

6.4.13. [外壁面積]

計算に必要な寸法、方位、断熱仕様を記述します。

窓面積は、計算実行時に減算されますので減じる必要はありません。

各入力項目の解説 入力項目 解説

外壁番号 入力必須;重複しない番号を入力してください 方位 入力必須;8方位から選択して記述します。

任意入力;階数等部位をわかりやすくするために入力します。入力がなくても計 算可能です。

部屋

任意入力;階数等部位をわかりやすくするために入力します。入力がなくても計 算可能です。

仕様番号 入力必須;U値一覧の外壁として存在する番号のいずれかを入力します。

高さ[mm] 入力必須;外壁の高さ寸法です。

幅[mm] 入力必須;外壁の横寸法です。

隣接空間 入力必須;隣接空間キーワードから選択して記述します。

備考 任意入力;任意で記述します。

隣接空間キーワード(他の部位も同じ)

キーワード 解説 温度差係数

外部 外気 1

小屋裏等

外気、外気に通ずる小屋裏又は天井裏若しくは熱 的境界の外部に存する屋内駐車場、メーターボッ クス、エレベーターシャフト等

1

床下等

外気に通ずる床裏若しくは外気に開放されていな い昇降機室、共用機械室、倉庫等

0.7

住戸等

住戸と同様の熱的環境の空間に隣接する界壁若し くは界床

0.05(1,2) 0.15(3~7)

方位のキーワード

北、北東、東、南東、南、南西、西、北西 のいずれか

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