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プロジェクトの開発研究成果の社会(地域・日本・世界)、経済、産業への還元状況 1  .民間企業への技術移転進捗 I (優れている点)

ドキュメント内 研究プロジェクト評価報告書 平成25年度 (ページ 46-84)

状況について |セイコーエプソン社との共同研究開発のため、企業の目的意識が 開発のベースにある。共同研究を行って来たセイコーエプソン (株)が、 2015 年から双腕ロボットの市場投入を検討している。

同社による、有効な社内利用と、商品化が期待できる。着実に行 われているようである。

(不十分な点)

中土との協力にとどまっており、ほかへの普及には若干時聞がか かると想像される。

(改善のポイント)

プロジェクト終了後もコンサルテーションを続けられると良 いと思う。検査プラットフォーム、高度運動制御プラットフォー ム共に、早い時期の商品化を期待したい

2. 発明、特許権その他の知的

(優れている点)

財産権の状況について |多くの特許が、共同研究先のセイコーエプソン者から出願されて おり、特許として活きることが期待できるの出願した特許の総数 は、 61 件であり、そのうちの 15 件が公開、特許権登録は既に l 件ある。テーマから考えると発明・出願共によく出されてい

(不十分な点)

代表的な特許を見ると、検査関係と、高度運動制御関係の研究 それぞれが開発した特許出願が書かれており、協力して出願し た成果が書かれていなし、。協力した研究開発成果があるなら書 いてほしい。後進のフォロワ一、国・企業の追随への対策がな されているか?相手の出口をふさぐ)

(改善のポイント)

3. 論文・著書・学会等発表の状 況

(優れている点)

ICRA などの、レベノレの高い国際会議にも複数の論文が採択され ている。 5 年間で、論文・著書も 1 4 件、国際学会での 1 7 件、

国内学会での 1 3 件の発表を、 61 件の特許出願と共に行ってい る。今後多くの研究成果の論文としての発表が期待できる。

(不十分な点)

研究開発のアクティビティに比して、学会誌等への論文発表は多 くない。

(改善のポイント)

企業との共同研究開発であり難しい面もあると思われるが、研究 成果としても優れたものなので、結果の学会誌等での公表を今後

も引き続き心がけていただきたい。

4. 各種表彰・受賞・新聞報道等 I (優れている点)

の状況について |研究に参加した学生(森田賢)が、平成 24 年計測自動制御学 会の学術奨励賞を受けている。

企業との共同研究の制約下ではこの程度になるであろう。

(不十分な点)

企業との共同研究の成果を、広く社会に広報することについて は問題もあるが、出来るだけ広く広報する努力をするべきと考 えられる。企業との共同開発の性格上、表彰や報道等はほとんど ない。

(改善のポイント)

プロジェクト終了後に期待する。

成果を商品化することで、話題にもなり、また、受賞の対象にな ると考えられる。早い時期の市場投入を期待したい。

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総括 E (優れている点)

上記 1. ...3. までの評価に基|実用を目指した優れた研究開発が行われた。新産業‘分野'とま づき、「新産業分野創出 j r こ結び|では言えないが、人間によるライン労働のロボットによる代替 つく開発研究成果が出ているか|をいっそうすすめる研究成果である。具体的には、多くの人の (研究のアウトプット)、また現実|作業を機械化するロボット、ロボットシステムを開発するため に「新産業分野創出」出) (研究成|の基盤技術と、基盤要素の開発を行っている。もちろんこれま 果に基づく産業活動のアウトカ|でにない、微細あるいは、柔軟な素材の取り扱いが組立手作業 ム)に結び付いているか、を中|で行えるロボットの開発に関連する産業の創出が期待される 心に評価して下さい。 が、これらは、組み立て作業のみならず、介護、医療の分野で 利用できこの分野での産業が創出されることが期待できる。と 注1)ここで言う新産業「分野 J とは、|くに小型のマニピュレータについては、近年、欧米各国に若干水 新産業に結びつく新たな切り口・独|を開けられている感があるが、本成果が商品化されれば、それを

自性。 I 挽回することができる。

(不十分な点)

(改善のポイント)

検査プラットフォームについても、実用性は十分に高いと考えら れるので、早い時期の現場での実利用や商品化を期待したい。

人が機械を行う多くの技術を開発しており、介護、医療の分野 での利用についても、応用の可能性についても言及すべきであ る。プロジェクト終了後に期待する。企業側での今後の展開を 見守り新しい課題や見落としていた課題を継続カバーできる

とよし九

評価:

01. 優れた研究成果を挙げ、かっ、「新産業分野創出」に結 び

付く評価を挙げている。

2. 優れた研究成果は挙げているが、「新産業分野創出」に結 び付くには課題を残す。

3. 優れた研究成果を挙げているとは言えないものの、「新産 業分野創出」に結び付く可能性は高い。

4. 研究成果は他に優れたとは言えず、「新産業分野創出」に 結び付く成果も期待出来ない。

E. プロジェクトの研究費の実績

総括 m (優れている点)

外部資金の獲得状況と、その|研究に必要な経費は、セイコーエプソン社が負担し、外部資金と

資金が十分に活用されているか|して 主に民聞からの資金計 156.92 百万円に基づいて研究が の観点から評価して下さい。 I 行われている。大学の研究者は予算の心配なく研究活動を進める ことができたように思われる。この資金で、多くの研究成果が 挙げられていることは評価できる。産業側の具体的必要性を踏 まえてテーマ設定されているが、展開にあたっては作為的にか っ柔軟なアイデアで研究がすすめられ大学の研究として良い

レベルに達している。

(不十分な点)

(改善のポイント)

これらの成果を、急ぎ商品化するには、大学がよりコミットして JST や NEDO の予算を獲得し それにより開発を進めることも 可能であろう。

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W. 総合評価

総括 I-m を踏まえ、本プロジェクトを総合的に評価して下さい。

本プロジェクトは、工学研究科の小菅一弘教授と情報科学研究科の橋本浩一教授とセイコーエ プソン株式会社生産技術センターとの共同研究で、組み立て作業の自動化のためのロボットシ ステムの開発のプラットフォームとして、検査プラットフォームと高度運動制御プラットフォ ームを開発し、人が行っている作業の機械化するためのいろいろの技術基盤と、ロボットシス テムを開発している。

サブ?テーマ「検査プラットフォームの開発 j においては、手持ちカメラ等を用いた簡単なセットア ップで、製造ライン等での確実な目視検査を行う基盤が開発され、いろいろの検査作業への応用を 示している。

また、「高度運動制御プラットフォームの開発 J では、複雑な作業を遂行することのできる小型マニ ピュレータが開発され、従来ロボット単独では難しかった、工場内の組立作業等の自動化が可能と なった。具体的には、 7 自由度双腕マニピュレータの協調制御系を設計し、 3 本指のハンドを用 いてさまざまな物体を操ることが出来ることを示し、人が行っている多くの作業をロボットで 置き換えられる可能性を示した。

これらは当初の開発計画を実現しており、大変評価できる。

今後、共同研究を行ったセイコーエプソン社の社内のみでなく、より広い場面で本研究の成果が使 われていくことを期待したい。企業側がこれをどう受け取り展開されるかが興味をもたれるが、

「改善」を続ける産業側の特性上、大学側としてもプロジェクト終了後のフォローアップ(コ ンサルテーション)が望ましいと思う。

これらはいずれも我が国の産業の国際競争ノJ を増進するものであり、本プロジェクトは、優れた 成果を導き出したと高く評価される。

(全体に対するコメントがありましたら、記載して下さい。)

研究プロジェクト評価書面審査表(まとめ)

(研究プロジェクト評価書面審査委員氏名:。大滝義博、寺岡慧、伊藤豊)

プロジェクト名|異分野融合による糖尿病への低侵襲細胞療法の確立

プロジェクトリーダー名|教授 後藤 昌史

1.プロジェクトの開発研究計画に照らした開発研究の進捗状況に係る評価等

1 開発研究の進捗状況(当初

の開発研究計画に照らした 開発研究の進捗状況)

(優れている点)

本プロジェクトの目的に対し、 5 つの技術革新目標を掲げ、

各々の目標に向けて大学・研究機関・研究者が、工学・薬学・

免疫・農学などの分野を超えて連携しあい研究を進めている点 は高く評価できる。また、概ね年度計画に沿った進捗状況にあ

り、今後の進展が大いに期待できる。

各技術革新目標において優れている点を以下に記す。

(1)微小電極デ、パイスの導入による非侵襲的梓島機能評価シス テムは、醇島の viability および機能評価において有用性が証 明されており、短時間で非侵襲的に検査できる点で、優れた研究 成果として評価できる。

(2) C5a 阻害剤が凝固活性抑制作用を介して移植醇島の早期障 害を抑制することを証明し、新たに C5a 阻害ペプチドを開発し たことは、醇島移植における最大の難関の一つで、ある移植後早 期グラフト障害の克服に有望と考えられる。

(3) ヒト枠組織に対して良好な消化作用を示し、効率よく viability の良好な醇島分離が可能な、しかも不純物を含まな いリコンビナントタイプの梓島移植用酵素が開発されたこと は大変有用と考えられる。

(4) 新規高感度イメージングシステムの開発により惇島移植後 の血管新生を可視化して検討を可能にし得たことは大きな成 果である。このことにより移植後の血管新生に与える種々の因 子(免疫抑制薬、その他の薬剤、移植部作など)の検討が可能

となると考えられる。

(5) 高分子化合物のゲル化を応用したマクロカプセル化醇島 を用いた新型バイオ人工梓島の開発は魅力的な研究である。マ クロカプJセル化により免疫反応を防止することが可能であり、

免疫抑制薬を用いることなく移植惇島を生着させることが可 能である。その点では非常に魅力的なコンセプトであるが、コ ンセプト自体は新しいものではない。 1980 年代 Chang らは microencapsulation という手法を用いて artificial cell とい う概念を提案し、以来種々の検討が行われた。わが国では岩田

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ドキュメント内 研究プロジェクト評価報告書 平成25年度 (ページ 46-84)

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