陸育訓練の形式に於けるさ同様に︑プラトンはその経済的共産主義を︑枝葉に亙る必要がな
い程に明白なこご︑児てゐる︒然しながら︑最近に於ける共産主義の浬論の見地から立って︑
若干の考察を試みるならば︑真の意味に於ける共産主義さは正反おなる一個の図家形式である
させられるであらう︒
第一に︑こ﹀に主張された共産主義は個人の犠牲に及んでゐない︒支配階級が私有財産及び
後節に説くが如くに︑自己の家族含有するぞ許されゴるこさは︑これ等の関係から起る私的の
明治しさ訟除去し︑彼等をして何等の妨げなく︑各自の職分に忠買にさせるこさが出来る古いふ
以外に︑何等理由はない︒己の特殊の才能争働かすに営って︑何等拘束されないが震である︒
個人が︑自己の歳ち得るもの?犠牲にするのが︑共産主義の理論上営然起るべきであるに︑プ
‑ブ
ト
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の恩怨に於いては︑個人を犠牲にはしない︒むしろ︑個人が自己の仕事によりよく遁ム谷川めの数百の一部分である︒目的にあら令して︑数育上の手段である︒
第二に︑この設は︑経済亭さ政治拳さを分離せしめる一計重である︒経済勢力さ政治的後展
さが一致するこ之は︑常に︑経済的利盆の匁めに︑政治的に脱税展せしめ過ぎ︑ぞれが国家の腐
敗伝来すものさ見てゐる︒これは︑正義の支配する理想妹態から漸次悪化して偽りの制度及び
性格の形成されて行く後展形式ケ叙せる﹃岡家篇﹄第八忽及び第九忽に見られるごころで︑こ
¥Aは︑彼の著作中の最も生気ある箇所の一つごせられてゐる︒この後展の中に名如水日心︑権勢慾
プラトンの枇合問中的思想二O
商 業 さ 経 済
二
O
四所有慾等が除々に入り来って︑終に慾望の世界が援げられ︑こ﹀に忌はしき利己主義が生じる︒
アリストクラシl
チ モ ク ラ シ
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lかくして︑プラトンの理想図家制度たる貴族政治は︑財カ政治に︑ぞこから寡頭政治に︑更に
デ モ ク ラ シ ー
︐ チ ラ 品
1民主政治に︑途ひには俗主政治に至る︒かく解蒋する彼に於いては︑近世に於ける共産主義論
さは徐程の相遣を認めなければならない︒
第三に︑彼の目的は常に唯物的経済的であるよりも道徳的政治的である︒彼の論は赴合の経
済組織を何等撹乱しない︒プロレタリアの闘争に依って賃現の可能があるのではな︿︑少数な
る護園者固にのみ適用するのである︒一去はい︑貴族的共産主義であって︑全市民の凡そ九十五
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1
セントの人々守除外して︑唯々僅かなる支配階絞をして︑知識追求に依る諸機能の利盆を共同的に享楽するが如き凶家台以って︑彼の理想図家ごしたのでゐった︒生産階放に濁しては︑
支配階双さ同等に︑地上の善きものを享楽し得る権利を断念せしめられてゐるのである︒私有
財産及び家族は現放の伎で︑これ等は利得の潟めの労働が重要な勤因さなるからであるo
故に
彼の理想図家は︑排他的な︑精紳的貴族政治の模範的なものぜ見て差支なからう︒到底完成
3
れた園家的共産主義の典型どは認められないのである︒
b
︑妻子の共有各個人が自己の生れながらの才に応じて︑完全に図家に劃して︑自己の義務を果すこごを要
求するのが正義の根本原理である︒そこで︑こ︑に婦人の赴合・身分論にも鏑れないわけには行
かない︒プクト
y
は︑この問題の複雑なるさ︑又︑この鯨結が今迄の風習から児るご妙に戚悲られるので︑臨時賠の色はあったようであるが︑途ひにこの論を相官の賠・まで後展きせてゐるO
ハ 註 ﹀
日 誌
出o
or
︿・
参照
先づ原則ざしては︑男女雨性ぞ卒等に視るこごである︒婦人は既に自己に越した仕事を割
b
あてられ訓育を受けなければならない︒ギηノシヤの婦人が︑世間的に交際しないこごは彼らな
ければならない︒一公務も男性に専有のものではなくなるのである︒男子
ε
婦人ぎの唯一の相違貼は﹃強ささ弱ささの相違﹄である
o
そこで婦人は︑鰻育に於いても︑一音楽敬育に於ν
ても︑男子同様に教育に奥かるべきである︒護園者の性質含有する婦人は︑矢張りその階絞に麗せしめ
られる︒﹁そこで護園者に属する婦人ぞして︑その着物を股がせ︑徳を以って︑その法衣ざする
そして︑兵役に服せしめ︑白闘の防禦に営らしめる︒たいY︑労働の割り営て方は︑婦人は男子
ご比ぺて︑弱い質であるから︑婦人には軽いものケ割
b
嘗てゐるが︑其他の勃に至つては︑義
務は
男子
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こ﹀で︑二つの問題が起って来る︒一つは人性改良に関する優生亭的問題で︑今一つは︑財
プヲトシの一位合準的思惣
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O五商パ業古川経口出
ニ
O大産及び家族の私有制を避けんざする道徳問題である
o
この解決は彼の共産主義にのみ見出3
れるの
であ
る︒
﹁護園者に属する婦人は共有であるぺ︿︑それ等の子女も亦共有であるぺ︿︑如何なる親も我
が子を知ら子︑如何なる子供もその親を知らぎるべきである︒﹄向﹃彼等の立法者は︑男子を選
揮した上は︑今や女子を選んで︑男子に奥へるのである︒
11
1女子は出来るだけ男子
ε
同様の性質でなければならなく︑共に共同の家屋に住し︑共同の食事をなさなければならない︒ぜれ
もこれも︑特に男のもの︑女のものご云ふものはな︿︑男女は共同であるぺく︑同棲すぺく︑
睦換の線初臼を一緒じするであらう︒かくして︑彼等の牲の必然に依って︑
お互
が交
接す
る結
局め
に引
き合
ふで
あら
う︒
﹄問
﹃そして︑これは其他の事物さ同様に秩序ある風で行はなりればならなく︑孝一服図家に於いて
は︑放縦は支配者の禁十る︑紳聖一なら
5
るものである︒:;::そこで︑次ぎに︑はっきb
芝 ︑
結婚式を最高の程度に於いて紳雲ならしめるのであって︑また︑最も有盆なこ之が紳事である
ご考へられるのである己的
これは次の様な手配をするこごに依って行はれる︒印ち﹃一定の祭日子設け︑その祭日に新
郎新婦を相合合せしめ︑供物を捧げ︑相癒しき結婚の歌が詩人に依って作られる︒婚姻者の数
に至つては支配者の裁断に任かさなければならない事柄で︑これの目的は人口の卒均佐保たん
ごするが怨である︒また支配者が考慮しなりればならない多︿のこさがある︒例へば︑戦争︑
疾病及びぞれさ相似た作用に依つての影響な
で︑出来る限り︑図家をして︑徐りに大ならし
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めた
b
︑或は小ならしめたりするこごのない様にしなければならない︒::::勇敢にして善良なる青年は︑其他の名春及び報酬に加ふるに︑婦人ご交接するの偉大なる便宜を得させた︿︑
これ︑彼等が勇敢なるが故であり︑か︑為る父は︑出来る限り多くの子供を産むべきであるご思
ふ ︒
﹄ 向
﹃これ等正しき結婚に依って生れた子供は岡家に依って育てられ︑母に依って撫育される︒
いづれの母でも︑自分の子供である戸認められない様に出来るだけの注意ケ梯ひ︑そして乳母
さ附添者三に依って︑特に仕事に堪へさせる︒紳車一一ならざる結婚に依って生れた子供は︑完全
なら
eさる結婚の場令ご共に﹃暗黒ご性的情慾の子供である﹄さ見倣されるであらうし︑又﹃行
義正しきは等敬される﹄の傾さもあり︑然らざれば︑すくなくごも︑図家の銭めに育てないで
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