第 4 章 プロジェクトの基本計画
4.5 プロジェクト実施体制
プロジェクトは、ディエンビエン省(人民委員会)を責任機関とし、DARDと、VNFOREST を実施機関とする。図4.1に示すように、これらの機関と日本側が連携し、プロジェクト実 施組織(日本側、ベトナム側のプロジェクト実施チーム)と、これに助言と承認を与える 合同調整委員会(Joint Coordination Committee: JCC)から成る体制を構築する。
合同調整委員会は、原則として、半年に一度開催され、活動計画(PO)に基づくプロジェク ト活動のモニタリング、プロジェクトの実施期間中の重要事項に関する協議と助言、活動 計画の承認などを行う。
図4.1 実施体制
合同調整委員会のメンバーとして以下を予定している。
委員長(議長)
・ディエンビエン省人民委員会副委員長
・VNFOREST副総局長
ベトナム側委員
・省農業農村開発部副部長(副委員長(議長)
・省天然資源・環境部
・省計画・投資部
・省財務部
VNFOREST 省 PMU&
事務担当スタッフ
パイロットエリアの ステークホルダー
ディエンビエン省 中央政府
JICA 専門家
ローカルコンサルタ ントとスタッフ
助言・承認
プロジェクト実施組織
合同調整委員会 (JCC)
・省科学・技術局
・農業農村開発省森林総局
日本側委員
・チーフアドバイザー
・チーフアドバイザーの指名する専門家
・JICAベトナム事務所所長
・JICAから派遣された職員(必要に応じ)
また、JICAベトナム事務所はJCCのメンバーとしての役割に加えて、支援国側の意思決 定機関として、必要に応じて、ベトナム側の意志決定機関と協議を通じ、プロジェクト実 施全般の重要事項に関わる意思決定を行う。
(2) ディエンビエン省内の実施組織
ベトナム側の実施組織は、ディエンビエン省に組織される省PMUがプロジェクト活動の 実施と管理を担う。省PMUはDARDを中心に、以下のメンバーで構成される予定である。
・プロジェクトダイレクター(DARD部長)
・プロジェクト副ダイレクター(DARD副部長)
・プロジェクトコーディネーター(林業支局局長)
・その他のメンバー(未定)
また、パイロットエリアのアクションプラン作成のために、地域住民を含む関係者(県、
コミューン、管理ボード、その他)が活動に参加する予定である。
(3) 中央政府の実施組織
MARDのVNFORESTが、中央政府内部の担当部署として、2国間協力の窓口としての業
務を行うと共に、ディエンビエン省に対する支援(REDD+の国際交渉に関わる最新情報の提 供など)を行う。また、プロジェクト実施の知見をベトナム関係者と共有するための定期的 な会合や、セミナー、ワークショップの開催については、主管部署として実施の責任を負 う。
(4) 日本側の実施組織
日本側は、専門家とローカルコンサルタントが、プロジェクトの活動実施全般について、
省PMUに対する技術支援を行う。