Tunnel
RAID 10 は RAID 0 のパフォーマンスと RAID 1 レベルのデータ保護機能を持っています。 RAID
1 ベイモデルの場合 :
33 章4:ストレージスペースの管理
3 サイズ (GB) フィールドに値を入力するか、 [最大] をクリックしてディスクグループで使用可能なサイズの値
を自動入力させます。
注:値は元のボリューム容量より大きな容量でなければなりません。
4 [OK] をクリックします。
大きなディスクに交換してボリュームまたはディスクグループを拡張する
内部ストレージ用の HDD の容量が足りなくなった場合、オリジナルのデータを失わずに大きい HDD と交換す るには以下の手順に従ってください。
Synology DiskStation ユーザーガイド
DSM 4.1 ベース
34 章4:ストレージスペースの管理
SHR ボリューム:
1 容量拡張に必要な交換ディスクの数を決定:
SHR ボリュームのすべてのハードディスクが同じサイズであれば、最低でも2 台の大容量ディスクが必要
です。
SHR ボリュームのハードディスクのサイズがそれぞれ異なる場合は、次の手順に従ってディスクを交換し
てください。
a 大きいものから順番にディスクを並べ替えます。
b 1 ディスク冗長 SHR については、最大サイズのディスクを 1 台除外します。
2 ディスク冗長 SHR については、最大サイズのディスクを 2 台除外します。
c 交換するディスクは残りのディスクの中で最も大きいものとなります。
2 上記の条件から判断して、1 台のディスクをより大きいサイズのものに交換します。
3 DSM にadminとしてログインし、 [メインメニュー] > [ストレージマネージャ] > [ボリューム] を選択しま す。
4 増設したいボリューム(「劣化」と表示されています)を選択し、 [管理] をクリックした後、 [修復] を選択 してウィザードに従い新しいディスクを初期化し、ボリュームを修復します。
5 ボリュームのステータスが「劣化」から「正常」に変わったら、上記の手順で次のディスクを交換します。
6 システムは自動的にボリュームまたはディスクグループを拡張します。
ディスクを追加してボリュームまたはディスクグループを拡張する
Synology DiskStation に空白のハードドライブベイがある場合は、ディスクを追加することによってJBOD、
RAID 5、RAID 5+Spare、RAID 6、SHRボリューム、またはディスクグループを拡張することができます。
ディスクを追加してボリュームまたはディスクグループを拡張する:
1 Synology DiskStation 用の新しいハードドライブをインストールします。
2 変更するボリュームまたはディスクグループを選択します。
3 [管理] をクリックして、 [ハードディスクを追加してボリュームを拡張する] (ボリューム拡張用)と [ハー ドディスクを追加して RAID を拡張する] (ディスクグループ拡張用)を選択します。
4 ディスクの選択セクションでハードドライブを選択します。
5 ウィザードに従って設定を終了します。
注:
RAID 5、RAID 5+Spare、RAID 6 ボリュームまたはディスクグループの場合、ハードドライブのサイズは、必ず
ボリュームまたはディスクグループ内の最小ディスクサイズ以上にします。
ボリュームまたはディスクグループのステータスは正常になります。
ディスク追加のステータスには、初期化済みまたは未初期化のいずれかが表示されます。
同じ方法で、Synology 拡張ユニットでボリュームを拡張することもできます。1
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1Synology 拡張ユニットは特定のモデルでのみ対応しています。詳
35 章4:ストレージスペースの管理
ストレージマネージャで iSCSI Target を管理
メインメニュー > ストレージマネージャの順に進み、iSCSI Targetタブをクリックし、Synology DiskStation の iSCSI Target を管理します。Synology DiskStation では、最大 10 または 321 iSCSI Targets を管理することがで
き、iSCSI LUN をそれらにマップすることができます。
用語説明 iSCSI
iSCSI は、データストレージ装置に対するストレージネットワーク標準を基にしたインターネットプロトコル
です。IP ネットワークに SCSI コマンドを送ると、iSCSI は、ローカルエリアネットワーク (LAN)、広域ネッ
トワーク (WAN)、またはインターネット経由でデータを転送できます。
iSCSI を使うと、ストレージサーバーのスペースがクライアントのオペレーションシステムによりローカルデ
ィスクとして処理されます。実際は、ディスクに転送されるすべてのデータはネットワーク経由でストレージ サーバーに転送されます。
iSCSI Target と LUN
SCSI テクノロジーでは、LUN(論理装置番号)は、物理的な SCSI デバイス(「Target」と呼ぶ)の一部であ
る個別の SCSI アドレス(論理的な)を示します。
iSCSI 環境は、SCSI ハードディスクへの接続をエミュレートします。iSCSI Target は、接続インタフェースの
ようなものであり、LUN は必然的に番号が付けられたディスクドライブです。iSCSI Target が iSCSI 開始プロ グラム(クライアント)により接続されると、iSCSI Target にマップされたすべての LUN は事実上クライアン トのオペレーションシステムに取り付けられます。したがって、開始プログラムはあたかも SCSI または IDE ハードドライブのように iSCSI LUN のファイルシステムを管理することができます。
iSCSI Target を作成する:
1 [作成] ボタンをクリックします。
2 名前、IQNなどを含む iSCSI Target の情報と、CHAP 認証を有効にするかどうかを入力します。
3 [次へ] をクリックします。
4 iSCSI LUN マッピングを設定します。 [新規 iSCSI LUN 作成] または [既存の iSCSI LUN をマッピング] を選 択します。
注:iSCSI LUN の詳細は、37ページの「ストレージマネージャで iSCSI LUN を管理」を参照してください。
5 [次へ] をクリックします。
6 [戻る] をクリックして修正する、または [適用] をクリックして設定を確定します。
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132 個の iSCSI Target は特定のモデルでしか使用できません。詳し
Synology DiskStation ユーザーガイド
DSM 4.1 ベース
36 章4:ストレージスペースの管理
用語説明
IQN:IQN (iSCSI Qualified Name) は、iSCSI Target に対する固有の名前です。別のサーバーの iSCSI Target IQN と衝突しない名前にします。IQN は、最大128文字で、文字(大文字小文字を区別する)、数字、コロ ン、ダッシュ、ドットが使用できます。推奨される名前の形式は、iqn. [日付] . [ドメイン] : [デバイス識別子] です。例:iqn.2000-04.com.synology:storage.diskarray.1。
CHAP 認証:CHAPを選択すると、サーバーは、クライアントを識別できるようになります。相互CHAPで
は、クライアントとサーバーが互いに認証し合います。ユーザー名は、1~12 の文字または数字で構成し、パ スワードは、12~16 の文字または数字で構成します。
iSCSI Target を削除する:
iSCSI Target やマッピングした iSCSI LUN を削除できます。iSCSI LUN を削除すると、iSCSI LUN 上のすべて のデータも削除されます。
1 削除する iSCSI Target を選択します。
2 [削除] をクリックします。
3 マップした iSCSI LUN も削除する場合は、 [マップした iSCSI LUN も削除する] を選択して、削除する対象 を選択します。
4 [OK] をクリックします。
iSCSI Target を編集する
1 編集する iSCSI Target を選択します。
2 [編集] をクリックします。
3 希望する内容に設定を編集します。 [OK] をクリックして、変更を保存します。
用語説明
CRC チェックサム: CRC チェックサムを有効にすると、データ転送中にエラーが発生したかどうか確認でき ます。
マルチセッション:ひとつまたは複数の開始プログラムによる複数のセッションから同時に同じ iSCSI Target への接続を可能にします。ファイルの破損や予期しないデータ損失から守るためには、VMware Virtual Machine File System (VMFS) や Oracle Cluster File System (OCFS) などの共有ファイルシステムまたはクラ スタシステムを採用することを強く推奨します。
マスキング:マスキングすると、iSCSI Target が特定の iSCSI 開始プログラムの IQN から排他的にアクセス できるようになります。
iSCSI Target を有効/無効にする:
1 有効/無効にする iSCSI Target を選択します。
2 [有効] または [無効] をクリックします。
iSNS サーバーに iSCSI Target を登録する:
1 [iSNS] をクリックします。
2 [iSNS を有効にする] を選択します。
3 iSNS サーバーフィールドに iSNS サーバーの IP アドレスを入力します。
4 [OK] をクリックします。
用語説明 iSNS
iSNS (Internet Storage Name Service) は通常、複雑なストレージ配置のローカルエリアネットワークに使用さ れ、IT スタッフはストレージの検出と iSCSI デバイスの管理を簡単に行うことができます。DiskStation のすべ ての iSCSI Target をネットワークの iSNS サーバーに登録することができます。
37 章4:ストレージスペースの管理
ストレージマネージャで iSCSI LUN を管理
メインメニュー > ストレージマネージャの順に進み、iSCSI LUNタブをクリックし、Synology DiskStation で
iSCSI LUN を管理します。iSCSI LUN(論理ユニット番号)は複数の iSCSI Target にマッピングして読取りや
書込みなどのストレージ操作を行います。DiskStation に最大 10 または 2561 iSCSI LUN を作成することができ ます。
iSCSI LUN の作成には 2 つの方法があります:
複数ディスクを指定する(ブロックレベル)。
ボリュームスペースの一部を指定す(通常ファイル)。
複数のディスクで iSCSI LUN を作成すると、ボリュームと同様に、修復、拡張、または RAID タイプへの変更が できます。(ボリューム管理に関する詳細は、本章の29ページを参照してください。)
iSCSI LUN を作成する:
1 [作成] をクリックします。
2 [カスタマイズ] を選択します。
3 [次へ] をクリックします。
4 作成する iSCSI LUN タイプを選択します。
iSCSI LUN(通常ファイル):iSCSI LUN は、使用するボリュームスペースの範囲を指定して作成します。
名前、場所、Thin Provisioning、容量 (GB)、iSCSI Target マッピングなどの iSCSI LUN の構成を設定し ます。
iSCSI LUN(ブロックレベル)- RAID 上の単一 LUN: iSCSI LUN は、複数のハードディスクを結合して
作成されます。LUN の名前を入力して、 [iSCSI Target マッピング] を選択して次へをクリックします。ボ リュームと同じように LUN を作成および管理することができます。ボリュームの作成の詳細については、
30ページの「複数のハードディスクを結合してボリュームを作成する」を参照してください。
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1256 個の iSCSI LUN は特定のモデルでのみ対応しています。詳しく
Synology DiskStation ユーザーガイド
DSM 4.1 ベース
38 章4:ストレージスペースの管理
iSCSI LUN(ブロックレベル)- RAID 上の複数 LUN: 1 つのディスクグループに部分スペースを割り当て
て iSCSI LUN は作成されます。LUN の名前を入力して、 [iSCSI Target マッピング] を選択して [次へ] を クリックします。ボリュームと同じように LUN を作成および管理することができます。ボリュームと同様 に、修復、増設、または RAID タイプを変更できます。ボリュームの作成の詳細については、30ページの
「1 つのディスクグループに部分スペースを割り当ててボリュームを作成する」を参照してください。
5 iSCSI Target マッピングについて:
iSCSI Target マッピングドロップダウンメニューから、既存の iSCSI Targetマッピングを選択すると、既
存の iSCSI Target を選択するように指示するメッセージが表示されます。
[新規 iSCSI Target 作成] をiSCSI Target マッピングドロップダウンメニューから選択すると、新しい
iSCSI Target を選択するように指示するメッセージが表示されます。
注:iSCSI Target 作成の詳細については、35ページの「ストレージマネージャで iSCSI Target を管理」を参照し
てください。
6 ウィザードに従って設定を終了します。
用語説明
Thin Provisioning:Thin Provisioning は、ストレージスペースを必要なときに必要なだけ割り当ててストレ
ージを最適化する方法です。この設定は、iSCSI LUN(通常ファイル)でのみ利用可能です。
iSCSI Target のマッピング: iSCSI LUN をひとつまたは複数の iSCSI Target にマップします。
iSCSI LUN を削除する:
iSCSI LUN を削除すると、iSCSI LUN 上のデータもすべて削除されます。iSCSI LUN とマップされている
iSCSI Target との接続も失われます。
1 削除する iSCSI LUN を選択します。
2 [削除] をクリックします。
3 [キャンセル] をクリックすると処理を中断し、 [OK] で続行します。
iSCSI LUN を編集する:
1 編集する iSCSI LUN を選択します。
2 [編集] をクリックします。
3 プロパティおよびマッピングで環境を設定します。
4 [OK] をクリックして、設定を保存します。
注:iSCSI LUN の容量を変更する際にデータを損失しないように、現在のサイズより大きい容量にしか変更できな
いようになっています。