1,3-ブタジエン p-ベンゾキノン
解答2
2つの水素はシス配置
単結合が二重結合に変化
最初に2-メチル-1,3-ブタジエンをs-シス配座に書き直す。
反時計回り に60°回転
Diels-Alder 反応は分子内でも起こる
1つの分子内に共 役ジエンとジエノ フィルが存在する
ジエン ジエノフィル
ロバスタチン
脂質異常症治療薬 として始めて販売さ れた医薬品
Diels-Alder
§ 14.4 共役系と色の関係
有色の分子は,可視領域に属する光(波長 λ がおよそ 400nm ~ 800nm )を吸収する性質を持つ。
人間の目にはその補色(余色)に当たる色が見える。
その要件を満たす分子構造上の例の一つが、長い共役
二重結合系を有することで、さらに分子全体が平面構造
を持つと比較的エネルギーの低い可視光を吸収しやすく
なる。
ポリエン( polyene)H-(CH=CH)
n-H の吸収波長と色
n 化合物名 吸収波長
λmax
色 2 1,3-ブタジエン 217 nm 無
4 1,3,5,7-オクタテトラエン 304 nm 無
6 1,3,5,7,9,11-ドデカヘキサエン 364 nm 黄
8 1,3,5,7,9,11,13,15-ヘキサデカオ クタエン
410 nm 橙
単純なアルケンでも二重結合が6個共役すると色が見え始める。
色素の例
酸化によって二重結合ができ、共役系がつながって色が出る。
化学反応によって色が出る例
CH3 O
アセトフェノン(無色)
HN H2N
O2N
NO2 +
2,4-DNP(黄色)
CH3 N
HN O2N
NO2
濃い橙色
2,4-ジニトロフェニルヒドラジン試験
一見すると共役系が長くないように見えるが、ニトロ基の電子 求引性により共役系がつながる。
NHの非共有電子対がニトロ基に流れ込むと長い共役系ができる。
強い発色
講義のまとめ
1 1年で学んだ有機化学を復習する。
鏡像異性体、ジアステレオマー、ラセミ体、メソ化合物
基本的な化合物名、化学構造(講義中の化合物、および構造式手帳98〜110ページ)
2 アルケンに対する付加反応は、試薬によって立体化学が変化 する。以下の項目について説明できる。
マルコウニコフ型付加 トランス付加 シス付加 非マルコウニコフ型付加
3 末端アルキンのHの酸性を利用してCーC単結合を作り出す方法 を説明できる。
4 ハロゲン化アルキルのSN2反応、E2反応の反応機構と立体化学 を説明できる。
5 SN1 vs. SN2を制御する因子を説明できる。
6 Diels-Alder反応の生成物の構造を示せる。
講義のまとめ2
1 講義のプリントをよく理解し、記載されている問題は解ける ようにする。 (反応式で正しい生成物が書けるようにする)
2 演習で取り扱った問題も試験範囲とする。
3 これ以外に追加の問題演習と、その解答をWebに提示する。
4 講義のパワーポイント(pdf)をWebに公開しています。
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