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波形内の重要 イ ベン ト を恒久的にマー ク する 必要があ る 場合はマーカーを使用 し ます。 マーカーが付け ら れた イ ベン ト に関連する 距離 (サンプル数) を計測で き ます。

マーカーは、 次の よ う に追加、 移動、 削除で き ます。

• メ イ ン カー ソ ルの位置に波形 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンにマーカーを追加 し ます。

a. マーカーを追加する 位置のサ ンプル番号ま たは遷移を ク リ ッ ク し て、 メ イ ン カー ソ ルを配置 し ます。

b. [Edit] → [Add Marker] を ク リ ッ ク す る か、 ま たは [Add Marker] ボ タ ン を ク リ ッ ク し ます。

カー ソ ル位置にマーカーが配置 さ れます。マーカーがその位置に既にあ る 場合は、若干オフ セ ッ ト さ れます。マー カーのサ ンプル番号が上部に表示 さ れます。

• マーカーを波形上の別の位置に移動する には、 ド ラ ッ グ ア ン ド ド ロ ッ プ し ます。マーカー上部の ラ ベルを ク リ ッ ク し て ド ラ ッ グ し ます。

° ド ラ ッ グ シ ン ボル は、 マーカーが移動可能であ る こ と を示 し ます。 マーカーを ド ラ ッ グす る 際、[Snap to Transtion] がオ ンにな っ てい る と (デフ ォ ル ト)、 中が塗 り つぶ さ れていない丸ま たは中が塗 り つぶ さ れた 丸が表示 さ れます。

° 中が塗 り つぶ さ れてい る 丸 は、 選択 し た信号の波形の遷移地点、 ま たは別のマーカー上であ る こ と を 示 し ます。

° マーカーの場合は、 丸は白 く 塗 り つぶ さ れてい ます。

° 中が塗 り つぶ さ れていない丸 は、 選択 し た信号の波形の遷移間にあ る こ と を示 し ます。

° 新 し い位置にマーカーを ド ロ ッ プする には、 マ ウ ス のボ タ ン を放 し ます。

• 1 つの コ マ ン ド でマーカーを 1 つ、 ま たはすべて削除で き ます。 マーカーを右 ク リ ッ ク し て、 次のいずれかの操 作を実行 し ます。

° マーカーを 1 つ削除す る には、 ポ ッ プア ッ プメ ニ ュ ーか ら [Delete Marker] を ク リ ッ ク し ます。

° マーカーをすべて削除する には、 ポ ッ プア ッ プ メ ニ ュ ーか ら [Delete All Markers] を ク リ ッ ク し ます。

注記:ま た、Delete キーを使用 し て選択 し たマーカーを削除する こ と も で き ます。

° マーカーの削除を取 り 消すには、[Edit] → [Undo] を ク リ ッ ク し ます。

ト リ ガー マー カ ー

赤色の ト リ ガーマーカー (赤文字の T) は、 キ ャ プチ ャバ ッ フ ァ ーでの ト リ ガーイ ベン ト の発生を示す特殊マーカー です。 バ ッ フ ァ ーの ト リ ガー マーカーの位置は、 ト リ ガー位置設定に直接対応 し てい ま す (48ページの 「ILA ダ ッ シ ュ ボー ド の使用」 を参照)。

注記: ト リ ガーマーカーは、 標準マーカー と 同 じ 方法で移動 さ せ る こ と はで き ません。 その位置は ILA コ アの ト リ ガー位置プ ロ パテ ィ 設定で設定 さ れてい ます。

仕切 り

仕切 り は、 信号を見やす く 区切 り ます。 波形コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンに仕切 り を追加する には次の手順に従い ます。

1. 波形ウ ィ ン ド ウ の [Name] 列で、 下に仕切 り を追加す る 信号を ク リ ッ ク し ます。

2. [Edit] → [New Divider] を ク リ ッ ク す る か、 右 ク リ ッ ク し て [New Divider] を ク リ ッ ク し ます。

こ の変更は表示上の も ので、HDL コ ー ド には何 も 追加 さ れ ません。 新 し い区切 り マー ク は、 波形 コ ン フ ィ ギ ュ レ ー シ ョ ンフ ァ イ ルを保存 し た と き に保存 さ れます。

仕切 り は、 次の方法で移動ま たは削除で き ます。

• 仕切 り を移動する には、 名前を別の位置に ド ラ ッ グア ン ド ド ロ ッ プ し ます。

• 仕切 り を削除する には、Delete キーを押すか、 ま たは右 ク リ ッ ク し てポ ッ プア ッ プ メ ニ ュ ーか ら [Delete] を ク リ ッ ク し ます。

仕切 り の名前 も 変更で き ます。 詳細は、86ページの 「オブジ ェ ク ト 名の変更」 を参照 し て く だ さ い。

グループ

関連 し た信号を ま と め る ため、 波形 コ ン フ ィ ギ ュ レ ーシ ョ ン の信号お よ びバ ス を グループに追加で き ます。 ま た グ ループの中に含まれてい る も の を展開表示 さ せた り 、 非表示に し た り で き ます。 グループ自体は波形デー タ を表示 し ませんが、 その内容の表示/非表示を切 り 替え る こ と がで き ます。 グループは追加、 変更、 削除で き ます。

グループを追加する には、 次の手順に従い ます。

1. 波形コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンで、 グループに追加する 信号ま たはバ ス を 1 つ以上選択 し ます。

注記:グループには、 仕切 り 、 仮想バ ス、 ほかのグループ を含め る こ と がで き ます。

2. [Edit] → [New Group] を ク リ ッ ク す る か、 右 ク リ ッ ク し て [New Group] を ク リ ッ ク し ます。

選択 し た信号ま たはバ ス を含むグループが波形コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンに追加 さ れます。

グループは、 グループア イ コ ン で表 さ れます。

こ の変更は表示上の も ので、ILA コ アには何 も 追加 さ れません。

信号名やバ ス名を ド ラ ッ グア ン ド ド ロ ッ プ し て、 グループに信号やバ ス を追加す る こ と も で き ます。

グループは、 次の方法で移動ま たは削除で き ます。

• グループを移動する には、[Name] 列のグループ名を別の位置に ド ラ ッ グア ン ド ド ロ ッ プ し ます。

• グループを削除する には、 グループを選択 し て [Edit] → [Wave Objects] → [Ungroup] を ク リ ッ ク す る か、 グループ を右 ク リ ッ ク し て [Ungroup] を ク リ ッ ク し ます。 グループに含まれていた信号ま たはバス は、 波形 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンの一番上に配置 さ れます。

グループ名 も 変更で き ます。 詳細は、86ページの 「オブジ ェ ク ト 名の変更」 を参照 し て く だ さ い。

注意:Delete キーを押す と 、 グループ と 、 それに含まれてい る 信号お よ びバ ス が波形 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンか ら 削

除 さ れます。

仮想バス

仮想バ ス を波形コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンに追加する と 、 論理ス カ ラ ーお よ び配列を追加で き ます。 仮想バ ス には、 バ ス の波形が表示 さ れます。 仮想バ ス はその下に昇順で表示 さ れ る 信号の波形で構成 さ れてお り 、1 次元配列に フ ラ ッ

ト 化 さ れます。 追加 し た仮想バ ス は変更ま たは削除で き ます。

仮想バ ス を追加する には、 次の手順に従い ます。

1. 波形コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンで、 仮想バ ス に追加する 信号ま たはバ ス を 1 つ以上選択 し ます。

2. [Edit] → [New Virtual Bus] を ク リ ッ ク す る か、 右 ク リ ッ ク し て [New Virtual Bus] を ク リ ッ ク し ます。

仮想バ ス は、 仮想バ スア イ コ ン で表 さ れます。

こ の変更は表示上の も ので、HDL コー ド には何 も 追加 さ れません。

信号名やバ ス名を ド ラ ッ グア ン ド ド ロ ッ プ し て、 仮想バ ス に信号やバ ス を追加す る こ と も で き ます。 波形 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン フ ァ イ ルを保存す る と 、 新 し い仮想バ ス と それに含まれ る 信号やバ ス も 保存 さ れます。 ま た、 仮想バ ス の名前を波形の別位置に ド ラ ッ グア ン ド ド ロ ッ プ し て移動で き ます。

仮想バ ス の名前を変更する には、「オブジ ェ ク ト 名の変更」 を参照 し て く だ さ い。

仮想バ ス を削除 し 、 その中に含ま れ る も の を グループ解除す る には、 仮想バ ス を選択 し 、 [Edit] → [Wave Objects] → [Ungroup] を ク リ ッ ク す る か、 ま たは右 ク リ ッ ク し てポ ッ プア ッ プ メ ニ ュ ーの [Ungroup] を ク リ ッ ク し ます。

注意:Delete キーを押す と 、 仮想バ ス と 、 それに含まれてい る 信号お よ びバ ス が波形 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンか ら 削 除 さ れます。

オブ ジ ェ ク ト 名の変更

波形ウ ィ ン ド ウ の信号、 仕切 り 、 グループ、 仮想バ ス な ど のオブジ ェ ク ト の名前を変更で き ます。

1. [Name] 列でオブジ ェ ク ト 名を選択 し ます。

2. 右 ク リ ッ ク し 、[Rename] を ク リ ッ ク し ます。

3. 新 し い名前を入力 し ます。

4. Enter キーを押すか、 名前以外の場所を ク リ ッ ク し て、 変更を反映 さ せます。

オブジ ェ ク ト 名を ダブル ク リ ッ ク し て新 し い名前を入力する こ と も で き ます。 変更はす ぐ に反映 さ れます。 波形 コ ン フ ィ ギ ュ レ ーシ ョ ン でのオブジ ェ ク ト 名の変更は ILA コ アのプ ロ ーブ入力に接続 さ れてい る ネ ッ ト 名には影響 し ま せん。

基数

バ ス のデー タ 型を理解する こ と は重要です。 デジ タ ルお よ びアナ ロ グの波形オプシ ョ ン を効果的に使用す る には、 基 数設定 と デー タ 型の関係を知っ てお く 必要があ り ます。 基数設定お よ びそのアナ ロ グ波形解析への影響については、

87ページの 「バ ス の基数」 を参照 し て く だ さ い。

波形ウ ィ ン ド ウ で個々の信号 (ILA プ ロ ーブ) の基数を変更す る には、 次の手順に従い ます。

1. バ ス を右 ク リ ッ ク し ます。

2. [Radix] を ク リ ッ ク し 、 ド ロ ッ プダ ウ ン メ ニ ュ ーか ら フ ォーマ ッ ト を選択 し ます。

° [Binary] (2 進数)

° [Hexadecimal] (16 進数)

° [Unsigned Decimal] (符号な し 10 進数)

° [Signed Decimal] (符号付き 10 進数)

° [Octal] (8 進数)

° [ASCII]

重要:[Objects] ビ ュ ーで基数を変更 し て も 、 波形ウ ィ ン ド ウ ま たは [Tcl Console] の値は変更 さ れません。 波形ウ ィ ン ド ウ で個々の信号 (ILA プ ロ ーブ) の基数を変更す る には、 波形 ウ ィ ン ド ウ のポ ッ プア ッ プ メ ニ ュ ーを使用 し て く だ さ い。

• 実数での最大バス幅は 64 ビ ッ ト です。64 ビ ッ ト よ り も 幅の広いバスの場合は、不正な値にな る 可能性があ り ます。

• 浮動小数点では 32 ビ ッ ト お よ び 64 ビ ッ ト の配列のみがサポー ト さ れてい ます。

フ ロー ト ルー ラ ーの使用

波形 ウ ィ ン ド ウ の上部に あ る 標準ルー ラ ーの絶対サ ン プル値以外のサ ン プル値ベー ス を使用 し てサ ン プルを計測す る には、 フ ロ ー ト ルー ラ ーを使用す る と 便利です。

フ ロ ー ト ルー ラ ーは、 表示/非表示を切 り 替え た り 、 波形ウ ィ ン ド ウ の任意位置に移動 さ せ る こ と がで き ます。 こ の ルー ラ ーのサ ンプル ベース (サンプル 0) は 2 番目のカー ソ ルで、2のカー ソ ルがない場合は、 選択 さ れたマーカーに な り ます。

フ ロ ー ト ルー ラ ー ボ タ ンお よ びフ ロ ー ト ルー ラ ーは、2 番目のカー ソ ル (ま たは選択 さ れたマーカー) があ る 場合に のみ表示 さ れます。

1. ルー ラ ーの表示/非表示を切 り 替え る には、 次のいずれか を実行 し ます。

° 2 番目のカー ソ ルを配置

° マーカーを選択

2. [View] → [Floating Ruler] を ク リ ッ ク す る か、 ま たは [Floating Ruler] ボ タ ン を ク リ ッ ク し ます。

こ の操作は最初に 1 回だけ実行 し 、 繰 り 返す必要はあ り ません。 フ ロ ー ト ルー ラ ーは 2 番目のカー ソ ルが配置 さ れ る たび、 ま たはマーカーが選択 さ れ る たびに表示 さ れます。

ルー ラ ーを非表示にする には、 こ の コ マ ン ド を も う 一度 ク リ ッ ク し ます。

バス ビ ッ ト の順序

波形コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ンでバ ス ビ ッ ト の順序を逆に し て、 信号を MSB か ら 表示す る か、LSB か ら 表示す る かを 切 り 替え る こ と がで き ます。

ビ ッ ト 順序を逆にする には、 次の手順に従い ます。

1. バ ス を選択 し ます。

2. 右 ク リ ッ ク し 、[Reverse Bit Order] を ク リ ッ ク し ます。

こ れでバ スビ ッ ト の順序が逆にな り ます。[Reverse Bit Order] コ マ ン ド の横にチ ェ ッ ク マー ク が表示 さ れ、 適用 さ れ てい る こ と が示 さ れます。

バスの基数

バ ス の値が数値 と し て処理 さ れ る 方法は、 バ ス波形オブジ ェ ク ト の基数設定に よ っ て決ま り ます。

• 2 進数、8 進数、16 進数、ASCII、 お よ び符号な し の 10 進数の基数を使用す る と 、 バ ス の値が符号な し の整数 と

し て処理 さ れます。 バ ス のデー タフ ォーマ ッ ト は基数設定 と 一致 し てい る 必要があ り ます。

• 0 ま たは 1 以外のビ ッ ト を使用する と 、 値すべてが 0 と し て処理 さ れます。

• 符号付き の 10 進数基数を使用す る と 、 バ ス の値が符号付 き 整数 と し て処理 さ れます。

• 実数基数を使用する と 、 バ ス の値は固定小数点ま たは浮動小数点の実数 と し て処理 さ れます。 こ れは、図6-6 に 示す [Real Settings] ダ イ ア ロ グボ ッ ク ス の設定に よ っ て決ま り ます。

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