・AGC
3.3 プリセット機能設定
プリセット機能とは、予め登録したデータ(プリセットデータ)とデータが一致したシンボルのみを読み取り、デ ータが一致しないシンボルは読み取らない機能です(メニューバーコードは読み取れます)。
シンボル体系が異なっていても、シンボルデータが同じであれば読み取りします。
本機能には 2 種類のモードがあり、プリセットデータの登録方法とデータの照合方法が異なります。
プリセットモードを解除する時はプリセットモード0のメニューバーコードを読み取ってください。
・プリセットモード 0
プリセットモードを解除します
プリセットモード 0 (プリセット機能を使用しない)
・プリセットモード 1
本モードでは、電源投入後の最初に読み取ったシンボルデータをプリセットデータとして登録します。
データの照合は、完全一致のみです。
プリセットデータは不揮発メモリに保存しませんので、電源を投入する度に登録する必要があります。
モード1を設定するには プリセットモード1 、 設定を保存する の順にメニューバーコードを読み取った後、
リーダの電源を入れ直してください。
プリセットモード 1
・プリセットモード 2
本モードでは、プリセットデータをメニューバーコードまたはコマンドで登録します。
データの照合は、完全一致のほか、データの部分一致もできます。
またプリセットデータは、不揮発メモリに保存することができます。
モード2を設定するにはプリセットモード2のメニューバーコードを読み取ってモードを設定した後、以 下のa)、またはb)の操作でプリセットデータを登録します。
プリセットモード 2
a)プリセットデータ登録
プリセットデータの設定のメニューバーコード読み取らせた後、次に読み取ったシンボルデータをプリセットデ ータとして登録します。
データの照合は、完全一致のみです。
プリセットデータの設定
b)桁数の設定
桁数に関する部分一致照合を行うときは、ホストコンピュータから桁数指定のコマンドを送信します。
コマンド SET=PRENa[CR]
SET=PRENa[CR]
SET=PRENa[CR]
SET=PRENa[CR] a = 0 桁数を照合しない a = 1~ 100
メニューバーコードで、プリセットデータの桁数を照合しない を読み取ると、桁数照合をしません。
プリセットデータの桁数を照合しない
c)照合するキャラクタの設定
桁位置指定の部分一致照合を行うときは、ホストコンピュータからコマンド送信で設定します。
プリセットデータの中に、ワイルドカードキャラクタ"?"を入れることにより、その桁位置のキャラクタを照合対 象から外します。シンボルデータ中のその桁位置のキャラクタが、いかなる値であっても一致と見なすのと同 じ効果があります。なお、シンボルデータの"?"キャラクタは照合対象にできません。
コマンド
SET=PREDabcdef SET=PREDabcdef SET=PREDabcdef
SET=PREDabcdef………… [CR][CR][CR]: abcdef…: プリセットデータ [CR]
SET=PRED?[CR]
SET=PRED?[CR]
SET=PRED?[CR]
SET=PRED?[CR]: 全てのキャラクタを照合しない
注)制御コード( 00[hex] ~ 1F[hex], 7F[hex] )が含まれる場合はメニューバーコードの読み取りにより設定し てください。
バーコードメニューで、プリセットデータのキャラクタを照合しない を読み取ることにより、全てのキャラクタを 照合しないよう( SET=PRED? SET=PRED? SET=PRED? SET=PRED? )に設定できます。
プリセットデータのキャラクタを照合しない 設定を保存する
(フラッシュROMに書き込む)
d)プリセットデータ設定例
例1)"12345"という読み取りデータのみ照合一致とする
照合例: 12345 一致
1234 不一致
012345 不一致
●バーコードメニューで設定
①プリセットモード2のメニューバーコードを読み取る
②プリセットデータの設定のメニューバーコード読み取る
③"12345"というデータのシンボルを読み取る
④設定を保存するのメニューバーコードを読み取る
●コマンドで設定(ホストコンピュータから送信する)
①PREM=2[CR]
②SET=PRED12345[CR]
③WSETS[CR]
例2)先頭 4 桁が ABCD で始まるデータのみ照合一致とする(桁指定無し)
照合例: ABCD3333 一致
ABCD7777777 一致 DDABC3333 DD 不一致
ABC77777777777 不一致
●バーコードメニューで設定
①プリセットモード2のメニューバーコードを読み取る
②"ABCD"というデータのシンボルを読み取る
③プリセットデータの桁数を照合しないのメニューバーコードを読み取る
④設定を保存するのメニューバーコードを読み取る
●コマンドで設定(ホストコンピュータから送信する)
①PREM=2[CR]
②SET=PREDABCD[CR]
③SET=PREN0[CR]
④WSETS[CR]
例3)データ長が 10 桁で、3~6 桁のデータが "ALFA"であるシンボルを読み取る(部分一致照合)
・プリセットステータスの送信
現在のプリセット設定状態(ステータス)を出力します。
バーコードメニューではプリセットステータス送信のメニューバーコードを読み取ると出力します。
プリセットのステータス送信
コマンド ?pre [CR]?pre [CR] ?pre [CR]?pre [CR]
(出力例)
PREM=0 (0:non 1:power on 2:saved) PRESET LENGTH:41
DATA(HEX):
31 32 33 3F 3F 3F 3F 3F 3F 3F 3F 41 42 43 43 44 45 03 04 05 3F 3F 3F 3F 3F 3F 3F 3F 93 8C 8C A4 3F 3F 3F 3F 3F 3F 39 31 30
DATA(ASCII):
123????????ABCCDE***????????東研??????910
(出力フォーマット)
PREM=a (0:non 1:power on 2:saved)[CR]
PRESET LENGTH:b[CR]
DATA(HEX):[CR]
XX XX XX XX XX XX XX XX XX XX[CR]
XX XX XX XX XX XX XX XX XX XX[CR]
XX XX XX XX [CR]
DATA(ASCII):[CR]
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
a :プリセットモード
b :プリセットデータ桁数
XX XX … :プリセットデータキャラクタ( 16 進数表示 )
xxxxxx… :プリセットデータキャラクタ( ASCII/JIS キャラクタコード )
プリセットデータキャラクタに制御コードが含まれている場合は制御コードを * に変換して出力します。