このセクションでは、vSphere ホストおよびアーキテクチャのサポートに必要なインフ ラストラクチャ サーバーのインストールと構成について説明します。表 15 に、実行 する必要のあるタスクを示します。
表 15 サーバー インストールのタスク
タスク 説明 リファレンス
vSphereのインスト ール
ソリューション用に導入した物理 サーバー上にvSphereハイパー バイザーをインストールする。
vSphereのインストールと セットアップ ガイド
vSphereネットワーク の構成
NIC(ネットワーク インターフェイ ス カード)トランキング、
VMkernelポート、仮想マシン ポート グループを含むvSphere ネットワークを構成する。
vSphereネットワークの構成
XtremIOイニシエー ター グループへの vSphereホストの追加
「ストレージ アレイの準備と」で 作成したイニシエーター グルー プにvSphereホストを追加する。
EMCオンライン サポート
VMwareデータストア の接続
ソリューション用に導入された vSphereホストにVMwareデー タストアを接続する。
vSphereデータストアの
接続
vSphereの最適化 XtremIOアレイの最適なパ
フォーマンスを保証するために 必要な構成変更を行う。
vSphereのXtremIO向けの
最適化
vSphere で使用するサーバーの初期電源投入時に、サーバーの BIOS で、ハード
ウェアによる CPU 仮想化設定支援機能およびハードウェアによる MMU 仮想化設 定支援機能を確認するか有効にします。サーバーに RAID コントローラーが搭載さ れている場合、ローカルディスクにミラーリングを構成することをお勧めします。
vSphereインストール メディアを起動し、各サーバー上にハイパーバイザーをインス
トールします。インストールには、vSphere ホスト名、IP アドレス、root パスワードが 必要です。適切な値は「お客様構成ワークシート」にあります。
「VMware vSphereネットワーク ガイド」では、ロード バランシング、リンク統合、フェ イルオーバー オプションなど、vSphere のネットワーク構成について説明します。
ネットワーク インフラストラクチャでサポートされるオプションに基づいて、適切な ロードバランシングオプションを選択します。詳細については、「参照ドキュメント」に あるドキュメントのリストを参照してください。
ネットワーク インターフェイス カード
vSphere のインストールの間に、標準の仮想スイッチ(vSwitch)が作成されます。デ
フォルトでは、vSphereでは1個の物理NICのみがvSwitchアップリンクとして選択 されます。冗長性と帯域幅の要件を満たすために、追加の NIC を構成する必要が あります。この構成は、vSphere コンソールを使用するか、vSphere クライアントから
vSphereホストに接続して行います。
vSphereのインス
トール
vSphereネットワー
クの構成
第 4 章: ソリューションの実装
各vSphereサーバーには、冗長性を確保し、ネットワーク ロード バランシング、リン
ク統合、ネットワーク アダプター フェイルオーバー機能を使用できるようにするため に、各仮想ネットワークに対して複数のインターフェイスカードが搭載されています。
VMkernelポート
必要に応じて、インフラストラクチャ構成に基づいて以下の VMkernel ポートを作成 します。
• vMotion用のVMkernelポート
• 仮想デスクトップポートグループ(仮想デスクトップがネットワーク上の通信に 使用)
これらの設定の構成手順については、VMware の「vSphere ネットワーク」ガイドを参 照してください。詳細については、「参照ドキュメント」にあるドキュメントのリストを参 照してください。
ストレージ アレイの準備と「」で構成したデータストアを適切な vSphere サーバーに 接続します。これらには、次のものに対して構成されたデータストアが含まれます。
• 仮想デスクトップストレージ
• インフラストラクチャ仮想マシンのストレージ(必要な場合)
• SQL Serverのストレージ(必要な場合)
vSphere サーバーが XtremIO ボリュームにアクセスできるようにするには、XtremIO
イニシエーター グループを作成し、XtremIO Storage Management Applicationで次 の手順を使用して各グループに適切なvSphereホストを追加します。
1. [Configuration]をクリックします。
2. [Initiator Group]パネルで[Add]を追加します。
3. [Add New Initiator Group]ウィンドウで、[Initiator Group Name]フィールド に名前を入力し、[Add]をクリックします。
4. [Add Initiator]ウィンドウで、[Initiator Name]フィールドに名前を入力し、
[Initiator Port Address]リストを使用してターゲットのイニシエーター グルー プに追加する vSphere サーバーのイニシエーター ポートを選択します。
[OK]をクリックして、[Add Initiator]ウィンドウに戻ります。
5. [Add Initiator]ウィンドウで、必要に応じてステップ4を繰り返して、ターゲッ トのイニシエーター ポートをすべてイニシエーター グループに追加します。
すべてのイニシエーターの追加が完了したら、[Finish]をクリックします。
6. [Configuration]メニューで、[Volumes]パネルからターゲット ボリュームを 選択し、[Initiator Groups]パネルからターゲット イニシエーターグループを 選択します。次に、[Map All]ボタンをクリックし、[Apply]をクリックして、プ ロセスを完了し、vSphere サーバーに選択したボリュームへのアクセス権を 付与します。必要に応じてこのステップを繰り返し、残りのイニシエーター グ ループに残りのボリュームへのアクセス権を付与します。
vSphereデータスト
アの接続
8. 必要に応じてこの処理手順を繰り返し、各 vSphere クラスターに対してイニ シエーターグループを作成します。
XtremIOイニシエーター グループの構成後にvSphereデータストアをフォーマットす
る方法については、VMwareの「vSphereストレージ ガイド」に説明があります。詳細 については、「参照ドキュメント」にあるドキュメントのリストを参照してください。
XtremIO アレイを vSphere とともに使用する場合に最適なパフォーマンスを保証す
るには、複数の変更が必要です。そのような変更の概要は「EMC XtremIO ストレー ジアレイユーザーガイド」に記載されていますが、次の操作が含まれます。
• 各vSphereデータストアに対して、vSphereストレージデバイスのパスの選択
設定を[Round Robin (VMware)]に変更する。これを行うには、次の vSphere
PowerCLI コマンドを使用します。clusterは、ターゲットの vSphere ホストが存
在するvSphere クラスターの名前で置き換えます。必要に応じて各クラスター
に対して繰り返します。
Get-VMHost -location cluster | get-scsilun -luntype "disk"
| where {$_.MultipathPolicy -ne "RoundRobin"} | Set-ScsiLun -MultipathPolicy "RoundRobin"
• vSphere のDisk.SchedQuantumの設定を64 に変更し、Disk.DiskMaxIOSize の設定を 4096 に変更する。これを行うには、次の vSphere PowerCLI コマン ドを使用します。cluster は、ターゲットの VSphere ホストが存在する VSphere クラスターの名前で置き換えます。必要に応じて各クラスターに対して繰り返し ます。
Get-VMhost -location cluster |
Set-VMhostAdvancedConfiguration Disk.SchedQuantum -Value 64 Get-VMhost -location cluster |
Set-VMhostAdvancedConfiguration Disk.DiskMaxIOSize -Value 4096
• 各vSphereデータストアに対して、vSphereのDisk.SchedNumReqOutstanding の設定を 256 に変更する。これを行うには、次の vSphere PowerCLI スクリプ トを使用します。この処理を各 vSphere クラスターで繰り返し、ターゲットの ClusterNameでスクリプトを更新します。
$vmhosts = get-vmhost –location ClusterName foreach ($vmhost in $vmhosts) {
$esxcli = get-esxcli -vmhost $vmhost
$AllLUNs = getscsilun vmhost $vmhost | where {$_.vendor -eq "XtremIO"}
foreach ($lun in $AllLUNs) {
$CN = $lun.canonicalname
$EsxCli.storage.core.device.set($null, $cn, $null, $null,
$null, $null, $null, 256, $on) } }
このセクションで説明した設定は、EMC XtremIOアレイに接続されたvSphereホスト にのみ適用されます。他のアレイ(他の EMC アレイも含む)でホストされているブ ロックデータストアには適用しないでください。NFSデータストアとXtremIOの両方に 接続されている vSphere ホストでこれらの設定を使用してもかまいません。NFS データストアとの通信にこの設定は影響を与えません。
vSphereのXtremIO 向けの最適化
第 4 章: ソリューションの実装
EMC VSI プラグ インでは、管理者は XtremIO 管理コンソールを使用しなくても、ほ
とんどの共通XtremIO管理タスクをvSphere Web Clientから実行できます。さらに、
管理者はvSphere PowerCLIを使用しなくても、プラグ インを使用してXtremIOの主
要 vSphere ホスト最適化を実行できます。VNX アレイがこのソリューションの一部と
して導入されている場合、管理者はVSIプラグ インを使用してこのストレージを管理 することもできます。
ソリューションで VSI プラグ インを使用する場合は、インストール、構成、操作手順 について「EMCVSI for VMware vSphere Web Client Product Guide」を参考にしてくだ さい。
図 13に、[vCenter Home]ページに表示されている、vSphere Web Clientと正常に 統合されたEMC VSIのインストールを示します。
図 13. vSphere Webクライアント: EMC VSIの統合
[vCenter Home]>[Storage Systems]オプションでは、VSIプラグ インに追加したす べてのEMCストレージ システムのリストが表示されます。図 14の例では、XtremIO アレイが正常に追加され、vSphere Web Clientで管理できるようになっています。
図 14. vSphere Webクライアント: EMC VSIストレージシステム
VSIプラグ インにアレイを追加した後で、vSphere Web Clientにはアレイのすべての データストアのリストが表示されます。データストアを右クリックし、[All EMC VSI
Plugin Actions]を選択して、そのデータストアに適用できるすべてのアクションにア
EMC VSI (Virtual Storage Integrator の導入
図 15. vSphere Webクライアント: EMC VSI XtremIOデータストアアクション
SQL Server データベースのインストールと構成
表 16では、このソリューション用にMicrosoft SQL Serverデータベースをセットアッ プおよび構成するためのタスクを説明します。タスクが完了すると、仮想マシン上に SQL Server と 、vCenter、Update Manager、XenDesktop、Citrix Provisioning
Servicesで必要なすべてのデータベースがセットアップされます。
注: SQL Server仮想マシン用のOSボリュームを、VSPEXプライベート クラウド プールに入 れることをお勧めします。CPUおよびメモリの推奨値は表 16を参照してください
表 16 SQL Serverデータベースのセットアップのタスク
タスク 説明 リファレンス
SQL Server用仮想 マシンの作成
インフラストラクチャ仮想マシンに 指定されているいずれかの vSphereサーバー上にSQL
Serverをホストするための仮想マ
シンを作成し、共有インフラストラ クチャに指定されているデータス トアを使用する。
仮想サーバーがハードウェアおよ びソフトウェア上の要件を満たす ことを確認してください。
vSphere仮想マシン管理
仮想マシンへの Microsoft Windows のインストール
Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard Editionを仮想マ シンにインストールする。
Windows Server 2012 R2の インストールと導入