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リソースの見積もり

ドキュメント内 HiRDB Staticizer Option Version 10 (ページ 31-36)

2. HiRDB Staticizer Option のセットアップを解除する 3. アンインストールを実行する

2.3  リソースの見積もり

レプリカを作成する前に,ディスク容量,共用メモリのサイズを見積もる必要があります。ここでは,そ れぞれの見積もり方法について説明します。

2.3.1 ディスク容量の見積もり

インナレプリカ機能を使用する場合,次の三つの領域(RD エリア)の見積もりが必要です。

• レプリカ RD エリアの格納領域

• オリジナルとレプリカの RD エリアについての情報を登録するための領域(マスタディレクトリ用 RD エリア)

• ユーザ表の定義情報を登録するための領域(データディクショナリ用 RD エリア)

• 更新可能なオンライン再編成に必要な領域(追い付き状態管理表を格納するユーザ用 RD エリア)

(1) レプリカ RD エリアの格納領域

レプリカの作成時には,レプリカ作成対象のユーザ用 RD エリアまたはユーザ LOB 用 RD エリアと同じ だけの容量が,レプリカの数だけ必要になります。作成するレプリカの数を考慮した容量を確保してくだ さい。また,レプリカ作成対象となるユーザ用 RD エリアまたはユーザ LOB 用 RD エリアを新規に作成 する場合は,作成するレプリカ RD エリアの数を考慮して,ユーザ用 RD エリアまたはユーザ LOB 用 RD エリアの容量を見積もってください。ユーザ用 RD エリアまたはユーザ LOB 用 RD エリアの容量計算に は,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」に記載されている見積もり式を使います。

(2) オリジナルとレプリカの RD エリアに関する定義情報を登録するための 領域

レプリカを作成すると,オリジナルとレプリカの RD エリアの情報,レプリカの世代番号などがマスタディ

レクトリ用 RD エリアへ登録されます。このため,作成するレプリカ RD エリアの数などを考慮し,この

RD エリアに必要な容量を見積もる必要があります。容量計算には,マニュアル「HiRDB システム導入・

設計ガイド」に記載されている見積もり式を使用してください。

(3) ユーザ表の定義情報を登録するための領域

レプリカを作成すると,レプリカ RD エリア内のユーザ表の定義情報が,オリジナル RD エリア内のユー ザ表と同様に,データディクショナリ用 RD エリアへ登録されます。このため,作成するレプリカ RD エ リアの数などを考慮し,この RD エリアに必要な容量を見積もる必要があります。容量計算には,マニュ アル「HiRDB システム導入・設計ガイド」に記載されている見積もり式を使用してください。

(4) 更新可能なオンライン再編成に必要な領域(追い付き状態管理表を格納 するユーザ用 RD エリア)

ユーザ用 RD エリアには,追い付き状態管理表,およびその表に定義するインデクスを格納します。した がって,ディスク所要量は,表の格納ページ数とインデクスの格納ページ数のそれぞれで必要となるセグ メント数の和(2 セグメント以上)となります。

表の格納ページ数:

次の値を基に,表の格納ページ数の計算方法(FIX 指定のある表)から求めます。表の格納ページ数の 計算方法(FIX 指定のある表)については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照 してください。

• 表に格納する行の総数(a):該当する RD エリアに格納する,更新可能なオンライン再編成の対象と なるサーバの数

• ユーザ用 RD エリアのページ長(b):RD エリア作成時に指定した値(単位:バイト)

• CREATE TABLE で指定する未使用領域の比率(c):30(単位:%)

• 各列のデータ長(Σdi):70(単位:バイト)

• 表を格納する RD エリアのセグメントサイズ(g):RD エリア作成時に指定した値(単位:ページ)

• CREATE TABLE で指定するセグメント内の空きページ比率(h):10(単位:%)

注※

-r オプションに指定する RD エリアの見積もりをする場合,1 となります。

-o オプションに指定する RD エリアの見積もりをする場合,(HiRDB のすべてのバックエンドサー バの数)−(-r オプションで指定する RD エリア数)となります。

インデクスの格納ページ数:

次の値を基に,インデクスの格納ページ数の計算方法から求めます。インデクスの格納ページ数の計算 方法については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。

• ユーザ用 RD エリアのページ長(a):RD エリア作成時に指定した値(単位:バイト)

• CREATE INDEX で指定する未使用領域の比率(b):30(単位:%)

• キー値の重複が 200 以下のキーの種類の個数(c):該当する RD エリアに格納する更新可能なオン ライン再編成の対象となるサーバの数※1×多重度数※2

• キー値の重複が 200 以下のキーの重複数の平均値(d):1

• キー値の重複が 201 以上のキーの種類の個数(e):0

• キー値の重複が 201 以上のキーの重複数の平均値(f):0

• DB 格納キー長(g):12(単位:バイト)

• ナル値以外のキーの種類の個数(h):

UNIQUE 指定のインデクスの場合,該当する RD エリアに格納する更新可能なオンライン再編成 の対象となるサーバの数×多重度数

UNIQUE 指定でないインデクスの場合,24 注※1

-r オプションに指定する RD エリアの見積もりをする場合,1 となります。

-o オプションに指定する RD エリアの見積もりをする場合,(HiRDB のすべてのバックエンドサー バの数)−(-r オプションで指定する RD エリア数)となります。

注※2

システム定義の pd_max_ferlect_process_count オペランドの指定値です。

2.3.2 共用メモリサイズの見積もり

レプリカを作成する場合

レプリカを作成する場合,バックエンドサーバまたはシングルサーバの排他制御で使用する(同時実行 トランザクション数の排他資源として使用する)共用メモリサイズの見直しが必要です。共用メモリサ イズは,HiRDB/シングルサーバの場合は最大同時接続数を考慮して見積もります。HiRDB/パラレル サーバの場合はサーバごとにバックエンドサーバ当たりの最大起動プロセス数を考慮して見積もりま す。共用メモリサイズの計算には,マニュアル「HiRDB システム定義」に記載されている見積もり式 を使用します。ここで見直した値は,シングルサーバ定義またはバックエンドサーバ定義の

pd_lck_pool_size オペランドに指定します。シングルサーバの最大同時接続数は,システム共通定義

(pdsys)の pd_max_users オペランドを参照してください。バックエンドサーバ当たりの最大起動プ ロセス数は,バックエンドサーバ定義の pd_max_bes_process オペランドを参照してください。

レプリカ RD エリアのオープン属性を「SCHEDULE」で運用する場合

レプリカ RD エリアのオープン属性を「SCHEDULE」にするため,pd_lv_mirror_use = Y にします。

このオペランドに Y を指定すると,シングルサーバまたはバックエンドサーバが使用する共用メモリ が増えます。シングルサーバが使用する共用メモリ,およびバックエンドサーバが使用する共用メモリ については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。

更新可能なオンライン再編成を行う場合

更新可能なオンライン再編成では,専用のメモリが必要になります。見積もり時に十分に検討してくだ さい。見積もり方法については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してくださ い。また,pd_max_reflect_process_count オペランドの指定は,共用メモリの容量に影響を与えま す。詳細については,「pd_max_reflect_process_count オペランドの留意事項と見積もり」を参照し てください。

2.3.3 システムログファイルの容量の見積もり

インナレプリカ機能を使用する場合,ログに拡張情報が付加されます。さらに,更新可能なオンライン再 編成を行う場合,データベースの静止化から追い付き反映処理の完了までは,追い付き反映用のログが出 力されるため,2 倍のログが出力されます。そのため,インナレプリカ機能を使用する場合のシステムロ グファイルの総容量は,使用しない場合より多く準備する必要があります。

システムログファイルの容量の見積もりについては,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」

を参照してください。

3 インナレプリカの運用方法

この章では,HiRDB Staticizer Option を利用してレプリカ RD エリアを定義・作成する方法,

作成後の運用方法について説明します。

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