12. 砂防基盤地図メニュー
12.1. ポリゴン外削除
DMデータファイルについてポリゴンの内側部分を残し、外側部分を削除する機能です。
【準備】
あらかじめ、ポリゴン(閉じた面・線要素)を作成しておく必要があります。ひとつのポリゴンが複数の要素に分かれ、
端点で接している場合も対応しています。また、ポリラインの端点が同じXY座標で図郭線上にある場合も対応して います。そのポリゴンに適当な分類コード(例えば9999)を設定しておきます。ポリゴンのZ値は関係ないので、2次 元・3次元要素のどちらでもかまいません。また、ポリゴンの回転方向は時計回り、反時計回りどちらでもかまいま せん。ポリゴンが複数個の場合にも対応しています。この場合、それぞれのポリゴンの内側部分を残し、ポリゴンに 入っていない部分を削除します。
複数の図郭の属する線(E2)からなるポリゴンに対応しています
ポリラインの端点が図郭線上にあり、
かつX座標かY座標が同じ場合、
図郭線上を直線で結び、ポリゴンとすることで、
対応しています。
このケースには対応していません。
事前に線を編集して、ポリゴンにしてください。
図郭
複数のポリラインが図郭で切れている場合、
事前に線を編集して、ポリゴンにしてください
【実行】
[砂防基盤地図]-[ポリゴン外削除]メニューを選択します。面(E1)、線(E2)要素をリストアップし、個数を表示します。
ポリゴン外削除で参照するポリゴンが含まれている分類コードを選択します。【ポリゴンの確認表示のみ】でポリゴ ンを確認します。XY平面での面積が0.0になっているポリゴンや、ポリゴンの線が自己交差している場合もリスト アップします。ポリゴンに問題がなければ【ポリゴンの外側を削除する】で実行します。
【データタイプが面(E1)と建物はポリゴンの外を残す】「ポリゴンの外側を削除する」でデータタイプが 面(E1)あるいは分類コード3001から3004の建物がポリゴンの線と交差する場合、ポリゴンで切断せずに、
そのままの形状を残します。従って、図形の一部がポリゴンの外側に残ることになります。「ポリゴンの 内側を削除する」では、一部ポリゴンの外側に出ていてもすべて削除されます。
【注記(E7)は削除しない】データタイプが注記(E7)は削除しません。
処理が済むと、3Dパネルに残ったデータを表示します。ポリゴンとして選択した分類コードの要素は削除処理の対 象外ですので、そのまま残ります。 [編集]-[元に戻す],[再実行]で処理の取り消し、再実行ができます。
【処理内容】
線要素は、ポリゴンとの交点で切断し、点を発生させます。XY 座標については、ポリゴンとの交点を倍精度の実数 で計算した後、地図の精度で丸めます。3次元要素の場合、切断点でのZ値は前後の点から比例配分で計算し、その 後、地図の精度でZ値を丸めます。
ポリゴンの線
Z1
Z2
この点のZ値はZ1,Z2から按分する
面・線要素以外は、1点で判定し、点がポリゴンの内側か線上にあれば残します。
要素 判定
E3 円 円の中心で判定 E4 円弧 円の中心で判定 E5 点 点の座標
E6 方向 点の座標(方向を示す座標は考慮しない)
E7 注記 代表点の座標値(文字列がポリゴンの外側に出ることもあります) E8 属性 代表点の座標値
ポリゴンの線とピッタリ重なる部分は残ります。
ポリゴン ポリゴン
ポリゴンとピッタリ重なる部分は残ります
普通建物など閉じた図形の一部を削除した場合、図形は開いたままになり、閉じた図形にはなりません。元の図形の 始点がポリゴンの中にある場合、始点は切断された位置に移ります。
ここに線分はありません
1 1
2
2
3 3 4
4 5
(数字は要素の点の順番を示しています)
【注意】
ポリゴンが重なっている場合、線はポリゴン上で切れてしまいます。
どちらかで切れる ポリゴン
ポリゴン